【我が家deごはん】超簡単でアレンジ自在!フィリピン友人直伝の家庭料理「アドボ(Adobo)」を作ってみよう

我が家deごはん
©haneusagi.com
スポンサーリンク

こんにちは!はねうさぎです(@haneusagi_com)です。

ママがフィリピン、パパが日本人の友人の家に泊めてもらった時に、その友人が作ってくれたフィリピンの鶏肉のお料理が凄くおいしかったので、「ドイツでも作れないかな?」と思ってレシピを聞いて作ってみました!

もちろん、ブログへの掲載もOK頂いてます^^

今回ご紹介するのは、フィリピンの家庭料理「アドボ」。

作り方はとっても簡単、かつ自己流に自由自在にアレンジ可能なので、あなただけの家庭の味に変身!させることができます。

作り方は簡単すぎるので?!まず、アドボについて少しご説明します(笑)

スポンサーリンク

「アドボ(Adobo)」って何?:「マリネ」を意味するスペイン、フィリピンの家庭料理

©haneusagi.com

まず、アドボについて調べると、語源はスペインにさかのぼるそうです。

アドボ(スペイン語、タガログ語:Adobo)とは、マリネを意味する単語。また、フィリピンの肉や野菜の煮込み料理の名称でもある。酢が使われることが多く、常温での保存性を高めた料理法であるといえる。語源はスペイン語で「マリネする」または「漬ける」を意味する。by Wikipedia

スペインのアドボは、香辛料やお酢を混ぜ合わせたマリネ液に漬けた食材を、煮たり焼いたりフライにした料理のことを言い、主にタパスや主菜として提供されるそう。

一方で、フィリピンのアドボは、酢を使ったマリネ液に肉や野菜を漬け込んだ後に煮込んだ料理のことをいい、ご飯と一緒に食べることが一般的なフィリピンを代表する国民食なのだそう。

フィリピンは、スペイン領だった歴史があり、言葉や宗教、文化的なことなどスペインの影響を受けているので納得ですし、ほとんどの家庭でマリネ液にはお醤油を使うところが日本人の口とお米にも合うポイントだと思います❣

「国民食」と聞いて想像がつくとは思いますが、フィリピンのアドボは家庭によって材料や味、作り方が違います。

多くは、骨付きの鶏肉、または豚肉を使う事が殆どで、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、タケノコなどの野菜や、茹で卵を入れるレシピもあるのだとか。

友人から教えてもらったレシピは、玉ねぎ入り、かつスパイシーなアドボです。

日本の「鶏肉のサッパリ煮」を想像していただければ、何となく近いものがあるような気持ちになりますが、友達曰く、カレーやハヤシライスのようにご飯と一緒に提供される「ご飯がススムおかず」なんだそうです。

ドイツ人も大満足!フィリピンの家庭料理「アドボ」の準備をしよう

©haneusagi.com

先にも書いた通り、家庭によってレシピや作り方が違うとの事。

以下のレシピと作り方は友人のフィリピンのお母さん、かつ彼女のものです。

レシピと作り方を教えてもらって私が自分なりにアレンジしたところは、1)鶏むね肉使用、2)鷹の爪を半分量に減らす、3)材料の煮込み方、です。

また、友人からはニンニクは1個全部入れるように言われて、そのように作ったのですが、翌日自分が臭かった・・・w

なので、私のレシピでは、4~5カケとしていますが(実際多めが美味しい❣)、パンチが効いたのがお好きな方はぜひニンニク1個を全部使ってくださいね!

アドボの材料2人~3人分
  • 豚肉か鶏肉(友人のオススメは、鶏もも肉か手羽元)500~700gほど
  • ニンニク 4~5カケ ※友人お勧めは1玉分すべてのニンニク使用・・・翌朝のニオイ注意報!
  • 玉ねぎ 中1玉
  • 生姜 適量 ※チューブ生姜で代用OK
  • 醤油 50ml
  • 酢 100ml
  • 水 1カップ
  • パプリカパウダー 小さじ1
  • ローレル 5枚
  • 黒胡椒 適量(多めがオススメ!)
  • 鷹の爪(お好みで) ※私は3本分ほどの乾燥輪切りを使用。友人お勧めは5~6個使って結構辛め(汗)
  • 塩(お好みで)※醤油で十分だが、塩辛さが足りない場合最後に足してもok!
※砂糖を入れるとさらにパンチが出るそうです。私は酸っぱめが好き(あまり甘いおかずが好きではない)なので、砂糖はなしですが、照りを出したい場合や少し砂糖を使いたい場合にはどうぞ!
※我が家は常にミツカン酢を使っていますが、偶然切らしていたので、ドイツのスーパーで手に入る白ワインビネガーと白バルサミコ酢を半々で使用しましたw
※フィリピンのアドボは煮込み料理なので、作った当日よりも翌日の方が味がしみて美味しいのだそうです。なので、友人は1kgほどのお肉でまとめて作るそう。冷蔵庫で4~5日ほど保管可能。もともとフィリピンのアドボはお酢が効いていて、熱帯の国や昔は冷蔵庫が無かった地域でも食事が日持ちすることなどの理由で国民食となったと言われています。

友人のレシピは、ローレルやパプリカパウダーを使った、少し西洋風な要素もあり、「醤油とお酢とパプリカ?!」と思いましたが、めちゃくちゃいい感じで西と東が混ざり合い、パンチもあるので、ドイツ人のはねうさ夫も「おいしい!」と大満足でした。男性は好きかも!

パプリカパウダーは、以前ご紹介したグヤーシュで多用するため我が家は常備品で、ドイツ人の口にも合うのかもしれません。

アドボは、もちろんビールやワインなどの晩酌にも合いますヨ♪

>>あわせて読む

アレンジ自由自在!フィリピンの家庭料理「アドボ」の作り方

@haneusagi.com

本来、材料とマリネ液で1時間ほど漬け込んでから煮る作り方もあるようですが、ここでは材料を入れて煮込むだけの超簡単レシピとなっています。

煮込んだ後の汁の残り具合も、沢山残すのがお好みの家庭とドライアドボと言ってほぼ汁なしで作る家庭とあるようです。

汁を煮詰めていくと自然なとろみがついて美味しくなりますので、私の作り方ではソースのようになるくらいまで煮詰める方法をご紹介します。

フィリピンの家庭料理「アドボ」の作り方
  1. 肉を大きめに切る(手羽元の場合はカット不要)
  2. 玉ねぎは、薄切り、または角切り(粗みじんでもOK)にする
  3. ニンニクは潰す(みじん切りでもOK)※包丁をニンニクの上に平らに乗せて上からたたくと簡単に潰せます

    ©haneusagi.com

  4. 火をつける前に、鍋に材料と具を全部入れて中火位で煮込み、時々混ぜて水分を蒸発させる

    ©haneusagi.com

  5. 煮詰まってきてソースが少し残る程度になったら火を止める(※私は胸肉を使って少し油気が無いと思ったので最後にアマニオイルを加えて混ぜました)

    ©haneusagi.com へらで混ぜると鍋の底が見える程度まで煮詰める

  6. ご飯と一緒に盛り付けて出来上がり!

    ©haneusagi.com

※友人からは、「鍋には蓋なしで!」と言われましたが、私は「Staub鍋」を使って初めに蓋をし、蓋と本体の隙間から湯気が出てくるまで煮てから蓋を外し、蓋無しで30分ほど煮詰めて水分を飛ばしました。水分が一定量飛んだら弱火にして蓋をして残った水分で軟らかく煮るイメージにしました(柔らかいお肉が好きなので)。ソースは残したかったので、火を止めるタイミングがポイントとなります。

私は、「ナスのバター焼き」と即席ライスを付け合わせにしました。

ご飯は、パラっとしたタイ米やインドのバスマティ米でもいいですが、今回はドイツのスーパーで簡単に手に入る「Uncle Ben’s」シリーズの「Risi Bisi」で超簡単に。

このシリーズ、かなりのバリエーションがあり、レンジで2分チンするだけで簡単に2人分のライスが完成!(以下写真)

参照:Ben’s Original Express-Reis Risi Bisi

アドボは、材料を切って、火をつける前のお鍋に全部ぶち込み、そのまま煮て(ほぼ)放置で美味しいお料理ができるんだから、めちゃくちゃお勧めです。

辛いものが苦手な方は、鷹の爪はナシ、または香りつけ程度に入れるくらいでいいと思いますし、酸っぱい味がお好きな方はお酢を多めに入れてもいいと思います。

お醤油の代わりに「ポン酢」を使う方もいると聞きましたし、お肉をココナッツオイルで炒めてから煮込む家庭、パイナップルを入れてフルーティにするレシピもあるそうです。

その場合は香ばしさやコクも出そうですし、茹で卵を入れてボリュームアップしても良いですね!

おそらく重要なポイントは以下3点かなと感じました。

1)お酢を多めに使うこと(お酢はお肉を柔らかくし、加熱すると成分が飛んでまろやかになります)

2)ニンニク、黒コショウは「ちょっと多いかな?」くらい使用すること

3)煮込んで水分をある程度飛ばし、ご飯に絡むソースの様にすること

アレンジが自由自在な、フィリピンの国民食「アドボ」。

材料も揃えやすく、料理も簡単なので、おそらくどの国に住んでいても簡単に手に入るモノばかりなので、ぜひ自分のお好みのアレンジで、作ってみてくださいね❣

ちなみに、Uncle Benのご飯シリーズは、以下の記事のようにドイツに移住してからずっとお世話になっています(笑)

>>あわせて読む

コメント

タイトルとURLをコピーしました