ドイツで和食のおもてなしディナー!ドイツ人の反応はいかに?!

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こんにちは!はねうさぎです。

私もそうなのですが、義理の両親はワインが大好き。

彼らは、以前はフランスまでわざわざワインを買いに行くほどのフランスワイン好きですが、もちろん地元はドイツ国内でも有数のワインの産地ですから地元のワインも飲みます。

彼らの友人で地元ワイナリーのオーナーがおり、ほぼ毎週金曜日にそのワイナリーの試飲コーナーでワイン会のような友人の集まりに、私も数回連れて行ってもらいました。

その時に和食の話になり、皆さん日本食に興味があるということで「ジャパンナイト」を開催しよう!ということになりました。

「何か和食の簡単なおつまみのようなものを作って持っていけばいいのかしら?」と簡単に考えていたのですが、どうやら話が「家に友人たちを招いて、本格的な食事会をする」ということになっている様子。

ヤバイ・・・・!

いよいよ「ジャパンナイト」開催!ドイツ人に作りたい和食


ドイツでは(ドイツでも?)現在、寿司ブームのようで、今年に入ってからオープンしたアジアンレストランには大抵寿司メニューがあります。

やはり「ジャパンナイト」と言われて期待するのは「お寿司」ではないでしょうか?

私が「ジャパンナイト」に招待されてお寿司が無かったらちょっとがっかりするかなあと思い、お寿司(海苔巻き)は必須だなーと考えていました。

何といっても相手はドイツ人たち。メニューの組み立てに大変悩みました!

聞いたところによると合計で12人の食事会とのこと・・・うううぅ・・・結構人数いるなあ。

ドイツの場合のおもてなし料理と言うと、
1. スープ
2. 前菜
3. メインディッシュ
4. デザート

の4つは最低限必要で、その時の食事会に合わせて暖かい前菜、冷たい前菜、メインの付け合わせなどなど追加されることも良くあります。(ドイツ流おもてなしに関しては「ドイツ流おもてなしの食事は日本とは全く違っていた」をどうぞ)

今回私が考えたコース内容は、
1.お味噌汁
2.マグロのカルパッチョサラダ
3.巻き寿司といなりずし
4.チキン照り焼き
そして、デザートを義理母に作ってもらおうと思っていました。

結局は、12人分の準備が大変という事と、私の自宅で開催するわけではないので、いろいろ材料を運んだりする苦労も考え、義理母がメインディッシュとデザートを担当してくれることになりました。

その名も「ジャパン~ジャーマン・ナイト!」です!(笑)

先月私の両親がドイツに来た時にお土産に持ってきてくれた日本酒の利き酒セット(日本酒4種類の小瓶のセット)もふるまって、皆さんに日本を感じてもらおうじゃないか~!という企画です。

さて、みなさんのお口に合うでしょうか・・・・。

限られた材料で最大限のおもてなしがどこまでできるのか


メニューに関しては2日前まで悩みました。

ドイツに長く住んでいる日本人の友人に相談したところ、「ドイツ人はまず酢飯がダメな人が多いからお寿司は危険かも」「海苔がダメな人もいる」「そもそも生魚を食べる習慣がないからお寿司はウケが悪い」「若者ならともかく、義理両親世代ならなおさら生魚を使う料理は気を付けたほうが良い」などなどいろいろアドバイスもらいました。

ただ、義理両親のお友達は海外旅行も良く行くような方々で、各国の料理には慣れていそうだし、普段から一般的なドイツ人よりも舌が肥えてそうな印象だったので、若干心配はありましたが、自分の初めのプランを遂行することにしました。

友人のアドバイスから、始めは純和風なマグロのズケサラダにしようと思っていたのですが、マグロのカルパッチョサラダに変更しました。具材とドレッシングを洋風にアレンジすることで食べやすくしてみました。

また、巻き寿司も具材にはドイツ人の大好きなサーモンのみを使用。以前家ではねうさ夫の友人を招いた時は、イカやエビ、トビコなどの変化球も試してみたのですが、今回は一本勝負。

本音かはわかりませんが、結果的に大好評でした!!(良かった~~)

「こんなレストランがあったら毎週来たい」と言ってくれた人もいて、感謝です。

【お味噌汁】
お味噌汁はシンプルに「お豆腐+わかめ+絹さや(下茹でしてカットして飾りに)+ネギ」で。日本からお味噌汁用に汁椀を持ってきていたので、自前汁椀+友人から足りない分を借りて人数分準備しました。

お箸は、おそらく誰も使わないと思いましたが、挑戦したい人もいるかなあと思い、人数分を準備しました。日本から5セット持ってきていたので、残りの5セットはアジアンショップにて、3ユーロで購入。意外と安い!

日本ではお箸を使って直接口を付けて飲むのだと説明しましたが、もちろんドイツ人はスプーンでお味噌汁飲んでました。

【マグロのカルパッチョサラダ】
内容は以下を準備しました。

〇マグロのサク(キッチンペーパーで良く水気を取り、薄くスライス)
〇生玉ねぎのスライス(前日から冷蔵庫に入れておくと辛さが抜けます。念のため、前日から冷蔵庫に入れておいた玉ねぎを塩もみして水でさらして辛味を抜いておきました)
〇アボカドのスライス
〇ラディッシュのスライス
〇ルッコラ(食べやすい大きさにカット。またはカットされているもの)
〇ガーリックチップ(売っているかわからなかったので自作。ニンニクをスライスして低温できつね色になるまで揚げるだけ)
〇ネギとチャイブのミックス小口切り(飾り用に)

【ドレッシング】
〇醤油
〇バルサミコ
〇塩コショウ
〇レモン汁
〇オリーブオイル


醤油とバルサミコは同量にしましたが、個人的にはもう少しお醤油が多くても良かったかなあと感じました。お好みで配合を調整すると良いと思います!

また、生のマグロは私日本人でも若干クセのあるニオイが気になるのと、サラダにパンチを効かせたかったので、ガーリックチップを使ってみました。

このガーリックチップが皆に大好評で、義理母からはどこで買ったのか聞かれました。自作できることを伝えると、「気に入ったので今度自分でも作ってみたい」とのこと。

ドイツ人、サラダにガーリックチップが、お好きな様子です!


お寿司は、私のスキルの無さから、海苔巻き自体がちょっと大きくなってしまったので一口で食べられる大きさで無くなってしまっていました・・・。そうなるとドイツ人たちはフォークとナイフで海苔巻きをカットして醤油をつけて食べようとするので、最終的には海苔巻きはお皿の上でバラバラボロボロに・・・。すでに寿司じゃなくなってますが、しょうゆとガリと混ぜて食べてましたね・・・・汗

ま、初の日本食にチャレンジの方がほとんどだったので、まずは良い印象を与えることが大切ですから良しとしましょう!

メインディッシュは義理母特製の鴨肉のステーキ、オレンジソース。付け合わせに、えんどう豆の生ハム巻きとジャガイモのニョッキのようなもの(ニョッキじゃないと言われましたが名前がわからない・・・ジャガイモ団子みたいなやつでした)

デザートはアップルパイにキャラメルアイス添え。

もちろん飲んで食べて最後はおなか一杯でした~~~。どんだけ飲んで食べるんだ~ドイツ人。

結果的に和食オンリーじゃなくて良かった


始めは「和食でおもてなし」と聞いて、日本と同じクオリティの食材が手に入りにくい状況で、何をどう準備するべきか悩み、不安と緊張でいっぱいでした。

それと同時に、ここは日本食の第一印象に関わる勝負!と、まるで自分が日本代表かのように気合入ってましたが、全部を和食にしなくて良かったなあと思いました。

なぜかというと、一つは、やはり和食には興味あるけど、最初から最後まで日本食のパーティーだと、和食初心者には結構きついんじゃないかなあと思ったことと、もう一つは、日本酒のほかに皆ワインを飲んでいたので、ワインと合う日本食を家庭料理で(それもドイツで)どこまで作れるかは疑問があったこと。日本の家庭料理は、やはり白いご飯との組み合わせで考えられているお料理が多いですからね。

照り焼きソースや焼きそばソースの味が好きなドイツ人は多いらしいですが、ワインと合わないと思うんですよね・・・なので、バランスを考えて、今回焼き物はやめました。

メインディッシュ以降は、ゲストにとって食べなれているものばかりだったので安心して食事できますしワインもすすんでるように思いました。

ただ、ドイツでは(特に南ドイツの小さな町では)マグロはとても貴重なお魚で、一般家庭で生で食べる機会はほとんどありません。マグロはドイツ語でテューンフィッシュ(Thunfisch)と言って、高級魚である認識は広がっているので、多くのドイツ人が生のマグロを食べてみたいという興味はあるようです。

なので、ドイツで(またはほかの国でも?)日本食のおもてなしをするチャンスがあれば、マグロのカルパッチョはお勧めです!

彼らは、カルパッチョというネーミングにも慣れているので、お料理のイメージもつきやすいようです。