ドイツで健康に暮らす!ドイツの婦人科で初めてガン検査を受診

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こんにちは!はねうさぎです。

女性にとって海外移住の時に心配なのが、婦人科や産婦人科などの女性特有の診療機関を安心して受診できるかどうか?と言うところでしょう。

出産を視野に入れている方は、余計に気になると思います。

私は、ドイツに引っ越してくるまでは会社勤めだったので、年に一度の健康診断を受けていたのですが、ドイツに来てから早2年半が経過し、主婦の私はがん検査はもちろんの事、定期的な健康診断というものは受診していません。

さすがに心配ではあったのですが、毎日の生活が怒涛のように過ぎていき、なかなか重い腰が上がらなかったのですが、ここ数か月毎月のモノがなんだか不調。

今まで割ときっちり来ていた「ゲスト」が、ある月は来ず、その後1か月に2回も来るようになってしまっていました。

ついに更年期突入か?!!(いや、認めたくない~~!)

今回先日来たばかりの「ゲスト」がまたすぐに着てしまったので「もしやガンかも・・・」と思い、がん検査も含め、婦人科を受診することにしました。

ドイツ語で、Obstetrikが産科、GynäkologieまたはFrauenheilkundeが婦人科です。

英語とほぼ一緒ですね。「ギネ」と略されることもあるらしいです。


ドイツで体調を崩したら?ドイツの医療制度のしくみと民間療法


ドイツの健康保険制度について


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ドイツでは公的健康保険(gesetzliche Krankenversicherung)とプライベート保険(Private Krankenversicherung)の2種類があり、ドイツで暮らす人は、どちらかに加入する義務があります。

また、加入している公的保険かプライベート保険かによって、待遇や適用範囲が異なります。

公的健康保険は、ドイツ人(およびドイツに住む外国人すべて)の約9割が加入していると言われており、日本の国民健康保険のようなものを想像していただけると分かりやすいかもしれません。

保険適用範囲の医療行為を受けた場合は基本的にすべて無料で、公的保険適用外の特別な検査や薬代は自費で支払う必要があります。

とは言え、大抵の疾患は、無料で受信することができます。

プライベート保険は、ある一定以上の収入がある人が加入していることが多く、この場合保険会社と保険加入者間の契約になるため、プライベート保険と一言で言ってもカバーされる医療行為の範囲や金額などには差があります。

また、クリニックによっては「プライベート保険加入者専用」としていて、公的保険加入者は受診できないドクターもいたりします。

医療機関によっても、プライベート保険加入者は、予約を優先的に早く取ることができたり、長い時間待たなくていい等ディスにーランドの「ファストパス」のような待遇を受けられたりと優遇対応してもらえると聞いたこともあります。その代り保険料は高いですし、一度加入すると公的保険に戻る事が難しいと言われており、プライベート保険に加入する場合には、皆慎重になります。

日本の場合は、国民健康保険と企業などの被雇用者が加入する社会保険の2種類がありますが、治療に関してはどの保険に加入していても同じ内容の医療行為を受けることができますので、この辺はドイツと日本の違いでしょうか。

ですので、日本では、加入している保険の種類によって医療行為や支払金額が変化することはなく、とてもいい環境であると言えると思います。

もちろん、日本にも保険会社と契約を結ぶプライベート保険がありますから、がんの時の入院や特殊な保険適用外の医療行為に対して保険会社から支払われる金額は、契約内容やプランによって変わるのは理解できるでしょう。

ちなみに、私はドイツの公的保険に加入しています。

ドイツには「家庭医(Hausarzt)」制度がある


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ドイツと日本の医療システムの大きな違いと言えば、ドイツにはハウスアーツト(Hausarzt)と呼ばれる家庭医のシステムがあります。

何か体に異常を感じたら、まず家庭医に見てもらい、そこから専門医を紹介してもらう・・・というシステムで、こちらは賛否両論あるのですが、個人的にはあまり好きなシステムではありません。

なぜかというと、私のようにすでに中年まで生きている人間の場合は、自分の体の事や良くかかる疾病などは大抵把握しており、日本のように直接専門医に予約を入れて(または予約なしで)直接診てもらいたいからです。

お子さんをお持ちの方には、家庭医がいると安心なのかもしれません。

私は、現在でも自分の家庭医は決めていないのですが、ドイツに引っ越してきたばかりの方は、自分の家庭医を見つけておくと、風邪などの一般的な診察を受けたいときにスムーズに事が運ぶと思います。

いよいよドイツの婦人科を予約して受診


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前置きが長くなってしまいましたが、毎月来る「ゲスト」に何か異変を感じた私は、はねうさ夫に「子宮がん検査を受けたい」と相談しました。

日本へ一時帰国のスケジュールなどもすでに決まっているので、来年初めでもいいか・・・と思ったのですが、「ほら、うちの近くに婦人科があるじゃん?あのクリニックに電話して予約とれるか聞いてみよう」と、早速すぐに電話して予約を取ってもらいました。

こちらは「Praxis(プラクシス)」と言って、開業医さんですので、電話した翌日に予約を取ることができました。

インターネット上でもとても評判が良かったし、場所もわかりやすく(いつもの散歩コースで通るため)建物も小奇麗だったので、そこに決めました。

実は、ドイツで婦人科を受診するのは2回目です。

一度目は、ドイツ語コースに通っていた時にイラン人の女の子が40歳で妊娠したため、私にも不妊治療をするべきだ!と、有名なヴュルツブルク大学の大学病院(Universitätsklinikum)のドクターを強く推薦してくれ、まずはカウンセリングに行ってみようということで、大学病院の婦人科(正確には「子宝希望科」という専門機関)を受診しました。

ドイツでは、女性が40歳までは、公的保険で不妊治療を受けることもできます。

これは日本と違って、素晴らしいシステム!もし、40歳未満の女性でドイツで妊活をしたい方は、今すぐにドクターに予約を入れることをお勧めします!

私は、その時すでに40歳過ぎていたので、治療を希望する場合には、ほぼすべて自己負担となる旨を伝えられ、はねうさ夫と話し合った結果、まずそのお金が無いし、2人が将来楽しく暮らせるためにお金を使った方が良い、という結論に至り、大学病院ではカウンセリングだけで終わりました。

今回は、開業医さんと言うことで、どんな検査室?ハイテクな機械があるのかしら?それとも検査は大学病院へ行けと言われるかしら?などなど、不安と興味津々な気持ちが入り混じりながら、予約の時間にクリニックへ向かいました。

今回は、はねうさ夫はついてこず、全て自分で・・・。

ああ。。。こういう時に自分のドイツ語のダメダメさ加減を深く実感してしまう私。

「予約してるはねうさぎと申します」と言って受付のお姉さんと話し、保険証を渡した後、「(EUの)データ保護条項に同意する内容の書類に名前と生年月日署名と今日の日付をお願いします」と言われたので、記入したところまではまだマシなのですが、日本と同様、その医療機関を初めて受診する場合には、問診票を記入する必要があります。

いや~~~、ドイツ語!!マジで困る。

とは言え、婦人科の問診票に記入するのは2回目(大学病院で一度記入している)なので、な~~んとなく質問されている内容はわかるのと、ここで役に立つのは英語の知識?!と言っても過言ではないかしら・・・医療系の単語・用語はラテン語発祥のモノが多くて、何となく英語と似ていることも多いので、わからない単語はスマホの辞書で調べつつ、何とか記入しました。

そもそも問診票の質問にない「毎月のゲストが来る日程がおかしい」とか「がん検査を希望します」とかは、「その他ご希望・ドクターに伝えたい事」の記入欄に書くしかなく、このドイツ語でいいのか?!と思いながら記入し、受付のお姉さんに渡しました。

風邪、快眠、ストレス等、ドイツに浸透するハーブティーの民間療法


ドイツの開業医の場合は色々あると予測できる


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名前を呼ばれ、ドクターのいるお部屋へ移動。

ドイツの場合はまず挨拶から。(ここ重要!)

以前風邪気味で別のドクターに見てもらったときは、握手から自己紹介からあり、めっちゃ広い部屋で何も診てもらえず、お願いして薬の処方箋だけ出してもらった時がありましたが、こちらのドクターは、握手とかは無しで、気さくな感じ。

しかし、ドクターのデスクのすぐ横に診療台が!!(あの足開いて乗るやつね)

日本やアメリカだとドクターの顔が見えないように診療台とドクターの間にはカーテンがあったり、着替えてから診療台にあがるまでは、着替える場所と診療台の導線がきちんと設計されていて、無駄がないことが多いのに・・・・ちょっと頭の中が「・・・・・」だったけど、まあ、覚悟を決めるしかないですね。

案の定、まずは現状を伝え、ドイツに来てから婦人科系の定期検査は一度もしていないので検査をお願いしたいと話したところ(ここはもう、英語でお願いします!と言って、ドイツ語はパスさせていただきました)、「ではまずそちらのカーテンの後ろで着替えてください。初めは乳がん検診をします」と言われました。

そのカーテンというのが、お部屋の隅っこに、なぜか赤い絨毯に赤いカーテンで、なんだかサーカスのショーかよ?!っていう印象のお着換え場でした。

そして、このカーテンから診察台までが何もない・・・。

靴はどうすれば?!上着を脱ぐのは良いけどそのまま歩いてデスクまで移動するのか?!等「あの~~、どうすればいいんですか??」という質問ばかりになってしまいました。(笑)

結局、乳がん検査は触診だったので、トップレスのまま、サーカス風のカーテンからドクターのところまで移動・・・すっごく微妙~~~。

カーテンの後ろで着替える意味があるのかしら?!

その後は、カーテンまで戻って、次は超音波検査と組織を採取してがん検査を行うので、下の履いているモノと下着を脱ぎ、半裸で堂々と?歩いて診察台まで移動するという不思議な体験でした。

超音波検査では、モニターで一緒に見ながら「まず、妊娠はしていないですね。(なぜかここからはドイツ語で説明された)腫瘍と内膜症がありますね。腫瘍は4.2センチ、見るからには悪性ではなさそうだけど、がん検査の結果を待ちましょう。良性腫瘍の場合は3か月に一度の検査をお勧めしますから、1月の半ばにもう一度予約を取ってください」との事でした。

実は、私は20代のころ、すごくPMSがひどかったので、会社の人に勧められて産婦人科で検査したことがあります。その時に子宮筋腫があると言われました。

20代だったので、診断結果にすごく驚き、ショックを受けたのを覚えています。

良性腫瘍で、ステージ1(MAXステージ4)の小さなコブで痛みも無く、生活には支障がないと判断されたので、そのままだったのですが、なんと4センチ以上にも成長していたとは少し驚きました。

それにしても、乳がん検査から超音波検査の間まで、ドクターは、日本の医療制度やがん検診の頻度・価格などなど興味津々で、色々と質問されました(笑)(ドイツでは、アメリカやヨーロッパ他各国の医療情報は多いが、日本の事は何も知らないので興味があったらしい)

ドイツでは、乳がんを含め子宮頸がんや子宮がんなどの検査は、現時点では義務付けられていないらしく、女性は3年に一度検査をすることが推奨されているらしいです(この辺はドイツ語だったので、はっきりとは理解していませんが・・・)。

すでに、この制度が将来的に変更になることが決議されているらしく、今後は(年号を言っていましたが、忘れてしまった)、毎年がん検査できるようになるそうです。

何となくですが、ドイツ人の場合、むやみやたらにX線を使った検査をすることには抵抗があるのかなと感じます。最近は、血液検査でがんを早期発見できるような研究が進んでいると聞いたこともあります。

結局、超音波検査の後は、チワ話(年末年始はタイへ旅行に行くんだ~by ドクター)などなどで終わり、「次の予約を1月中旬に入れてね!」と言われて受付のお姉さんと予約を確認し、あっさり終了。

もちろん、お支払いは無し!(ここは合理的だと思うよ、ドイツ)

予測するに、開業医の場合は、設備やクリニックのレイアウト、雰囲気なんかには差がありそうです。

とは言え、やはり人気のクリニックなのか、私が問診票に記入している間にも次々と患者さんが来ていて、待合エリアにそれなりの人が待っていました。(妊婦さんなんかはカップルできてますしね)

検査結果は気になりますが、まあその時はその時なので、ポジティブに行きたいと思います。

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