ベルギー第3の都市ゲント(ヘント)の1日観光お勧めスポット5選

Europe
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こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。

ゲント(ヘント)は、ベルギーのフランドル地方に位置する、とっても魅力的な都市です。

実はゲントは、首都のブリュッセル、先日記事にも書いたアントワープに次ぐベルギー第三の都市で、ベルギーに来たら必ず訪れたい場所と言って良いでしょう。

ブリュッセルからも快速電車で30ほどで行くことができます。

とはいう筆者ですが、実はゲント(ヘント)へ行くかどうかは迷いました。

理由は、予定していた日数でアントワープの他にベルギーのもう1都市を観光してみたかったので、アントワープを旅行中に何人かのベルギー人に話しかけ、「あなたが思うアントワープの次に最も美しいベルギーの都市はどこ?」と質問したところ、「ゲント(Ghent)」または「ブルージュ(Brügge)」との回答を複数得ました。

「なぜそんなに好きなのか?」と言う理由も聞いて、私たちの中でゲントとブルージュは迷ったのですが、1)ゲントは比較的大きな町でレストランやギャラリーなどの素敵なお店が多いという意見、と、2)ゲントが車でのドイツまでの帰り道に都合が良く、時間を節約できる、という2つの理由からゲントへ行くことに決めました。

ブルージュも絶対美しい街だとは思いますが、ぜひ次回!

実は、ゲントは「ヨーロッパでもっとも過小評価されている都市(記事参照)」に何度か選ばれている都市ですので、聞いたことないからスルーするのではなく、ぜひ行ってみて欲しいです。

私達は1泊しかできなかったのですが、もう少し計画的に行動したらよかったのになあと思うところもあります。

ですので、今回はゲントへの日帰り旅行(日帰りの場合には遅くとも10時前には到着しておきましょう)、または1泊旅行を計画する際に知っておくべきことを最低限5つに絞ってお伝えします。

ゲントに1日滞在する予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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1. 聖ミカエル橋を歩いて街を見わたす

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ゲントで最高の景色を見たいなら、聖ミカエル橋に行ってみましょう。

この橋からは、聖ニコラス教会の塔、ゲント鐘楼、聖バーフ大聖堂の塔という、3つの中世の塔をすべて見ることができます。

橋の上からゆっくりと素敵な景色を眺めたり、写真を撮ったりしてみてくださいね^^

可愛い川沿いのテラスのあるレストランや橋のすぐ下を、観光客を乗せたボートが運河を行き交っているのを見ることができます。

聖ミカエル橋は、ゲントで最もロマンチックな場所のひとつですから、昼も夜も素晴らしい景色が広がっています。

橋の上のどこから景色を見てもテンション上がりっぱなしになること間違いなしです。

公式HP:Visit Ghent: St Michael’s Bridge

2. ゲントの街を水上から楽しむ!ボートツアーで運河めぐり

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ゲントの街並みをより素敵にしているもの―それは街の中心部を流れる運河であることは間違いありません。

ゲントに行ったらボートツアーは必須のアトラクションです!

この「Visit Ghent公式サイト」からいくつかのボートツアーの詳細をご覧いただけます。

特にあまり時間が無く、ゲントの隅から隅まで回れない、または教会やお城の中まで入ってゆっくり見る時間が無い、と言う方でも、ほぼすべてのゲントのメインスポットを水上から見ることができます。

もちろん、トップサイトの入場料を支払って中をじっくり見る楽しさもあると思いますが、運河の上から眺める中世の建物の数々は圧巻。

運河から見ると「中世の石建造物の集合体」を微妙なアングルからゆっくりとみることができるのでとってもオススメです。

ボートツアーは、色々な会社が色々な大きさの舟や時間帯で営業しているので、事前に予約もできますし、見てその場でチケットを買ってもOK!

私達は、橋を渡って写真を撮ったりしていた時にボートツアーのスタンドを見つけてその場で購入、その場のノリですぐに参加しちゃいましたw(以下写真の「Boat in Ghent」を利用)

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ボートには運転手兼ツアーガイドさんが同乗し、なんと仏・独・英の3か国語ですべての見所スポットや歴史を説明してくれました。

ベルギーではいわゆるチップカルチャーは無いと聞いていましたが、とても良かったので帰りにチップを渡しました。

それくらいボートツアーは超お勧めなので、ゲント観光の際にはぜひ活用しましょう。

公式HP:Visit Ghent: Boat Trips in Ghent

3. フランドル伯爵城(Gravensteen)

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この何とも言えないミステリアスで巨大な中世の城は1180年に建てられました。

最初の城は、シャルル2世の時代に建てられたと言われており、フランドル家が統治を始めた870年頃にボールドウィン1世によって「鉄の腕」と呼ばれていたと言います。

フランドル伯爵城は、長い年月の間に、刑務所、裁判所、そして綿工場として何度もその役割を変え、再利用されてきました。

現在は拷問の器具や戦争で使用された鎧兜などを展示する博物館となっており、街の重要な観光スポットのひとつとなっています。

なぜか、はねうさ夫が「平和な現在に拷問の歴史をみたいとは思わない」という意見から(おいおいっ)、私たちはボートツアーで外から眺めました。

運河の際に要塞が建てられているので、水上からこのフランドル伯爵城を見ることができるものボートツアーのいい所です。

公式HP:Visit Ghent: Castle of the Counts

4. 世界遺産のゲント鐘楼と織物会館

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ゲントで見るべきものの一つに、ユネスコ世界遺産にも登録されている『ゲント鐘楼(The Belfry of Ghent)』があります。

ゲント鐘楼は、この街の繁栄と独立を象徴しており、鐘楼に取り付けられた織物会館は1907年完成しました

織物会館のエレガントなゴシック様式は、ゲントの繁栄と関係する産業分野を見ることができます。

毎週日曜日の午前11時から午後12時まで、鐘が鳴り響く音をを聞くことができ、ヨーロッパならではの雰囲気が漂います。

毎月第1金曜日の夜、午後8時から午後9時まで、また夏は毎週土曜の夜にカリヨンの音楽が演奏されます。

鐘楼のタワーに登ると、ゲントの旧市街地を上から見下ろす最高の景色を楽しむことができますよ!

公式HP:https://www.belfortgent.be/en/home

  • 毎日10:00~18:00オープン
  • 1月1日、12月25日は閉館
  • 一般:8ユーロ
  • 学生(19~25歳):2.70ユーロ
    最終チケット販売時間:17:00

※ガイドツアー(80ユーロ/2時間)については、HPのお問い合わせフォームからご連絡ください

5. 聖バーフ大聖堂と「神秘の子羊の崇拝」

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この教会は、ゲント市で最も古いローマカトリック教会で、ゲントへ行ったらなら必見です。

教会の外観をじっくりと眺めてから中に入ってみれば、建築の素晴らしさに感動するはずです。

バロック様式の主祭壇、黒と赤の大理石、ゴシック様式のシャンデリアなどは、内部で見られる作品の一部ですが、このバーフ大聖堂の中で最も有名な作品は「神秘の子羊の崇拝(The Adoration of the Mystic Lamb)」という祭壇画。

この祭壇画は12枚の絵を組み合わせたもので、ヴァン・エイクの代表作であり、北方ルネッサンス初期の最も重要な作品、絵画史上画期的な祭壇画の一つとされています。

そして、日本語のオーディオガイドもあるとこちらのサイトを読んでみて「見てみたい!!」と・・・

しか~し!!!!!!

この通称「神秘の子羊」は、教会の中にあるのかと思いきや、教会内部に別の入り口が設けられており、完全予約制で、事前予約していない場合には入場禁止と言われて泣く泣く断念しました。

聖バーフ大聖堂そのもの自体も素晴らしいのですが、やはりこの「神秘の子羊」を見るためにはきちんと予約してその時間に大聖堂を訪れましょう!

公式HP:https://www.sintbaafskathedraal.be/en/

  • 拡張現実ツアー+ゲント祭壇画見学:16ユーロ(スタンダード)
    ※40分または60分から選択
  • ゲント祭壇画見学ツアーのみ(25分):12.50ユーロ

ゲントへの行き方

ゲントにはオシャレなレストランやバーもたくさん。写真は地ビール飲み比べセット。 @haneusagi.com

ゲントに1日しか滞在しないのであれば、時間を最大限に活用するために、最速の交通手段を利用することが重要です。

私達はコロナと言うこともアリ、自家用車での移動でしたが、ブリュッセルから移動する方も多い事でしょう。

ブリュッセルからゲントへの移動は、鉄道を利用するか、ガイドツアーを予約するかの選択肢があります。

もちろん、レンタカーを借りて私たちのように車移動もアリですが、旧市街地などは駐車に制限がある場所が多いです。

1. ゲント行きの電車を利用する場合

電車を利用する場合、ブリュッセルとゲントを結ぶ快速列車(IC)は、20分~30分毎に運行されていますので、駅に行ってチケットを購入し、ゲント行きの始発に乗ればOKです。

駅の券売機には英語表示もあり、カード決済も可能です。

出発は、ブリュッセルの北駅、南駅、中央駅のどこから乗っても同一料金で、「ゲント・セントピーターズ駅(Gent-Sint-Pieters railway station (蘭: Station Gent-Sint-Pieters, 仏: Gare de Gand-Saint-Pierre) )」で下車。

アントワープ中央駅からも電車(IC)を利用して、約1時間でゲントまで行くことができます。

席は予約不要ですので、ドイツICEの予約済席の分かりにくいシステムのような混乱が無いので安心ですね。

初めてドイツのICEに乗った時、予約席と自由席の違いが判らず予約席に座っていました(汗)今ではICEの席がどこからどこの駅まで予約されているか見る方法を知っているので、このミスはしないのですが、知らない駅が表示されてる事もあるし、あのシステムはある意味合理的だと思う反面、赤文字で読みずらく、わかりづらいと感じています。

ゲントの駅から旧市街地へは徒歩でも行けますが(以下地図参照:例えば、ゲントセントピーターズ駅からゲント鐘楼(The Belfry of Ghent)まで歩いた場合)30分ほどかかります。

歩きたくない場合には、駅からいったん外に出て左手にあるトラム乗り場から1番線トラム(Evergem 行き)に乗って旧市街へ行くことができます。

参照:Googlemaps

2. ブリュッセルからゲントへのツアーを利用する

ゲントが初めてで、効率よく名所を巡るには、ガイドツアー(英語)などのツアーを使えば、ブリュッセルからの交通、市内の重要な観光スポットへの立ち寄り、食事や美術館の割引などが含まれていて便利ですね。

ちなみに、こういったオプショナルのデイツアーは、時間も見どころもしっかりまとまっていて効率よく観光名所を周れるので、馬鹿にできない日帰りオプションだよ。ツアーに参加する他の国の人等とも仲良くなれるチャンス♪

ぜひ、素晴らしいゲントを堪能してみてください!

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