北マケドニア・オフリド湖周辺の観光情報・買い物情報・おすすめ

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こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。

北マケドニア観光で絶対に外せない、世界遺産のオフリド(Ohrid)。

アルバニアから陸路で北マケドニアへ入国し、マケドニア観光のすべてをオフリド湖周辺に集中して観光しました。

自然と旧市街地があまりにも美しく、湖周辺にある小さな村に建つ長い長い歴史を感じる教会を見てまわり、「5日あってもまだ足りない!」と思うくらいにオフリドファンになってしまいました。

この記事では、以下をご紹介します。

  • 北マケドニアについて(いつもの簡単なウンチク)
  • 世界遺産オフリド地域の自然・文化遺産の魅力・見どころ、お勧めの滞在日数
  • オフリド旧市街地の観光スポット
  • ヨーロッパ王室やセレブもご用達の「オフリドパール」ショッピング情報

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北マケドニアについて旅行前の豆知識まとめ

当然ですが、旅行前にその土地や国の事を事前に知っておくと、旅行がさらに楽しくなること間違いなし!なので、北マケドニアの情報を少しだけお伝えします。

北マケドニアの正式名称は、北マケドニア共和国。

東ヨーロッパのバルカン半島南部に1991年に建国された比較的新しい国です。

NATO加盟国、EU加盟候補国(正式加盟を目指している)。

北マケドニアは、旧ユーゴスラビア連邦の構成国の一つで、南はギリシャ、東はブルガリア、西はアルバニア、北はセルビアおよびコソボと、四方を他国に囲まれた内陸国で、「マケドニア」という地名を巡って独立時にギリシャと国名論争が起こり、「北マケドニア共和国」に落ち着いたと言う経緯があります。

首都は、スコピエで、使用通貨はマケドニア・デナール(MKD)。

2022年8月5日時点で、1MKD=2.25円

公用語は、正式にはマケドニア語ですが、アルバニア語、トルコ語、ロマ語、アルーマニア語、セルビア語も地方自治体では公用語として認められています。

日本の外務省の発表では、総人口のうち7割がキリスト教(マケドニア正教)、イスラム教を3割としています。

マケドニア語は、ブルガリア語に近い(ブルガリア人はマケドニア語はブルガリア語の方言であると主張)ことや、旧ユーゴ国と言う事で、南スラブ語の言語部ループに属すため、セルビア語、モンテネグロ語、クロアチア語、ボスニア語、スロベニア語とはほぼ一緒の言語と言われており、使用する単語や文字(アルファベットかキリル文字か)違うだけで意思疎通は問題なくできるらしいです。

日本人から見るとと何とも不思議な・・・。ただ、この周辺国(アルバニアを除く)を旅して北マケドニアに入国すると、挨拶や使う言葉がほぼ一緒なので、旅人としては便利!(笑)

ユーゴスラビアが崩壊し、独立に至ったわけですが、北マケドニアは戦火の影響が皆無で独立を果たしたため、北マケドニア人からは、比較的穏やかで平和的なフレンドリーさを感じました。

ヨーロッパ最古の湖と言われているオフリド湖はとても神秘的で、ユネスコの世界遺産にも登録されているため、世界中から観光客が訪れることもアリ、オフリドの治安は比較的に良好で、若者はみな流量な英語を話します。

世界遺産オフリド地域の自然・文化遺産の見どころ、お勧めの滞在日数

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はっきりと言います。

北マケドニアに行ったらオフリドへは絶対に行くべきです。

旅行好きな方であば、人生で一度は訪れるべき場所!と言っても言い過ぎではありません。

私はそのくらいオフリドが気に入りました❣

オフリド湖はヨーロッパ最古の湖と言われており、そのオフリド湖北東岸にあるオフリドの街は、ヨーロッパで最も古くから人が暮らした場所の一つで、5000年以上前の先史時代から中世までの遺跡が数多く残る、歴史的にも非常に興味深い街です。

キリル文字の発祥の地とも言われている(ロシアじゃなかったんだ!)北マケドニアの歴史はとても長くて興味深い・・・。

オフリド湖そのものは、隣国のアルバニアと接しているわけですが、北マケドニア側の湖の方が湖岸線が長く、長い歴史により、その昔からの小さな村や教会が点在しています。

オフリドの旧市街地には、湖を臨む丘に建てられた家屋が立ち並び、9~14世紀にかけて建てられたキリスト教の教会や修道院が点在し、そこに描かれたフレスコ画が多く見つかっています。

その、聖パンテレイモン修道院は最古のスラブ系修道院で、11世紀から14世紀末のビザンチン様式のイコンが800点以上残っており、世界で最も重要なイコンのコレクションといわれているそうです。

とにかく、清澄なオフリド湖とその周辺の大自然、清らかで絶え間なく湧き出るクリアな水源、歴史を感じる旧市街地、美味しい食べ物、フレンドリーな人・・・その神秘的な湖と、ゆっくりと流れる時間を楽しむそこに住む人達の調和が何とも言えない魅力を醸し出していて、とても魅力的な街なのです。

オフリド湖の透明度は素晴らしい @haneusagi.com

オフリドの見どころは、旧市街地だけでもゆっくりと観てまわると丸1日はかかりますし(私たちは半日ずつ2回に分けて観光)、車ではアクセスできない湖周辺の村や教会、アルバニアとの国境近くにある聖ナウム修道院やその周辺で湧き出る泉をボートで体験できる場所などがあり、夏には湖で泳ぐこともできるので、1泊だけではもったいない、最低でも2泊はしましょう!

私たちは、始めの予定ではスコピエまで足をのばす予定だったのですが、オフリド(を拠点に)で観たい場所が沢山あり、結果4泊5日でちょうど良かったと思いました。

1週間あれば、湖周辺の小さな村にも足をのばせるので、時間がある場合には1週間の滞在をお勧めします。

オフリド旧市街地の観光スポット【おすすめ】

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オフリドの旧市街地は徒歩でまわれるくらいの大きさですが、丘に街がつくられ、城塞もあるので、なかなか足腰に響きます(苦笑)

大小さまざまな教会があり、上記写真のように崖下の湖畔に建つ小さい教会から、丘の上に立つ大きな教会まで様々あり、すごくスピリチュアルなパワーを感じました。

オフリド滞在のおススメのシーズンは夏ですが、暑い中終日坂道や階段を歩き回るのはあまりお勧めできません。

オフリド観光スポット1:カネオの聖ヨヴァン教会(Church of St. John at Kaneo)

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カネオの聖ヨヴァン教会は、北マケドニアのオフリド市にあるオフリド湖を見下ろすカネオビーチの崖の上にあるマケドニア正教会です。

教会のさらに上の崖に上って、教会とオフリド湖を見渡す景色は、マケドニア人の誇り。

北マケドニアを代表する景色で、絵葉書や旅行ガイドに必ず登場する風景です。

黙示録を書いたパトモスのヨハネに捧げられた教会で、使徒ヨハネと同一人物であるとする説もあるらしい。

教会の建設年代は不明ですが、教会の敷地の詳細を記した文書によると、1447年以前に建設されたことが示唆されています。

考古学者によると、この教会はオスマン帝国が台頭する以前の13世紀頃に建てられたと考えられているそうです。

1964年に行われた修復工事により、ドームに描かれたフレスコ画が発見され、実際に教会の中で見ることができます。(有料)

ちょうど、私たちが滞在した週は、このカネオの教会を祝う巡礼の日に当たり、沢山のマケドニアの方々がオフリドに来ていて賑わっていました。

また、旧市街地や少し離れたプロムナードから水上タクシーで教会のすぐ下までアクセス可能で、夕暮れ時にはとても素敵な景色をオフリド湖上から見ることができます!(以下写真)

オフリド観光スポット2:聖パンテレイモン修道院(Monastery Sv.Pantelejmon – Plaoshnik)

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最古のスラブ系修道院である聖パンテレイモン修道院は、オフリド湖を見下ろす丘に建てられており、この丘は現在はプラオシュニクと呼ばれています。

聖パンテレイモン修道院は、聖クリメント自身により設計・建築されたといわれており、複数の歴史的な文献によれば、聖クリメントは当初、古い教会を再建することによりこの修道院を建造したが、規模が小さすぎたため、その基礎の上に新しく教会を作り直し、聖パンテレイモンをその守護聖人としたとされています。

現在も発掘作業と周辺部分の再建が行われていますが(なので一瞬「まだ工事中?」と思ってしまう)、修道院部分は完全に再建されていて中に入ることができますよ。

中に入ると、1500年前のオリジナルの建物の土台や柱の一部を見ることができます(床がガラス張りになっており、そこから下が見えます!)

オフリド観光スポット3:オフリド要塞(Tsar Samuil’s Fortress)

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オフリド要塞はマケドニアで最も大きな中世の要塞の一つで、オフリドのシンボル的な存在です。

その城壁や塔を含む要塞は、湖の水位から100メートルの高さにあるオフリドの丘全体の面積を占めており、湖に面した南側を除いて、3kmに及ぶ高い城壁と塔が街を守り、オフリド港まで続いています。

城壁の高さは3メートルから16メートルもあります。

都市リキニドス(オフリド湖の古名)と要塞に関する最古の歴史的資料は、紀元前209年の古代の歴史家リヴィのもので、マケドニア王フィリップ2世が湖の上の丘に要塞を建設する決定を下し、要塞は都市の歴史のすべての重要な瞬間に建設され、機能したと言われています。

歴史上、要塞は何度も破壊と再建を繰り返し、改良されてきました。

そのため、過去にオフリドを支配した、ローマ人、ビザンチン人、スラブ人、オスマントルコ人の歴史的時代の痕跡が残っています。

とは言え、城塞と郊外の城壁、そして現在保存されている塔のほとんどは、976年から1014年までのサミュエル皇帝の時代、そして彼の後継者の時代から、オフリドがマケドニアスラブ人の最初の国家の首都となった1018年までのものと考えられており、今日この要塞が「サミュエル要塞」として知られていることに由来しています。

城壁や塔には登ることもできるので、旧市街地、新市街地、オフリド湖・・・と、最高の景色を眺めることができます!

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オフリド要塞には入場料が必要です:1人120マケドニア・デナール(2022年6月時点)

オフリド観光スポット4:古代劇場(Ancient Theater)

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古代劇場は、オフリドの丘の東側、サミュエル要塞の下にあり、要塞都市の主要な入り口の一つである北門(Upper gate)の近くにあります。

この劇場は、2000年以上前に、演劇、音楽、詩の上演を目的として、演劇芸術の愛好家たちのために建てられたとみられています。

1935年に最初の考古学的発掘が行われ、劇場が一部発見されましたが、その後、1959年から1960年にかけて行われた発掘調査によって、劇場の正確な位置と大きさが判明しました。

当初は、ギリシャの石造建築にならって建てられ、豊かな建築装飾が施されていました。

特に劇場棟は、神々の生活の場面をレリーフにした大理石の板で飾られており、その2枚は現在オフリド博物館に保管されています。

紀元前148年、ローマ帝国がオフリドを征服した直後、劇場は、おそらく驚くほど短期間のうちに、ローマ人の生活様式の必要性に適合するよう改修されたとみられています。

イタリアやクロアチアにある古代劇場と比較すると非常にこじんまりとした劇場ではありますが、ローマ様式以前からの劇場だと考えてみると、かなりスゴイ場所です。

現在で社、2001年からは20世紀ぶりに復元されたこの古代劇場のオープンスペースの舞台で、演劇や音楽などさまざまなイベントが行われています。

つまり、現在も現役の劇場なのです。ロマンを感じますね!

オフリド観光スポット5:イコンギャラリーと聖母ペリブレプトス教会(Icon Gallery and The Holy Mother of God, Peribleptos)

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聖母ペリブレプトス教会は、オフリドの旧市街、上門の近くにあります。この教会は、「卓越した」「すべてを見守る者」という意味のペリブレプトスの聖母に捧げられています。

この教会の壁には、あふれる活力と力強い神の母やイエス・キリストの生涯の場面が描かれているのが印象的でした。

典型的なビザンチン建築と見事な壁画が、この教会をマケドニアにおける重要なシンボルにしていると言ってよいでしょう。

この教会が発見されてから本格的な発掘作業に至るまでのパネル(ちょっと古いですが)が展示されており、単純に表現すると「とにかくものすごく古い!」教会なのですが、凄く神秘的なものを感じました。

同敷地内にはイコンギャラリーもあり、ドイツに住んでいる自分としては、教会内には割と3D系の生々しい十字架にかけられたキリスト像や弟子たちの壁画などを見る機会が多いのですが、2Dで信仰の対象を表現する「正教」系(このマケドニア正教やセルビア正教など)は、東側出身の日本人として凄く心に響くと言うか、共感できるものがあるなぁといつも感じます。(逆に3Dに慣れているはねうさ夫は、古いイコンは派手さが無くちょっとつまらないみたいです)

教会もとても興味深いのですが、城塞を背景にした市街地を見渡せる見晴らしが素晴らしいので、記念撮影にもピッタリです。

オフリド観光スポット6:聖ソフィア教会(Church of Saint Sophia)

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北マケドニアのオフリドにある聖ソフィア教会は、北マケドニアの最も重要な中世建造物の1つです。

現存する教会は、6世紀の最初の10年間、初期スラブ人の侵略によって取り壊されたメトロポリタン大聖堂の基礎の上に建てられましたが、第一次ブルガリア帝国時代に、オフリドが公式にキリスト教に改宗した後に教会が建てられました。

オスマン帝国の支配下では、モスクに改築されます。

教会内部には11~13世紀のフレスコ画が保存されており、当時のビザンチン絵画の最も重要な成果の一つを示すものです。有料ですが、建物内部に入ることができます。フレスコ画は修復されておらず、かなりボロボロ・・・西ヨーロッパの教会内部の様に改修されていない為、派手さはありませんので、あまり興味のない方は敷地と外観を見るだけでもいいと思います。

1996年と2003年に発行された1000マケドニア・デナール紙幣の裏面には、この教会が描かれているので、どのくらい北マケドニアにとって重要な建造物かがわかりますよね。

オフリド観光スポット7:国立博物館(National Ohrid Museum – Robevci House)

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ロベヴィの家(Robevci)は1827年4月15日に建てられたオスマントルコ式の伝統的な家屋建築です。

ロべヴィ家はオフリドの商人の家族で、35年間この家に住んでいましたが、1860年代初頭に放火され、その後再建されて、第二次世界大戦以降は、北マケドニアの文化歴史博物館として保護されています。

1990年代に建物の再建が行われ、現在、建物の1階は近代マケドニアの考古学的宝物を展示するスペース、2階はロベヴィ家の記念フロア、3階は住居として利用されています。

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国立博物館!というには、こじんまりした展示ですが、当時の商人家族が使っていた贅沢な家具や、2002年に、城壁の北門(Upper gate)の近くで見つかった金の装飾品が展示されています。

私たちは運悪く、金の仮面の実物を見れなかったのですが(スコピエの特別展示に貸し出している最中との事でした)、担当の方が金の仮面の写真を見せてくれました。

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この黄金の仮面は紀元前5世紀頃に作られたもので、おそらく埋葬のために使われたものと考えられています。

仮面と一緒に手袋(手のカバー)やネックレスなど、いくつかの黄金製品が発見され、考古学者たちが非常に興奮した理由は、この仮面が、有名なトレベニスタの金の仮面に似ていることでした。

トレベニスタは現在のオフリドから20キロほど離れた村で、100年前と70年前にそれぞれ2つずつ、計4つの仮面が発見された場所なのです(現在はブルガリアとセルビアが所有しています)。

北マケドニアの遺跡や史跡の発掘に今後注目です!

オフリド観光スポット8:願掛けの遊歩道と街歩きで見つける可愛い街灯

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オフリドの旧市街地を散策していると、見慣れない形の建物が多くあるのがわかります。

上階に行くにつれ建物の敷地面積が広くなる、ちょっと頭でっかちな形の面白い建築様式の建物。

それに伴い、街灯もこの伝統的な建物を象ったものでとても可愛いです。

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そして、聖ステファン教会の裏手、湖側へ歩いていくと、ウッドデッキになった遊歩道があり、そこを歩いていくとビーチやカネオ教会へつながっているのですが、このウッドデッキと岩の隙間の波打ち際に北マケドニアデナールのコイン(どのコインでもOK)を投げ入れて願い事をすると、願いが叶うと言われているそうなのです。(鍵がいくつか付けられている場所があるのでその辺だと思う)

ちょうど先に人が立っている当たりがそのスポット(だと思う) @haneusagi.com

これは、はなうさ夫が何かで読んだらしく、夕食の後に突然きょろきょろして立ち止まり夢を語りながらコインを投げ入れました。

暗かったので、「ここ!」という定かな場所は若干覚えていないのですが、コインを投げて願ってみてください。

はねうさ夫は、8年前にが友人と来た時にお願いした願い事が叶ったとの事で・・・ホンマかいな?!と思いながらも、この湖もこの地もすごく神聖な何かを感じたので、私も一緒にお願いしましたw

叶うといいなあ・・・。

ヨーロッパ王室やセレブご用達の「オフリドパール」ショッピング情報

伝統的なオフリドパールの老舗の一つ「Filevi」@haneusagi.com

北マケドニアのオフリド湖と言えば「オフリドパール」と思い浮かぶ方もいる事でしょう。

最近日本のテレビ番組の取材もあったようで、テレビでも紹介されたようです。

先にも書いた通り、北マケドニアとアルバニアの国境にまたがるオフリド湖は、ヨーロッパで最も古く、最も深い湖の一つ。

エメラルドグリーンの湖水には、212種もの固有動植物が生息し、オフリド湖の一部もユネスコの文化・自然遺産に登録されています。

その中のひとつ、プラシカ(plasica)という魚は、この地域で有名なオフリドパール(真珠)の材料として欠かせない存在と言われています。

オフリドパールは通常の真珠とは異なり、貝殻を粉砕し、秘密の乳剤を何層にも塗布してさまざまな大きさの玉にし、独特の輝きを与えます。

その後、各層を乾燥させてから次の層を塗るのですが、乳剤の成分には、プラズィカと呼ばれる魚の鱗が含まれていると言われていますが、その他の工程は企業秘密。

製造方法が謎に包まれている理由の一つとして、オフリドパールは、オフリドの街で代々2家族しか製造していないパールで、その製造方法は門外不出というとても稀少な真珠だからです。

2家族とは「Filevi」(フィレヴィ家)と「Talevi」(タレヴィ家)の2家族のみ。

オフリドパールの歴史は、1920年代にロシアからの移民がこの技術を両家に紹介したことに始まり、それ以来、Talevi家とFilevi家は、父から子へと口頭で秘密の製造工程を受け継いできたと言います。

伝統的な一般の真珠が150年しかもたないのに対し、オフリド産の真珠は永遠に続くのだとか。

つまり、この2家族以外のものは中国製やトルコ製などの「ニセモノ」なので、購入の際には気を付けましょう。

ここ数十年の間に、世界的にオフリドパールの評判が高まった事により、この国の最大のトレードマークとなり、デンマーク女王マルグレーテ2世、イギリスのエリザベス2世、ダイアナ妃などのヨーロッパの王族はもとより、大使の奥様方、世界のセレブが身に着けています。

私はとても運が良く、宿泊したホテルにたまたまお手伝いに来ていたオーナーの友人だと言う大学教授が、Filevi家のオーナーと友人だということで、Filevi家のショップを紹介していただき、ディスカウントまでしていただきました❣

テニスプレーヤーのジョコビッチ選手の写真があったので質問してみると、特注のオフリドパールのロザリオを持っているとの事。

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ちょうどオーナーさんが店頭にいらっしゃって、「2週間前も電話があって話したよ」と・・・なんと世界中のセレブから愛されているオフリドパール❣

ちなみに、気になるお値段ですが、凄く高いのかなーと思いましたが、私が選んだピアスはデザインが決まっているモノだそうで、そういったものは価格もリーズナブルなようです。

以下写真は私が買ったピアス(シルバー+パール)で、お値段は1500 MDR(24ユーロ・約3400円)でした❣

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友人の結婚式に着けたいと思っています^^

私がピアスを買ったのはコチラのFileviの店舗(↓地図)

ちなみにFilevi家のショップは旧市街地に3店舗あるそうで、聖ソフィア教会の近くに「真珠博物館」もあるのでぜひ行ってみてくださいね!(以下写真:こちらでも購入できるようです)

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Talevi家のショップもショッピング通りのロケーションのいい場所にあり、買い物しやすいです。エリザベス女王の写真など飾ってあるのですぐにわかると思います(↓地図)

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