こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。
5日間という短い滞在でしたが、念願のアイスランドを訪れました。
日本からの直行便はなく、やや「遠い国」という印象もあるアイスランドですが、近年は世界中から観光客が急増しています。
今回は、首都レイキャヴィークを中心に、その周辺で体験したおすすめスポットや見どころを紹介します。
アイスランドの概要

アイスランドは北大西洋に浮かぶ島国で、ヨーロッパ大陸の北西に位置しています。
面積は約103,000平方キロメートル、日本の北海道+四国ほど。
「火と氷の国」と呼ばれる通り、活火山・間欠泉・温泉・氷河が共存し、国土の11%が氷河に覆われています
人口は約36万人と少なく、その多くが首都レイキャヴィークに集中。
経済は漁業・観光業・再生可能エネルギーに支えられ、教育や医療など社会制度も充実しています。
アイスランドの基本データ

- 首都:レイキャヴィーク(Reykjavík)
- 人口:約36万人(その約3分の2が首都圏に集中)
- 通貨:アイスランド・クローナ(ISK)
- 言語:アイスランド語(英語も観光地では広く通じる)
- 宗教:福音ルーテル派(国教、国民の7割以上が所属)
- 時差:日本より−9時間(サマータイムなし)
- ビザ:日本国籍の場合、90日以内の観光はビザ不要(シェンゲン協定加盟国)
- 気候:冷涼な海洋性気候。夏でも平均気温10〜15℃前後
旅行の際は、街と街の移動など電車などの公共交通機能は無いので、レンタカーを借りるか、現地ツアーを利用して周遊することになります。

噴火による災害も多く、2010年の火山噴火により、世界中の航空機の運行に影響を与えたことは記憶にある方もいるのではないでしょうか。
この火山と氷河によって作り出された絶景は、どの国にも無いとてもユニークなものでした。
一生に一度は行ってみるべきおススメの国と言っても過言ではありません!
春夏は大自然の花々や白夜、秋冬はオーロラなど、季節ごとに違う顔を楽しめる国です。
世界平和度指数ランキング世界第1位を何度も記録する治安の良さもあって、世界中からのたくさんの観光客を魅了しています。
一度は行ってみたい!ブルーラグーン(Blue Lagoon)

アイスランド観光で外せないのが、世界最大級の屋外温泉リゾート「ブルーラグーン」。
青白く乳白色のお湯に溶岩台地の景色が広がり、まさに絶景。
水温は約38℃と日本人には少しぬるめですが、滞在時間が無制限なので、のんびり長く楽しめます。

でもこのちょっとぬるいのが良かったです。
敷地内にはプールバーやサウナ、休憩エリアも完備。
チェアーのある休憩エリアで休むもよし、サウナに入ってみるもよし、ドリンクを飲みながら足湯につかってもよし!なのです。
ドリンク片手に温泉に浸かる贅沢なひとときを過ごせます。
ただ、外気が結構冷たかったのも私は殆どお湯に使っていました。
また、物価の高いアイスランド。
気になる入場料は、日時によって異なり、またプランによって異なります。
「スタンダード」「コンフォート」「プレミアム」「ラグジュアリー」のプランチケットの4種類。
私はドリンク1杯とタオルレンタル付きの「コンフォート」を事前にサイトで予約。

行く前にチケットを事前に予約しておきましょう。
私の行った日時では、この「コンフォート」チケットでおよそ1万円でした(2017年4月時点)。
○Blue Lagoon公式サイト(チケットの購入もこちらから)
http://www.bluelagoon.com/
レイキャヴィークのランドマーク:ハットルグリムス教会(hallgrimskirkja)

ハットルグリムス教会(hallgrimskirkja)は、レイキャビクのシンボル的な教会で、高い建物があまり無い市内では遠くからもこの教会のとんがり部分を見つけることができます。
欧米では様々なスタイルの教会がありますが、このハットグリムス教会のデザインはちょっとどこにも無いようなユニークなものでした。

大人ISK 900、子供ISK 100(2017年5月現在)をショップカウンターで支払い、チケットを購入し、エレベータで地上70mの高さ教会の展望台に上ることもできます。
ただし、エレベーターでは、上りも下りも誰もチェックしていない・・・さすが世界平和指数第一位。
きっと誰もごまかす人なんていないのかもしれません。
展望台に上がると四方に複数の窓があり、美しいレイキャビク市街を360度見渡すことができます。

光のアート空間:ハルパ・レイキャヴィーク・コンサートホール

ハーバーエリアにある「ハルパ・レイキャヴィーク・コンサートホール」は、世界的に著名なデンマークの建築家ヘニング・ラーセン設計の建物。
外壁のガラスは万華鏡のように光を反射し、時間帯や天候で色合いが変わります。

とにかく美しい!
コンサートホールからハーバー沿いに散歩するのもいいですね。
内部は吹き抜けが広がり、ガラス越しに光が差し込む明るい空間で、とても広くて明るく感じました。
散歩がてら立ち寄るのにおすすめです。

エスカレーターで上層階に上って下を見下ろすと、少し怖いくらいの高さでしたが、ところどころ黄色をアクセントとしたソファーが置かれており、とってもオシャレな空間でした。

市民の憩い:チョルトニン湖(Reykjavíkurtjörn)

レイキャヴィーク中心部にある「チョルトニン湖」は、散歩やカフェ休憩にぴったりのスポット。
湖周辺には国会議事堂や旧市街、レイキャヴィーク大聖堂などがあり、可愛らしい街並みが広がります。
散策したり、カフェでまったりしたりするのに良いですね。
1881年に建設された国会議事堂は、玄武岩という石?岩?の外壁をもつ建物です。
国会議事堂には、アイスランドの守護神とされるドラゴン・鳥・牛・巨人のレリーフが刻まれています。
昔デンマークがこの島を征服しようとした時に、ドラゴン、鳥、牛、巨人が守護神として征服を防いだことから、この4つが守護神とされているのだとか。歴史好きにもおすすめ。
高い物価と絶品グルメ

アイスランドは物価が高い国ですが、シーフードやラム料理など美味しいものが豊富です。
また、日本と同様島国のアイスランドのおいしい食べ物と言えば、やはりシーフード。
特に「ロブスター料理」は名物です。

人生で味わった最もおいしかったスープのベスト3にアイスランドのレストランで食べたロブスタースープがあり、今でも忘れられません!(←食いしん坊)
また、クリントン元大統領も訪れたという有名なホットドッグ店もあり(私は残念ながら夫に拒否されて行けず…)。
また、ぜひ味わいたいのが「スキール(Skyr)」。
見た目はヨーグルトですが実はチーズの一種で、高たんぱく・低カロリー。スーパーでも手軽に買え、ホテルの朝食にも必ず登場します。
ヨーグルトとはまったく違ったバクテリアを使っていると説明に書いてありました。

味や硬さもギリシャヨーグルトにとても似ていますが、実はスキールはチーズなのです。
日本では手に入りにくいので、ぜひ現地で試してみてください。

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