【我が家deごはん】失敗しないステーキ!フライパンでおいしく焼く方法

我が家deごはん
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こんにちは!はねうさぎです(@haneusagi_com)です。

自宅で手軽においしくステーキを焼いてみたい!でも、上手く焼けない・・・という方はいると思います。

私たち夫婦はステーキが大好きなのですが、やはり頻繁に外食するとなるとお財布事情が気になるところ。

自宅でステーキをおいしく焼くコツはズバリ、温度調節と時間。

今回は、ドイツに来てからおそらく60回以上(毎月約1回の計算w)は自宅のフライパンでステーキを焼いてきた私の汗と涙の結晶のテクニック・コツを伝授します。

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失敗しないコツ!自宅でステーキを焼く際のポイント

自宅でステーキを焼くときに注意するポイントは以下です。

  • ある程度厚みのある良いお肉を選ぶ(私は肉を買うお店を決めています:2~3cmほど)
  • お肉の下ごしらえは入念に
  • お肉をお湯につけて低温調理
  • 焼くときは秒単位でカウント

この4点を注意するだけで、グっとおいしく、ステーキを失敗せずに仕上げる事ができるのです。

ちなみに、我が家はミディアムレアが好み。

ミディアムレアというのは、ミディアムとレアの中間で、多くのステーキハウスではミディアムレアがメジャーだと思います。

参照:iStock

参照:iStock

生っぽいのは嫌だと思う方もいらっしゃるかと思いますが、良い牛肉は生でも食べれるので(タルタルやカルパッチョを想像してみてください)お肉の柔らかさとジューシーさを味わうにはミディアムレアがおススメです^^

上記の写真なら、私はレアでも行けるかな~

ですので、ここでは、ミディアムレア~ミディアムの調理に関しての説明と、買ってきたばかり(冷蔵状態)で、冷凍されていないお肉を条件として、具体的に説明します。

フライパンで失敗しないステーキの焼き方:ある程度厚みのある良いお肉を選ぶ

まず、「良いお肉」とはどういったお肉のことでしょうか。

私がいつも選ぶのは、アルゼンチン産のステーキ用ランプ牛肉です。以下写真は、ランプ肉売り切れに付きアントルコート(Entrecôte)

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恐らく日本でアルゼンチン牛を入手するのは難しいと思うので、OZビーフでもアメリカ牛でもなんでも大丈夫ですが、赤身がキレイでしっかりしている牛肉を選んでください。

美しい赤色のお肉を選ぼう ©haneusagi.com

お肉は「ステーキ用」として販売されているものを選ぶと楽ですが、好みの厚みがある方は固まり肉を買って自分でカットしましょう。

私がいつも買うのは大体2.5~3cmほどの厚さがあります。

今回のお肉は約3cmの厚さ ©haneusagi.com

以下ツイートした写真で厚みを見てみてください。

今まで、ドイツ産、フランス産、アイルランド産、アメリカ産、和牛などのステーキ肉を自宅で焼いてきましたが、個人的にはアルゼンチン産の赤身肉(ランプ)が一番焼きやすく、うま味もあっておススメです。

ドイツでは、高級ステーキにアントルコート(Entrecôte)や、アメリカ産の乾燥熟成肉(Dry Age)が販売されていたりしますが、これらは脂肪分が多いように感じるので、フライパンで焼くときにやわらかくて崩れやすく、うまく焼くハードルが高くなるので、慣れていない方にはランプ肉が良いと思います。(価格も良心的)

個人的には2cm以上の厚みがあると焼きやすく、お肉のジューシーさも味わえるのでお勧めです。

パックに入って売られているお肉の場合は、ドロップ(お肉から出る汁)が少ないもの、見た目が鮮やかでツヤやハリがあるものを選びましょう。

真空パックで販売されているものは日付を確認しましょう。

自宅でおいしいステーキを焼くために!お肉の下ごしらえは念入りに

ステーキは「カットされたお肉をただ焼くだけ」と思っている方もいるかと思いますが、そうではありません。

下ごしらえ(事前準備)が大切なので、ぜひ面倒くさがらずにやってみてください。

ステーキはシンプルなお料理なので、選ぶお肉の質や下処理がとても重要なのです。

  • お肉を冷蔵庫から出して30分以上休ませる(常温にすること)
  • お肉の水分をキッチンペーパーでしっかりとふき取る
  • 固いスジや余分すぎる脂身は取り除き、脂身と赤身の間は包丁で肉の繊維を切る
  • 下ごしらえでは下味はつけない(塩コショウは焼く直前に!)

自宅で絶対に失敗しないステーキを焼くコツは低温調理!

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お肉の中心部分を温めるには、お肉をお湯にお肉をお湯につけて温めてから焼いてみたらいいのではないか?と思いつきました(お風呂の要領でw)。

どうやら、この方法は「低温調理」というらしく、ツイッターでフォロワーさんから言われてネットで検索してみたらたくさん情報が出てきました。

と、いうわけで、上記のお肉の下処理をすべて済ませたら、ステーキ肉をビニール袋やフリーザーバッグに入れます。

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2人前の場合、ぴったり隙間ないように2切れのステーキを並列になるように入れます。

そして、お湯を沸かしてください。

我が家の電気ケトルには指定温度でお湯が沸かせる機能がついており、70℃が一番低い温度です。

温度計で図りたい方は水温をはかっていただいても良いのですが、ズボラな私はそんなことはせず、この70℃のお湯にお水を足して調整しますw

温度計がない、測るのが面倒くさい!と言う方は、沸騰したお湯(約100℃)と同量の水を同じ容器に入れたら50℃ほどになる計算になりますので、指標として試してみてください。

もちろん、きちんと温度をはかりたい方は測ってくださいね!

このお湯の中に、先ほど準備しておいたフリーザーバッグに入れたステーキ肉を投入します。

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しっかりとお肉に熱が入るように、フリーザーバックを真空状態にしてお湯に沈め、輪ゴムやワンタッチ袋とじなどで、袋の中に水が入らないようにします。

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※フリーザーバッグを閉じない状態でお湯に沈めると自然と真空状態になりますので、そこで輪ゴムなどで止めると効率的です。袋の中にお湯が入らないようにしてください。

このまま放置で1時間。

放置するだけなので、この間に付け合わせやサイドディッシュの準備、家事、仕事などもできますね。

※お急ぎの場合には、最低40分はお湯につけてください。

なんと最近は「低温調理器具」なる家電も販売されているようで、これあったら毎回温度調節完璧にできるから欲しいなあ・・・なんて思っています。

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ステーキを焼くときのポイントは焼きすぎない!秒単位でカウント

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では、いよいよお肉を焼いていきます。

お肉を焼き始めたらプライパンの前に付きっきりになりますので、付け合わせのサラダやポテト、ソース、ドレッシングなどはすべて事前に準備しておき、お肉が焼けたらテーブルに出せる状態に準備しておきます。

また、我が家では付け合わせにローズマリーポテトとニンニクのグリルと決めているので(別でレシピをUPします)、サイドディッシュの仕上がり時間も計算してお肉を焼く準備をします。

  1. さきほど約1時間放置したステーキ肉をフリーザーバッグから取り出す

    1時間放置後このような色になりました ©haneusagi.com

  2. お肉からドリップが出ている場合は捨て(ソースを作る方は取っておく)、キッチンペーパーでよく水気をふき取る

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  3. ここで初めて塩コショウをする。塩加減はお好みですが、気持ち多めかな?くらいがちょうどよい。お肉の側面にも塩コショウをする。我が家は粗びき黒コショウを使用。
  4. にんにくグリルを付けない場合は、塩コショウと一緒にすりおろしにんにくを少量、お肉に馴染ませるか、にんにく片をお肉と一緒に焼くのでもOKなので、にんにくを準備する。
にんにくとコショウは焦げやすいです。
焦げが気になる方は塩だけして、コショウは焼きあがってから振っても良いです。
お肉の表面の色が微妙な茶色になっていますが気にしないでください。
低温調理で表面が過熱されて変色しただけで中は赤いです。この後、フライパンで高熱で一気に焼くので問題ありません。

塩を振ったら、お肉を焼いていきます。

我が家は「おいしい肉には塩コショウ以外不要」という概念があり、塩コショウ以外の味はつけませんので、追加でソースをつけたい方は別でBBQソースや玉ねぎ醤油ソースなどお好きなものをご用意ください。

フライパンを熱々に熱してから片面50秒づつ焼きます。以下の写真は400gのEntrecôteを2つに切り分けたものです。

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頭の中で数えても良いですし、キッチンタイマーを使っても良いです。

  1. フライパンを熱し、少量の油、または牛脂を入れる
  2. 必ずフライパンが熱々の状態で、お肉の片面を50秒焼く
  3. ひっくり返してもう片面を50秒焼く
  4. お肉をトングで挟みながら側面をプライペンに対して立てる感じでまんべんなく焼く

厚みのあるお肉を用意していますので、きちんと側面も焼きましょう!

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お肉が倒れそうな場合はシリコン製のトングで挟みながらお肉が倒れないようにポジションを維持です!

側面に脂がついている場合には、脂の面を長めに焼いてカリッと仕上げるとおいしくいただけます。

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この後に少しフランパンにとどめておくと、ミディアムくらいの火の通りになってしまうので、素早くお皿に盛りつけます。

逆にミディアムを食べたい気分の時には、夫のお肉を先にフライパンから取り出して、自分の分は余熱で温めてそのあとお皿に盛りつけています。

今回Entrecôteだったので焼き時間が足りずレア寄りのミディアムレアに ©haneusagi.com

とにかく、焼きすぎ注意!!

不思議なことに、脂身の部分を良く焼いてもお肉の中まですぐに火が通ることはありませんので、カリカリに焼きたい方は火加減を見ながら焼いてください。

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