【スロバキア観光】ブラチスラバのおススメ見どころ15選!72時間観光の街の噂は本当か?!

こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。

スロバキアの首都・ブラチスラバ(Bratislava)へ、ウィーンから足を延ばして1泊2日で行ってきました。

今回は女一人旅!

コンパクトな街なのでウィーンから日帰りで観光をお勧めするサイトも見られますが、せっかくなので1泊し、より長く街の雰囲気を味わう事にしたのです。

ちなみに、「BRATISLAVA 72 HOUR CITY」というサイトがあり、72時間で観光できる街というキャッチフレーズで観光案内を見ることもできます。

さて、こちらに私が興味深いと思ったブラチスラバのおススメ15カ所の観光スポットをご紹介しますが、これらを72時間で見て回ることはできるのか。

目次

スロバキア(スロヴァキア)と首都ブラチスラバについて

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ブラチスラバ(ブラティスラヴァ)はスロバキア共和国の首都で、オーストリアとハンガリーの国境の近くに位置し、ドナウ川に面しています。

そして、ブラチスラバを首都とするスロバキア共和国は、北西にチェコ、北にポーランド、東にウクライナ、南にハンガリー、南西にオーストリアの5か国と国境を接しています。

  • 面積約5万km2 (日本の九州と同じくらいの面積)
  • 人口は約500万人(そのうち約10%が首都のブラチスラバに)
  • 公用語はスロバキア語
  • 通貨:ユーロ

ブラチスラバの旧市街地は18世紀からのもので歩行者専用になっており、車の騒音や通行に気を取られることなく、街歩きを楽しむことができますよ。

街は、コンパクトで安全、ショートステイでも十分回れる観光スポットが集中しており、ウィーンやブタペストからのアクセスも良いので組み合わせて観光するものおススメです。

丘の上にあるブラチスラヴァ城からは、旧市街とドナウ川を一望できます♪

ブラチスラバは、スロバキアの政治、文化、経済の中心都市であり、中央ヨーロッパ有数の世界都市。

主権国家の首都としては唯一、市域内に三国の国境(Sculpture Park AT/HU/SK)があります。

この地の歴史はかなり古く、新石器時代にこの地域で人類が定住を始め、紀元前400年にはケルト人が生活していたことがわかっています(結構ビックリした)。

907年にはハンガリー王国の国境城塞として初めて文献に登場し、王国の国境の要として戦略上の重要拠点として成長しました。

11世紀にはスラヴ人住民によってオーストリアとハンガリーの商業中継地としての地位を確立し、13世紀にはドイツ人(オーストリア人)が多く入植しました。

第一次世界大戦後のオーストリア=ハンガリー帝国の解体にともない1918年、チェコスロバキア共和国が誕生します。

そう、「チェコスロバキア」という国名を聞いたことがある方もいると思いますが、言語的にも人種的にももともとはほぼ同一であった現在のチェコとスロバキアは一つの国だったのですが、産業や経済が進んでいたチェコ地方が主導権を握り、同国内でスロバキア地方は山間部が多く経済的な後進地域となったため、潜在的な不満が残ったと言われています。

1944年4月、第二次大戦でドイツ軍を追って進撃してきたソ連軍によりスロバキアは解放され、翌月にはチェコのプラハも解放されて、ドイツの敗北とともにチェコスロバキアは社会主義国家として歩み始めます。

1989年、「ビロード革命」により、チェコ=スロバキアの民主化が実現すると、スロバキア側の民族意識が強まり、分離独立の声が高まった結果、1993年1月1日に争うことなくチェコ=スロバキアは分離しました。

単独の独立国家となったスロバキア共和国は、2004年にNATOに加盟、さらに同年EUに加盟しました。

独立を果たした1993年から30年という、国家としては若いスロバキアですが、この地域の歴史は非常に長く、また地理的特徴から激動の歴史があることも確かで、とても興味深いです。

ブラチスラバの観光スポット1:ブラチスラバ城(Blatislava Castel)

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ブラチスラバ市街の真ん中を通るドナウ川を見下ろす、岩丘の上に建ち、街のランドマークとなっているブラチスラバ城。

私は時間があまりなかったので、旧市街地の街歩きをした後、真っ先にこのお城を見る事にしました

ブラチスラバの滞在時間が短い方は、まずはお城を目指して観光しましょう。

長方形の四隅に塔を持つ巨大な城で、お城からは旧市街地、ドナウ川とその対岸、オーストリア国境付近までを見渡すことができます。

幾何学模様が美しい庭園もあるので、見学時間に余裕があると良いです。

紀元前3500年頃から人が住んでいたとされるこの地は、ドナウ川が浅瀬のため、徒歩で渡ることができたと言います。

そのため、近郊各地の経由点、琥珀取引の経由点として古くから栄えました。

1811年に火災により全焼し、1956年から再建が始まり、今でも再建中の雰囲気が満載な新しい内部でした。

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ハンガリー王国時代には、代々ハンガリー王が受け継いできた「聖イシュトヴァーンの王冠」が、1552年から1784年の間まで、この城に納められていたり、マリア・テレジアが住んでいたこともあったりと興味深い歴史があります。

お城の中はスロバキアの歴史や資料を展示している博物館になっており、現代的なチャペルもありました。

また、タワーに上って360度街を見渡せたりもできるので、上層階から地下まで割とくまなく見て回ることができ、興味深かったです。

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豪華絢爛さは無く、地味な印象を受ける方もいると思いますが、個人的には中の博物館がとても良かったです。

夏の週末だったこともあってか、中庭でハムレットの演劇をやっていて子供達が沢山いたのはヨーロッパらしいなあと感じました。

ただし、行った日は気温35度。上り坂、タワーに上る階段はきつく、お城は非常に大きいので、内部を2時間見た後はへとへとになってしまいました。ブラチスラバの観光コースは入念に立てることをお勧めします。

開館時間
水曜日~月曜日(歴史博物館) ※火曜日定休日
10:00~18:00(最終入館は17:00まで)

入場料

一般料金:12ユーロ(Bratislava CARDで入場無料)※2023年7月現在

ブラチスラバの観光スポット2:ミハエル門(Michael’s Gate)

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ミハエル門は、中世の要塞が保存されている唯一の城門であり、最も古い街の建築物の1つです。

ブラチスラバの旧市街を囲む城壁には、もともと4つの門があったと言われています。

門の高さは51メートルあり、もともとゴシック様式だったものを、1753年から1758年にかけて現在のバロック様式の形に改築されました。

ミハエル門は4つの門のうちの一つで、14世紀に建設されましたが、18世紀の後半にマリア・テレジア街を整備する目的で、ミハエル門を除いた3つの門(タワー)を撤去してしまったので、現在ではこのミハエル門だけが残っています。

ブラチスラバの観光スポット3:聖マルティン大聖堂(St. Martin’s Cathedral)

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聖マルティン大聖堂は、カトリックのブラチスラヴァ大司教区の大聖堂で、ブラチスラバ城のお膝下の、歴史的市街地の西端に位置しています。

ブラチスラバで最も大きく、最も古い教会のひとつであり、特に1563年から1830年の間、ハンガリー王国の戴冠式教会として知られています。

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大聖堂の隣には、小さいながらもシナゴーグの記念碑があります。このシナゴーグは、1970年頃に共産主義政府が新しい橋(Nový Most)を建設するために取り壊すまで、何世紀にもわたって大聖堂の隣にありました。

大聖堂には、7世紀初頭に亡くなった聖ヨハネの遺骨が納められています。

ブラチスラバの観光スポット4:フラヴネー広場とマクシミリアン噴水(Main Square and Maximilian Fountain

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ブラチスラバの旧市街地、旧市庁舎が面している場所にメイン広場があります。

広場には、ローランド噴水(またはマクシミリアン噴水)と呼ばれる噴水があります。

ヨーロッパの多くの街には、旧市庁舎と広場、教会が同じポイントに集まっていることが多く、ブラチスラバもそのパターンです。

この噴水は、1572年、王立ハンガリー国王マクシミリアン2世が公共用水を確保するために建設を命じました。

噴水の上部には、甲冑姿の騎士に扮したマクシミリアンの像があります。

現在の噴水の姿は、何度も改築されているため、おそらく当初の姿とはかけ離れていると言われています。

ブラチスラバの観光スポット5:旧市庁舎・博物館(Old Town Hall)

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ブラチスラバの旧市庁舎は、スロバキアの首都ブラチスラヴァの旧市街にある14世紀の建物の複合体です。

フラヴネー広場に面しているのでわかりやすいです(広場に面している建物には日本大使館もありました❣)

国内最古の市庁舎であり、ブラチスラバに現存する最古の石造りの建物の1つで、塔は約1370年に建てられました。

市庁舎は15世紀に、3つのタウンハウスを接続して作成されました。何世紀にもわたって何度か再建されており、16世紀半ばに、市庁舎はルネサンス様式に改築されました。

すべての建物のファサードが統一され、中庭にはアーケード付きの通路が作られました。もともとゴシック様式だった市庁舎の塔は、1733年に現在のバロック様式の外観に改修されました。

旧市庁舎の中は、博物館があり、常設展示のほか、臨時展示やイベント、教育プログラムのための場所が設けられています。

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市庁舎の建築群には、中世から19世紀までのオリジナルの室内装飾も保存されており、展示の一部となっています。

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ちなみに、こちらの旧市庁舎は、博物館に入らなくとも、塔だけに上ることもできます。

博物館には興味が無い、または時間があまりない方は、3ユーロを支払って塔に上ってみましょう!

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手前に広がる広場やブラチスラバ市街を見渡すことができます♪

開館時間
火曜日~日曜日 10:00~18:00 ※月曜定休日

入場料

一般料金:8ユーロ
6歳以上15歳未満、学生、シニア:4ユーロ
旧市庁舎塔(シングルチケット):3ユーロ

Bratislava CARDで入場無料 ※2023年7月現在

ブラチスラバの観光スポット6:プリマティア宮殿(Primate’s Palace)

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淡いピンクと白のエレガントな建物のプリマティア宮殿。「大司教(Primate)の宮殿」という名の通り、1781年に、建築家メルヒオール・ヘフェレ(Melchior Hefele)の設計で、大司教が冬を過ごす宮殿として建設されました。

現在は市庁舎として利用されていますが、外部の屋根に飾られた聖人たちの彫刻が素晴らしく、宮殿内部は有料で一般公開されています。

壮大な鏡の家、噴水、ドラゴンを殺す聖ジョージの像、17世紀の英国のタペストリーの豪華なコレクションがあります。

1805年12月26日に、宮殿の鏡の間でアウステルリッツの三帝会戦で破れたオーストリアと、フランスのナポレオンの間で取り交わされた、プレスブルク平和条約が調印された場所でもあります。

開館時間
火曜日~日曜日 10:00~17:00 ※月曜定休日

入場料

一般料金:3ユーロ

https://www.welcometobratislava.eu/primates-palace/

Bratislava CARDで20%ディスカウント ※2023年7月現在

ブラチスラバの観光スポット7:聖アルジュベタ教会 [青の教会](Blue Church)

@Wikipedia

青の教会として一般に知られている聖エリザベス教会は、現在のスロバキア、ブラチスラバの旧市街の東部にあるハンガリー分離派のカトリック教会です。プレスブルク城で育ったアンドリュー2世の娘、ハンガリーのエリザベートに捧げられました。

1908年から、建築家のレヒナー(Ödön Lechner)がハンガリー・アール・ヌーボー様式の教会を建設する計画を立ててから4年後に建設されました。レヒナーは、隣接するギムナジウム(高校)と牧師館(これもハンガリー分離派様式)の設計図も描いており、建築当初はギムナジウムに併設するチャペルとして利用されていました。

建築様式はとてもユニークで、教会の1階は楕円形をしており、手前には高さ36.8メートルの円筒形の教会の塔、屋根は、装飾が施された釉薬のかかったレンガで覆われています。

青好きな方はぜひ❣

参照:公式サイトKostol svätej Alžbety

正門と通用門は、ロマネスク様式の二重柱で囲まれており、西洋と東洋をうまく組み合わせたような独特な雰囲気を醸し出しています。

ファサードは当初、淡いパステルカラーで塗られていましたが、その後、教会は特徴的な青色になり、青いタイルと波模様のラインが教会を囲んでいます。

まるで砂糖菓子のようなパステルな色合いが独特な世界観と魅力を放っています!

教会は、基本的に観光客向けの公開はしていないようですが、正式な開館時間内のみならば訪問できるようです。

月曜日~土曜日: 07:00 – 07:30、17:30 – 19:00
日曜日: 07:30 – 12:00、17:30~19:00

公式HP:https://modrykostol.fara.sk/

ブラチスラバの観光スポット8:スロバキア国立美術館(Slovak National Gallery)

参照:Visit Bratislava

旧市庁舎のタワーに上った後にすぐ裏にあるツーリストインフォメーションでおススメされた「スロバキア国立美術館」。

1949年に設立され、世界的に有名な画家やアーティストの作品だけでなく、モダンアート好きにもお勧めで、最近リフォームされ、新しくなったとのこと。

残念ながら、ブラチスラバ城で時間を使い果たしてしまい、行くことができなかったのですが、次回はリベンジしたいと思います。

開館時間

木曜日:12:00-20:00
金曜日~日曜日:10:00-18:00

※月曜日~水曜日は休館

入場料

一般料金:4ユーロ

公式HP:https://sng.sk/en/slovak-national-gallery/visit

ブラチスラバの観光スポット9:城壁(Bratislava Medieval City Walls)

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聖マルティン大聖堂のすぐ横から入ってみることができるブラチスラバの城壁。

ここまで圧巻、あつほぼオリジナルの都市城壁に沿って歩いたのは初めてかもしれません。

城壁からブラチスラバ城へ行く際にMost SNP橋まで伸びる大通りを横切る際に見える景色がとってもユニークです。

城壁の歴史は古く、14世紀末には、ミハエル門(北門)、ヴィドリカ門(西門)、ラウリンク門(東門)の3つの門と、15世紀には、漁夫の門と呼ばれるもう一つの小さな門が建設され、南側のドナウ川に通じていました。

フス派の侵攻後、門は堤防によって要塞化され、城壁は厚さ130~160cmにもなる石で建設されました。

その後、城壁は16世紀前半にトルコの襲撃を恐れて強化されましたが、1775年にマリア・テレジアの命令により、城壁の大部分が取り壊され、衛生上の理由から堀は埋められました。

1970年代に新しいMost SNP橋(スロヴァキア民族蜂起の橋)が建設された際に、現在のStaromestská通りの家屋が取り壊され、その時に要塞の大部分が発見されました。

現在の形の城壁は、80年代と90年代に改修されたという事です。

毎日10:00~20:00までオープンしています。

HP:https://www.visitbratislava.com/places/city-walls/

ブラチスラバの観光スポット10:旧スロバキア国立劇場(Slovak National Theatre)

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スロバキア国立劇場は、オペラ、バレエ、演劇の3つのシアターで構成される、スロバキアで最も古い劇場です。

その歴史は、1918年に最初のチェコスロバキア共和国が設立された直後に始まり、「旧」となっていますが、現在でもこちらの劇場でコンサートやオペラ、バレエなどを鑑賞することができます。

プログラムやチケットの価格は、オンラインで確認できます。

公式HP:https://snd.sk/en/home

ブラチスラバの観光スポット11:グラサルコビッチ伯爵宮殿 [スロバキア大統領公邸](The Grassalkovich Palace)

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グラサルコヴィッチ宮殿は、スロバキア大統領の住居や執務室として使用されている、いわゆるアメリカで言えば「ホワイトハウス」と同様の位置づけだと考えるとイメージがわきやすいでしょう。

1996年9月30日以降、スロバキア大統領公邸として使用されています。

建物はロココ後期バロック様式の夏の宮殿で、フランス式庭園があります。

この建物は、1760年に、マリア・テレジアの親友であったクロアチア系のハンガリー貴族アンタル・グラッサルコヴィチ(Antal Grassalkovich)のために、建築家アントン・マイヤーホーファー(Anton Mayerhofer)によって建設されました。

2005年、ブラチスラバで開催されたスロバキアサミット(アメリカのジョージ・W・ブッシュ前大統領とロシアのプーチン大統領による首脳会談)の際に、ジョージ・W・ブッシュ前米国大統領や各ファーストレディがこの公邸を訪れました。

1993年のスロバキア独立以来、現職のアメリカ大統領がスロバキアを訪問したのはこれが初めてでした。

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中は見学はできませんが、公式HPから一部の内装をみることができます。

公式HP:https://www.prezident.sk/en/page/presidential-palace/

ブラチスラバの観光スポット12:EUROVEA

Euroveaは、ブラチスラヴァにあるビジネス、小売店、レストラン、ホテル、住宅の大きな複合施設です。

旧橋とアポロ橋の間にあり、ドナウ川に隣接しています。歩いても行けますが、トラムの1、3、4番でもアクセスできます。

沢山のお店やカフェ・レストラン、銀行や郵便局、子供向けの遊び場などが入っている複合施設なので、便利ですし、買い物を楽しみたい方はぜひチェックしてみましょう♪

公式HP:https://eurovea.sk/en

ブラチスラバの観光スポット13:UFOタワー(UFO Observation deck)

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UFOタワーは、「スロバキア民族蜂起の橋」にあるブラチスラヴァのシンボル的建物。

UFOでは、ブラチスラバ城、国会議事堂、聖マルティン大聖堂など、スロバキアの首都であるブラチスラバのパノラマ景色を楽しむことができます。

タワーの中にには、レストランとバーがあり、景色を楽しみながら食事やドリンクを楽しむこともできます。

公式ページによりますと、こちらのレストランは、2019年と2020年のグルメアワードを受賞しているプレミアムレストランだということです!(次ははねうさ夫と一緒に♡ムフフ)

「スカイウォーク」と呼ばれる、プロのインストラクターと一緒に展望タワーの窓辺のエッジを歩くアトラクションも予約することができますよ。高所恐怖症の方はやめましょう!

展望デッキからは、ドナウ川に沈む美しい夕日を見ることもできます。

公式HP:https://www.redmonkeygroup.com/sk/ufo-restauracia-bar.html

ブラチスラバの観光スポット14:クラリシン教会(Church of the Elevation of the Holy Cross)

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クララシン教会はゴシック様式の教会で、ブラチスラバの旧市街にある、中世の旧クララ会と呼ばれるカトリック教会の女子観想修道会修道院でした。

1297年に建設されたこのカトリック教会ではありますが、クララ会はすでに解散しているため、現在はブラチスラバ市が所有しており、文化的なイベントに使用されています。

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実際に私が通りかかった時にはコンサートが開催されていて、中世の雰囲気たっぷりの石畳の道に素敵な音楽が響いていてうっとりしてしまいました。

ブラチスラバの観光スポット15:「マンホールおじさん」チュミル像(Čumil)

風変わりな銅像「チュミル」は、スロバキア語で「監視者」という意味です。

旧市街のマンホールの蓋の下から顔を覗かせているブロンズ像は、にやにやした笑みを浮かべていて、観光客にも地元の人にも人気があります。

ブラチスラバを訪れたら、Čumilに挨拶しないわけにはいきませんね!?

チュミル以外にも、ブラチスラバにはいくつかのユニークな像が街のいたるところにあるので、街歩きをしながら見つけるのも楽しいです♪以下写真は、スロバキア人劇団員のシェーネル・ナーチーの像。

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ブラチスラバ「72時間で観光できる街」のキャッチフレーズは本当か?

こちらに15ヵ所の観光スポットを紹介しましたが、結論から言うと、全徒歩でこれらを72時間ですべて堪能しようと思うと、結構駆け足ではありますが、可能だと思います。

もちろん、自分の興味がある場所だけに絞れば、もう少し短い時間で主要な観光スポットは見て回れると思います。

私が到着したのは日曜日の午後13:30頃で、翌日は月曜日でほとんどの博物館は閉まっているため、朝10:30の電車でウィーンに戻るスケジュール。

私は、都合上この日程になってしまったのですが、美術館・博物館に行きたい方は月曜日は避けるか、ショッピングや別のアトラクションを計画しましょう

また、24時間未満の滞在時間、かつ気温が非常に高い夏日で、暑い中終日歩き回るのは結構きつかったです。

公共交通機関も乗り放題になる「Bratislava CARD」を入手して効率的に回ることができれば、より時間を効率的に使えますね。

ブラチスラバは、ドナウ川から船を利用したり、バスを利用するなどして、足を延ばせばデヴィン(Devin)城などの見どころもあるので、時間が許す方は2泊ほどしてゆっくりと(72時間w)ブラチスラバ観光を楽しむのがおススメです!

ブラチスラバの観光インフォメーションセンターは、広場からみて市庁舎のすぐ裏側にあるので、そこでBratislava CARDを購入することもできますし、オンラインでも購入できます。

今回のブラチスラバ旅行で、広場で話して一緒にビールを飲みに行ったスロバキア人のおじさんが言っていた事がとても印象的でした。

「僕の生まれ育った町はスロバキアの中でも隣国の国境に近い地域。祖父母の時代は、オーストリアハンガリー帝国、僕の両親の時代はウクライナで僕が生まれた時は、ふるさとはウクライナで僕はウクライナパスポートだった・・・そしてソビエト連邦に。

だから、僕の家族は、ドイツ語、ハンガリー語、ウクライナ語、ロシア語、そしてスロバキア語と会話はごちゃまぜ。今は手続きをして、スロバキア国民だけど僕の娘はコロンビア人と結婚してスペイン語も英語も話せる」

島国出身の日本人である自分には到底想像できないなあと感じました。

スロバキア共和国となってまだ30年と歴史は浅いですが、この地の歴史は非常に長いので、そういった観点で見て旅をすると、また別のものが見えるかもしれません。

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この記事を書いた人

旅行、おいしいもの・ワインが大好きのドイツ在住40代。旅行、デザイン&アート、国際結婚ネタ、語学学習(英語・ドイツ語)のヒントをお届けします。20代後半にアメリカでインターン経験。現在はフリーランス翻訳家。ひょんなことから2017年7月11日より南ドイツ在住。干支と小動物風な行動により、幼少時に父親から「うさ」と呼ばれて育つ。その最愛の父は2021年に他界。気ままに書いてます~
プロフィール詳細は「はねうさぎ」をクリックしてね!
★TabiTabiさんに寄稿した「旅行記」
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