オマーン旅行を快適に!基本情報・SIM・タクシーアプリ【入国したらやるべき事】

こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。

オマーンという国名を聞きなれない方もいると思いますが、オマーンはアラビア半島に位置する国で、砂漠の中にオアシスが存在し、長い海岸線はペルシャ(アラビア)湾、アラビア海、オマーン湾に面している中東の国。

『アラビアンナイト』の中の『船乗りシンドバッドの物語』の舞台とも言われています。

オマーンはドバイから簡単に足を延ばせることや、治安もよく女性と子供にやさしい国であり、海も山も砂漠もオアシスもすべてある国であること、欧州からの観光客が多く高級リゾートも存在するため、おススメの旅行先です!

港湾都市として栄える首都のマスカットには現代的なホテルが立ち並ぶエリアや、海辺のマトラ旧市街には迷路のように入り組んだスーク(市場)や活気に満ちた魚市場があります。

今回は、日本人にはあまり馴染みのない国・オマーンの移動手段と、タクシーを利用して観光を考えている方向けに、絶対に利用するべきアプリをご紹介します。

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目次

オマーンについて:基本情報・入国・ビザ・治安

オマーンの基本情報

オマーンは、アラビア半島の東端にあり、インド洋とオマーン湾に面する中東の絶対君主制国家(スルタンと呼ばれる君主が存在)です。

北西にアラブ首長国連邦(UAE)、西にサウジアラビア、南西にイエメンと隣接し、更にUAEを挟んだムサンダム半島先端部に飛地領土(ムサンダム特別行政区)があります。(これ、Googleマップで調べて驚きました!)

首都は、マスカットで公用語はアラビア語です。(ドバイ同様、英語も広く通じます)

使用通貨は、オマーン・リアル(OMR)で、2023年2月5日現在のレートで、1 OMR=約340円。

1リアルだから安いか?と錯覚しがちですが、3リアルですでに1000円超えることを念頭に置いておきましょう。

現在の国王(スルタン)兼首相は、ハイサム・ビン・ターリク・アール=サイード殿下で、2020年に前国王が崩御し、王位を継承したばかりのほやほやですが、ハンサムで人気があるらしく国民からの信頼も厚いように感じました。

なんと、オックスフォード大学卒業で、日本にも3度訪問しています。

国土は、日本の国土面積の約85%で、首都のマスカット近郊と、南西部のサラーラでは気候が違うという特徴があり、観光で訪れる季節と場所によって違った顔が楽しめます。

そして、オマーンは、UAEほどではないですが、石油産出国であり輸出ルートもあります。

日本は、天然ガスや石油をオマーンから輸入していますし、オマーンは日本から自動車や自動車部品、機械などを輸入しているため、全体的に日本車を見かけることが多かったです。

隣国であるイエメンは現在内戦が続いており、私たちは行き来ができませんが、2019年に観光ビザが解禁し開国を始めた大国のサウジアラビアや、石油、政治、外交、経済で勢いと存在感を増すUAEが隣国ですので、オマーンへ旅行に来る人も年々増えており、これから益々注目の行先となることでしょう。

オマーンの入国とビザについて
©haneusagi.com

単刀直入胃にいうと、観光目的の日本人は、ビザは不要です。

「日本人はオマーンの渡航にビザがいるんだろうか?」

調べてみると、古い情報ではeビザが必要であると書いてあることが多いのですが、ビザなしで入国できました。

14日間までの短期滞在は査証(ビザ)免除とのこと。オマーンの日本大使館のホームページの書き方が少し変わりずらいのですが、14日以内の観光であればビザは不要です。

また、2023年1月時点では、コロナに関する規制もすべて撤廃されており、陰性証明、ワクチン証明、PCR検査、隔離などは不要でした。(詳細はその都度変わる可能性があるので、大使館HPなどをご確認ください)

また、日本からオマーンへの直行便はありませんが、ドバイからバスやレンタカーで陸路入国も可能なほか、航空券も比較的リーズナブルに入手できるので、ドバイ観光と組み合わせるのもお勧めです。

私たちは、アブダビからLCC利用でマスカットまで片道1人10ユーロ(激安!)、帰りはマスカットからオマーン・エア利用で片道1人130ユーロでした。

南西部の街サラーラにも空港がありますが、ドバイ⇔マスカット間は頻繁にフライトがあるのでフライト数も多くリーズナブルなので、足を延ばしやすいと思います!

オマーンの治安について
家族連れも多く治安のよいマスカットのビーチサイド ©haneusagi.com

「中東の国だしよくわからないし、オマーン旅行って治安大丈夫?」と思うかもしれませんが、心配は無用です。

オマーンは中東で最も治安の良い国とされ、テロはもちろん窃盗と行った軽犯罪もほとんど起きない国と言われています。

2023年2月現在、外務省の海外安全ホームページを見ても危険情報は出ていません。

国民1人当たりの取得も比較的高く、道路も非常に綺麗ですし、厳格なイスラム教信者が多く、お酒を飲まないため、酔っ払いもいません。

とはいえ、当然ですが、海外旅行の時は、日本にいる感覚よりは緊張感をもって行動しましょう。

また、オマーンを旅行中によく見かける男性の民族衣装。

オマーン人だけが着る事を許されている民族衣装と帽子は、外国人観光客にとってはとってもわかりやすい目印❣

平たくて丸いあの素敵な模様の帽子をかぶっている男性をみたら「あ。オマーンの人だ」と一目瞭然なのでオマーンのことを聞いてみましょう。

【オマーン旅行を快適に】マスカット国際空港に到着したやるべきこと/初日宿泊ホテルでやるべきこと

©haneusagi.com

オマーンに到着したらまずやるべきことがあります。

それはオマーンのSIMカードをゲットすることです。

旅行者用に短期間利用の「Omantel」や「oredoo」などのSIMカードがありますのでそれを空港で購入/ホテルで購入/店舗で購入するなどして、インターネットと電話回線にアクセスしましょう。

ただし、ご存じの通り、空港でSIMカードを買うとお得感がありませんので、キャリアの店舗やオンラインで入手するのがおススメです。

これをやるかやらないかで、旅の快適さと節約がすべて保証されますので必須です!

SIMカードの購入には、パスポートが必要です。

また、旅行者用のSIMカードにはデータ使用料によってプランがいくつかあります。

私は一番安い1GBで通話つきプランで5 OMRのものを購入したのですが、終日外出先で使うと殆どデータ容量が足りなかったので、吟味して買うべきでした。

©haneusagi.com

また、セットアップは、親切な担当者だと、SIMの挿入からセットアップまですべてやってくれます。心配な方はやっていただけるか聞いてみて、セットアップしてもらいましょう。

私は、マスカット空港に到着したのが深夜で疲れていたこともアリ、空港でSIMカードは買わなかったのですが、宿泊した「Novotel Muscat Airport, Maskat Oman」のホテル内にお土産屋さんがあり、そこでSIMカードを購入したときにインド人のスタッフさんからすべて設定していただきました。

こちらのホテルは朝食も素晴らしく、街の中心地からは離れていますが、空港から近いホテルをお探しの場合はおススメです。

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オマーンのタクシー移動に必須のアプリ「OTAXI」をインストールして活用しよう【ぼったくり対策に!】

車体に「OTAXI」のロゴが目印 ©haneusagi.com

オマーンには鉄道がなく、首都のマスカット内でも公共交通機関はバスかタクシーですが、路線バスの利用は旅行者にはハードルが高いため、自然とタクシーを利用することになるでしょう。

※マスカット~ニズワ~サラーラ間などへは長距離バスも運行

EUの運転免許所などが使えるらしく、欧米旅行者はレンタカーを借りて家族やカップルで観光している人が多いようですが、私たちは欧州以外の異国の地でレンタカーを運転することに抵抗があり、タクシーを多用しました。

本当は、マスカットやニズワなどの主要観光地を回るデイツアーのようなものが沢山あるのでは?と期待していたのですが、オマーン人はあまり商売っ気がないようで?!ツアーデスクもほとんどない状況。

また、オマーンのタクシーの価格は基本的に交渉制であるため、相場を知らないと白人×アジア人の観光客は「ネギをしょった鴨」状態ですので、簡単に高い価格を提案されてしまいます。

そこで絶対にダウンロードして活用したいのが「OTAXI」というアプリ。

©haneusagi.com

OTAXIはオマーンのUber版と考えていただければわかりやすく、乗車地点で配車オーダーをすると、近くを走るOTAXI対応タクシーが来てくれるという配車アプリです。

普段、流しのタクシーがいないような場所から移動したい場合にはもってこいのアプリですし、OTAXIに対応したタクシーはすべてメーター制を導入しおり、アプリにも通過している場所や料金がすぐに表示されるので安心です。

私はiPhoneを使っているので、App Storeから「OTAXI」または「Oman Otaxi」などで検索してアプリをダウンロードします。

©haneusagi.com

また、OTAXIのアプリに登録する際に、電話番号も登録しましょう!→ここでOmantelのSIMカードが役に立つ!

ドライバーから確認のために電話が来ることがあるのです。たいていのドライバーは英語が話せますし、意思疎通に便利ですので、お勧めです。

このOTAXIのアプリは、Novotelのお土産屋さんでSIMカードを買ったときに、親日家インド人からこのアプリを使うように強く勧められました。現地に長く住んでいるインド人でもぼったくられるんですね・・・。

そして、OTAXIのドライバーさんと何度も話したのですが、7Kmまでは1.5 OMRなんだそうです。

ですので、短距離なのに5リアルとか8リアルと言われたら、ぼったくられていますので注意しましょう!

また、ブルータクシーと呼ばれる車体の青いタクシーは、観光客が泊まるようなホテルへ配車される専門で、ドライバーはすべてオマーン人を採用しているが、価格がとにかく高いので、注意が必要だ(もちろん納得して乗車するにはOK)と聞きました。

とはいえ、OTAXIでも何人かオマーン人のドライバーにも当たったので、違いはよくわかりません(笑)

OTAXIは、現金での支払いはもちろんですが、クレジットカードを登録すると、クレジットカード払い(降りた時点で自動決済)、クレジットカードから預けておいたデポジットを使っての決済(これも降りた時点で自動決済)も利用できます。

デポジット利用の場合には、降車地点をアプリで登録するため、配車オーダーをする前に、目的地までの金額がわかるので、これまた便利です。

利用目的に合わせて、現金、デポジット、クレジットカード払いを選ぶとスマートなタクシー利用ができますね。

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