【ドイツのチップ事情】チップマナーを知って旅行をスマートに!

Germany
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こんにちは!はねうさぎです。

先日、ドイツに住む日本人の友人と、ドイツのチップ事情について意見交換をしました。

友人は、ドイツ在住10年以上ですが、レストランやツアーガイドなど、いわゆる「サービスを提供する側」として働いてきた経験が長く、会社勤めを経て主婦になった私とは、少し考え方が違います。

友人は「チップは必ず渡すべき」と考えているのに対して、私は「チップは心づけだから、状況によってはアメリカほど厳しく無く、渡せるときに渡せばいいのでは?(それも低額で)」と考えています。

ただし、少しグレーなんですが、「何かやってもらったらチップを渡すのは当然かな?」と思っています。

では、「結局、ドイツではチップはどうしたらいいの?!」と思うことでしょう。

今日は、一般的なドイツでのチップに対する考え方についてお知らせします。

ドイツにチップ制度はある?「あります!」

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先日、日本人旅行者の方とお話する機会がありました。

そして、びっくり発言がありました。

それは、「アメリカならチップを請求されるからあげているが、ドイツでは(ヨーロッパでは)何も言われないので、チップはいらないと思っていました」と、言うモノ。

その方は、フランスからドイツを旅行し、フランスでも一度もチップを支払わなかった・・・ということでした。

ドイツには、アメリカほど「チップを払わなければいけない」というような雰囲気はありません。

その理由として、私が想像する理由が、3つあります。
1. アメリカほど最低賃金が低くない
2. チップは気持ちの問題であり「心付け」であるので、必須ではない
3. そもそもチップのことを考えるのが面倒くさい

友人のドイツ人や、はねうさ夫などにヒアリングしたところ、ドイツ人でも考え方、感覚は様々でした。

なので、何となく「チップは面倒くさい」と思っている人が多いのかも・・・・と言う印象。

「面倒くさい」という意味は、例えば、アメリカなら平均、20%くらいはチップをあげるモノ、みたいな社会的な風潮があります(私が住んでいた時は10~15%でヨシ!とされていましたが、アメリカのチップ%は年々上がっています)が、ドイツでは「これで決まっている!」というような風潮はありません。

いい意味でも、悪い意味でも、グレーで自由なドイツ・・・。

ドイツでは、チップのパーセンテージは「10%ほど」、というのが共通の認識のようです(2019年現在)が、XX%あげようか、とかあげなきゃいけない・・・等、ドイツ人はいちいち考えるのが億劫なのだと思います。(私の独断と偏見での想像ですが)

しかし、「チップを全くあげなくてもいい」「あげる必要はない」「必須ではない」かどうか?と言われると、個人的には「受けたサービスに対してあげるべき」と考えています。

ちなみに、はねうさ夫は、クレジットカードで支払いをしたときにはチップをあげていませんが、人によっては、クレジットカードで支払った後に少額現金をチップとして渡す人もいるようです。

ドイツでは何に対してチップを支払ったらいいのか?

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ドイツ語でチップは、Trinkgeld(トゥリンクゲルド)と言います。

実は、ドイツ企業の日本法人で働いていた時、出張でドイツへ来た時には常に20%のチップを渡していました・・・。

あの黒い森地域のめっちゃ田舎にあるレストランで、高額チップにうろたえるウェイトレスさんの姿を今でも覚えています(苦笑)

何度も同じレストランへ行っていたたのと、高額過ぎて、チップを断られたこともあります。

完全にアメリカンナイズされていた私は、20%のチップ(いや、チップを多めにあげる事)は善意だと思っていたのです。

しかし、ふたを開けてみたら、ドイツのチップパーセンテージは、「10%ほど」とのことですので、「あげすぎだったんだー」と納得しました。

実際には、都市部は若干違うかもしれませんが、私の住んでいる田舎では、10%あげているドイツ人も少ないように思います。

あげないのもNGだし、あげすぎもNGだし・・・・「塩梅」とは良く行ったものです。

では、ドイツではチップは何に対して支払うのでしょうか?

ドイツでも、北米とほぼ同じ考え方ですが、

〇レストラン、カフェ、バーでの、配給サービス(や、キッチンスタッフ)に対して
〇タクシーの運転手に
〇美容院、ネイルサロン、マッサージ等のビューティーサロンで施術してくれた方に
〇現地のツアーガイドや個人手配をしてくれた方に
〇ホテルのベッドメイキングや、受付の方に特別にお願いして何かをやってもらった時に
〇引っ越し業者や修理屋さんなどに
〇トイレを清掃してくれている方に(大抵のトイレの入り口に女性か男性かいます)

今までいろいろな国を旅行していますが、上記はおそらくヨーロッパ全土で同じ考え方だと思っています。

国によっては、ツアーバスの運転手にまで払わないといけないような(いや、観光客だから足元みられてるのかしら?)国もありますが・・・。

アメリカではトイレでお金を払った経験はほぼありませんが(有料トイレ以外は)、ヨーロッパでは、いまだに駅のトイレは有料ですし、トイレのあるところには人がいて、必ず50セントほどを支払うのがマナーとなっています。

日本人観光客の方は、レストランやカフェ、バーでは、チップを支払うのかな?と思う方は多いと思いますが、忘れがちな、

タクシー
ホテルのベッドメーキング
ネイル、マッサージ
ガイドツアー

なども、チップを支払うのがマナーと考えている人も多いので、こちらも忘れないように渡しましょう。

チップは「気持ち」ですので、高額を渡す必要はありませんが、サービス業に関わってきた私の友人曰く、「いただけるのと、ゼロだった時の気持ちの落差が激しい」とのことですので、チップはあげた方が良いと思います。

ドイツ流?!チップの払い方

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ドイツでのチップの払い方は、北米と少し違います。

<事例その1>
カフェで、ケーキとコーヒーを注文し、お会計を頼むと(ドイツはテーブル会計です)
合計金額が、8,60ユーロでした。

=>この場合、端数をキリのいいところでまるめて、10ユーロ札を渡し、おつりはいらないという。(1.40ユーロのチップ)

または、9,00ユーロにしたい場合には、「1ユーロのおつりをください」と伝え、40セントをチップとして渡す。

<事例その2>
タクシーに乗ったら、17,90ユーロでした。

=>チップも含めて20ユーロを渡したいが、50ユーロ札しかない場合、「30ユーロのおつりをください」と言って、20ユーロを支払う。

特に、大きなスースケースや荷物を運んでくれた等には、1~2ユーロ上乗せしてあげると良いと思います。

<事例その3>
ドイツのある観光地へ行き、特別に手配してもらった日本語ガイドさんによるツアーに参加。
ガイドツアー費用は、3時間で120ユーロだった。

=>ガイドさんに満足であれば、私は5ユーロくらいを渡します。「必ず10%でなければいけいない」と言う決まりはありません。

大人数のグループだった場合や、終日だった場合などは、10%を渡していいと思います。

当たり前ですが、相手が日本人であっても、チップはあげましょう。

ちなみに、先日お話した日本人観光客の方が、この「ドイツはチップ10%」というのは嘘か本当か?を確認したくて、夕食を食べに行ったレストランのウェイターさんに、チップのことを訪ねたらしいのです(すごい勇気!)

そうしたら、「10%」と言われたらしく・・・・・と、言うことは、やはり、レストランのサービスをしてくれる方々は、10%は期待している、ということですねー。

私とはねうさ夫は、高級レストランか、かなりフレンドリーなサービスを受けた時でない限りは、10%も渡しません。

端数を切り上げて渡しています。

はねうさ夫は、典型的なちょっとセコイ?ケチな?ドイツ人なので、私は友人同士や1人でレストランへ行くときは多めにあげています^^

ちなみに、先ほど、はねうさ夫はクレジットカードで支払う時にチップをあげていない、と書きましたが、ドイツでは、北米のようにクレジットカードのレシート欄にチップを記入する場所が無いこともあります。

もちろん、記入する場所が設けられている場合もありますので、その場合はアメリカと同様、チップと合計金額を記入した方が良いでしょう。

レシートに「サービス料XX%を含む」と記載されている場合にはチップは不要です。

>>あわせて読む

チップをあげなくていいシチュエーションってあるの?

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「チップは必須ではありません」とは言えども、少しあげるのが暗黙の了解のマナーになっているドイツ。

2年前にアメリカに行った時に、チップをあげたにもかかわらず、その金額に不満だからと、更なる高額チップを要求されたことがあり、一緒に食事に行った友人と、とっても嫌な気分になった記憶があります。

また、「タクシーの運転手にも手元に小銭が無かったからチップを少額しか払わなかったら、罵倒された・・・」という友人もいて、憤りを覚えました。

正直、アメリカのチップ制度はやりすぎだと感じています。このまま、うなぎのぼりで・・・数年後には、チップ50%とかになったらどうしましょう?!!

おそらく、お話した日本人観光客に方のおっしゃっていた「アメリカではチップを請求されるから払っていたけど、ヨーロッパでは何も言われないから払う必要が無いと思っていた」というのは、このことなのかもしれません。

アメリカ人はチップを(当然もらう権利があると)主張しますが、ヨーロッパ人は、お客様に直接言うことは「品が無い」と思っていると思います。

さて、話がそれましたが、ドイツでチップをあげなくていい時というシチュエーションはどういうときでしょうか。

〇インビスやスナックスタンド、持ち帰りのお店
まず、インビスと呼ばれる、小さなイートインのようなお店では、基本不要です。

〇レストランでの対応が非常に悪かった時
これは、個人の判断基準によると思うのですが、注文した料理と違ったものが来た、かなりの時間待たされた、対応が全然フレンドリーじゃない、などなど

ただし、ドイツのレストランは、20分くらいは待たされることも普通にありますし、全体的にドイツ人はそっけなくてぶっきらぼうですので、日本のレストランやサービスと比較して判断するのはやめましょう。

気持ちは、よ~~~くわかりますがね・・・。

私は一度、フランスで注文したグリルのお魚が生焼けだったことがありました・・・冷凍モノをそのままオーブンに入れたって感じで、2度焼いてもらいましたが、チップ払いましたよ・・・。

〇ホテルでの対応が非常に悪かった時
エコノミーホテルやユースホステル、「環境に配慮してます」と張り紙をしているホテル以外で、連泊したにもかかわらず、ベッドメイキングやバスルームの清掃が無かった場合や、スタッフの対応が失礼だった場合などは、渡さなくてよいと思います。

ヨーロッパは良くあります・・・・清掃員が来てなかったっていうこと・・・。

私は、東欧のあるハイクラスホテルに宿泊し、シャワーのお湯が出ない、お部屋の清掃が無かった、受付の女性たちがいつもスマホをいじっている・・・等、ひどい対応だったので、チップは払わず、さらに帰国した後、ホテル予約サイトへクレームして、料金の一部を次回のホテル予約に使えるクーポン発行、と言う形で対応していただいたことがありました。

これは、チップ以前の問題ですね・・・。

私の基準は、
「普通にサービスしてくれた」
「間違いが無かった」

その場合は、チップ払いますよ!みたいな感じでしょうか・・・苦笑

ドイツは全然「サービスコンシャスな国」じゃないので、サービスに期待しちゃうと、がっかりしますので、あくまで「フツーにやってくれた!」っていうのが、私のポイント(笑)

日本人特有の「一皿をシェア」したくて、取り皿をお願いして持ってきてくれた時や、初めから注文したものすべてをシェアします、と伝えて、頼まなくても取り皿を持ってきてくれたら、そのウェイターさんはかなり気が利く方ですので、チップ沢山上げていいと思いますね~。

日本では普通でも、ドイツでは一人一皿が普通なので、取り皿まで気がまわる配膳係の人は少ないです。

「サービスを受けたらチップはあげるもの」、「少し渡すのがマナー」とは言え、チップは「当たり前」でも「必須」でもありません。

チップはあくまでも気持ちですが、他人から何かをしてもらったことは全てサービスと考えられているヨーロッパですので、文化や背景を理解したうえで、気持ちよくスマートに渡したいですね。

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