【体験談】40肩・50肩?!ドイツで理学療法を受けてみて思う事

ドイツ生活
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こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。

昨年の夏くらいに寝違えたのをきっかけに、だんだんと右腕が上がらなくなり、「そのうち治るだろう」と放置していたら今年の1月にただ座っていても寝ていても腕が痛い状態になってしまい、医者に診てもらいました。

その時のことは「ドイツで初の整形外科とMRI受診レポ!知っていると便利な簡単なドイツ医療用語」に書いていますので読んでみてください。

日本ですぐに医者に行けばよかったのですが、まさかこんな状態になるとは夢にも思っておらず・・・せっかく高い保険料を払っているから、ドイツで医者に診てもらおうという事になったのです。

レントゲン、超音波、MRIの検査の結果、骨や筋肉、神経には問題が無いと診断され、それでも痛みがあるし腕が上がらないので、カイロプラクティックか理学療法士を紹介して欲しいとお願いし、3月から理学療法(フィジオテラピー)に通っています。

ここでは、私の通っているドイツの理学療法についてお伝えします。

ドイツの理学療法士は日本と違い開業できる

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まず、英語だと、フィジオセラピー(TH発音注意:Physiotherapy)、日本では理学療法と呼ばれるものは、ドイツ語では日本語同様にTHの発音がありませんので「Physiotherapie(フィジオテラピー)」と言います。

病気、ケガ、スポーツなどの障害などによって低下した運動機能を物理的手段によって改善、または維持させる治療法のことを言います。

個人的に驚いたのは、こんなドドドドドドドドド田舎でも、数軒の理学療法のクリニック(ドイツ語でプラクシスPraxis)があることです。

後でわかったのですが、ドイツの理学療法士は日本と同様に国家資格ではあるのですが、ドイツの場合は開業権があり、開業して自分のプラクシス(Praxis)を持っている人も多くいます。

開業すると、年収も飛躍的に上がるのだとか。

開業にあたっては、衛生局の試験を受けて合格する必要があるとの事ですが、この開業できる権限があるということが、おそらく、どのような小さな村でも理学療法のクリニックがある理由だと思われます。

ドイツで理学療法士として活躍している日本の方も結構いるようです。

私の肩の状態を心配してくれた医師の友人が、ヴュルツブルクにある有名な「Juliusspital(ユリウスシュピタール)」という総合病院(ワイナリーも経営)の理学療法士がこの地域ではベストだよ!と、担当医の名前と電話番号も教えてくれてオススメしてくれたのですが、ヴュルツブルクまで毎週通うのはちょっと大変だなあと思い、徒歩約10分の住んでいる村にあるクリニックを予約しました。

始めは、隣村(こちらも徒歩圏内で行ける)のクリニックに電話したのですが、予約がいっぱいで2か月待ち・・・と言われ( ゚Д゚)、調べてみたら、自分が住んでいる村にもクリニックがある事がわかったので、早速電話して(夫がw)予約を取りました。

みんなそんなに理学療法士を必要としているのか・・・。(時期的にスキーなどのスポーツで治療を受ける人が多いと聞きました)

隣村のクリニックでは、週に1度のペースを提案されましたが、今通っているクリニックでは週に2回のペースで通っています。

ドイツで理学療法を受ける場合は保険適用でほぼ無料(一部有料)

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理学療法を受けるためには、医師の診断書・処方箋(Rezept)が必要です。

不思議なのは、このレツェプト(Rezept)があれば、どの理学療養士の場所へ行ってもいい事になっているようです。(なんか自由だね、ドイツw)

その人の症状によると思うのですが、私の場合は、1枚のレツェプト(Rezept)で6回リハビリを受けることが可能でした。

ですので、予約の時は6回分をまとめて予約します。

そして、この6回分1タームのリハビリが終了して、さらに継続が必要な場合は、新たに医師の元へ行って診断書をもらいに行く必要があります。

私の場合は、医師の診断は不要で、Rezeptだけが欲しいと電話すると、準備してくれている状態で病院の窓口で保険証を見せて受け取る形式でした。

このリハビリ6回分のRezeptは、3枚(つまり、18回のリハビリ)まで医師の再診なく発行が可能なのですが、それ以降延長したい場合や、6回ではなく別の回数にしたい場合に関しても、新たに医師の診断が必要なようです。

私の母が、日本で理学療法に5か月間通っていたのですが、その都度980円の支払いがあったそうで、合計すると結構な出費になるからキツイと話していたのを思い出します。

そう考えると、ドイツの保険料は高いですが、ほとんどの基本的な治療は保険でカバーされるのは嬉しいです。

私の契約している保険会社では、6回分のリハビリを1タームと考えた場合、1タームにつき24.46ユーロの一部金額負担がありました。

ドイツでリハビリ「理学療法士は選べるの?!」

私の通っているクリニックには6人の理学療法士さんが働いています。

クリニックの受付の横に名前や得意とする治療、趣味などが書かれた写真付きの自己紹介プレートが並んでいるのでわかりやすいです。

偶然なのかこのクリニックのコンセプトなのか、すべて女性の理学療法士さんです。

3タームのうちの2タームまでは、26歳の若い理学療法士さんでした。

予約の時間に行って待合室で待っていると、名前を呼ばれ、「2番のお部屋へどうぞ」とか「4番のお部屋へどうぞ」という風に、ドアが付いている個室へ案内されます。(カーテンで仕切られているとかではなくきちんとした個室で、すべての部屋に窓があります)

日本の理学療法を受けたことが無いのでわからないのですが、母の話を聞いていると、1人の理学療法士さんが、他の患者さんと同じリハビリ場所で複数人を診ているとの事だったので、雰囲気は違いそうですね。

私のリハビリ治療は、週に2回、毎回20分間です。

始めは「そんなに短いのか!」と驚きましたが、他のクリニックがわからないので、きっとこんなものなのでしょう。

支払いは、1ターム分の24.46ユーロをい始めに一括で支払っているので、毎回する必要はありませんが、医師からの診断書に各回にきちんと治療を受けた証として毎回署名をします。

若い26歳の理学療法士さんとは、まるでドイツ語レッスンの様な気分で、おしゃべりしながら腕をマッサージしてもらい、痛みを取ってもらうリハビリが主流でした。

26歳と言っても、ドイツの研修制度「Ausbildung(アウスビルドゥング)」も入れると、もう9年の実務経験があるのだと言っていました。

なるほど・・・この職業は国家資格で開業するチャンスもあり、仕事がなくなるという事は無さそうです。田舎に住むドイツ人の若者は、結構地に足着いたしっかり者が多いんですよね。

そして、3ターム目は、同じ理学療法士さんの予約が継続してとれないという事で、別の方にお願いすることにしました。

この方の経歴を聞いてもなかなか興味深く、イギリスのケンブリッジで勉強していたこともあるのだとか。その時は理学療法士ではなく、別の仕事をしていたそうです。

そういうこともアリ、この理学療法士さんには英語が通じます。私は英語の方が、自分の症状や経緯、痛みを詳細に伝えることができるので、この方が担当になってから、石のように動かずに硬くて痛かった肩の稼働率が飛躍的に上がりました。

当然ですが、同じ理学療法士さんでもアプローチの仕方が違うので、患者としては結構興味深いです。

医師の診断があれば、どこの理学療法を受けても患者本人の自由なので、理学療法士さんは選ぶことができる、と言って良いでしょう。

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