エルサルバドル観光ガイド!首都サンサルバドルと周辺の観光スポット8選

サンサルバドルのお勧め観光スポット
サンサルバドル観光

こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。

サンサルバドルには、歴史と文化を体験できる魅力的な観光スポットが点在しています。

エルサルバドルへ旅行する前に「サンサルバドル 観光」などのキーワードで検索しても、『サンサルバドルにはほとんど見どころは無く、半日の滞在でOKで「イグレシア・エル・ロサリオ教会」だけ見れば大丈夫』という情報が多かったのですが、そんなことはありません!

限られた旅程の中でエルサルバドルの他の場所を優先的にしてしまうのは理解できるのですが、さっと見て通り過ぎるだけでは勿体ないです。

今回は、エルサルバドルの首都サンサルバドルとその周辺の観光スポットをご紹介します。

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目次

サンサルバドル観光の前に知っておくべきこと

エルサルバドルの広場とモダンな国立図書館
©haneusagi.com

エルサルバドルの首都サンサルバドル。

サンサルバドル市は、エルサルバドルの首都で政治、経済、文化の中心地です。

「あまり見どころが無いから宿泊数を削ってすっ飛ばしても良い」のような紹介内容を見かけますが、旅行から戻って今振り返ると、もう少し滞在して色々見ても良かったなあと感じています。

私たちは、夜9時ごろの到着便で1泊だけし(義理妹は別便で2泊)、翌日半日市内観光をして、すぐにサンタアナへバスで移動しました。

サンサルバドルの市域人口は約24万8,000人、都市圏人口は約181万人で国内最大の都市圏を形成しており、見どころは散らばっているため、まずは街をざっくりと2つのエリアに分けてご紹介します。

エルサルバドルの基本情報と空港からの移動に関しては、以下の記事でご紹介しているので合わせて読んでみてくださいね!

サンサルバドル:歴史地区の見どころ

サンサルバドルの市場横の通りで果物を売る人と道を通る派手なバス
新ピカの国立図書館や国立宮殿を抜けて周辺の道を歩けば、リアルなサンサルバドルが見えてくる?! ©haneusagi.com

日本人に有名な「エル・ロザリオ教会」や国立図書館がある歴史地区は、サンサルバドルの歴史と文化を感じることができるエリア。

多くの観光スポットが集まっていますし、地元のメルカド(市場)を見て回るだけでもその土地の人々の暮らしが分かり、興味深いです。

  1. サンサルバドル大聖堂(Catedral Metropolitana de San Salvador)
    • エルサルバドルの宗教的・歴史的な象徴。ホセ・マティアス・デルガド神父の遺骨や、オスカル・ロメロ大司教の追悼の場として知られる。
  2. 国立宮殿(Palacio Nacional de El Salvador)
    • かつて政府の中心地であった歴史的建造物。現在は観光スポットとして内部の見学が可能。
  3. モラサン広場(Plaza Morazán)
    • 中央アメリカの英雄フランシスコ・モラサン将軍を記念する広場で、周囲には国立劇場や歴史的建築物が並ぶ。
  4. エル・ロサリオ教会(Iglesia El Rosario)
    • 近代的な建築と美しいステンドグラスが魅力のユニークな教会。
  5. 中市街の市場(Mercado Central)
    • 地元の食材や手工芸品を楽しめる市場で、サンサルバドルの日常を体験できます。

サンサルバドル:新興地域の見どころ

新興地域にある5つ星ホテルのHilton San Salvador
新興地域にある5つ星ホテルのHilton San Salvador(参照booking.com)

新興地域は、モダンな建築や商業施設が発展したエリアで、洗練された雰囲気と利便性が特徴です。

  1. プラン・デ・ラ・ラグナ植物園(Jardín Botánico Plan de la Laguna)
    • 自然豊かな植物園で、静かな環境の中で多様な植物を楽しむことができます。
  2. クスカトラン公園(Parque Cuscatlán)
    • 広々とした公園で、家族向けの遊び場やアートギャラリーなど、多目的に利用可能。
  3. ラス・エスカロン地区(Colonia Escalón)
    • 高級住宅街として知られ、ショッピングモールやカフェ、レストランが充実。5つ星ホテルなどもこの地域にある。

この記事の中では、上記の歴史地区と新興地域のなかのいくつかの観光スポットを厳選してお伝えします。

イグレシア・エル・ロサリオ(Iglesia El Rosario)

Iglesia del Rosario (San Salvador)教会
太陽光の当たり具合によってステンドグラスの光が変わる美しい設計 ©haneusagi.com

色鮮やかなステンドグラスが特徴的な「イグレシア・エル・ロサリオ教会」は、サンサルバドルで最もユニークな教会のひとつです。

イグレシア・エル・ロサリオ(Iglesia El Rosario)は、エルサルバドルの首都サンサルバドルにある近代的なカトリック教会で、1971年に建築家ルーベン・マルティネス(Rubén Martínez Bulnes)によって設計されました。

教会は、サンサルバドル歴史地区の象徴的な建物のひとつとして認識されており、エルサルバドルの文化遺産として保護されています。

イグレシア・エル・ロサリオ(Iglesia El Rosario)の外観
広場側から見たイグレシア・エル・ロサリオ(Iglesia El Rosario)の外観 ©haneusagi.com

建物そのものは、伝統的な教会建築とは異なり、外観はシンプルで、倉庫や飛行機の格納庫を思わせるコンクリート造りです。

しかし、内部に入ると全く異なる雰囲気が広がります。

教会内のアーチ型天井には、グラデーションになった虹色のステンドグラスが美しく配され、太陽光が差し込むと色鮮やかな光が内部を照らし、幻想的な空間になります。

このステンドグラスの光が時間帯によって変化し、訪れるたびに異なる表情を見せることから、多くの観光客や信者に愛されています。

教会内は、アート作品の展示などもあり、とても興味深かったです。

イグレシア・エル・ロサリオは当初、伝統的な教会とは異なるデザインが物議を醸しましたが、今ではエルサルバドルを代表するランドマークの一つとして人気で、サンサルバドル市内観光では絶対に訪れたいスポットです。

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