Yandex Goで安心・便利な配車を!ボッタくりを防ぐ最強アプリで賢い海外旅行を

こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。

Yandex(ヤンデックス)という配車アプリをご存じですか?

配車サービスUberを知っている方もいると思いますが、簡単に言うとYandexは、ロシア版Uber。

この記事では、海外旅行(特に旧ソ国)でボッタくりに遭わないためにYandex Goアプリで、簡単かつスムーズに配車を手配する方法を詳しく解説します。

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目次

Yandex Goの基本的な使い方と配車方法を簡単解説

参照:Appstore

Yandexアプリは主にロシア国内で提供されているサービスです。

ですが、いわゆる旧ソ連国のアルメニア、ジョージア、カザフスタン、ウズベキスタン、キルギス、ベラルーシ、モルドバ、そしてセルビアなど、300以上の主要都市で利用可能で、Yandex GoやYandex.Taxiアプリがあります。

※ウクライナは既にサービスは中止、ラトビア、エストニアでも2022年に中止になるとニュースもありました。

Yandex Goは、Yandexの配車アプリの一つで、ユーザーがタクシー、配達、食料品の注文、公共交通機関のスケジュールや運賃、自動車の駐車場を検索できるように設計されている一方、Yandex.Taxiは、タクシーの配車に特化したアプリです。

ここでは、Yandex Goについて説明します。

※営業地域や都市に関しての最新情報は、Yandex Goの公式ウェブサイトやアプリストアで詳細を確認してください。

Yandex Goを使用する基本的な手順と使い方:

1)Yandex Goアプリをスマートフォンにダウンロードしてインストールします。

iPhoneへYandexをダウンロードする

Android版のYandexをダウンロードする

2)アプリを開いて、アカウントを作成するか、既存のYandexアカウントでログインします。

3)ピックアップ(乗車地点)の住所を入力します。

GPSをオンにしている場合には自動的に現在地が選択されたり、デフォルトで既に住所が入力されている場合は、そちらが選択されます。

以下の例ではタシケント国際空港(オレンジ色の〇部分)をピックアップ場所としました。

©haneusagi.com

4)次に、「Where to go?(目的地を選択)」をタップして、目的地を指定します。

住所、ランドマーク、店舗名などを入力するか、または地図上で指定することも可能です。

目的地が無名でランドマークの近くであればそれを地図上で指定するという使い方ができますね。

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ここでは事例として、プロフセンター(BESH Qozon)を目的地に入力してみました(ピックアップ場所の下段にグレー色の〇で表示)。

目的地の住所を入力すると、乗車料金を事前に確認できます。

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5)行先を指定すると、「Who will take this taxi?(自分が乗車するのか、他人のために配車予約するのか)」を聞かれます。

自分の場合は「Myself」を選択します。

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目的地を入力すると、目的地までの所要時間、配車可能な車種の料金などが表示されます。

6)配車のサービスクラスを選択します。

Yandex Goでは、車両タイプ(普通車、プレミアム車、バイクなど)を選択することができます。

以下の事例では最低料金「Start36,000 Sum(36,000スム~)」のコンパクトカーの表示が出ています。

1人~2人の場合はこれで十分で、450円弱でリーズナブル。

7)配車手段を選択したら、「(Order)注文」または「Request(予約する)」をタップして、配車をリクエストします。

以下の画像の事例では「Request(予約する)」になっています。

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8)配車を手配してから近くの車を探し、配車が確定されると、ドライバーの情報や車両の詳細が表示されます。

ドライバーの位置や15分後に到着など、予想到着時間も確認できます。

例:White Chevrolet XXXXX(白のシボレー車 ナンバープレート)

支払い方法を選択します。上記画像事例では現金がデフォルトで選択されています。

配車リクエスト後、支払い方法を現金からカードに変更することもできます。

ご自身のアカウントに複数のカードが登録されている場合は、それらのいずれかを選択することができます。

画面下部のメニューを上にスワイプし、支払い方法を変更できます。

9)目的地に到着すると、料金が自動的に請求されます。

以下のように「Payment methods」セクションから支払い方法を事前に設定しておくと便利です。

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10)乗車後にドライバーを評価してください。

ウズベキスタン旅行時にはあまりにも低額で申し訳ない気持ちになったので、手持ちの現金でチップをあげていました。

Yandexアプリで支払いオプションを選択する

Yandexの配車アプリでは、現金またはカードで支払いが可能です。

始めは現金で支払っていたのですが、十分な現金をその場で持ち合わせていなかったり、ドライバーが「小銭がない」などと言って面倒なことが多かったので、すぐにクレジットカード情報と連携してカード払いにしました。

海外旅行の際には現金の持ち歩きが面倒だったり、慣れない通貨の計算が億劫だったりすると思いますが、カード払いに設定しておくとスマートに支払いができます。

配車リクエストをして乗車、目的地に到着すると、アプリが自動的にカードから料金を差し引く仕組みなので簡単かつ明確です。

Yandexアプリ:支払い方法の選択の仕方

配車を手配する前に アプリメニューの「→ Payment methods(お支払い方法)」を開き、支払い方法を選択します。

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配車手続き中に 目的地の住所を入力した後、ピックアップ住所の横に表示される支払いアイコンをタップします。

すでに乗車開始している場合は、現金からカードに切り替えることはできますが、カードから現金に切り替えることはできません。

カード払いでチップを私たち場合は少額の現金を渡すと喜ばれます。

地域によっては銀行カードと連携できるようで、銀行カードをアプリに登録している場合には、カードでチップを払う事ができるようです。

また、当然ではありますが、カードで支払いを設定しているにもかかわらず、カードがブロックされていたり、残高が不足している場合は、支払い方法が自動的に現金に変更されることがあります。

この場合、アプリから乗客とドライバーの両方に通知が届きます。

Yandexアプリでの配車をキャンセルしたい場合

車を探している間に乗車リクエストをキャンセルするには、画面下部のCancel(キャンセル)をタップします。

すでに配車が決定している場合は、配車、ドライバー、乗車に関する情報が表示された画面下部のメニューを上にスワイプし、「Cancel(キャンセル)」をタップしてください。

車が到着した後にキャンセルすると手数料がかかりますので、注意してください。

Yandexドライバーとのコミュニケーションのポイント

まず、アプリ上で乗車する際の情報をアプリ内で追加できます。

「Special Option(特別オプション)」セクションをタップすると、特別に必要なもの(例えば、I can only communicate in text(文字でしかコミュニケーションができません)」や「I’m in a wheelchair(車いすがあります)」、その他チャイルドシートなどあれば)を含めることができます。

オプションによっては追加料金がかかる場合があります。

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また、ドライバーにコメントを残すこともできます。

例えば、”Wait for me at the gate”(ゲートで待っていてください)と書いておくと、運転手が見つけやすくなります。

また、私もそうなのですが(多分特に女性)、車の事って日本車やドイツ車ならロゴがわかりますが、そんなに知識がないと思うので、車体の色はわかるけど、車のメーカー名がアプリ上で表示されていてもどんな車かわからないケースが多いと思います。

はねうさ夫は、遠くからすぐに車メーカーを認識できていて「あ!XXの黒い車が来た!」などと見つけるのが早かったです。

さらに注意点ですが、ウズベキスタンのタシケントには近くにシボレーの生産工場があるらしく、道を走ってる車は90%くらいの確率で白のシボレーです!

これには爆笑しました。

「White Chevrolet XXXXX(白のシボレー車 ナンバープレート)」

と、表示され…

「え?走ってる車、ほぼほぼ全部白のシボレーじゃんww」という結果だったので、すべてナンバープレートを確認し、その後ドライバーさんに自分の名前を伝えていました。

リクエストした車のナンバープレートや車種を確認して乗車する際には、ドライバーに乗車前に挨拶をしましょう。

万国共通だと思いますが、丁寧な挨拶は良好なコミュニケーションの始まりですよね!

カザフスタンでは比較的英語ができる人もいましたが、ウズベキスタン旅行では英語はカタコト、もちろん私達もロシア語やウズベク語はできないので、大学生の若いドライバーさんの時は色々とお話をすることができました。

一度、「日本語を勉強している」というドライバーさんに当たったことがあり、とても会話が弾んで楽しかったです。

オバちゃんはうれしいよ( ^ω^)

配車アプリ使用時の安全性を確保するための注意点

Yandexに限りませんが、海外旅行で配車アプリを使用する際に安全を確保に関しては気を付けてください。

個人的には危険な目にあったことは無いですが、例えば、夜間に配車手配する場合には気をつけましょう。

リトアニアのクライペダでは、女一人旅で、夕食の後にYandexで配車してホテルへ戻ったので、少し緊張しました。

  1. 正規のアプリを使用すること:
    当然ですが、Yandexの公式アプリを使用することで、セキュリティ面でのリスクを最小限に抑えることができます。
    不正なアプリや偽のアプリをダウンロードしてしまうと、個人情報が盗まれる可能性があります。
  2. ドライバーとの情報照会:
    Yandexアプリで配車をリクエストする際には、ドライバーの情報(名前、車種、ナンバープレートなど)を事前に必ず確認しましょう。
    また、車が到着した際には、ナンバープレートや車種を再度確認し、正規ドライバーであることを確認してください。
  3. 安全な場所での待機:
    配車を待つ際には、明るく人通りの多い場所やドライバーが見つけやすい(車をとめやすい)安全な場所で待機しましょう。
    夜間や人通りの少ない場所、または交通量が異常に多い場所では、周囲の状況に注意して待機することが重要です。
  4. 乗車前の再確認: ドライバーが到着したら、乗車前に車内の状態をチラッとみたり、ドライバーの態度を確認しましょう。
    不審な点や異常な振る舞いがあれば、安全な乗車を確保するために配車をキャンセルすることも検討しましょう。
  5. 友人や家族との共有:
    シチュエーションによると思いますが、乗車前後には、友人や家族と配車した車に乗車することや詳細を共有しましょう。
    人と待ち合わせの場合などは、到着予定時刻や目的地などの情報を共有することで、安全を確保することができます。

>>リトアニアでもYandexが使えました!リトアニアのヴィリニュスの中にある未承認国の記事は以下。

https://www.haneusagi.com/travel-lithuania-vilnius-uzupis

海外旅行の移動手段としてとても便利なYandexをぜひ活用しよう!

Photo: Yandex Go

Yandex Goが使える国や都市は、ロシアや旧ソ国が多いという事もあり、実はこれらの場所を旅行する場合の移動手段には言語の壁が大きくあるケースが多いですよね。

そうなるとどうしても現地の白タク(プライベートタクシー)、ましてや通常のタクシーのドライバーさんからでもびっくりするようなボッタくり価格を提示されることが多いので、Yandexはボッタくり防止に役立ちます。

また、言語ができなくてもピックアップ場所と行先をきちんと指定することができれば、支払い金額も事前に確認できて透明度のある決済システムになっているのも魅力的です。

とにかく、ボッタくり大嫌い!な私なのですが、はねうさ夫は、私が旅先で怒っているのがあまり理解できないようで、彼は、多少ぼったくられても仕方ないし、2~3ユーロの為にしつこく交渉したりするのは時間が勿体ないと考えている模様。

私のようにぼったくられるのが悔しくて仕方ない人は、ぜひ旅行前にYandexアプリをインストールして活用してくださいね!!

何度かYandexにお世話になったウズベキスタン旅行に関する記事も合わせて読んでみてくださいね>>

https://www.haneusagi.com/travel-asia-pacific-uzbekistan-samarkand-best-things-to-do

https://www.haneusagi.com/travel-asia-pacific-uzbekistan-samarkand-to-bukhara-train

カザフスタンのアルマトイでは、カフェのお姉さんからYandexで配車手配していただきました>>

https://www.haneusagi.com/travel-asia-pacific-kazakhstan-almaty-best-things-to-do

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この記事を書いた人

旅行、おいしいもの・ワインが大好きのドイツ在住40代。旅行、デザイン&アート、国際結婚ネタ、語学学習(英語・ドイツ語)のヒントをお届けします。20代後半にアメリカでインターン経験。現在はフリーランス翻訳家。ひょんなことから2017年7月11日より南ドイツ在住。干支と小動物風な行動により、幼少時に父親から「うさ」と呼ばれて育つ。その最愛の父は2021年に他界。気ままに書いてます~
プロフィール詳細は「はねうさぎ」をクリックしてね!
★TabiTabiさんに寄稿した「旅行記」
https://tabi-two.com/posts/9

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