Norway in a Nutshell完全ガイド|予約方法・料金・ルート・利用して分かったこと

ノルウェー旅行おすすめガイド

こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。

ノルウェー旅行でフィヨルドを見たいと思い、いろいろ調べていると必ずと言っていいほど目にするのが、Fjord Toursの「Norway in a Nutshell®(ノルウェー・イン・ア・ナットシェル)」。

ベルゲン鉄道やフロム鉄道、バス、フィヨルドクルーズを組み合わせ、ノルウェーらしい絶景を楽しみながら移動できる人気の周遊ルートです。

ただ、初めて公式サイトを見た時には、

「どこからどこまで行けるの?」
「普通のツアーとは何が違うの?」
「途中で宿泊できる?」
「自分で個別に予約するより高いの?」

など、分からないこともたくさんありました。

私は今回、ベルゲンから出発し、ヴォス、グドヴァンゲン、世界遺産のネーロイフィヨルドを経由してフロムへ移動。フロムで1泊した後、フロム鉄道とベルゲン鉄道を乗り継いでオスロへ向かうルートを予約しました。

料金は、2日間で3,474 NOK(予約時の換算で約€311)でした。

この記事では、私が実際に利用したルートを中心に、予約方法や料金、途中のヴォスやフロムでの過ごし方、服装と寒さ対策、そして利用して分かった注意点を詳しく紹介します。

私のノルウェー4泊5日の全体ルートや、ベルゲン観光については、以下の記事もあわせてご覧ください👇

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目次

Norway in a Nutshell(ノルウェー・イン・ア・ナットシェル)とは?

雄大なフィヨルドツアーはノルウェー観光のハイライト。
雄大なフィヨルドツアーはノルウェー観光のハイライト。 ©haneusagi.com

Norway in a Nutshell®は、鉄道、バス、フェリーを乗り継ぎながら、ノルウェー西部のフィヨルドや山岳風景を楽しめる周遊ルートです。

代表的なルートには、以下の交通機関が含まれます。

  • ベルゲン鉄道
  • フロム鉄道
  • ヴォスとグドヴァンゲンを結ぶバス
  • 世界遺産ネーロイフィヨルドを巡るフィヨルドクルーズ

「ツアー」という名前ではありますが、添乗員やガイドが同行する団体旅行ではありません。

予約した列車やバス、フェリーに自分で乗り、各地点で乗り換えながら旅を進めるセルフガイド式の周遊パッケージです。

はねうさぎ

事前にや訳した自分で決めたルートを当日辿って旅行するスタイル。

一般的にはオスロからベルゲン、またはベルゲンからオスロへ1日で移動する旅行者が多いようですが、途中のフロムやヴォスなどで宿泊し、数日かけて移動することもできます。

電車内はモダンで清潔。渡井が乗った時はガラガラのほぼ貸し切り状態でした
電車内はモダンで清潔。渡井が乗った時はガラガラのほぼ貸し切り状態でした。©haneusagi.com

フィヨルドツアーのフェリーに午前中に乗るのか午後の乗るのかなども回り方で違うので、WEBページ上で時刻表を確認しながら自分で組み立てていくイメージです。

私は今回、ベルゲンから出発してフロムで1泊し、翌日にオスロへ向かう2日間のプランを選びました。

個別予約でも同じルートを移動できる

ノルウェー建国記念日のベルゲン中央駅の電光掲示板と乗り入れる電車
私はベルゲン中央駅から出発を選びました。 ©haneusagi.com

Norway in a Nutshellで利用する列車やバス、フェリーは、基本的に公共交通機関です。

そのため、それぞれのチケットを自分で個別に手配し、同じルートを移動することも可能です。

個別に予約した方が、合計金額が少し安くなる場合もあるようです。

ただし、列車、バス、フェリーの時刻を調べ、乗り継ぎが成立するようにすべて自分で組み合わせる必要があります。

私は初めてのノルウェー一人旅で、限られた日程の中で移動する予定だったため、複数の交通機関をまとめて予約できるNorway in a Nutshellを選びました。

はねうさぎ

少し割高でも、乗り継ぎ可能な時間を一つずつ調べる手間が省けたのは大きかったです。特に初めての土地では、安心感も料金の一部だと思っています。

私が予約したルート

フィヨルドツアーのフェリーのデザインもモダン
フィヨルドツアーのフェリーのデザインもモダンです。 ©haneusagi.com

今回私が予約したのは、以下のルートです。

1日目:ベルゲンからフロムへ

ベルゲン
↓ ベルゲン鉄道
ヴォス
↓ バス
グドヴァンゲン
↓ ネーロイフィヨルドクルーズ
フロム

フロム泊

2日目:フロムからオスロへ

フロム
↓ フロム鉄道
ミュルダール(乗り換えのみ)
↓ ベルゲン鉄道
オスロ

予約日は2026年5月17日から18日

ちょうど5月17日のノルウェー建国記念日と重なり、ベルゲンだけでなく、途中のヴォスなどでも国旗やお祝いの雰囲気を楽しむことができました。

Norway in a Nutshellの料金

ベルゲンのホステルでみた忘れられない夕焼けに染まる海と空を見る
ベルゲンのホステルでみた忘れられない夕焼け ©haneusagi.com

私が予約したルートの料金は、以下でした。日程や時間で価格が変わります。

Bergen – Nærøyfjord – Flåm – Oslo
3,474 NOK(約€311)

料金には、ベルゲンからオスロまでの以下の移動が含まれていました。

  • ベルゲンからヴォスまでの鉄道
  • ヴォスからグドヴァンゲンまでのバス
  • グドヴァンゲンからフロムまでのフィヨルドクルーズ
  • フロムからミュルダールまでのフロム鉄道
  • ミュルダールからオスロまでのベルゲン鉄道

決して安い移動費ではありませんが、約2日間にわたってフィヨルドクルーズや世界的に有名な鉄道路線を楽しみながら、ベルゲンからオスロまで移動できることを考えると、単なる交通費とも言い切れません。

フロムでの宿泊費は含まれていないため、ホステルを別途予約しました。

はねうさぎ

Norway in a Nutshellのページで宿泊場所を追加して予約する方法もあります。私はBooking.comで別途予約しました。

フロムで宿泊したホステル:Flåm Hostel & Cabins

フロムでとまったホステルの受付
フロムでとまったホステルの受付 ©haneusagi.com

フロムはフィヨルド沿いにある小さな村で、ホテルらしいホテルに宿泊するとかなり高価になってしまいます。

ホテルや宿泊場所の数に対して宿泊する観光客の需要が大きいことが価格の高さと宿を確保しにくい問題になっています。

ハイシーズンでは満室で宿を予約さえできないケースもあるようですが、私はラッキーにもフェリー到着の港と鉄道駅から徒歩で移動できる場所に位置するホステルを予約することができました。

こちらのホステルは、今はシェアルームの取り扱いは無く、個室かファミリー用のキャビンしかないようです。

はねうさぎ

リノベして1人用でもすべて個室にしたと仰っていました。時代ですかねえ…。

部屋にはベッドと小さな椅子、デスクがありました。

Flåm Hostel & Cabinsの個室。椅子とベッドの間にパネル暖房器具。
Flåm Hostel & Cabinsの個室。一人旅には十分の広さ。 ©haneusagi.com

5月でしたが、ベルゲンやオスロの都市部に比べるとフィヨルドということで気温が低かったため部屋の暖房を使用しました。ありがたかったです。

共用スペースのソファ。バルコニーもある。
共用スペースのソファ。バルコニーもある。 ©haneusagi.com

トイレとキッチンは共用で、私は2階部分の個室を利用しました。

トイレは2階にあるのですが、シャワー(男女別)は1階まで移動する必要がありました。

日本人には有難い、シャワールームの中に土足で立ち入らない事!注意の看板
日本人には有難い、シャワールームの中に土足で立ち入らない事!注意のサイン。 ©haneusagi.com

タオルはチェクイン時に渡してもらえます。

落ち着いた感じのホステルのリビング
落ち着いた感じのリビングも可愛い。 ©haneusagi.con

Flåm Hostel & Cabins

住所: Nedre Brekkevegen 12, 5743 フロム, ノルウェー

電話: +47 94 03 26 81

私が予約した個室は、1泊 €61。

他に4~5室あったと思います。

宿から滝が見える圧巻の風景も素晴らしかったです。

ホステルのテラスからの眺め。滝が見える素晴らしい景色!
テラスからの眺め。滝が見える素晴らしい景色! ©haneusagi.com

一人外出もせずずっと部屋でYoutube?のミュージックビデオを爆音で見てる挙動不審な男性がいて、少しうるさかったです…。

はねうさぎ

フロムのような場所で個室だから、皆静かだと勘違いしていました。

とは言え、Norway in a Nutshellは、移動そのものが観光になっているのが大きな特徴で、ルートも観光体験も、フロムでとまったホステルにも、総合的にとても満足しています❤

Norway in a Nutshellの予約方法

参照:https://www.fjordtours.com/

私はFjord Toursの公式サイトから予約しました。

予約時には、まず出発地と到着地、旅行日を入力し、途中で宿泊するかどうかを選びます。

私の場合は、以下の条件で検索しました。

  • 出発地:ベルゲン
  • 到着地:オスロ
  • 旅行日:5月17日~18日
  • フロムで1泊

その後、列車やバス、フェリーの時間を選択していきます。

すべての交通機関を自由に好きな時間で組み合わせられるわけではなく、乗り継ぎ可能な選択肢が表示されるため、その中から希望に近いものを選びました。

最後に旅行者情報や支払い情報を入力して予約を完了します。

予約後は、各交通機関の情報やチケットを確認できるようになっていました。

はねうさぎ

旅程のPDFファイルをダウンロードして印刷も可能です

サイトの仕様や表示方法は今後変わる可能性がありますが、私が予約した時点では、ルートに沿って順番に選択すれば手続きを進められました。

日程が決まったら早めの予約がおすすめ

今回予約して分かったのが、人気の時間帯は思ったより早く満席になるということです。

特に注意したいのが、フロム鉄道。

以前の記事でも書きましたが、私は本来乗りたかった時間の列車がすでに満席で、予定していたものより遅い時間の便を予約することになりました。

フロム鉄道は人気が高いうえ、車両や座席数にも限りがあります。

日帰りでベルゲンからオスロ、またはオスロからベルゲンへ移動する場合、フロム鉄道の時間がずれると、その後の列車にも影響します。

そのため、旅行日が決まったら、できるだけ早めに予約するのがおすすめです。

はねうさぎ

「まだ数か月あるから大丈夫」と思っていると、希望の列車だけ満席になっていることも。特にハイシーズンの夏の旅行や週末は、早めに確認した方が安心です。

ヴォスで乗り継ぎ時間に街を散策

ノルウェーのヴォスの教会も興味深い建築様式
ヴォスの教会も興味深い建築様式。 ©haneusagi.com

ヴォスに到着してから、グドヴァンゲン行きのバスが出発するまで少し時間がありました。

そのため、荷物を駅のコインロッカーに預けて駅周辺を散策することにしました。

はねうさぎ

クレジットカードがあれば駅のコインロッカーを簡単に使えます。操作はインストラクションに従えば簡単でロッカーの大きさも選べます。ただし数に限りがあります。

私が訪れた日は小雨が降ったりやんだりしており、気温も思っていたより低めでした。

ちょうど建国記念日だったので何かイベントが行われていました
ちょうど建国記念日だったので何かイベントが行われていました。 ©haneusagi.com

ヴォスには山の上へ向かうゴンドラもありましたが、天候があまり良くなかったことと、バスの出発時間が気になったことから、今回は乗りませんでした。

ヴォスのゴンドラは、北欧最大の山岳ゴンドラとのことで、ヴォス駅目の前からハンゲルストッペン(Mount Hanguren)山頂まで9分未満で結んでいます。

お天気が良ければ山頂から素晴らしい景色が見れそうです。

残念ながら雨模様で肌寒かったですがフィヨルドの向こうに壮大な雪山が見えました
残念ながら雨模様で肌寒かったですがフィヨルドの向こうに壮大な雪山が見えました! ©haneusagi.com

天候を考慮して、ゴンドラは諦めましたが、駅の近くには湖があり、その向こうには山々が広がっていて美しかったです。

小雨に包まれた景色も幻想的で、短い滞在ながらとても印象に残りました。

はねうさぎ

「乗り換えだけの町」と思っていたヴォスですが、景色が本当にきれいでした。時間に余裕があれば、ここで1泊して周辺を散策するのも良さそうです。

ベルゲンのホステルでも、ベルゲンやヴォス周辺に何日か滞在し、フィヨルドや小さな町を巡っている旅行者がいました。

特にヴォスの途中下車は日曜日かつ建国記念日と重なったため、少し静かと言うかでも現地の方はお祭りムードもあり、独特な雰囲気がありました。

ノルウェーを再訪する機会があれば、ヴォスももう少しゆっくり見てみたい場所の一つです。

ヴォスからグドヴァンゲンへバス移動

VOS駅に停車中のfjordtoursのライトグリーン色のバスが目印
ヴォス駅に停車中のfjordtoursのライトグリーン色のバスが目印。 ©haneusagi.com

ヴォスからはバスに乗り、フィヨルドクルーズの出発地であるグドヴァンゲンへ向かいます。

私を含め、乗客は4組ほどでガラガラでした。

バスは一般のバスではなく、運転手さんがガイドも同時にするスタイルの観光バスでした。

駅前のガソリンスタンドのキオスクで暖かい紅茶を買ってバスに乗り込みました(それくらい寒かった)。

ノルウェーの物価を考慮して持ち込んだ抹茶どら焼きを旅のお供に(笑) ©haneusagi.com

確か、このFjord Toursで25年ほど勤務しているというデビッドさん(自己紹介していた)という男性で、彼なりの視点を盛り込んだトークで景観の説明やその土地への思いなどをガイドしてくれました。

はねうさぎ

途中でマイクの不調で聞こえなくなってしまったのが残念。

バスの車窓からも山や渓谷、滝など、ノルウェーらしい景色を楽しめました。

突然視界に大きな滝が現れたり、山の間に小さな村が見えたりして、移動中も目が離せません。

鉄道とはまた違った角度から景色を楽しめるのが、バス移動の良いところでした。

グドヴァンゲンからネーロイフィヨルドクルーズへ

グドヴァンゲンのお土産屋さんも北欧らしい佇まい
グドヴァンゲンのお土産屋さんも北欧らしい佇まい。 ©haneusagi.com

グドヴァンゲンからは、フェリーに乗ってフロムへ向かいます。

この区間では、世界遺産に登録されているネーロイフィヨルドの景色を楽しめます。

フィヨルドツアーのボートのデッキに集まる人々
デッキは風が強いので防寒対策は必須ですが、美しい景色をただただ見続けられます。 ©haneusagi.com

両側を高い山に囲まれた細いフィヨルドを船で進み、山肌から流れ落ちる滝や、岸辺にある小さな村を眺める時間は、今回のノルウェー旅行の大きなハイライトでした。

はねうさぎ

フェリーもモダンで中には荷物を置く専用の場所、カフェも入っていて、デッキも3階建てだったので自分の思うままに歩き回ったりソファーに座ったり充電したり、デッキから写真や動画を取ったりして楽しめました。

水の色も澄んでいて美しく、晴れ間が見えた時の空や山とのコントラストは、写真で見るよりもずっと迫力があります。

透き通ったフィヨルドの水辺に現れる小さな村はため息が出るほど美しい
透き通ったフィヨルドの水辺に現れる小さな村はため息が出るほど美しい。 ©haneusagi.com
はねうさぎ

写真で伝わらないのが残念ですが、それは現地へ行って見てください!としか言えない….(笑)

当然、船内には座席がありますが、景色をしっかり楽しみたいならデッキへ出る時間が長くなります。

ただし、フィヨルドでは風があり、体感温度が下がりやすいため、防風・防寒に優れた暖かい服装が必要です。

5月でも寒い!服装と持って行ってよかったもの

帽子や暖かいジャケットは必須!フィヨルドは風もひんやりしています
帽子や暖かいジャケットは必須!フィヨルドは風もひんやりしています。 ©haneusagi.com

私が旅行したのは5月中旬で、ドイツは桜の季節はとっくに終わり、寒さを感じる日は少なくなっていた時期。

はねうさぎ

ですが、ノルウェーではちょうど桜が満開で、ドイツよりも1か月程季節が遅く感じられました。日本からノルウェーに行く場合には注意が必要です。

洋服はもちろんのこと、靴選びもかなり悩みました。

ベルゲンとオスロではスニーカーで全く問題なく、お天気にも恵まれた事もあり、比較的暖かく感じる時間帯もありました。

ただ、ヴォスでは小雨が降っていて寒く、山間部やフィヨルドではさらに体感温度が下がりました。

そのため、春から初夏に旅行する場合でも、重ね着できる服装や厚手の靴下がおすすめです。

以下の準備をしておくと特に便利です。

  • 風を通しにくい上着
  • 重ね着できるニットやフリース
  • 雨に対応できる防水性のある服
  • 折りたたみ傘
  • 首元を暖められるストールやマフラー
  • 歩きやすく、雨にも強い靴
  • 暖かい靴下

ポンチョを着ている人たちもいました。

フェリーのデッキで写真を撮ったり、景色を長く眺めたりする予定なら、街歩きよりも一段暖かい服装を想定しておくと安心です。

フロムで1泊して本当によかった

アウルランドフィヨルドの最奥部に位置する人口約500人のノルウェーの村フロム。北欧らしい家がかわいい
アウルランドフィヨルドの最奥部に位置する人口約500人のノルウェーの村フロム。北欧らしい家がかわいい。©haneusagi.com

フィヨルドクルーズを終えると、フロムに到着します。

フロムはフィヨルド観光の拠点として整備された町で、お土産店やレストラン、宿泊施設などが港の周辺にまとまっています。

フェリー発着の港に隣接するフロムのビジターセンター
フェリー発着の港に隣接するフロムのビジターセンター。 ©haneusagi.com

かなり観光地化されていると言えば、そのとおりかもしれません。

ただ、初めてノルウェーを訪れる旅行者にとっては、それくらい分かりやすく整備されている方が安心だと感じました。

交通機関を降りてから迷いにくく、短い滞在でもお土産を見たり、食事をしたり、フィヨルド沿いを散策したりできます。

私はフロムで1泊したことで、到着後に焦らず町を歩くことができました。

お土産店を見て回ったり、地元のビールを楽しめるビアホールへ行ったりしました。

バイキングのデザインがかわいいクラフトビールの数々
バイキングのデザインがかわいいクラフトビールの数々をいただけます。 ©haneusagi.com
カラフルなデザインがかわいいノルウェーの缶ビール
カラフルなデザインもかわいい。 ©haneusagi.com

フィヨルドを眺めながらビールを飲んだ時間はとても良い思い出です。

フロムのビアガーデン。ヴァイツェンビールが樽の上に置いてある。
フロムのビアガーデン。ヴァイツェンビール12.70ユーロ。気温7℃(東京の冬!) ©haneusagi.com
はねうさぎ

美しいフィヨルドを目の前にして飲むローカルビールは最高!
フロムでも晴れ女を発揮して、美しい景観、大自然を楽しむことができました。ビール物価のことは少し忘れることにしました(笑)

フロム鉄道でミュルダールへ

レトロな雰囲気のフロム鉄道。
レトロな雰囲気のフロム鉄道。 ©haneusagi.com

翌日は、フロム鉄道でミュルダールへ向かいました。

フロム鉄道は、短い距離の中で大きな標高差を上る山岳鉄道です。

ノルウェーの大自然と絶景が楽しめるフロム鉄道は大人気の山岳列車
ノルウェーの大自然と絶景が楽しめるフロム鉄道は大人気の山岳列車。 ©haneusagi.com

出発時に少し雨が降り出したのですが、想像以上に電車の到着が早く、座席指定がないため、多くの乗客が傘を差しながら長い列を作って待っていました。

はねうさぎ

のんきに直前に電車に乗れば間に合うと考えていたのですが、座席指定が無く、皆が窓側の席に座りたがるため、早めに行けばよかったと思いました。

座席は6人~4人掛けのボックス席のような配列で、一人旅には少し難しい座席の配列です。

フロム鉄道から絶景を写真に収める乗客たち
絶景を写真に収める乗客たち。みんな大興奮! ©haneusagi.com

仕方なく一番手前の車両の奥へ進んでいくと窓側座席が運よく開いていて「お!」と思ったら、同じホステルに宿泊していたちょっと挙動不審な男性を見つけて思わず「ここ座って良い?」と対面で座ってしまったのですが…ちょっと気まずかったです(苦笑)

とは言え、窓側の席はやはり良い!

車窓からは、深い渓谷や山、滝、集落など、次々と景色が変わっていきます。

はねうさぎ

車窓から見える深い渓谷に見える小さな村や、電車からは遠い距離にあるであろうに大迫力の滝など、とにかく素晴らしい山岳鉄道でした。人気があるのも理解できます。

途中では迫力のある滝の近くに停車する時間もあり、乗客が列車を降りて写真を撮れるようになっていました。

フロム鉄道の途中停車の滝で踊る赤い服の女性が奥に見える
中央右奥に赤い服を着た女性がいるのが見えますか?!(笑) 踊っています。 ©haneusagi.com

滝での停車時間に音楽が流れ、赤いドレスを着た女性のパフォーマンスを楽しむことができるので要チェックです!(笑)

同じ電車に乗っていたほかの乗客の方々もとてもフレンドリーで、私が一人旅だと察して写真撮影を自発的に申し出てくれたりお話したりして楽しい時間でした。

また、フロム鉄道を予約する際、私は希望していた時間の列車が満席だったため、少し遅い便になりましたが、時間に追われずフロムを楽しめたので、結果的には悪くなかったと思います。

ただし、同じ日にオスロやベルゲンまで移動する場合は、現地に到着する時間を確認しつつ、接続するベルゲン鉄道の時間も確認しておく必要があります。

ミュルダールからベルゲン鉄道でオスロへ

ミュルダールでオスロ行きの電車に乗り換え
ミュルダールでオスロ行きの電車に乗り換えます。 ©haneusagi.com

ミュルダールでは、フロム鉄道からベルゲン鉄道へ乗り換えます。

私の乗るオスロ行きの電車は少し遅れましたが、駅構内にカフェがあり、そこで充電もできたので、電車の遅延にも焦らずに対応できました。

ここからオスロまでは長時間の列車移動になりますが、車窓からは高原や積雪の残る山岳地帯など、これまでとはまた違った景色を楽しめます。

5月中旬でも標高の高い地域には雪が残っており、ベルゲンやフロムの景色との違いに驚きました。

はねうさぎ

途中停車駅からスキーギアやバッグをたくさん持って乗車してきたグループもいて驚きました。

フィヨルド、滝、渓谷、雪山、湖、オスロでは港や島々と、2日間の移動だけでさまざまなノルウェーの風景を見ることができて満足です。

Norway in a Nutshellを利用して分かったメリット

美しいフィヨルドの街フロム
美しいフィヨルドの街フロムは歩くだけでもワクワクしました。 ©haneusagi.com

複数の交通機関をまとめて予約できる

最大のメリットは、列車、バス、フェリーをまとめて手配できることです。

初めてノルウェーを訪れる場合でも、乗り継ぎ可能な時間が提示されるため、自分で一つずつ時刻表を照らし合わせる負担を減らせます。

移動そのものを観光として楽しめる

ベルゲンからオスロまで、ただ列車で移動するのではなく、途中でバスやフィヨルドクルーズ、フロム鉄道を組み合わせられます。

目的地へ向かいながら、ノルウェーを代表する景色を楽しめるのが魅力です。

途中で宿泊して旅程をアレンジできる

私はフロムで1泊しましたが、この選択によって旅にかなり余裕が生まれました。

移動だけで終わらず、町歩きや食事、地元のビールなども楽しめたのは良かったです。

一人旅でも利用しやすい

添乗員は同行しませんが、基本的には予約した交通機関に順番に乗るだけです。

英語表記もあり、周囲にも同じルートを移動する旅行者が多いため、一人でも比較的利用しやすいと感じました。

利用して分かった注意点・デメリット

ノルウェーのフィヨルドツアーの船上でなびく国旗
お天気によっても印象が変わる国ノルウェー。フィヨルドは風が冷たい。 ©haneusagi.com

料金は安くない

個別にチケットを購入するよりも、パッケージ料金の方が高くなる可能性があります。

少しでも節約したい方や、海外の交通機関の予約に慣れている方は、個人手配と比較してみてもよいでしょう。

人気の便は早めに満席になる

特にフロム鉄道は人気があり、希望する時間帯が取れない場合があります。

予約を後回しにすると、旅程全体を調整しなければならなくなる可能性もあります。

自分で乗り継ぐ必要がある

団体ツアーのように、ガイドが次の乗り場まで案内してくれるわけではありません。

駅やバス停、フェリー乗り場を自分で確認し、時間に遅れないように移動する必要があります。

天候によって印象が変わる

フィヨルドや山岳地帯の旅なので、天候の影響は避けられません。

私がヴォスに到着した時も小雨で、ロープウェイには乗りませんでした。

ただ、雨や霧に包まれた山の景色もノルウェーらしく、必ずしも悪いことばかりではありません。

Norway in a Nutshellはどんな人に向いている?

ノルウェーの首都オスロの街並み。
ノルウェーの首都オスロの街並み。 ©haneusagi.com

実際に利用してみて、次のような方には便利な選択肢だと感じました。

  • 初めてノルウェーを旅行する方
  • ベルゲンとオスロの両方を訪れたい方
  • フィヨルドクルーズと鉄道旅を一度に楽しみたい方
  • 複数の交通機関を個別に予約するのが不安な方
  • 限られた日程で効率よく移動したい方
  • 一人旅で分かりやすいルートを選びたい方

一方、交通機関を自分で組み合わせることに慣れていて、できるだけ費用を抑えたい方は、個人手配も検討する価値があると思います。

まとめ:フロムで1泊する2日間のルートにしてよかった(おすすめ)

大自然の中で時間がゆっくりと流れるノルウェーのフロムでとまったホステルに泊まる自転車
大自然の中で時間がゆっくりと流れる。身も心もリフレッシュ! ©haneusagi.com

今回のNorway in a Nutshellでは、ベルゲンからヴォス、グドヴァンゲン、ネーロイフィヨルド、フロムを経由し、フロム鉄道とベルゲン鉄道でオスロへ移動しました。

料金は安くありませんでしたが、列車、バス、フェリーを自分で一つずつ手配する必要がなく、初めてのノルウェー旅行でも安心して旅程を進めることができました。

特に、フロムで1泊したのは大正解でした。

フロムは観光地化されてはいますが、スーパーやベーカリーもあり、お土産店や飲食店がまとまっていて、初めて訪れる旅行者には分かりやすく、フィヨルドを眺めながらゆっくり過ごせる小さな村です。

ヴォスでの短い街歩き、ネーロイフィヨルドクルーズ、フロムで飲んだローカルビール、フロム鉄道から眺めた山々など、移動の一つひとつが忘れられない思い出になりました。

Norway in a Nutshellは、決して安いパッケージではありません。

それでも、限られた日程でノルウェーらしい絶景を効率よく楽しみたい方にとっては、検討する価値のある選択肢だと思います。

私も次にノルウェーを訪れるなら、今度はヴォスやフロムなどにもう少し長く滞在するか、別のフィヨルドの小さな街などををゆっくり巡ってみたいです。

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この記事を書いた人

旅行、おいしいもの・ワインが大好きのドイツ在住40代。旅行、デザイン&アート、国際結婚ネタ、語学学習(英語・ドイツ語)のヒントをお届けします。20代後半にアメリカでインターン経験。現在はフリーランス翻訳家。ひょんなことから2017年7月11日より南ドイツ在住。干支と小動物風な行動により、幼少時に父親から「うさ」と呼ばれて育つ。その最愛の父は2021年に他界。気ままに書いてます~
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★TabiTabiさんに寄稿した「旅行記」
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