オランダの花の楽園!キューケンホフ公園詳細【チケット情報も】

オランダのキューケンホフ公園チューリップ

こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。

キューケンホフ公園(Keukenhof)は、オランダの象徴であるチューリップを中心に、美しい花々で彩られた絶景が広がる季節限定の花の楽園です。

世界最大の球根花の庭園として知られるキューケンホフは、春の訪れとともに花が咲き誇る場所として、毎年多くの人々を魅了しています。

この記事では、キューケンホフ公園の魅力や見どころ、訪れる際の注意点などをご紹介します。

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目次

オランダの園芸の魅力!キューケンホフ公園の魅力を余すところなく紹介!

わあ~♪と声が出てしまう美しさ ©haneusagi.com

オランダの園芸の魅力を体現するキューケンホフ公園は、春限定に開園する美しい庭園です。

毎年、公園の公開は3月半ばから5月半ばの期間に決まっていて、天候に左右されるものの4月中旬ごろにチューリップの見ごろを迎えます。

※2024年は3月末に夏日のような暖かい日が続き、お花が早かった印象。開園日程は公式ホームページでチェック!

2024年は、3月21日(木)から5月12日(日)まで、日曜・祝日を含む午前8時から午後7時30分まで開園。

多彩な花々が彩るキューケンホフ庭園内はお手入れが行き届き、まさに楽園!

オランダと言えばチューリップを連想しますが、チューリップはもとより菖蒲、水仙など、数千種のカラフルな花々を一堂にして楽しむことができます。

とにかく、美しい❣

ブルーの花の小川 ©haneusagi.com

春の訪れとともに美しい風景が広がり、訪れる人々を魅了し、園内は活気にあふれています。

歴史ある庭園の歴史は、18世紀にまで遡り、お庭やお花の美しさだけでなく、その風情は訪れる人々を魅了します。

世界最大規模のお花の庭園ということで、敷地はとても広大で、美しい池や水路、風車や橋が点在し、ロマンチックな雰囲気も漂います。

庭園内はエリアごとにデザインが分かれており、決して訪問者を飽きさせることはありません!

特に、オランダが誇る色とりどりのチューリップが満開になり、幻想的な風景を作り出します。

また、公園内にはレストランやカフェもあるので、休憩したり食事をとったりすることもできますよ!

「これがチューリップなの?!」と驚くほど、チューリップだけでも何百種類という品種があり、どこを切り取っても素敵な写真になるので写真を撮るのが好きな方には中毒性のある超注意スポットです(笑)

オランダの魅力満載!キューケンホフでチューリップ鑑賞

©haneusagi.com

「ヨーロッパの庭」として称されるキューケンホフ公園は、オランダのリッセ(Lisse)という小さな街に位置し、世界最大の球根花の楽園として知られています。

ちなみに、ドイツ人のはねうさ夫は「コイケンホーフ」と発音していたので、現地の方にどのように発音するのか質問してみたら、キューケンホフとコイケンホーフの中間のような発音でしたw

キューケンでもコイケンでもなかったのですが、ドイツ語が話せる方もたくさんおり、コイケンホーフでも通じます。

美しいチューリップの数々 ©haneusagi.com

この公園は、約400年前から続くオランダの球根栽培の歴史を体現し、17世紀に建てられたキューケンホフ城の庭園が、1949年の屋外球根展示会によって一躍有名になりました。

春の絶景を楽しむために、毎年、世界100か国以上の国や地域から100万人が訪れるキューケンホフは、1年のうちに3月中旬から5月中旬までの約2か月限定で開園し、東京ドーム約8個分の32ヘクタールの広大な敷地内にはチューリップをはじめとする様々な花々が咲き誇ります。

公園内の庭園やパビリオンは、毎年異なるテーマで造園され、訪れるたびに新たな魅力が広がります。

つまり、毎年行っても楽しめるという事なのです。

春の鮮やかな風景:風車や球根、園内の魅力とは

あいにくの雨模様 ©haneusagi.com

キューケンホフ庭園の魅力は、なんと言っても世界最大級の広大な庭園にパビリオンが4つあり、チューリップ、スイセン、ヒヤシンス、蘭、アイリスなど、カラフルで華やかななお花を堪能できることろ。

ひとえにチューリップといっても、赤や黄色、白の定番カラーだけでなく、濃いピンク、薄いピンク、バイオレット、グリーン、ペールイエローなど色も様々で花びらの形もギザギザしていたりバラのように幾重にも重なっていたりスラーととがっていたりと個性があります。

背の高さも様々で、ずんぐりした物からとても背の高いものもあり、それらがコンビネーションで植えられているので、もはや庭園という概念を超えた、ひとつの「アート作品」とも言えます。

屋外だけでなく、大きな屋内の温室のような場所にそれぞれ名前が付けられたチューリップを見られるのも楽しいですよ。

桜とチューリップのコンビネーションも ©haneusagi.com

お花だけでなく、桜や造形を施した木々との組み合わせも素晴らしく、池や小川に反射したお花の色も美しいです。

また、オランダらしい風車や水路、木の靴などが所々にあり、お花と風車を写真に収めたり記念撮影のスポットとして人気です。

チューリップの名所キューケンホフ公園の楽しみ方!開園時間や混雑時期をチェック

©haneusagi.com

公園の開園時間や混雑時期をチェックして、快適な観光を計画しましょう。

春の絶景を楽しむには、開園期間中の天気予報をこまめにチェックすることをお勧めします。

特に週末や祝日は混雑するので、早めの時間、または遅めの時間などの訪問時間を工夫するのも良いと思います。

キューケンホフの開園シーズンは約2か月間限定と非常に短く、地元の人々だけでなく海外からの観光客も多いため、非常に混雑します。

ピーク時には1日に4万5千人以上が訪れるというから驚きです。

聞いた話によりますと、ある人が4月末の晴れた土曜日にキューケンホフを訪れた時には、園内に入るまでの渋滞から始まり、駐車場、フラワーパビリオン、レストラン、トイレなど、いたるところに行列ができていたと言います。

あまりの混雑さに、午後の早い時間には、池の周り小道はほとんど人で埋め尽くされていて動けないほどだったそうです。

チケットで入場人数を制限しているとはいえ、旅行の計画を立てるときは、混雑状況を考慮すると良いでしょう。

できれば、キューケンホフを訪れるのは週末や祝日は避けるのがベスト。

キューケンホフ公園が開いている春の時期には、オランダとその周辺国には祝日がたくさんあります。

例えば、イースターホリデー、オランダ国王の日(4月27日)、メイデー(5月1日)などは避けるのが無難です。

もちろんお天気にもよりますが、この祝日前後はホテル代も高騰するため、要注意です。

©haneusagi.com

公園内の敷地は広大で、散策しながら様々な品種のチューリップを見ることができ、基本的に、いつ訪問しても美しいお花を楽しめるように植え替えを行ったりお手入れがされたりしています。

桜などの一定時期にしか楽しめない植物もありますが、これはその年の気象条件によって見ごろが違いますので、ある意味、二度と同じ風景は見ることができない貴重な体験だと思って楽しむのがベスト。

特に、日本から行かれる場合にはGW時期になることが多いと思うので、なかなか一度決めた予定を変更するのは難しいとは思いますが、楽しい観光を満喫するために、事前にイベント情報や天気予報をチェックして計画を立てましょう。

キューケンホフ公園の予約方法とチケットの情報

©haneusagi.com

キューケンホフ公園の予約方法とチケットの情報をご紹介します。

当然ですが、個人旅行の場合には、公式ウェブサイトや各種オンラインチケットサービスで事前にチケットを購入しましょう。

日によっては当日行ってもチケットが買える場合もありますが、先ほども書いたように、特に混雑時期や週末、祝日は事前の予約が必須です。

キューケンホフの2024年の開園期間は、3月21日(木)から5月12日(日)まで、日曜・祝日を含む午前8時から午後7時30分まで開園。

チケット料金

  • 大人1人:19.50ユーロ
  • 子供(4~17歳):9ユーロ
  • 普通車駐車料金:8ユーロ

また、公園内の特別なイベントや体験プログラムに参加する場合は、予約が必要な場合がありますので、事前に確認しましょう。

公園内のボートツアーに参加したい方や、フラワーパレードを見たい場合も事前にチケットの予約が必要です。

チケットは通常、当日に公園の入口やオンラインで購入できますが、行く日時が決まっている場合は特に、混雑を避けるために事前購入がおすすめです。

キューケンホフ公園のチケット予約情報を事前に確認して、快適な観光を楽しみましょう!

子供から大人まで楽しめるキューケンホフ公園の魅力とは?

©haneusagi.com

キューケンホフ公園は子供から大人まで幅広い年齢層に楽しみを提供する場所です。

子供たちは遊具や広々とした芝生で思い切り遊べますし、迷路があったりしますよ!

また、園内にはベビーカーで入園が可能ですし、レンタルもある模様。

大人は自然の中でリラックスしたり、ピクニックを楽しんだりできます。

公園には季節ごとに異なる花や樹木が咲き誇り、四季折々の景色が楽しめます。

さらに、公園内にはカフェやレストランもあり、おいしい食事や軽食、アイスクリームなどのおやつを楽しむこともできます。

公園の魅力はその多様性にあり、自然との触れ合いやリフレッシュを求める人々にとっては理想的な場所だと言えると思います。

ちなみに、どのくらいこの公園が万人に楽しめるかと言いますと、行く前は「フラワーパーク?ふ~ん・・・まあ、君が行ってみたいなら運転するし一緒に行ってみても良いかな」という温度感だった、はねうさ夫。

はねうさ夫と言えば、趣味は投資、チェス、マラソン、サイクリングと言った「お花」や「庭園」とは無縁な嗜好で、さらに彼が友人たちに「オランダのフラワーパークに行く」と話したら、友人たちが「え?ww花を見に行って何が楽しいの?何が特別なの?!」という反応だったらしいです(笑)

とは言え、はねうさ夫も「すごい!キレイ!はねうさちゃん、そこへ行って立ってて!写真撮るから♪」を連呼し、写真を撮りまくっていたので、そんな男までも虜にするキューケンホフ公園の威力は凄いです。

老若男女が楽しめる事、間違いなしです!

キューケンホフ公園内のボートツアー情報

©haneusagi.com

オランダと言えば水路ですよね!

キューケンホフ公園内では、美しい水路を巡る「whisper boat(ささやきボート)」のボートツアーが提供されています。

このボートツアーでは、敷地内ののどかな景色を水上から眺めることができます。

もちろん、一面に広がるチューリップ畑も見る事ができますよ。

公園内の展望台的な役割を果たしている風車の横に、ボートツアーの乗車場所があります。

チケットはオンラインで予約できますが、風車手前横に小屋があるので、そこで予約した情報を伝えると、予約名と照合して、紙のチケットを発行してくれますので、予約時間前にこちらに必ず立ち寄ってください。

予約した時間の専用のボートに乗り込んで、色とりどりのチューリップ畑やのどかな風景をゆっくりと巡りながら、自然の美しさを満喫しましょう。

このボートツアーは、キューケンホフ公園を訪れる際の楽しいアクティビティの一つです!

かろうじてボートの上から撮った写真 ©haneusagi.com

と、思ったのですが、私たちが予約した日時はなんと暴風雨!((((;゚Д゚))))

恐らく、通常はボートに乗っている担当者の方がガイドさん的に説明してくれたりすると思うのですが、冷たい雨風に45分間さらされ、ボートには屋根もなかったので、びしょ濡れになってしまいました。

少しだけチューリップ畑は見ましたが、他の時間はほぼほぼ暴風雨と格闘する時間で終わってしまい、返金もありませんでした。

あいにくの暴風雨で身を守るのに必死 ©haneusagi.com

最悪なのは、ボートツアーの後に着替えなどもなく、濡れた下着と洋服で公園内を散策、観光しなければならなくなり、少し寒かったです。

売店には雨ガッパも売っていましたが7ユーロもしたので持参した折り畳み傘を利用しましたが意味があったかどうかは微妙です。

個人的には、このボートツアーは、目線が低くなり、チューリップを楽しむベストな方法だとは思えませんが、公園のすべてを楽しみたい!!という方はぜひ乗ってみてください。

ボートツアーのチケットは公式ページから予約が可能で、大人は10ユーロでした。

アクセス情報や開園期間のポイント解説!

©haneusagi.com

キューケンホフ公園へのアクセスは便利です。

バスを利用すれば、キューケンホフまで快適に移動できます。

公共交通機関を利用する場合は、スキポール空港から直通でキューケンホフ公園まで行けるシャトルバスが運行しています。

シャトルバスの運賃や運行スケジュール、乗り場などは事前に確認しておくと良いでしょう。

また、キューケンホフの入場券と当日の公共交通機関の乗車券の両方がセットになったコンビチケットを購入することもできます。コンビチケットは公式サイトのTicketsページから購入できます

現地で運転する方は、レンタカーを利用するのが便利で時間もフレキシブルに使えるので良いですね。

空港からですと、空港内には多数のレンタカーサービスがあり、公園まで約30分程度のドライブで到着できます。

また、車でのアクセス情報としては、公園周辺には駐車場が用意されており、自家用車での訪問も可能です。

私たちは、ドイツから自家用車で行き、宿泊先のホテルから直接公園まで移動しました。

駐車場のチケットもオンラインで予約できますので、入場チケットと合わせて予約するのをお勧めします。

また、キューケンホフは入り口が2カ所あります。

私たちはメインエントランスのちょうど反対側のエクストラエントランスの前に駐車してそちらの入り口から入場しました。

チケットのチェックは入場時ではなく、駐車場から出るときに確認がありました。

公園が混雑することがあるため、早めの到着をおすすめしますが、私達が行ったのは比較的すいていると言われる火曜日で、なおかつ、あいにくのお天気だったので満車では無かったです。

開園時間や混雑時期については公式ウェブサイトで確認できますので、事前にチェックしておくことをおすすめします。

キューケンホフに必要な所要時間

キューケンホフ公園を訪れるには、2~3時間を見込んでおくことをお勧めします。

園内を見るだけで、最低2時間は必要だと思います。

この目安時間には、園までの移動時間や、公園近くのチューリップ畑を散策する時間は含まれていません。

キューケンホフ公園は世界最大規模のフラワーパークなので、敷地内は超広大で、見るべきものがたくさんあります。

毎年約700万個の球根を植えるというので、園内にはエリアごとに入り組んだ小道や池、運河、噴水、風車、そしてユリや蘭などの花々を見ることができるいくつかの大きなパビリオンがあります。

さらに、園内のいたるところで様々な彫刻やアート作品、特設スポットがあり、訪問者を飽きさせません。

また、先ほど書いたボートツアー「whisper boat(ささやきボート)」に乗りたい場合にはさらに45分必要ですので、滞在時間には余裕を持った計画を立てましょう。

仮に、「キューケンホフのすべて」を見たり、園内で昼食をとったりしたいのであれば、3~5時間は簡単に過ぎてしまうはずです。

キューケンホフを思いっきり満喫したい方は、終日時間を費やすくらいの気持ちで行きましょう!

キューケンホフ訪問の際の注意点

気分は「風雲!たけし城」池には落ちないので安心してください! ©haneusagi.com

キューケンホフを訪れる際には、いくつかの注意点があります。

  • 開園期間を事前に確認しよう:公園は季節限定のため、開園日時を確認することが重要です。
  • 混雑を避けるヒント:混雑時期は週末やチューリップが見頃の時期に注意が必要です。

公式サイトでは、午前10:30前と午後4:00過ぎが空いている時間としておススメされています。

私たちは、平日火曜日の午後2:00に予約していました。早めに到着しましたが入園できました。

公共交通機関を利用する場合は、シャトルバスの運行スケジュールや運賃を事前に確認し、混雑を避けるために早めの時間帯を選ぶことが重要です。

  • 適切な服装:ヨーロッパの春は天候が変わりやすいため、寒暖差に備えて適切な服装と日焼け止めを持参しましょう。

私は折り畳みの傘を持参し、ユニクロのライトダウンを着て行きましたが暴風雨で濡れたので寒かったです。

傘を持たなくて済むポンチョや、首回りを温かくするスカーフ、タオルハンカチなどがあればもっと良かったかも。

お天気が明らかに良くないと分かっている場合には、慎重に準備し、また、暖かい日には、日焼け止めだけでなくサングラスがあっても良いと思います。

  • お花に触らない:公園内では花や植物に触れることは避け、指定されたエリア以外での花摘みやデザインされたお花のエリアへの侵入は禁止されています。
  • ゴミはゴミ箱へ:日本人なら皆出来ると思いますが、ごみは持ち帰るか、カフェなどのゴミ箱に捨てましょう。
  • お水やお茶などを持参:カフェやレストランがありますが、並ぶこともあるかもしれませんし、散策しながら喉が渇くこともあるかもしれません。

私たちはびしょ濡れだったので、カフェで震えながら温かいお茶とコーヒーをいただきました(苦笑)

飲み物を持参すれば節約にもなります。

事前に、公式サイト(蘭、独、英、仏語対応)で情報を調べ、事前準備しておきましょう!

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この記事を書いた人

旅行、おいしいもの・ワインが大好きのドイツ在住40代。旅行、デザイン&アート、国際結婚ネタ、語学学習(英語・ドイツ語)のヒントをお届けします。20代後半にアメリカでインターン経験。現在はフリーランス翻訳家。ひょんなことから2017年7月11日より南ドイツ在住。干支と小動物風な行動により、幼少時に父親から「うさ」と呼ばれて育つ。その最愛の父は2021年に他界。気ままに書いてます~
プロフィール詳細は「はねうさぎ」をクリックしてね!
★TabiTabiさんに寄稿した「旅行記」
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