ドイツ語は簡単?それともすごく難しい言語?!

[独] 語学学校D-Kompetent

こんにちは!はねうさぎです。

今日、私のクラスメートが、こんな発言をしました。

「ドイツ語の文法って簡単!」

もちろん、クラスの雰囲気は・・・・「え・・・・・?!」

私は目を丸くまではしませんでしたが、「うそでしょ?」って思いました。

日本人からみたヨーロッパ言語とヨーロッパ人にとってのヨーロッパ言語

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© haneusagi.com

この発言をしたのは、ポーランド人のクラスメート。

彼女は、旦那さんのお仕事の都合で、ポーランド国内はもとより、スペイン、ロシアにも住んでいたことがあり、1か月前にドイツに引っ越してきた、いわゆる「赴任妻」。

子供たちはインターナショナルスクールに通っていて、いつもブランドものの洋服やアクセサリーを身に着けているセレブ妻なのです。

ポーランドでは、学校で、ドイツ語とロシア語を習うそうですが、彼女曰く、ドイツ語なんぞやは、学校以来まったく何もやっていないとのこと・・・・・それでも、ドイツへ引っ越してからいきなりB2のクラスに入れるって大したものですよ。

その彼女が、今日、爆弾発言をしたのです。

そう、「ドイツ語の文法は簡単!」というもの・・・・・・・・・・。

ポーランド語のみならず、英語、ロシア語、スペイン語、(そしてドイツ語もほぼ問題ない)を巧みに操る彼女からすると、新しい言語を学ぶことはそう難しいことではないように見えますが・・・どうなんだろう?!

彼女曰く、ポーランド語の文法の方がドイツ語よりも難しとのこと。

また、一般的に難しいと言われているロシア語に関しても、学校で習っていたことやロシアに住んでいた経験以外に関しても、どうやら、ポーランド語とロシア語と言うのは、同じ「スラブ語族」に属するそうで、キリル文字さえ覚えてしまえば、そんなに難しくはないのだそう。

いや~~~~~~、日本人には夢にまで見ても、想像できない現実ですよね。

だって、日本語と同じ言語グループって現時点では皆無、またはほぼ無いと言われているのです。

つまり、日本語と同じような語録、文法、考え方を持っている言語は世界中探してもないと言われているという事です。

比較的似ているのでは?と言われている、韓国語、モンゴル語、場合によってはトルコ語等に関しても、日本語との類似性はあまりないとのことで、残念ながら、日本人が他言語を習得するためには、欧米人、またはほかのアジア人とは違った困難、努力の時間が待ち受けているということでしょう。

「一番難しい言語」というのはその人の母国語による

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ポーランド人の彼女が、「ドイツ語の文法は簡単!」と言ったように、日本人に比べたら、欧米人にとってのドイツ語というものは、割ととっつきやすい言語であると思います。

でも、その逆は・・・?

例えば、欧米人から見た韓国語や中国語。

また、日本人にとっての中国語と言うものは、日本語の漢字が中国由来であることは間違いありませんが、読み方、発音等以外でも、中国語と日本語が同じ言語グループに属さないことからもわかる通り、言語学的に類似点が少ないのです。

なので、日本人にとって、中国語の習得もとても大変なものになることが予測されます。

あるサイトで、「日本人にとって比較的やさしい言語、比較的難しい言語」に関しての一覧表を見つけました。(Lifehacker参照)
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(もとリンクはこちら

興味深いのが、「米国人にとって一番難しい言語が、「日本語、中国語、韓国語、アラビア語」とのこと。それに対して、比較的簡単とみなされているのが「フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、スワヒリ語」です。

確かに、ドイツ語を勉強していると、多くの単語において、英語とほぼ一緒、または似ている言葉もあるので、意味を想像することはできます。とは言え、日本人が英語学習に長期間費やすことから考えても、英語またはヨーロッパ言語の習得が容易ではないことを物語っていると思います。

実際、「ドイツ語の文法が簡単!」と言っていたポーランド人のクラスメートは、半年間だけ北京に住んだこともあるそうなのですが、「中国語の習得はインポッシブル!(不可能)」だと言っていました。

まあ、不可能は言い過ぎでしょうけど、欧米人にとって、アルファベット以外の文字を一から学習するのは容易ではないという事でしょう。(また、発音の仕方に関しても異なります。言語のコンセプトが根本から違うのでしょう)

欧米人から見たらかなり難しい日本語

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以下のブログでは、世界で最も難しい言語として、日本語が第三位にあげられています。

Japanese, Finnish or Chinese? The 10 Hardest Languages for English Speakers to Learn

その理由として、日本語には、「ひらがな、カタカナ、漢字」の3つの表記システムを持っているという特性にあると言っています。

確かに、いまだにはねうさ夫は、ひらがな、カタカナを見たら逃げ出しますし、とにかく、「文字には見えない」らしい・・・・。

とは言え、ここドイツに住んでいたら、どうしても「ヨーロッパ圏」の人々に触れることが多く、これらの人々はEUができてからというもの、ちょっと感覚が「◯◯人」というよりは「私たちはヨーロッパ人」ととらえている人が多いので、良いか悪いかは別として、ある意味めんどくさいのです。(多くは語りませんが、説明が難しい・・・)

ヨーロッパ人は、(人に寄りますが)なんだか苦手です・・・・・・・。

ドイツ語はどのくらい難しいのか?

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じゃあ、ドイツ語って、実際難しいの簡単なの?と言われれば、日本人にとって難しい言語であることは間違いないと思います。

もちろん、言語の習得には、個人差、学習年齢、環境など様々な要素が関係するわけですが、「英語できたらドイツ語は簡単」「ドイツ語はほぼアルファベット読みだから発音も簡単」などという輩の言うことは信用してはいけません!(笑)

個人的には、かな~~~り、ドイツ語をなめてましたね~~

以前、私が「英語はとても簡単!ドイツ語に比べたらグローバル言語だし、今はもう英語の時代だよ!」と発言したら、「英語は何年勉強したの?」と質問されました。

「ん~、まあ、学校での勉強も入れたら、10年以上は勉強したよ」と答えたところ、ドイツ人に笑われたのです。

「はねうさぎは、ドイツに来て、ゼロからドイツ語を勉強してるんでしょ?そしてまだ1年でしょ?それでドイツ語と英語を比べるのはおかしいんじゃないの?!」と言われたのです。

確かに・・・・!

10年後の自分が、ドイツ語に関してどう思っているかはわかりませんが、英語との違いはモチベーション。

英語大好き人間だった自分が、イヤイヤドイツ語を勉強し、ドイツに住んでいるという毎日なので、そりゃーーーー、勉強なんてかったるいし、モチベーションあがらないし、つまらないし、この言語なんだかダサいし(と思っているし:もちろん、個人差あるので、ドイツ語がめっちゃカッコいいーー!と思っている方もいることでしょう)・・・とにかく、私にとっては学習速度が上がる要因ゼロなわけです。

でも、これが、若くてドイツやドイツ語に興味あれば意欲もそうですが、記憶速度が違います!

実際、クラスメートの若いトルコ人の子は、すごいですよ!

1. 毎日遅刻してくる
2. 宿題を全然やってこない
3. ドイツに来てまだ1か月(以前5か月だけ住んでいたらしい)
4. なのに私より語彙がある、宿題やらなくても先生の質問に答えられる、宿題をその場でやって発言までしてしまう!

なんていう連発。それもこの「何もやってない(かもしれない)」のに、すでにB2レベル・・・嗚呼~!
も~~~う、頭にくるやら、自分が嫌になるやら、本当に・・・・・悲しいです。

めげないコツはヨーロッパ人と自分を比べないこと

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© haneusagi.com

以前、私がB1の公式テストを受ける前に、ドイツ語学習に関して友達からこう言われました。

「絶対にヨーロッパ人と自分を比較しちゃダメ!」

彼女はドイツ在住歴10年以上。

ドイツの大学も卒業していて、色々な会社でも働いた経験があり、ドイツ語は苦も無く使いこなせています。

でも、やっぱり話を聞くと、始めはもちろんゼロからのスタートだったとのこと。

その彼女から、ドイツ語を勉強するうえで、ヨーロッパ人と自分の学習速度を比較しないことが重要だと言われたのです。

わかってはいるけど・・・・

なんなんだ?!と思うこの苛立ち、自分への情けなさ、思うように学習がすすまないもどかしさ。
(それも、アラフォーだからタチが悪い)

せめて、10代、20代なら話は違うでしょうけど、すでにアラフォーで、もう頭脳が機能してませーん。(とはいえ、爆弾発言のポーランド人もおそらくアラフォー)

アメリカ留学の時は、「アメリカ人に負けないよう、張り合うよう」と、言語だけでなく、言動やしぐさ、考え方など、文化的な事も積極的に学んだのですが、その理由には、アメリカでは「黙っていたら、存在しないのと一緒」という概念が強かったから、というのもあると思います。

ヨーロッパも近いものがあるとは思うけど、割と個々を尊重する傾向が強いので、日本人はマイペースで、コツコツと積み上げていくしかないのかなあと思う今日この頃です。

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