ドイツ語で「明けましておめでとうございます」知っていると便利な5つのフレーズ

こんにちは!はねうさぎです(@haneusagi_com)です。

さて、ドイツで初めての新年を迎えるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

「ドイツ語で『明けましておめでとうございます』はどう言うの?」

そんな疑問に答えるために、ドイツ語の新年の挨拶「Neujahrswünsche」を表すための便利な5つのフレーズをご紹介します。

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目次

ドイツの年末年始の過ごし方と付き合い方

ドイツ人の年末年始の過ごし方

ドイツでは、クリスマスの方が年末年始の中でも重要視されるイベントです。

ですから、ドイツでは、年末年始はクリスマスと大晦日で異なる文化があります。

クリスマスは家族と静かに過ごす一方、大晦日は友人とパーティーや花火で賑やかに祝います。

ドイツの年末年始の花火(Silvester-Feuerwerk)

夜空にあがる花火

ドイツでは、大晦日の花火が年末年始の伝統的なイベントとして広く楽しまれています。

ドイツでのこの花火の習慣は、中世に始まり、花火の音や光が「悪霊を追い払い、新しい年に幸運を招く」という意味を持つと信じられてきたと言います。

近代以降は娯楽の一環として広がり、大晦日の恒例行事となっています。

花火は12月31日の深夜、時計が0時を迎えた瞬間に一斉に打ち上げられます。

ドイツでは、個人が花火を購入して庭や近所で楽しむことが一般的で、街全体が光と音に包まれる壮大な光景が広がります。

クリスマスが近くなると、スーパーなどのお店で、花火を売る特設コーナーが設けられます。

特定の会場というよりも、町全体に人々が繰り出して個人で花火をあげて楽しむのが特徴です。

厳かな年末年始を過ごすことに慣れている日本人的には賛否両論があるようで、危険だし怖いしうるさいから嫌!と言う人も多いようです。

計画性を重視するドイツでは、年末年始の予定を早めに立て、贈り物をする場合には、小さな心遣いを大切にすると良いと思います。

この記事でご紹介するフレーズは「12月31日から日付が1月1日に変わる瞬間」に使われる言い方、または「新年明けて初めて会う人に使う言い方」になります。

1. Frohes neues Jahr!(明けましておめでとう!)

「Frohes neues Jahr!」<フローエス・ノイエス・ヤ~ェ!>

は、最もシンプルかつ重要な新年のあいさつの言葉です。

省略して「Frohes neues!」だけもアリです。

また、丁寧に言うと「Ich wünsche dir (oder Ihnen) ein frohes neues Jahr!」

なぜ、2つの単語に「S(エス)」がついているのかと言うと、「Jahr(年)」と言うドイツ語は、「Das Jahr」だから、形容詞に反映されるのでですね!

2. Gesundes neues Jahr!(健やかな新年を!あけましておめでとう)

「Gesund」は「健康」を目指す言葉です。

「Gesund」は、直訳で「健康」を意味しますから、「健康な新年を!(一年になりますように!)」というメッセージになります。

  • 発音:「Gesundes neues Jahr!」 (ゲズンデス・ノイエス・ヤー!)
  • 短縮形:「Gesundes neues!」も可能。

簡単ですね!

3. Gutes neues Jahr!(良い新年を!あけましておめでとう)

「Gut」=良い

ですので、シンプルに、「良い新年を!」とか「素敵な新年を!」のようなイメージになります。

<グーテス・ノイエス・ヤー!>

う~ん、簡単です!(笑)

もちろん、こちらも「Gutes neues!」だけでもOK!

英語の「Have a good one!」にイメージが近いでしょうか。

4. Prost neujahre!(新年に乾杯!あけましておめでとう)

「Prost!」=乾杯!

を意味するので、時計が12月31日から変わって深夜を刻む時に、グラスをかざしながら「Prost neujahre!」というのはイメージできますね^^

バイエルン州など、一部の地域では、「Prosit neujahre!」という地域もあるようです。

5. Auf 2025!(2025年、あけましておめでとう!)

この、「Auf~~(来る年の数字)」を組み合わせて、「2025年に!(乾杯!おめでとう!)」という意味合いの言葉になります。

<アウフ・ツヴァイタウザント・フンフアンドツヴァンツィッヒ!- zweitausend funf und zwanzig>

年が変わるごとに、年号を入れ替えるだけで使える便利ない方ですね!

もちろん、数字もドイツ語で言えるようにしておきましょう!

ドイツ語で「明けましておめでとう」ってなんて言うの?さらに細かい地域の違い

ドイツ語で良いお年をって年ていうの?花火で祝う習慣

ここまで、ドイツ語5つの新年のあいさつをご紹介しました。

ざっくりとした地域分けをすると、ドイツ南部、オーストリアとスイスの大部分では、「Gutes Neues」または「Gutes neues Jahr」が使われることが多く、ザクセンやテューリンゲン州などのドイツ中東部では「Gesundes neues Jahr」が良く使われ、北西ドイツでは「Frohes neues Jahr」が良く使用されるようです。(参照:http://www.atlas-alltagssprache.de/r8-f1a-b-2/

  • ドイツ南部、オーストリア、スイス:「Gutes Neues」が主に使われる
  • ザクセン、テューリンゲン:「Gesundes neues Jahr」が使用される
  • 北西ドイツ:「Frohes neues Jahr」が一般的

ドイツ語で「良いお年を!」って何て言うの?

12月31日は大晦日

新年の挨拶や年越しのドイツ語での挨拶「明けましておめでとう!」はご紹介しましたが、「良いお年を!」に相当するドイツ語の表現が気になりませんか?

それをマスターすれば、ドイツ人との年末の付き合いも自然になるはずです。

「良いお年を!」のフレーズ

  1. einen guten Rutsch! =良いお年を!
  2. Guten Rutsch!=良いお年を!
  • 意味:良いお年を!
  • 使い方:年末の別れの挨拶として、友人や同僚に対して使います。

今年最後に会う友達と別れ際に、「Guten Rutsch!」=良いお年を!・・・日本と似ていますね。

ドイツの「大昨日」とは?

  • 大昨日は「Silvester」と言い、家族や友人と過ごす一年の最後の日として定着しています。
  • 発音:[sil·we·ster] (ズィルヴェスター)

※カタカナはあくまで、ご参考までです

スムーズなステップ

  • 大昨日の日付が変わる瞬間:「Guten Rutsch ins neue Jahr!」
  • 新年に入った瞬間:「Prost Neujahr!」
  • 新年の挨拶:「Ein gutes neues Jahr!」

ちょっとした違い

  • 「Guten Rutsch」は年末の挨拶。一方「Ein gutes neues Jahr」は、新年明けて使う方言。
  • 目上の方や会社の上司には「Ich wünsche Ihnen ein gutes neues Jahr!」という丁寧な言い方がベスト。

12月31日の大晦日に、家族や友人と会い、「Guten Rutsch ins neue Jahr!」と挨拶し、

時計が深夜を指したら「Prost Neujahr!」と乾杯し、

新年を迎えたら「Ein gutes neues Jahr!」と挨拶をする・・・(笑)

日本と若干違うのは、「良いお年を!」に「Ein gutes neues Jahr!」を使っても良いという事でしょうか。

それでは、みなさま、良いお年をお迎えください!

Zum neuen Jahr wünsche ich ihnen viel Glück, Gesundheit und Erfolg!!

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