暑い夏をどう乗り切る!?ドイツでできる5つの暑さ対策

こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。

日本も連日暑いようですが、ドイツもなかなかキテます・・・。

昨日は高温すぎて切流が乱れたのか、夜暴風雨となり、一瞬だけ涼しくなりました。

涼しい夏の夜のドイツは、秋の気配すら感じ、過ごしやすいですが屋外では肌寒く感じることも。

それにしても、連日の30度超え・・・数日前は37度などと言うこともアリ、家でじいっとしていても汗が出てきます。

ドイツの暑さ対策の一番の問題は、ズバリ!「エアコンが無い」ことです。

一般的な家庭にはエアコンはついておらず、下手すると、古いタイプの車両を使っている場合には、電車やバスでもエアコンが無いなんてことも・・・!

エアコンの無い生活って・・・想像できますか??

私はかれこれ、これを3年・・・。我が家のカーエアコンも壊れたまま2年・・・すでにエアコンの風に当たりすぎると、ちょっと寒すぎる?!とまで感じるようになって来ました。

東京の湿度80%等に比べると、今日のわが村は湿度53%と低いものの、今年のドイツの夏はなんだかちょっとジメっとしている感覚があります。

こんなドイツの暑い夏、みなさんはどのように乗り切っているのでしょうか?

目次

ドイツでできる暑さ対策その1:窓をすべて締め切り家にこもる

ドイツへ引っ越してきたばかりの頃、あまりの暑さに窓を開けて空気を流動させていたのですが、これは実は一番やってはいけないことです。

近所の建物をよ~~~く観察してみたのです。

ドイツ人はどうやってすごしているのかしら?・・・と。

すると、皆さんお分かりかと思いますが、

●シャッターがついている場合にはシャッターを全て閉め、日中は家の中を日陰にする

●朝の涼しいうちに窓を締め、カーテンやブラインドで直射日光を当てず、外気の熱風を部屋の中に入れない

上記2つをやってみてください。

虫も入ってこないですし、これで少しは部屋の中の温度が上がることを防ぐことができます。

日が沈む時間になったら窓をすべて開け、冷えてきた外気から風を取り込みましょう。

ドイツの大抵の家には、Keller(ケラー)という地下室があり、地下室はひんやりしているので、そこを改造して趣味の部屋などにしているドイツ人もいるのですが、そこへこもって映画みたりしているドイツ人もいるようです・・・苦笑

ドイツでできる暑さ対策その2:扇風機をつける

エアコンはメジャーではありませんが、近年のヨーロッパの猛暑続き(連日35度越え、40度近い事もたびたびありました)により、扇風機は手軽に手に入るようになっています。

大手のスーパーに置いてあったり、「メディアマルクト」などの家電量販店に置いてあり、価格もリーズナブルです(その代り、機能やクオリティはイマイチです)。

我が家も、私が引っ越してきた夏に、30ユーロほどの扇風機を買いました。

ドイツ語で扇風機は「Ventilator(ヴェンティラートア)」です。

湿度が低く、からっとしている場合には、あまり「温風感」は無いですが、今年は結構きついです。

無いよりはマシなので、扇風機を持っていない方は今すぐゲットしましょう!

ドイツでできる暑さ対策その3:カフェやデパートへ避難する

ドイツでは、お店やカフェでも、エアコンが設置されていない場所もたくさんあります。泣

特に古い建物の場合は、デフォルトでついてないことが殆どです。

ただし、割と築年の新しい建物に入っているカフェやショップには空調が設置されている場合もあります。

ケルンに本社を置く、ガレリア・カウフホーフ (Galeria Kaufhof)や、エッセンに本拠地がある、カールシュタット (Karstadt)などの大手デパートではエアコンが効いています!

私は、わざわざ毎日スーパーマーケットへ買い物へ行き、少しだけ涼を取る作戦です・・・・ドイツでは(現時点2020年8月)、スーパーを含む公共の屋内建物ではマスクなどの口と鼻を覆うモノの着用が義務付けられていますので、この暑い夏にマスクで息苦しいのに、エアコンなしで買い物とは考え難いので、スーパーの涼しさには少し感謝しています(笑)

ドイツでできる暑さ対策その4:プール・湖・川で泳ぐ

はっきり言うと、これはドイツ人流の夏の過ごし方です。

「夏は暑いモノ」、「そしてそんな暑い夏が大好きさ!」、「太陽に当たってゴロゴロしたい!」というのが、割と一般的なドイツ人の考え方のようです。

もちろん、熱すぎるから少し家の中に避難・・・というドイツ人もいることでしょうが、大抵のドイツ人は太陽大好き人間なので、先週~今週は、プールの前を通りかかると、長蛇の列!!

あんなに「待つ」「並ぶ」ことが大嫌いなドイツ人でも、プールとアイスクリームだけは辛抱して並びますw

州やお住まいの場所によると思いますが、現在、ドイツの多くのプールは、コロナの影響で、事前登録制で、人数制限を設けており、決まった時間に入場しなければいけない場所もあるようです。

プールがめんどくさい・・・という人は、近くの湖や(下手すりゃ池や沼)、川で泳いでいます。。。

私の家の近くにはマイン川が流れているのですが・・・はねうさ夫から「マイン川で一緒に泳ごうよ!」と、常に誘われていますが、完全に断っています。

理由は、(見た目)汚いから・・・。

まだ、多摩川上流、とか日本のアユでも取れそうな清流でちょっと水に浸かったり浮き輪で流れてみたりするのは理解できますが、茶色に濁ったマイン川はちょっと・・・ね><

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ドイツでできる暑さ対策その5:エアコンを買っちゃえ~!

「早くこれ言ってよ!」と思った方もいることでしょう(笑)

とは言え、ドイツには短期的在住予定とか、引っ越しが多い等の理由がある方は難しかもしれないですし、簡単にはお勧めできないのです。

とはいう私も、今エアコンの購入を検討しています(今年ではなく来年以降の為)。

ドイツでエアコンって、どのようなタイプのものを、どのくらいの価格帯で買うことができるのか?・・・気になりますよね。

そこで、「エアコン」に該当するドイツ語の「Klimaanlage」というキーワードで「Amazon.de」で検索してみると、色々商品が出てきます。

例えば:

・ハンドル付きの卓上モバイルエアコン(4 In 1 mini Mobile Klimageräte, AUGOLA Mini Klimaanlage):28.59ユーロ

・ホース付きモバイルエアコン(Comfee MPPH-07CRN7 Mobiles Klimagerät):219ユーロ

・ハイエンドエアコン冷暖房装置・室外機付き(Klarstein Windwaker Eco Split – Klimaanlage, Heiz- und Kühlgerät):489ユーロ

つまり、ドイツの場合の「エアコン」というと、

1. 機械に氷や冷水を設置してそこから出る冷風で涼をとるタイプ

2. 外気を機械が冷やし、屋内に冷気を送り出すタイプ

3. 屋外機付きの日本の様なエアコンで、暖房としても使えるタイプ

の3通りがあると言えるでしょう。

もちろん、1番は、扇風機に毛が生えたようなものなので、「エアコン」として購入する価値は低いです。

すでに一軒家をお持ちで、家に穴を開けてきちんとしたものを設置したい方は、ハイエンドの3番でも良いと思うのですが、価格も日本のエアコンほどしますし、ドイツの夏の暑くて我慢できない日の数は、日本と比べたら長くはないはずなので、価格や設置のお手軽さを考慮すると、個人的には2番が良いと考えます。

実際に、友人は昨年、2番の窓にホースを出して設置するタイプのエアコンを260ユーロで購入したそうです。

「とっても涼しくて、快適で楽だよ!!」とのこと。

価格の相場は、機械のクオリティによりますが、およそ300ユーロなので、それより安ければ買ってもいいかなあと考えています。

また、その友人のお友達は、家に穴を開けてハイエンドタイプのエアコンを2000ユーロで取り付けたそうです。気合入ってますね!!

湿気もとってくれるので、重宝しているとの事でした。

環境問題や光熱費にシビアなドイツ人達ではありますが、「ドイツの一般家庭にもエアコンが当たり前」の時代が来るかもしれません。

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この記事を書いた人

旅行、おいしいもの・ワインが大好きのドイツ在住40代。旅行、デザイン&アート、国際結婚ネタ、語学学習(英語・ドイツ語)のヒントをお届けします。20代後半にアメリカでインターン経験。現在はフリーランス翻訳家。ひょんなことから2017年7月11日より南ドイツ在住。干支と小動物風な行動により、幼少時に父親から「うさ」と呼ばれて育つ。その最愛の父は2021年に他界。気ままに書いてます~
プロフィール詳細は「はねうさぎ」をクリックしてね!
★TabiTabiさんに寄稿した「旅行記」
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