新型コロナウイルスに罹ったら?!私たちの症状と自宅療養での食事について

ドイツ生活
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こんにちは!はねうさぎです(@haneusagi_com)です。

私たちの日常生活に大きな変化はまだ感じませんが、ドイツ国内ではウクライナとロシアの戦争が暗い影を落としています。

毎日SNSからひしひしと感じる在独日本人の不安や、戦争が起こってしまった事で精神的にショックを受けて何もやる気が起こらないドイツ人の知り合いも多くいます。

こんな時になんですが・・・私とはねうさ夫は、新型コロナウイルスに罹ってしまいました。

今回は、私たちの各症状と自宅療養中に気を付けた食事に関してお伝えします。

コロナの話はツライ・・・と言う方はここで読むのをやめてくださいね!

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摂取済みでも関係ない凄い感染力!初期症状は風邪のような感じ

私は、アメリカ、イスラエル、日本の公的機関が発表している書類を読んだ後、メッセンジャーRNAという現在のコロナワクチンに関しての安全性に疑いを持っており、直接的な理由や考え方は若干違うモノの、夫婦ともに2人共予防接種を受けていません。(マスクに関しては意見が違っただけに、これは良かったw)

現在のドイツでは、コロナの予防接種を受けたかどうか、また受けた回数に応じて社会生活に制限が設けられています。

私たちは、1度も摂取していませんので、レストランやお店へ行くことはかなわず、ホテルもNGなので旅行もいけず、行ける場所はスーパーと薬局などの「生活に必要最低限行ける場所」だけに行くことができます。

とは言え、これはドイツの州によって違いがあり、私たちの住む州では店舗でのチェックはなくなっていたので、ショッピングへは行ける状態でした。(買いたいものも無いので行って無いですが)

はねうさ夫も私も個人事業主ということもあり、他人と接する機会もほとんどないですし、私たちには子供もいないので学校との関連も皆無で殆ど自宅に居ます。

そういう理由もあり、レストランやカフェで美味しいものを食べたいな・・・友達とおしゃべりしたいな、という事以外は日常生活には全く影響はない状態です。

予防接種をしていないと、同時に会える人の人数も制限されているようですが、大々的なパーティなどはこのご時世ないし、いつも会う友人や家族とだけ会っている状態でした。

さて、こんな私たちがどこでコロナをもらってしまったのか・・・?!

そう、義理父です(苦笑)

義理母が1月に手術をし、約1か月ほどリハビリ施設にいたため、1~2週間に一度、義理実家へ行って義理父と一緒に食事をしていました。

義理父も義理母もワクチンは2回、またはブースターも受けているのですが、どうやら義理父がある日葬儀に出席し、そこでもらってしまったらしいのです。(本人は否定していますが1000%確実かと)

義理父と食事したのがある土曜日の夜。

義理父はなんだか元気が無くて、義理母が長い間家にいないから元気がないのかな?と思っていたのですが、どうやら体調があまりよくなかったらしい・・・汗

翌日の日曜日の朝、義理父から「どうやら風邪を引いてしまったらしいから近くによらない方がいい」と言われました。

独り言:(ここでちょっと思ったのですが、日本だったらいくら家族でもちょっと体調おかしかったら事前に言いますよね?「こんな感じなんだけど会うのどうする?」とか・・・やはりドイツ人と日本人の衛生概念はちょっと違うなあ~と実感しましたです・・・はい。)

コロナ感染は人によって多少症状が違うが始めは風邪と間違えそう

二本線で陽性反応

日曜日は何もなく普通に過ごしていた私たち夫婦ですが、翌日の月曜に「なんかちょっと喉の調子が悪いな」と思いました。

義理実家の暖房が壊れていた事と泊まった日が非常に寒かったので、風邪を引きそうかも・・という予感がしました。

火曜日の朝になっても喉は痛く、朝起きると、はねうさ夫がくしゃみをしながら「僕、風邪ひいたかもしれない」と行ってきたので「私も」と言いましたw

不思議な事に、こんな時ほど仕事が忙しくなるもので、私が自宅で一生懸命仕事をしていると、仕事へ行った(自分の事務所を持ってます)はねうさ夫がお昼過ぎごろに帰宅してきて「具合が悪いから横になる」と言ってベッドルームへ行ってしまいました。

正直言うと自分も横になりたかったけど、まだそこまで具合が悪いとは思わなかったので、そのまま仕事をしていました。ただ、喉は非常に痛かったです。

夫が、義理父に確認したところ、義理父は簡易テストをしてみたけど陰性だった為、ずっと風邪だと思っているらしく・・・ただ、葬儀に参列した親戚が、日曜日にコロナ陽性、その後、義理父が金曜日に行ったワインの定例会で会った2夫婦がコロナ陽性、そして私たち夫婦、同日の日曜日に義理母に面会しに行き、義理母も具合が悪くなるという結果に。

義理父、めっちゃスプレッターじゃん・・・

結局、具合が悪くなってから3日目の水曜日に試しに簡易テストをしてみたら陽性反応があったので、翌日の木曜日に正式なPCRテストをしに行きました。

結果は私達夫婦2人共に陽性でした。

正直に言うと、これまでワクチンを打っていないがために社会生活での人権がありませんでしたので、さっさとPCRテストを受けて「回復者」になればドイツ生活での人権を取り戻せる!というルンルンな気持ちで一杯でしたw(2022年2月時点で接種者と回復者だけがレストランへ行けるため)

コロナで亡くなった方もいるので不謹慎なのは重々承知していますが、陽性になった時は嬉しくてワインで乾杯したくらいです(←バカです、はいw)

気を取り直して、以下に私とはねうさ夫の1週間の体調の変化と症状を記載します。

©haneusagi.com

表をみてみてわかると思いますが、私は割と「普通の風邪と同じか少し軽いくらいかなー?」という感想に対して、通常は2~3日で風邪が治る夫にとっては、結構しんどいモノだったようです。

長時間は集中するのがつらかったけど、私は仕事も毎日していました。

私たちが感染する前後に2人の友人がやはりコロナ陽性になったという話があったのですが、友人達の症状は、はねうさ夫とほとんど同じで、言わゆる巷で言われている「オミクロン株の症状」に一致していると思いました。(正式にはPCRテストでは株の特定まではしていないので不明ですが)

ちなみに、PCRテストを受けたときに、「健康保険局(Gesundheit Amt)から連絡がいきますので指示に従ってください」と言われたのですが、未だに連絡はありません・・・苦笑

Gesundheit Amtからメールが来たと言う友人の話では、現在ドイツの規定では隔離期間は10日間で、7日目に症状が無く(または無くなって)48時間経過しているならPCRテストを再度受けて陰性だったら隔離期間終了。10日間過ぎたら、いずれにしても隔離期間は自動的に終了とのことです。

コロナ感染自宅療養で気を付ける点と食事のアイディア

私たちは夫婦2人の生活ですし、2人同時に感染したと言って良いと思うので、必然的に生活の場所を分けることは無かったのですが、家族等と同居している場合、食事や寝る時も感染者は個室で隔離など可能な限り⽣活空間を分けるようにしてください。

部屋を分けられない場合は、仕切りやカーテン等を設置したり距離を保てるよう工夫をすると良いと思います。

タオル、衣類、食器、箸等は通常の洗濯や洗浄で良いと言われていますが、共⽤は止めましょう。

また、こまめに部屋の換気をすることも推奨されています。

思い返すと、私たちは2日目と3日目が一番つらかったかな?と思うところで、はねうさ夫曰く、私は寝てる時にうなされていたらしく、寝ながら隣で唸っているので、夫もよく眠れなかったそうです。

そこで、3日目から7日目までの4日間、私たちは寝る場所を別々にしました。

我が家はベッドルームは1つしかない為、夫にリビングのソファーベッドで寝てもらう事にしました。

お互いに具合が悪いと、眠れなかったり動いたりしてお互いの就寝の邪魔になるので、別々に寝て体力を養おうという作戦でしたw

また、私は検査するまでは風邪だと思っていたので、まず喉が痛いときにいつもやるミントジンジャーティーでの頻繁なうがい、イソジンうがい薬での消毒を行いました。

また、日本から持ってきていた粉末状の『葛根湯』を最初の3日間ほど服用しました。

これが良かったのかどうかはわかりませんが、夫とは症状が異なりました。

夫は、喉がとにかく痛かったらしく、買いだめしていたパンが喉に引っかかるからという理由でなかなかパンを食べるのが難しかったようです。

ただ、2週目に入ってからは私が鼻水、鼻づまりに悩まされるようになり、夫の方が回復が早いようです。

私は通常の風邪でもすぐに喉や鼻に来る体質なので、鼻洗浄の道具一式をもっているのですが(ドイツにも売っています)、鼻洗浄用の塩でぬるま湯を作り鼻の奥を洗浄するというのを毎日1回行っています。

また、食事に関しては、はねうさ夫が食事がつらそうだったので、何度もスープを作りました。

お鍋にスープを大量に作っておいて、翌日パスタを投入してスープパスタにしたり、トマト缶を加えて味変させたりと工夫しました。

スープは、体も温まるし、野菜もたくさん食べれるのでビタミンなどの栄養摂取に良いと思います。

また、うどんも作りました。

お味噌汁やお出汁の効いたスープはやはり日本人としては落ち着きますし喉にも優しい気がします。

はねうさ夫曰く、のどが痛いときは、麺類やお米は大丈夫だけど、パンは飲みこむのがきつかったそうです・・・ドイツのパンは固いからでしょうかね><

コロナに罹った時のために準備しておくと良いモノ

私たちのように夫婦同時に感染したり、家庭内感染となると、自分も具合が悪い中でパートナーやお子さんの食事の準備や片付け、掃除をすべてやることになり、体力的にとても厳しいと思います。

日本であれば、温かい食事のデリバリーなんかも使えて良さそうですが、ドイツではなかなかうまくいきません。特に我が家のようにドドドドドドドドド田舎に住んでいると、デリバリーされる食事の種類にも限界があります。

私たちは、PCRテストを受けに行く前にスーパーに行って約1週間分の材料を買いだめしました。(ほら、陽性とは限らないからね・・・!)

最悪、ネットスーパーで注文すればいいや・・・と考えましたが、隔離中に隣村に住む日本人の友人が買いものに行ってくれたので、野菜を補うことができました。ありがたやありがたや~!

運よく私たちはお腹にはダメージが無く、食欲も普通にあったので、食事の制限はあまりありませんでした。

以下、私がコロナに罹ってみてあったら良いな!買っておいてよかったな!と思うモノのリストですのでご参考にしてください。

  • ハーブティー・お茶 ※とにかく大量に!喉に良さそうなモノや風邪用のお茶はドイツでは簡単に入手可能
  • ホットレモン(Heisse Zitrone)やホルンダーティー ※お茶以外のオプションやビタミン補給に
  • のど飴 ※仕事中にずっと舐めてました
  • パスタ ※ショートパスタがオススメ
  • パスタソース
  • しょうが ※料理にはもちろん、手作りのジンジャーティーにもできる!
  • スープに入れる野菜 ※人参、ジャガイモ、玉ねぎ、にんにく、セロリ、ズッキーニ、トマトなどお好きな野菜で日持ちするもの
  • 鶏肉 ※主催のおかずにも、チキンスープにも使える!
  • 真空パックのソーセージ ※ザウアークラウトと一緒に軽食にも!
  • 真空パックのお肉や魚 ※日持ちするので
  • トイレットペーパー
  • ティッシュペーパー ※鼻水も出るので大量に!
  • キッチンペーパー
  • お水 ※ストックとして大量に!
  • ヨーグルトやゼリー ※我が家は毎朝朝食用ですが柔らかいので簡単に食べることもできて便利
  • インスタントのごはんや麺類 ※日本は美味しい冷凍食品もあるのでぜひご活用を
  • ピザ用の冷蔵生地 ※材料を切って乗せてオーブンで焼くだけなので簡単!
  • バナナやみかんなど包丁なしで皮をむいてすぐに食べられるフルーツ
  • ビタミンやマグネシウムなどの栄養補助タブレット
  • タイレノールやバファリンなどの痛み止め ※喉が焼けるように痛かったという友人は痛み止め飲んだらしい

日本の冷蔵庫ってすごく性能が良いので、2週間分くらいのものは保存できると思うのですが、ドイツの・・・少なくとも我が家の冷蔵庫は「欧州あるある」のビルトインの冷蔵庫であまり容量が入らないですし、機能がイマイチで日本の冷蔵庫のようにものが長持ちしません><

そうなると、やはり、トマト缶だったり、ピクルスだったり、ソーセージだったりという保存食になるわけですが、やはりできるだけ野菜を食べたいと思うので根菜の活用をお勧めします。

また、コロナになると味覚や嗅覚がなくなるという噂もありました。

私の場合、おそらく鼻が詰まりだした時に少しだけ嗅覚が怪しかったと思いますが、これは通常の風邪でも起こると思うので、コロナだからかどうかはわかりません。

また、私は本当にラッキーで、体調が悪くなってから新規のプロジェクトの依頼が2件来たのですが、「実はコロナになってしまって、軽症だから仕事はできるんだけど長時間の集中力が無いから納期を少し後ろにしてほしい」とお願いしたところ、クライアントさんは「ええええー!」と驚きながらも快諾してくれたので、落ち着いて仕事をこなすことができました。

ちなみに、寝る前に日本から持ってきた「パブロンエースPRO」というイブプロフェンMAX入ってるという風邪薬を飲んでから就寝しています(これ、よく眠れる)。

コロナ禍になってから私が受けた恩恵は、ネットを使えば自宅でもどこでも仕事ができる環境になった事ではありますが、コロナ禍になってから初めて体調が悪くなったのもあり、薬も消費期限怪しいし、いろいろとアップデートが必要だなあと感じました。

お陰様で今は毎日改善に向かっているのを感じます。

まだまだパンデミックは終わっていませんし、何度もコロナに感染する人もいるので、気を引き締めて生活していこうと思います。

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コメント

  1. K子 (北ドイツ在住) より:

    はねうさぎさん、今晩は!

    新しい投稿があるかどうか時々ブログをチェックしています。今回はビックリしました。投稿されてからもう1週間経過しているので、きっともう全快されていますよね。
    はねうさぎさん同様、私もコロナワクチンを打っていません。映画館に行けなくても、レストランで食事が出来なくても生活はできます。友達にも会っているし、ネットで何でも注文できるので不自由は感じていません。まあ、このコロナ規制もせいぜいあと1年かなと私は見ています。

    季節の変わり目、どうかご自愛くださいませ。

    (コメントを書き込むことは殆どないですが、いつも読ませて頂いています)

    • K子さん、
      コメントありがとうございます!
      すごく嬉しです♪
      コメントをくださったことも嬉しいですし、ブログをチェクしてくださってる事も・・・ありがたい!
      お陰様で全快しています。後遺症のようなものも感じないので基本的に頭がイカレテル以外は大丈夫だと思ってます(笑)
      コロナでなかなか外出もしておらず、ネタも少ない毎日ですが、今後ともどうぞよろしくお願いします^^

  2. ケニー より:

    初めまして。ドイツ系企業の日本支社で働いている者です。現在バイエルン州のレーゲンスブルクに滞在しており、アホなことに一ヶ月ちょいの出張なのに、使い捨てコンタクトレンズの予備を持ってくるのを忘れてしまい(^_^;)購入の際に、記事を参考にさせていただきました!ありがとうございます!

    文面からにじみ出るお人柄なのか、他の記事も気になり、こちらにたどり着きました。

    で、私が伝えたかったのは、「感染が判明して乾杯」→分かる!その気持ち!です(笑)私もワクチン未接種なので、今回の出張の書類の準備が面倒で、「感染して回復証明があれば、全ていらないのに!いっそ感染したい!」と思ってたのもので。

    一年ほどですが、こちらで暮らしてたこともあるので、あるある!やそれそれ!なんかもあり、他の記事も楽しく読ませてもらってます(笑)

    今回のコロナに対してはドイツらしいところと、ドイツらしくないところが端的にあらわれてるなぁ、と外から見ていた時と到着後にも思いましたが、実際暮らされてる方から見たらどうなんでしょうね。

    海外に来ると日本語の活字中毒になるので、他の記事もありがたく、いろいろ読ませていただきます(笑)まだまだ朝晩は寒い国ですから、お体にはお気をつけ下さい!

    • ケニーさん、
      ブログを読んで下さりありがとうございます!
      ドイツにご出張中とのこと、お疲れ様です。
      必要に応じて使うのは良いと思うのですが、日本での「マスク信仰」も早く無くなり、元の生活に戻ってくれるよう願っています。ドイツから日本へ一時帰国すると意識の差に驚きます・・・屋外35度なのにほとんどの人がマスクしていてびっくりしました。
      ドイツは6月からは3Gルールも撤廃されるようですし、1日が長いいい季節になりますので、お仕事の合間にドイツを楽しんでくださいね。
      引き続き、はねうさぎドットコムをよろしくお願いいたします。

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