こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。
理学療法の予約までの間、モンテネグロとセルビアの2か国を巡る旅に出ました。
バルカンの魅力たっぷりの一週間の旅です♪
この7日間の旅で、私達は2か国で合計5か所を訪れました。
- 【1日目】ブドヴァ(Budva)・モンテネグロ
- 【2日目】スヴェティ・ステファン (Sveti Stefan)・モンテネグロ
- 【2日~4日目】コトル(Kotor)・モンテネグロ
- 【4日目】バール(Bar)・モンテネグローーー>寝台車1泊
- 【5日目~7日目】ベオグラード(Beograd)・セルビア
今回は、私たちの旅行ルートについてお伝えします。
ドイツでの理学療法についての記事に興味があるからは以下からどうぞ。
ドイツからモンテネグロの首都ポドゴリツァ空港まで飛ぶ
まず、上記にヨーロッパのLCCについてまとめた記事があるのですが、今回そのヨーロッパ系LCCの一つである「Wizz Air」で、バイエルン州のメミンゲン空港からモンテネグロのポドゴリツァ空港まで飛びました。
メミンゲン空港までは、ミュンヘンからシャトルバスも出ていますが、私たちは自家用車で空港まで移動。
今回のフライトは、ドイツ=>モンテネグロ(in)、セルビア(out)=>ドイツで予約しました。
合計7日間・1週間の旅ですので、モンテネグロで行くべき場所を以下に絞りました。
- ブドヴァ(Budva)
- スヴェティ・ステファン (Sveti Stefan)
- コトル(Kotor)
- Bar(バール)
首都のポドゴリツァはその時代の支配化における影響を強く受けたことが理由であるかどうかは何とも言えないところがありますが、主要な健康名所が無いと判断し、あまり滞在時間が無い今回の旅行においては、飛ばすことにしました。
ポドゴリツァに到着後すぐに空港からブドヴァ(Budva)へ移動
ブドヴァのアパートメントホテルを予約しており、その際に空港送迎をお願いしていたので、ドライバーさんが私達の名前の紙を持って待っていてくれたのでわかりやすかったです。
空港からブドヴァまでは、ぐーぐるマップさんでざっと見ると76Kmほどあり、1時間半ほどかかった記憶があります。
ドライバーさんは英語が堪能で、小学生の時にはユーゴスラビアだった話から家族や民族間の苦悩や経験、今のU国とR国の紛争の話、近隣諸国の話、モンテネグロの経済状況など、はねうさ夫が大好物な話題で盛り上がりました(苦笑)
チェックインを終えて、お部屋へ案内してもらい、アパートの説明などを受けた後、すぐそばのビーチ沿いにあるレストランやバーが立ち並ぶ場所まで歩いて夕食を取りました。
ドイツ南部のドドドドドドドドド田舎に住むと恋しくなるモノ、それはシーフードです!
モンテネグロの海沿いの街に来たからには、新鮮なシーフードを食べることを、とても楽しみにしていました♪
ブドヴァはおよそ2500年の歴史を持ち、アドリア海沿岸の都市でも古いものの一つで、旧市街地や古い教会などはもちろんの事、砂浜のあるビーチ、多様なナイトライフ、地中海建築群の秀例で知られるモンテネグロの観光リゾート地として人気があります。
可愛い街のブドヴァですが、世界遺産に登録されているコトルに2泊したかったため、ブドヴァには1泊し、夜の旧市街地を散策した後、翌朝にホテルの15階にあるカフェで朝食を取り、数時間だけお日様の当たる旧市街地を観光しました。
ブドヴァ(Budva)からコトル(Kotor)までのバス移動
ランチの後、ブドヴァからコトルまでバスで移動しました。
都市間の長距離移動のバス停(AS Mercur Trade International Budva Autobuska stanica)は、アパートメントホテルから徒歩約10分ほどの場所にありますが、とても暑かったので、15分くらい歩いた気分がして、かなりぐったりしてしまいました。
窓口で13:25のバスをその場でチケット予約し、バス停内にあるカフェレストランでランチを食べました。英語が通じます。
1人前3ユーロでお腹いっぱいになる分量の食事が出てきますが、それを見て「あ~、やっぱりあの海沿いのレストラン価格は観光客向けなんだあ・・・( ゚Д゚)」と実感。
コトルのバス停に到着し、そこから、城壁で囲まれた旧市街地までは徒歩10分ほどです。
私たちは、オーストラリア人がオーナーの民宿を2泊予約しており、旧市街地へ入る門の前で待ち合わせしていました。私と同じく、美味しいものが大好きだと言うオーナーさんは、日本へも来た事があるそうで、大の親日家との事でした。
コトル大聖堂のすぐ横の「コトルで一番古い建物(他は修復などしている為)」という場所まで案内してもらい、お部屋や鍵の説明や注意点を受けました。
コトルでは、街歩きはもちろんの事、街のすぐ背後にそびえ立つ山に位置する要塞跡までトレッキング(入場料は1人8ユーロ取られます!)、翌日には3時間のボートツアーに参加し、美味しい地元のお調理や可愛いお土産屋さんを見てまわったりと、観光を楽しみました。
コトル(Kotor)~スヴェティ・ステファン(Sveti Stefan)~バール(Bar)をバスで移動
コトルからはまたバスに乗り、セレブの島で有名な「スヴェティ・ステファン」まで移動。
「スヴェティ・ステファン」は、モンテネグロのリゾート地で、ブドヴァからは約5km離れています。
かつては潮の満ち引きで地続きとなる島だったそうなのですが、現在は橋で渡れるので本土と結ばれています。
元々、スヴェティ・ステファンは、15世紀に漁村として人が住み始めた歴史がありますが、1950年代に村の最後の住民が立ち退いてからは、スヴェティ・ステファンは島全体が5つ星ホテルで有名なアマンリゾーツが運営しています。
ホテルのゲスト以外は立ち入り禁止となっていますが、ドライバーさん曰く、現在は運営が一時休止されている・・・のだとか。(なんだか雲行きが怪しいですね)
とにかくアタシャみたいな庶民は島へは入れないので、道から島を見下ろせるレストランでランチをして、そこからの眺めを楽しみました!(そう、眺めただけよ・・・)
ランチの後、スヴェティ・ステファンのバス停から、バールへ向かいました。
ここで注意なのですが、スヴェティ・ステファンのバス停には時刻表がありません( ゚Д゚)
レストランの係員さんに質問してみたところ、「インターネットで調べてあげる」と言われて調べてくれました。ようやくバスが来たのは良いのですが、ギリギリ満席。
このバス停から、バールのバス停までは片道4ユーロ/1人(でも何故かドライバーはお釣りが無く5ユーロ払った)でした。
バールからセルビアの首都ベオグラードまでは「ベオグラード=バール鉄道」を利用
コロナ前の情報だったと思うのですが、この鉄道を使ったと言う方の旅ブログを読んだ時に、「1日に朝と夜の2便、モンテネグロのバールからベオグラードまで鉄道で移動できる」と書いてあったので、バールに着いてから電車の時間を調べ、それによってバールに1泊するかどうか考えようと思っていました。
この長距離移動電車は、ヨーロッパでも類を見ない風光明媚な山岳地帯を走る絶景を楽しめる観光鉄道として人気があるという事で期待していました。
ところが!
バール(Bar)のバス停について駅の窓口でベオグラード息の電車の時間を見てみると、19:00出発の1日一便しかありません(がーーん)
窓口の方に質問しても、「夜便しかない」「電車内にレストラン車は無い」と言われ、座席指定なしの通常ベッドの場合は6人の相部屋コンパ―とメントで1人20ユーロとの事でした。
はねうさ夫と話し合って、その日の19:00の便のチケットを予約することに。
2人部屋個室のチケットを予約し、1人40ユーロ。(意外と高い?!)
電車の時間まで2時間半ほどあったので、Barの旧市街地まで行き、少しだけ観光して17:30過ぎに駅にタクシーで戻り、駅前のレストランで夕食を食べて、お水やお酒などを買い込んで電車に乗りました。
ベオグラードには6:15に到着予定でしたが、約1時間半遅れでベオグラード中央駅に到着。
ベオグラードでは、中心部に2泊し、ホテルの空港送迎を利用してベオグラード・ニコラ・テスラ空港から、メミンゲン空港までの帰路に就きました。
バール(Bar)=ベオグラード(Belgrade)の電車に関しての詳細は、別記事で読んでみてくださいね!
通貨準備を抜かりなく!モンテネグロではユーロ、セルビアではディナールが使用されている
今回は、ざっくりと、ドイツ~モンテネグロ~セルビア~ドイツまでのルートをご紹介しました。
参考までに、この旅行での1人当たりの乗り物やホテルの料金をリスト化してみます。(2人)と記載しているモノは1人でも同じ価格の可能性が高いものです。
- フライト代金往復 200ユーロ(およそ)
- ポドゴリツァ空港からブドヴァのアパートメントホテルまでの送迎 50ユーロ(車一台2人)
- ホテル1泊 90ユーロ(2人)
- バス代(ブドヴァからコトルまで) 3.5ユーロ
- コトル宿代2泊 50ユーロ×2=100ユーロ(2人)
- コトル要塞入場料(City walls ticket) 8ユーロ
- コトル湾スピードボート3時間ツアー 35ユーロ
- バス代(コトルからスヴェティ・ステファンまで) 5ユーロ
- バス代(スヴェティ・ステファンからバールまで) 5ユーロ
- タクシー代 バールバス停から旧市街まで 片道7ユーロ
- 国境越えバール鉄道寝台車2人用キャビン 40ユーロ
- ベオグラード中央駅から市内中心部(ホテルモスクワ前)までタクシー代 10ユーロ
- ベオグラードホテル代2泊 80×2=160ユーロ(2人)
- ベオグラードホテルから空港までの送迎 25ユーロ(2人)
もちろん、食事や飲み物、お土産、ショッピング、チップは別で支払っていますが、モンテネグロがEU加盟国ではないにもかかわらずユーロを使用しているので、旅行者としては楽ではありました。
ただし、旅行しながら思った事があります。
モンテネグロへの旅行は、ユーロのコインを多めに持って行くと良いです。
理由としては、バス代(バスで移動の場合ですが)、タクシー代など細かい金額を要求されるときにお釣りが無いと切り上げられて損をします。
また、観光客に人気のビーチエリアなどでは殆どのお店がカードが使えますが、カードが使えない商店、レストランやタクシーも多いです。
レストランではチップをしれっと要求されることが多く、そんな時に1ユーロや2ユーロコインがあると便利だなあと何度も思いました。
実際に、スヴェティ・ステファンからバールまでは1人4ユーロと言われたのですが、私たちの後ろにいたカザフスタン人の男の子から「4ユーロの現金が無いから貸して!お願い!」と言われ、払ってあげました・・・(なんでやねん)
日差しが強く、キオスクでお水を買う事も多かったので、ユーロの硬貨があると便利です。
また、モンテネグロからセルビアのベオグラードへ移動した後、市内中心部のホテルまでタクシーを使いましたが、駅構内でATMを見つけることができなかったのでユーロで支払いました。
大体こういった国のタクシーは日本の様なメーターは無いので、乗車前の「言い値」で価格が決まります。
※ちなみに、中央駅から市内中心部まで10ユーロ以上を請求された場合は「ぼったくり」だと思っていい、とホテルの方から言われたので気を付けましょう。
YandexというUberのような個人タクシー配車アプリがあるので、活用すると良いと思います!
今回は、モンテネグロからセルビアまでの6泊7日の旅のルートをご紹介しました。
なお、2022年5月時点で、日本国パスポート所持者は、90日以内であればモンテネグロもセルビアも観光目的でのビザは不要です。
両国ともEU加盟国でもシェンゲン協定国でもありません。
また、両国ともコロナ規制は撤廃していますので、入国にはマスクやPCRテスト、隔離は不要、パスポートのみでOK!(詳細は随時変更される可能性もあるので大使館などの情報を確認してください)
観光した場所や、バール鉄道に関しての詳細内容は別記事でご紹介しています。
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