ポルトガル第二の都市!絶景世界遺産の街ポルトお勧めスポット6選【ポルト⇔ヴィーゴ移動情報も】

ポルト観光

こんにちは!はねうさぎです(@haneusagi_com)です。

前回北スペインへ行っていたことは書きましたが、電車やバスを駆使して南下し、実は国境を越えてポルトガルへも足を延ばしました。

その行先は、ポルトガルの首都リサボンに次ぐ第二の大都市「ポルト」です。

ポルトは、ポルトガルの北に位置していて、スペイン最大の港町「Vigo(ヴィーゴ)」から約150キロ、バスで約2時間半の距離です。

また、「ポルト」という街の名前がポルトガルという国の名前につながっているというくらい歴史があります。

スペインのガリシア地方も、素朴な人たちとのんびりした雰囲気、美食の数々に大興奮でしたが、この「ポルト」の美しさには、目を見張るものがありました。

女子旅、カップル旅に最適!!ですが、1人旅でも楽しめると思います。(アトラクションが多くて1人だと寂しいかもですが)

旧市街地は世界遺産に登録されており、見どころ満載!

今回は、ポルトガルのポルトで絶対に外したくない観光スポット6選をお伝えします。

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目次

ポルトで絶対に外したくない観光スポットNo1:ドン・ルイス一世橋

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© haneusagi.com

ポルトは、ドウロ川沿いに丘のようになっている部分にカラフルな建物がひしめく美しい街。

特に旧市街地の可愛さは、どこから眺めても絵になる美しさです。

このドウロ川にかかる橋「ドン・ルイス一世橋」を歩いて渡るのがオススメ。

「ドン・ルイス一世橋」は、世界遺産「ポルト歴史地区」を形成する一つで、フランスの高架橋技師エッフェルの弟子テオフィロ・セイリグにより建設された、1886年に作られた二重構造の橋です。

上層部分は、歩行者とメトロ用に、下層部分は自動車と歩行者用となっており、とても分かりやすいです。

オススメルートは、旧市街地に宿泊し、歩いて、上層部のドン・ルイス一世橋を対岸に渡り、帰りは下層部分を歩いて旧市街地側へ戻るというルート。

上層部を渡る時、その高さは結構スリルがあります。高所恐怖症の方は、絶対に下を見てはいけません!!

橋をただ渡るだけでなく、対岸部を散策するのも楽しいので、ぜひのんびりと散策してみましょう。

対岸からの美しい眺め

対岸に渡ると、「ポルト」という街の名前に由来する「ポートワイン」のワイナリーやワインセラーがずらりと並んでいます。

私たちは、朝「ドン・ルイス一世橋」を歩いて渡りましたが、昼過ぎや夕方に渡って、対岸でポートワインをテイスティングしたり、セラーツアーに参加したりするのも良さそうです。

ポルトで絶対に外したくない観光スポットNo2:サン・ベント駅

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© haneusagi.com

「世界で最も美しい駅」のリストに名を連ねる、サン・ベント駅。

色々な国を旅しましたが、個人的には、ニューヨークのグランドセントラル駅が世界で一番美しい駅だと思っています。

ただし、こちらのサン・ベント駅も負けていません!

何を持って「美しい」と表現するかは人によって多少違いはあると思いますが、このサン・ベント駅で見逃せないのは、駅構内の壁を彩る約2万枚のアズレージョと呼ばれるポルトガルの伝統的装飾タイルの装飾です。

2万枚以上のアズレージョが使用されていると言われている駅構内の壁は圧巻!

とにかく美しく、駅と言うより、まるで美術館の一角のようです。

サン・ベント駅のアズレージョの壁は、1930年にジョルジュ・コラソによって制作されたもので、ジョアン1世のポルト入城やセウタ攻略など、ポルトガルの歴史を物語るシーンが描かれています。

そうそう、ポルトガルと言えば、日本ともつながりがありますよね。また、ポルトガルと言えば、大航海時代に世界を相手に貿易で栄華を極めた大国でした。

17世紀には、世界でも最もリッチでパワフルな国だったのです。

ポルトガルの歴史や繁栄によって建てられた建造物を目の当たりにすると、より一層ポルトの街歩きが楽しくなります。

>>ちなみに「世界の最も美しい駅」の一つに選出されるアントワープ中央駅も美しいのでチェック!

https://www.haneusagi.com/travel-europe-belgian-antwerpen-top5-sights

ポルトで絶対に外したくない観光スポットNo3:クレリゴス教会と塔

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© haneusagi.com

クレリゴス教会は、1750年に建設された、ポルトにあるバロック様式の教会です。

ポルトに到着した夜に、レストランで食事をした時、お隣のテーブルで食事をしていたカナダ人ご夫婦と仲良くなり「クレリゴスの塔はオススメ!360度町全体を見渡すことができるよ!」と言われて、翌日登ってみました。

入場料は、大人一人5ユーロで、教会の上層部分や展示などを美術展示のように鑑賞しながら進んでいき、最後にタワーに登っていくという順路になっていて、とても興味深かったです。

Wikipediaによると、

塔の高さは75.6メートルあり、6階の頂上に上がるまで225段の階段がある

とのことですが、確かに、街のどこからでもこのクレリゴスの塔が見え、街のランドマークと言ってよいでしょう。

「ドン・ルイス一世橋」からの街の眺めも素晴らしかったですが、クレリゴスの塔からの眺めも素敵でした。

ポルトで絶対に外したくない観光スポットNo4:レロ・イ・イルマオン

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参照:© Wikipedia

「世界で最も美しい本屋さん」と言われ、ハリーポッターシリーズに影響を与えたと言われている、レロ・イ・イルマオン。

Wikipediaによると、

1869年に創業し、1906年以来、現在の場所で営業を行っている。イギリスの新聞ガーディアン紙が発表した〈世界の素晴らしい書店〉で第3位に選ばれている。旅行ガイドブック、ロンリープラネットが発表した〈世界で最も素晴らしい本屋ランキング〉で第3位に選ばれている。書棚に囲まれた空間の中央にあるユニークな形状の赤い階段は、「天国への階段」と呼ばれている。

私たちは、あまりの行列の長さだったため、中には入らなかったのですが、例のレストランで仲良くなったカナダ人ご夫婦が写真を見せてくれました。

スゴイのが、何とこちらの書店には「入場券」が必要で、入場料は5ユーロ。

このバウチャーが無いと、本屋の中には入れない・・・というシステム。

書店内で本を購入すれば、この5ユーロの入場料は差し引かれるんだとか。

いや~、びっくりです!

興味がある方は、バウチャーの予約をしてから行くか、2度行くか待つかの選択になるかと思います。

●レロ・イ・イルマオン公式サイト
https://www.livrarialello.pt/en-us/

個人的には、ヴァルトザッセン修道院の図書館の方がオススメで、かなり穴場だと思いますが・・・やはりハリーポッター・パワーはスゴイ!苦笑

>>あわせて読む

https://www.haneusagi.com/art-design-waldsassen-stiftsbasilika

ポルトで絶対に外したくない観光スポットNo5:ボルサ宮殿

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© Wikipedia

ボルサ宮殿は、火事で倒壊したサン・フランシスコ教会の修道院の跡地に、建設されました。

宮殿と名前がついていますが、実際は宮殿ではなく、1842年に建てられたポルトの商工会が使っていた建物とのことです。商業組合や裁判所、証券取引所としての役割を果たしてきた建物です。

広場と言うか公園のようになっている場所に面しており、大航海時代のきっかけを作った エンリケ王子 の銅像が建てられていて、王子はどこか大海を指さしているデザインです。

ボルサ宮殿は、外観は美しいというよりかは、しっかりした作りで何か国の建てモノっぽい・・・と言う事はわかるのですが、中がとにかく美しいと評判です。

建物の中には、ツアーでしか入ることができません。また、Porto CARDは、割引でしか使用できません。

ツアーを予約したい人は、直接宮殿に行って予約するか、オンラインで事前予約しましょう。(オンライン予約ではPorto cardの割引ができないらしいです)
https://palaciodabolsa.byblueticket.pt/Evento?idevento=2526#

こちらの内部には、日本とのつながりもあります。

ポルトガル大使館のホームページによると、

19世紀、ポルトに商業組合本部として建設された「ボルサ宮」内の「紋章の間」を飾る20カ国の紋章の壁画修復中、ポルトガル国王フェルナンド2世の出生地であるザクセン王国の紋章の下に徳川家の「葵紋」が発見されました。
「紋章の間」にはポルトガルの紋章を囲んで、ポルト市が当時商業的に関係の深かった19カ国の紋章が描かれています。
江戸幕府は、1860年にポルトガルと修好通商条約を締結しており、「葵紋」は、1865年に旧クリスタル宮殿で開催されたポルト国際博覧会に徳川家から大規模な使節が送られていた際の記念と考えられます。

「ポルト市が当時商業的に関係の深かった19カ国」の中に、日本は含まれていないのですが、「葵紋」が発見され、さらにそれがかつてドイツに存在した「ザクセン王国」の下からというのがなんとも奇妙です。

ポルトで絶対に外したくない観光スポットNo6:ポルト大聖堂

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© Tripadviser

ポルト大聖堂は、ポルト市内で最も古い建造物で、ポルトガル国内でも、最も重要な建築物のひとつと言われています。

ロマネスク様式とゴシック様式がミックスされた建築様式で、回廊やテラスは、アズレージョ(彩色タイル)で装飾されています。回廊のアーチと、アズレージョの組み合わせがとても美しい・・・。
この大聖堂に限らず、ポルト市内の教会のほとんどは、アズレージョで装飾されていて、とてもエキゾチックで美しいです。

入場料は5ユーロ。

ただ、色々な国の色々な教会に行くことが多くなった昨今、思ったのは「ポルトの教会はちょっと気持ち悪い・・・」ということ。

とても歴史あるものだからかもしれないのですが(いや、それだけではない!)飾られている人形のデザインや色、装飾、リアリティなどが、なんだかちょっと不気味で、個人的には、さっと見て外へ出る感じにしていました。

スペインのヴィーゴからポルトガルのポルトまでの行き方(または逆も)

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© haneusagi.com

スペインとポルトガルを同時に旅行したいと思っている個人旅行者の方もいるのでは?

私たちは、スペインのVigo(ヴィーゴ)から、ポルトガルのポルトまでバスで移動し、ポルトからヴィーゴまでは、電車で移動しました。

※この情報は2019年のものです。価格は変動している可能性があります。

【電車の場合】
ヴィーゴからポルトまでは、直通電車がありますが、1日に2本のみ。

ヴィーゴからは、
Vigo 8:58発 Porto 10:20着
Vigo 19:56発 Porto 21:18着
価格は、片道15ユーロ(記憶不確かですか、このくらい)。

ポルトからは、
Porto 8:13発 Porto 11:35着
Porto 19:10発 Porto 22:34着

注意点ですが、スペインとポルトガルの間には、1時間の時差があり、移動時間は実質約2時間半ほどです。

また、夏時間なら、夜のスケジュールでも良いと思うのですが、冬時間の時はすでに暗くなっている時間帯ですので、防犯上、朝の電車が良いと思います。

私たちは、ポルトから朝の電車に乗って、ヴィーゴへ戻ったのですが、出発の駅はサン・ベント駅(São Bento Station)ではないので、注意が必要です!

サン・ベントから1駅乗車して、「Campanhã」という駅からヴィーゴ行の電車が発着していますので、気を付けましょう。

プラットホームもわかりにくいです。

通常の電車の乗り入れプラットホームから数分歩いた別のプラットホーム(私たちは13番線でした)から出発するので、必ず時間には余裕をもって駅に到着しましょう。

私たちは、夕方16:30頃、サン・ベント駅のチケット窓口で、翌日のヴィーゴ行の切符を買おうとしたら、出発駅が違うことを指摘され、さらには翌日分の切符は16:00までしか購入できない、と言われました。

ですので、翌朝「São Bento」から「Campanhã」駅まで移動し、窓口で切符を買い、そのまま電車に乗りました。

チケットの価格は、一人14.95ユーロでした。

また、上記電車以外の時間帯に移動したい場合には、バスを利用する必要があります。

【バスの場合】
Autona、Flixbus、Infobus、Eurolinesの4社が運航しています。

乗車ターミナルや降車場所は、バス会社によって異なるようなので、インターネットや観光案内所で確認した方が良いです。

価格も片道12~17ユーロとバラバラ。

私たちは、スペインのヴィーゴからポルトガルのポルトまで(スペインにも同じ土地名があるので、必ずポルトガルのポルトと言った方がいいです)、バスで移動しました。

ヴィーゴの旧市街地からタクシーを利用し、「Estación de Autobuses de Vigo(ヴィーゴバスターミナル)」まで移動。

バスに乗る場合は、インターネットでウェブ予約しておいた方がいいですが、ドライバーに直接現金を支払って乗車することも可能です。

スーツケースなどの大きな荷物は、バスの下の荷物ストレージに入れるように言われます。

ただ、これは座席に空きがあった場合のみ先着順となり、オンラインチケットを持っている人が優先されて乗車します。

私たちは、Autona 社のバスを利用。直接いってドライバーに現金で支払いましたが、席が無くなるのでは?!とハラハラドキドキでした。

Wifiがあるとバスには書いてあったのですが、バスの中ではつながりませんでした。

バスは、バスターミナルの地下から出発しますので、インフォメーションや窓口で確認しましょう。

>>あわせて読む

https://www.haneusagi.com/travel-europe-spain-santiago-de-compostela2019

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