プラハのミュシャ美術館に行ってきた

こんにちは!はねうさぎです。

先日プラハに行ったときに「ミュシャ美術館」にも行ってきました。

ミュシャが描いたアールヌーボー調の女性や草花の美しいポスターは、日本でも人気が高いですね。

実際に、プラハの街中ではあまり日本人を見かけませんでしたが、ミュシャ美術館に行った時は日本人率が高かったように感じました。

今日はプラハのミュシャ美術館についてご紹介します。

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アルフォンス・ミュシャについて

あるフォンス・マリア・ミュシャは、1860年、当時オーストリア帝国下にあったチェコのモラヴィア地方で誕生しました。ミュシャの父は当時モラヴィア地方のイヴァンチッチェの裁判所下級官吏として働いていました。

ミュシャは幼少のころから絵の才能が顕著であったと言われており、プラハの美術アカデミーに志願したが「あなたにとって、最もふさわしい他の職業を探しなさい」という忠告を受け、入学を拒否されてしまいます。

25歳のときにミュシャのパトロンであったエゴン伯爵の援助でミュンヘン美術院に入学、その後卒業し、28歳のときパリのアカデミー・ジュリアンに通うことになります。

彼を一躍成功者としたのは、1894年。聖ステファン記念日に友人に頼まれ、ルメルシエの印刷工房で試し刷りの校正を行っていた時に、女優のサラ・ベルナールが「ジスモンダ」の公演のための新しいポスター制作を緊急にお願いしたい、と電話をかけてきたことがきっかけとなります。

ルメルシエと契約していた画家は皆休暇中であったため、ルメルシエのマネージャーが急きょミュシャに仕事を依頼し、この時のポスターのデザインが革命を起こしたと言われています。

満足したサラ・ベルナールは、ミュシャと5年間の契約を結び、ミュシャは彼女のためにポスター、舞台装飾および衣装のデザインを手掛けることとなったのです。

ミュシャは、デザイナーとして知名度が上がるにつれ、宝飾品、ナイフやフォーク、食器、テキスタイルなどのデザインの依頼を多く受けるようになり、ポスターからプロダクトまで様々なモノのデザインを手がけます。

ミュシャは、画家としてのキャリアを追求するために母国を去らざるを得なかったのですが、彼は生涯チェコ人としての誇りを忘れることはありませんでした。ウィーン、ミュンヘン、パリ、そしてアメリカのどこに住もうと、ミュシャはスラブの同胞との交流を大切にしていたと言います。

このことは、1910年、彼がボヘミアに戻り20点の連作からなる「スラブ叙事詩」の制作を開始する意欲にもつながり、念願の祖国のため仕事をすることにもつながっていきました。

実際に、チェコスロヴァキアの最初の紙幣のデザインや、プラハ市民会館の市長ホールの装飾、チェコ劇場の演目やフェスティバルのポスター、警察官の制服デザイン、聖ヴィート大聖堂のステンドグラス(くわしくは「プラハで行くべき見所はココ!中世の街並みがそのまま残る美しい街」をどうぞ)も手掛けています。

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©haneusagi.com

ミュシャが手掛けた聖ヴィート大聖堂のステンドグラス

ちなみに、日本では「ミュシャ」と呼ばれていますが、英語では「ムカ」、チェコ語では「ムハ」に発音が近いので、英語で誰かと会話する時には気を付けた方が良いでしょう。最近は日本語でも「ミュシャ(ムハ)」と記載されていたりします。

ミュシャ美術館の展示内容

ミュシャ美術館内は撮影禁止でしたので、ざっと展示内容をこちらでお伝えしたいと思います。

展示内容は7つのセクションに分かれています。

〇ポスター芸術の巨匠:ミュシャが19世紀末のパリ時代で制作した一連の装飾パネルを展示

〇パリでの躍進:女優のサラ・ベルナールの為に制作した「ジスモンダ」の試し刷りを展示

〇ベル・エポックとミュシャのデザイン:自然をモデルとした写実的なスケッチから製品へと仕上げていく工程などを展示

〇油絵とアトリエ:ミュシャの油絵とパリのアトリエの雰囲気を展示

〇素絵とパステル画:下絵としてのスケッチやデザイン画を展示

〇ビデオ:ミュシャの生涯をモニターで鑑賞することができる(このDVDは売店で購入可能)

レセプションの方に平均鑑賞時間を伺うと、おそよ45分とのことでした。

ビデオが結構長いので、ビデオも見てちょうど45分くらいだったと思います。

美術館自体はさほど大きくないので、ビデオを見なければ割と短い滞在時間になるかと思いますが、ビデオが面白かったので、すべてのセクションを鑑賞することをオススメします。

また、ミュージアムショップも併設されていますので、ポスターやハガキ、グッズなど購入したいミュシャファンには立ち寄り必須なこと間違いなしです!

ミュシャ美術館への行き方、料金、開館時間

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©haneusagi.com

ミュシャ美術館の最寄り駅は、地下鉄A・B線ムーステク駅から徒歩5分ほどの場所。

ミュシャが市長ホールの装飾を手掛けたプラハ市民会館からも近いです。旧市街地を散策ついでに立ち寄っても良いと思います。

〇ミュシャ美術館:
【所在地】
Mucha Museum
Kaunický palác
Panská 7
110 00 Prague 1

電話:+420 224 216 415

〇開館時間:10:00AM~6:00PM(売店併設)

〇料金:大人 240コルナ
※日本語の展示ガイド有り:入場料とは別途で45コルナ

〇ミュシャ美術館公式サイト
https://www.mucha.cz/en/

入場チケットにもミュシャの絵が描かれており、チケット自体もカワイイお土産になります。

ミュシャファンの方は、ミュシャをベースにプラハを観光するのも楽しいと思います。

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