ドイツのサウナは「男女混浴」!ドイツの温泉サウナ体験その3

ドイツ生活
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こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。

ここ数週間はかなり冷え込み、どよ~~んとしたお天気が多い、ドイツらしいドイツの冬を感じる毎日です。

先週、はねうさ夫が、クライアントとミーティングがあるからと朝早く出かけて行ったのですが、ドタキャンされたうえに、他の会社と契約すると言われたらしく、かなり落ち込んでいました。

そんな中「サウナ行かない?」とメッセージを送ってきた、はねうさ夫。

確かに天気もどんよりしているし、寒いし、仕事で嫌なことがあったら気分転換が必要だよな・・・と思い、一緒にサウナへ行くことにしました。

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【ドイツでサウナ】ヴュルツブルク市中心部にある「Nautiland」へ

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© Nautiland

昨年オープンしたばかりの「Nautiland」は、バスやトラムでも気軽に行ける好立地のサウナです。

ヴュルツブルク市が運営しているらしく、街の中心部に大きなサウナ・プール施設があることは良いことですね。

おそらく私たちの自宅から一番距離的に近いであろうということと、せっかく新しくできたばかりなので、物は試しで行ってみよう、とうことになりました。

気に入れば、頻繁に行くことも可能です^^

「なぜかGoogleのレビューでは星3つとそんなに評判は上々ではないんだけど、新しいのに何でだろうね?」

と、夫。

理由はいくつか理解できました。

まず、十分な駐車場が無いのです。

ヴュルツブルク市は、大学やそれに準じて働いている人が多く、エコや環境問題に敏感な若者たちが多く住んでいます。

なので、駐車場を作ろうとしたところ反対運動がおこり、結局そのスペースは公園に・・・と言うこともしばしばあります。

「市内中心部にあるんだから、公共交通機関で来いよ!」ってことなんでしょうけど、私たちのように離れた村に住んでいる人たちや、子連れ、年金受給者の方が良くサウナを利用すると思うので、コンセプトは理解できるのですが、実際の運営が需要とミスマッチな印象です。

市内に住んでいる方には、徒歩、またはトラム・バスで簡単に行けますし、電車を利用してヴュルツブルグ中央駅まで行き、トラムに乗ることも可能なので、ぜひ一度足を運んでみてください。

ドイツのサウナは男女混合・全裸でみな自由?!

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ドイツのサウナが男女混合で、全裸になる必要があることは以前の記事でも書きました。

>>あわせて読む

今回、この「Nautiland」で、水着に着替えを済ませ、シャワーを浴びて「さ~って、ジャグジーにでも入ろうかな♪」と思ったら、「ここは裸エリアだから水着の着用は禁止です!」と通りがかりの係員のオジサンに言われてしまいました・・・。

しぶしぶ、せっかく着た水着を脱ぐ私・・・。

そう、ドイツ人にとって裸であることは(割と)いたって自然なことなんだよな~、とあらためて実感した次第。

なぜドイツ人は全裸になることに抵抗が無いのでしょうか?

これは、男性だけに限らず女性もそのようで、今回、このヴュルツブルグのサウナで初めて「女性おひとり様」の方々を何人か見かけました。

はねうさ夫曰く、「裸であることが人間本来の姿=自然なこと」であるから、だそうです。

近年は、若者の間ではこの現象はあまり見られない(何でしょう?インターネットや他国を旅行する機会が増えたから??)のですが、例えば、ベルリンのDDR博物館へ行くと、旧東ドイツ時代のDie Freikörperkultur(通称FKK:エフカーカー)的な写真を沢山見ることができ、昔のドイツ人のほぼ100%に?!ヌーディズムが浸透していたことを垣間見ることができます。

実際、今回は街中にあるサウナと言う事だからか、若いカップルや若いママたち、おそらく男女同性愛者カップルそれぞれ見かけました。

夕方ごろには仕事帰り?なのか、若い男性3~4人組がぞろぞろ入館してきて、全裸で生ビールを飲みながら、サウナエリアの泡の出るプールバーで乾杯・・・なんていう光景も見かけました。

解放感半端なさそうです(笑)

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【ドイツでサウナ】ヴュルツブルグ市「Nautiland」の特徴と設備

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「Nautiland」には、子供用の浅めのプールが2つ、25メートルプールが1つ(競技としてがっつり泳ぎたい人向け)、屋外プールが1つ、ウォータースライダーが一つあります。

サウナは、ワインサウナ、スチームサウナ、エコサウナ(ぬるめ)、屋外の離れに高温と低温のサウナそれぞれ1つずつと、泡の出るプール、水プール(1人用)、足湯がありました。

ワインサウナがあるところが、さすがフランケン地域!(インテリアがワインってだけですけど~)
もちろん、アウフグース時間表、ピーリング時間表なのもイベントもありました。

建物自体は2階建てなのですが、2階には仮眠室?のようなゆっくりできる場所があるようでしたが、私たちは上にはいきませんでした。

また、ウェルネスエリアとして、マッサージ室(こちらは別料金・要予約)があり、カフェ・バー、食事を提供している食堂のようなものが、プール側とサウナ側に1か所ずつありました。

屋外は、現在も工事中のエリアもあり、今後もう少し整備されていくのかなあと思います。

この「100%完成していないけどオープンしちゃう」ところが、日本ではないよなあと思うところ。

やはりドイツ人って合理主義なのでしょうかw

さて、このプール・サウナのデザイン(館内レイアウトや設計のことを言っています)は、他のサウナと少し変わっていて、まるで空港のように「北ウイング」「南ウイング」のような感じでプールエリアとサウナエリアが別々にあります。

もちろん、他のサウナ施設と同様に、プールとサウナの間には、入場ゲートのようなものがあり、そこで支払ったプランに応じて行き来が可能というもの。

入り方としては、まず入館する際に、カウンターで入場料を支払います。

料金は、年齢で分けられており、プールエリアのみの使用またはサウナとプールの両方使用で変わってきます。
私達は、大人2人、プールとサウナ両法を4時間まで使用できる「トークン」を購入し、これが1人当たり18ユーロでした。

このコインのような「トークン」は、更衣室のコインロッカーやゲートで使用します。

料金は、プールだけの使用と、サウナとプール使用によって、案内される更衣室が別になるようでした。

更衣室は、男性だけ、女性だけ、男女一緒(カップル・ファミリーなど)と、3つの更衣室がありました。

この施設の大きな特徴は、他のプールと違って子供が多いことです。

小さなお子さん用の浅いプールでは、若いママたちがまるでカフェ代わりにプールに来ているといった感じで、子供を水辺で遊ばせながらビキニで女子トーク!?という光景が見られました。

また、ウォータースライダーがあり、私は、スライダーは滑らなかったのですが、友人の話によると、ある一定の年齢に達していない子供の場合には、保護者と一緒にスライダーを滑らなければいけないという規定があり、スライダーを滑る前にボタンがあるのですが、その押すボタンによって、スライダーを滑っていく途中に見える風景が変わる仕組みになっているとの事。

3つのボタンがあるので、私の友人は子供と一緒に3回滑る羽目になったそうです(笑)

「Nautiland」は、どちらかと言うと、「サウナ・ウェルネス施設」というより、「サウナも併設してあるプール」という位置づけかなあと感じました。(プールにも水温表記が無く、泳ぐ用と言う感じ)

アクアフィットネス、アクアヨガ、スイミングクラスなど開設されていくようです。

ですので、小さなお子様のいるご家族には良いかなあと思いますが、サウナファンの大人には少し物足りないのに価格が高めかなあと思いました。

ちなみに、ここは、子供はサウナには入れないそうです。

ヴュルツブルグ市サウナ・プール施設「Nautiland」の場所と料金

●営業時間
早朝営業:月、水、金曜の6:00~8:00AM
通常営業:毎日9:00~22:00(最終入館時間:21:00、閉館20分前には遊泳終了)
サウナ営業:毎日10:00~22:00(最終入館時間:21:00、閉館20分前にはサウナ終了)

●割引価格
6歳未満の子供:1.00ユーロ
青少年価格:6歳から15歳まで、学童、学生、職業訓練学校に通う研修生
ファミリー価格:大人2人までおよび15歳までの5人の子供連れ

●プール通常価格
平日プール1時間半:青少年3ユーロ、大人5ユーロ
その後1時間ごとに1ユーロ加算
土日祝日プール1時間半:青少年4ユーロ、大人6ユーロ
その後1時間ごとに1ユーロ

●サウナ・プール通常価格
グッドモーニングプラン(平日12:00まで)大人15ユーロ
4時間プラン;大人平日18ユーロ、大人土日祝19ユーロ
その後1時間ごとに1ユーロ加算

※変更ある場合もあるので、詳細はホームページで確認してください
https://www.wvv.de/de/privatkunden/baeder/baeder/nautiland/oeffnungszeiten-und-preise/

【所在地】
●Erlebnisbad Nautiland
Nigglweg, 97082 Würzburg
電話: 0931 362600
トラム4番で「Nautiland」下車、徒歩1分

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