こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。
ドイツのサウナは、男女混浴が当たり前。
初めてこの文化に触れたときはかなり驚きましたが、今回はそんなドイツの混浴サウナを2回目として体験してきました。
今回訪れたのは、バイエルン州の温泉保養地として知られる Bad Kissingen(バート・キッシンゲン) にある「KissSalis Therme(キスサリス・テルメ)」。
前回訪れた施設とはまた違い、洗練されたデザインと充実したサウナ・ウェルネス設備が印象的な大型テルメです。
2回目ということもあり、最初の頃のような戸惑いは少なくなり、「ドイツのサウナってこういう楽しみ方なんだ」と前回よりも落ち着いて見られるようになりました。
この記事では、Bad Kissingenという街の魅力とともに、
- KissSalis Thermeの施設の特徴
- ドイツの混浴サウナの雰囲気
- 実際に体験したアウフグースやマッサージ
- 2回目だからこそ分かったこと
を詳しくご紹介します。
ドイツの男女混浴サウナを初めて体験したときの様子は、こちらの記事で詳しく書いています👇最初はかなり緊張しましたが、2回目になると見え方も少し変わってきました。

Bad Kissingen(バート・キッシンゲン)とは?ドイツ有数の温泉保養地
今回訪れたサウナは、Bad Kissingen(バート・キッシンゲン) という由緒ある温泉タウンにある「KissSalis Therme」という複合施設です。
以前の記事でも少し触れましたが、Therme(テルメ) は日本語では「温泉」と訳されることが多い言葉です。
もともとは英語の therm- と同系の語で、「熱」を意味し、その語源はギリシャ語にさかのぼるのだそうです。
Bad Kissingenは、バイエルン州にある格式高い温泉保養地として知られています。
地図で見ると、フランクフルトとニュルンベルクの間より少し北側あたりに位置しています。
バート・キッシンゲンの歴史は古く、街が初めて文書に登場したのは801年。
日本の歴史に置き換えて考えてみても、かなり古い街であることが分かります。
山々に囲まれた自然豊かな環境にあり、古くから保養地として世界的に知られてきました。
イタリアの作曲家ロッシーニ、オーストリアのエリザベート皇后、ロシア皇帝アレクサンドル2世、バイエルン王ルートヴィヒ2世、そしてドイツの政治家ビスマルクなども、この街をたびたび訪れたそうです。
日本人にとって、ドイツの格式高い温泉保養地というと「バーデン・バーデン」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
でも、このBad Kissingenもまた、世界的に知られる温泉保養地のひとつです。
はねうさぎちなみに「KissSalis Therme」には、バーデン・バーデンに姉妹施設もあるようです。
泉質は、保温効果が高く、血液循環を良くするとされる炭酸塩化物泉。
温泉で栄えた街らしく、大きなオーガニック食品店や富裕層の別荘も見かけました。
温泉だけでなく、かわいらしい旧市街を歩くのも楽しい街です。
ちなみに、ドイツで地名に「Bad」がついている場所は、温泉タウンであることがほとんどです。
また、毎年6月中旬から7月中旬にかけては「Kissinger Sommer(キッシンガー・サマー)」という国際的な夏の音楽祭も開催されており、温泉だけでなく音楽も楽しめるのがこの街の魅力。
温泉と音楽の両方で、心身ともにリラックスできる場所だと感じました。
◯キッシンガー・サマー(Kissinger Summer)公式サイト(英語版)
https://www.kissingersommer.de/en/
KissSalis Therme Bad Kissingen
所在地:Heiligenfelder Allee 16, 97688 Bad Kissingen
KissSalis Therme(キスサリス・テルメ)とは?Bad Kissingenの人気温泉・サウナ施設

2004年にオープンした「KissSalis Therme」(キスサリス・テルメ)。
前回訪れた「フランケン・テルメ」と比べると、個人的にはこちらの KissSalis Therme の方が好み でした❤
施設全体の設計やデザインに統一感があり、より洗練された印象です。
ドイツのテルメは、ただ温泉に浸かるだけの場所ではなく、プール、サウナ、ウェルネスを組み合わせて1日ゆっくり過ごせる複合施設が多いのですが、KissSalis Thermeはその代表的な例だと思います。
ドイツの温泉サウナ施設「KissSalis Therme」のプール・サウナ・ウェルネス設備
施設は大きく分けて、
- プールエリア
- サウナエリア
- 湯治エリア
- ウェルネスエリア
に分かれています。
プールの水温は32℃〜38℃で、日本人にはややぬるめですが、水着着用で楽しむ温泉プールとしては十分魅力的。
プールエリアには、1000㎡の屋内プールをはじめ、屋外プール、ホット&コールドプール、流れるプール、ジャグジー、キッズエリア、塩水プールなどがあり、かなり充実していました。
サウナエリアには、
- スチームサウナ
- ホットサウナ
- 低温サウナ
- ガーデンサウナ
- ロフトサウナ
- パノラマサウナ
などがあり、種類も豊富。
屋外には公園のようなスペースがあり、ベンチで休んだり、散歩したりもできます。
はねうさぎ夏には日光浴も気持ち良さそうです♪
さらにウェルネスエリアでは、さまざまな種類のマッサージやアーユルヴェーダが受けられるほか、湯治やマタニティ系の施術を行うと思われるテラピーエリア、色の光でリラックス効果を高めるサンルームもありました。
もちろん、レストランやカフェも併設されています。
泉質は炭酸水素塩泉で、炭酸水素1709mg、塩化物3924mg。
1000年以上前から湧き出ている源泉にはミネラルが豊富に含まれていて、ナトリウム、リチウム、カルシウムなども多く含有しているとのこと。
実際にプールに入ってみると、少ししょっぱさというか、ミネラル感のあるやわらかいお湯で、「なるほど、これは確かに癒しの水かも」と感じました。
ドイツのサウナでマッサージ体験:ウェルネスエリアも充実

今回はギフトクーポンがあったので、20分間の「アンチ・ストレス」マッサージも受けてみました。
ウェルネスエリアを利用する場合は、入館前にマッサージなどの予約が必要です。
平日だったこともあってか、運よく当日その場で予約をとることができました。
ただし、カップルで同時に同じ部屋で受けるコースではなかったのか、あるいは予約状況の関係なのか、2人一緒ではなくそれぞれ個別に受ける必要があると言われました。
はねうさぎというわけで、私も1人で予約時間に向かうことに。
担当してくれた女性セラピストから、まず「ここでマッサージを受けるのは初めてですか?」と聞かれ、初めてだと答えると内容を丁寧に説明してくれました。
流れとしては、
- オイルを使って肩から背中、腰までほぐす
- その後、温かいストーンを使ってマッサージする
というもの。
私は日本式の指圧マッサージに慣れているので、最初は「オイルマッサージだと物足りないかも」と思っていました。
でも、温めたストーンを使った施術が思った以上に気持ち良くてびっくり❣
もう少し強めでもよかったかなとは思いましたが、全体としてはかなり満足度の高い内容でした。
ドイツのサウナ名物アウフグースを体験:KissSalis Thermeのイベントが楽しい

キスサリス・テルメでは、前回訪れたフランケン・テルメよりも広めのサウナが多いからか、アウフグース(Aufguss) やパック(Mask)のプログラムがかなり充実していました。
15分~30分毎に何かしらのイベントがサウナで行われていて、飽きません。
私はこの日、
- アウフグースを3回
- パックを1回
体験しました。
ドイツのサウナでは、施設ごとにアウフグースの内容や雰囲気もかなり違います。別の施設で体験したサウナについては、こちらの記事でも紹介しています👇

ロシアスタイルのアウフグース
最初に参加したのは、ロシアスタイルのアウフグース。
白樺の葉のついた枝を束ねたものを使い、水を熱いサウナストーンにかけていきます。
木の香りが熱気とともにサウナ室に広がって、とても印象的でした。
私は最上段のコーナーに座っていたこともあり、かなり熱かったです….。
はねうさぎアウフグースで座る位置には注意が必要です。早めに行って自分好みの場所を確保するガチ勢もたくさんいます。
アイス・アウフグース
2回目は「アイス・アウフグース」。
こちらは開始前に棒状のアイスが配られ、食べながらクールダウンできるという少し変わったプログラム。
実際のアウフグースでも雪や氷を使ってサウナストーンに水分を与えるので、ジュージューと氷が溶けていく様子も含めて、ちょっとしたエンターテインメントのようでした。
このとき使われていた精油はオレンジベルガモット。
柑橘系の香りが心地よかったです。
フルーツ・アウフグース
3回目は「フルーツ・アウフグース」。
こちらではフルーツプレートが提供され、フルーツ系の精油を使ったアウフグースが行われました。
はねうさぎ果物を食べながらサウナという興味深い演出!
この回もオレンジ系の香りでした。
柑橘系の香りってリフレッシュ効果がありますよね✨
パック(Mask)も体験
パックは、ヨーグルトと柑橘系の素材を使ったクリームタイプのピーリングパックでした。
参加者は顔や体にクリームを塗っていましたが、なんとそのまま食べられる天然素材で作られているのだとか。
はねうさぎナチュラルなところが気に入りました❤
ちょっと面白いですよね。
熱さの目安が分かりやすいのも魅力
キスサリス・テルメの良いところは、アウフグースの熱さの度合いが分かりやすく表示されていることです。
たとえば、かなり熱いプログラムは炎マーク3つ、少しマイルドなものは炎マーク2つ、といった形で表示されているので、熱いサウナが苦手な人でも選びやすいのが良いなと思いました。
プランが一目で分かるのは、とても親切です。
👇サウナプログラムは曜日ごとに異なるようで、ウェブサイトでも確認できます。

ドイツの男女混浴サウナに2回目で慣れた?実際に感じたこと
もちろん、今回訪れたサウナも男女混浴です。
でも、2回目ともなると、1回目ほどの緊張感はありませんでした。
ドイツ人はこうしたスタイルに慣れているので、施設内でも特別な空気はなく、あくまで自然体で過ごしている印象です。
ドイツのサウナでは、タオルは体を隠すためというより、汗がベンチに落ちないように下に敷くためのもの。
そのため、タオルをきちんと敷いていないと注意されることもあります。
はねうさぎ日本とは少し勝手が違うのでタオルを敷くことを忘れずに!
すでに2回目にして、オールヌードの男女混浴サウナにもだいぶ慣れてしまった私(苦笑)
やはり一度体験すると、勝手が分かるというものですね。
また、プールエリアは水着着用なので、「男女混浴のサウナはちょっとハードルが高い……」という方でも、プールだけでも十分楽しめると思います。
はねうさぎただし、お湯の温度はややぬるめです。
実際、夕方以降は若いカップルも多く、男性だけ・女性だけのグループもかなり見かけました。
つまり、特別な人だけが行く場所ではなく、かなり日常的なレジャーとして利用されているのだと思います。
ちなみに、はねうさ夫いわく「ジャグジーの隣にいたカップルは、おそらくファーストデートで来ていたっぽい」とのこと(笑)
ファーストデートで温泉って、なかなかオープンだなあ……と、ドイツらしさを感じました。
ひとつだけ少し気になったのは、今回は施設が有名だからか、デュッセルドルフ在住というUAEから来たという男性グループがかなり興奮気味にサウナに入っていたことです。
私の気にしすぎかもしれませんが、混浴文化に慣れていない人が、少し浮いた雰囲気になっているように感じる場面もありました。
はねうさぎ勝手な想像ですが、イスラム圏では、男女混浴はなさそうなので、若干「なんだかな~」という気分になりました。
とはいえ、全体としてはやはり、ドイツのサウナは「いかがわしい場所」ではなく、健康やリラックスのための場なのだと改めて感じました。
ドイツのサウナ文化が気になる方は、初めて混浴サウナを体験したときの記事もあわせて読んでみてください。1回目と2回目で感じ方がかなり違っていて、自分でも面白い発見がありました。

まとめ:KissSalis Thermeはこんな人におすすめ
Bad Kissingenの「KissSalis Therme」は、サウナだけでなく、プールやウェルネス、街歩きまで楽しめる魅力的な施設でした。
特にこんな方にはおすすめです。
- ドイツの温泉・サウナ文化を体験してみたい方
- アウフグースやパックなど、イベント性のあるサウナが好きな方
- サウナだけでなく、マッサージやウェルネスも楽しみたい方
- 温泉保養地として有名なBad Kissingenの街歩きもしてみたい方
1回目よりも2回目の方が、施設の楽しみ方やルールが分かっていたぶん、よりリラックスして楽しめました。
ドイツの混浴サウナに少しでも興味があるなら、こうした大規模で設備の整ったテルメは体験しやすいと思います。
◯KissSalis Therme Bad Kissingen(キスサリス・テルメ)
公式ホームページ
https://www.kisssalis.de/en/
住所 :Heiligenfelder Allee 16, 97688 Bad Kissingen, Bavaria, Germany
営業時間 :9:00~22:00 金土は、9:00~24:00
利用料 :
2時間 14ユーロ
3時間 18ユーロ
4時間22ユーロ
1日券26ユーロ(2018年2月時点)
参考までに、私の受けたアンチ・ストレスマッサージは、20分で29ユーロ。
詳細は、ホームページで確認してみてください。
https://www.kisssalis.de/en/wellness/massages.html
アクセス:
フランクフルト空港から車で約1時間40分。(約160km)
ニュルンベルク空港から車で約1時間30分。(約140km)
電車の場合、ヴュルツブルグ(Wurzburg)、シュヴァインフルト(Schweinfurt)、フルダ(Fulda)やゲミュンデン(Germunden)経由でドイツ各地からアクセスできます。
👇日本にも混浴温泉はありますが、ドイツのサウナとは雰囲気や文化的な背景が少し異なります。青森で混浴温泉を体験したときの記事もあるので、違いが気になる方はこちらもぜひどうぞ。



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