ドイツの祝日Pfingsten(精霊降誕祭/ペンテコステ)て何?

ドイツの習慣・風習・イベント
©haneusagi.com
スポンサーリンク

こんにちは!はねうさぎです(@haneusagi_com)です。

聖霊降臨祭はドイツの祝日です。

ドイツの祝日はキリスト教に関連するものが多いことは、過去のブログで書いてきましたが、ドイツ語でPfingsten(プフィングステン※地域によってはPを発音せずフィングステンの場合も)と言う聖霊降臨祭もその一つ。

Pfingstenはドイツ語ですが、ペンテコステ (Pentecost)と言えば、ピンとくる方もいるかもしれません。

日本語では「聖霊降臨祭」と訳されています。

ドイツの祝日でもあるキリスト教の聖霊降臨祭は何なのか、何をするのかをお伝えします。

スポンサーリンク

ドイツの祝日「聖霊降臨祭-Pfingsten(プフィングステン)」は何をするの?

聖霊降臨祭は、イースター(復活祭)後の50日目の日曜日と決まっており、他のヨーロッパの国々と同様に、ドイツでもこの日は祝日となります。

ですので、イースター同様、祝日は変動します。

2023年の聖霊降臨祭は、5月28日(日曜日)で、もちろんこの日に教会のミサに行く方もいますが、大抵のドイツ人は、家族でBBQをしたり旅行したりと長期休暇を楽しみます。

例えば、私の住むバイエルン州では、学校は5月30日~6月9日までお休み。

つまり、前後の週末も入れて計算すると2週間以上の休暇があることになり、はねうさ夫の友人家族はタイへ家族旅行へ行きましたw

ドイツでは、もともと春の収穫に感謝するお祭りがあったようで、それと関連して聖霊降臨祭をお祝いするようになったのだとか。

ドイツ全土で、地域によってさまざまなお祝いの仕方があるようです。

私の住む南ドイツのバイエルン州でも様々なイベントがあります。例えば、牛をお花や花輪でデコレーションして引いて回ったり、先日は観光名所であるローテンブルクでは、パレードやお祭りも見ました。私の隅地域では、ワイン祭や屋外イベントも開催されます。

場所によっては、人が集まって、焚き火を囲んで歌を歌ったりする地域もあるようです。

また、スポーツの大会や、音楽祭が行われるところもあります。

また、この時期にドイツで美しく咲くシャクヤク(ボタン?)の花のことをドイツ語で「Pfingstrosen」と言います。なんだか素敵♪

「聖霊降臨祭-Pfingsten(プフィングステン)」とは?

聖霊降臨祭(Pfingsten)とはそもそも何なのか?

クリスマスやイースターは、日本でも聞いたことがあるキリスト教の有名なイベントではありますが、私自身も日本に住んでいた時は、ペンテコステという言葉も、ヨーロッパ系の会社と一緒に働くようになってから知った祝日でした。

聖霊降臨祭(Pfingsten)とは、新約聖書の聖霊降臨の場面にちなんだ祝祭日です。

私はキリスト教徒ではないので、Wikipediaを調べてみると・・・

『聖霊降臨に関する記述が新約聖書の「使徒行伝」2章1節~42節にあります。

それによれば、復活したイエスは弟子たちに「近いうちに聖霊が降る」と告げて、天に昇っていきます。

それから10日が経ったユダヤ教のシャブオットの日に、使徒とその他の弟子たちが集まってお祈りをしていると、激しい風のような音が聞こえ、天から炎のような舌が降ったのです。

使徒たちは聖霊に満たされ、さまざまな国の言葉で語り始めます。

地中海世界全域からディアスポラのユダヤ人たちがエルサレムに集まっていましたが、使徒たちが自分の地域の言葉で語っているのを聞いて驚きました。

イエスの死と復活の意味についてペトロが中心になって語ると、多くの人が信じて洗礼を受け、使徒たちのグループに加わりました』

とあります。

このように、聖霊降臨は、イエスの復活・昇天後に集まって祈っていた信徒たちの上に、神からの聖霊が降ったという出来事を記念する日のことなのです。

このことからわかるように、多くのキリスト教の祝日と同様に、聖霊降臨祭も元々はキリスト教以前の伝統に由来しており、聖霊降臨祭(ペンテコステ)は、ユダヤ教の祝日であるシャブオットに起源があり、ギリシャ語で50を意味する単語に由来しています。

ドイツ「聖霊降臨祭-Pfingsten(プフィングステン)」の伝統的な食事はあるの?

先ほど、牛をはお花でデコレーションして聖霊降臨祭を祝う地域がある事をご紹介しましたが、19世紀までは、牛を花や花輪で飾り、牛の群れを引き連れて村の行列が初めて牧草地に導かれるという習慣があったそうです。

そして、お祭りの後、牛は聖霊降臨祭の食事としてテーブルに並ぶことに・・・。

この日はもともと生け贄の子羊を丸焼きにして食べる習慣があり、現在でも牛だけでなく、子羊、子豚、うさぎなどを丸焼きまたはローストで食べるのが伝統的なご馳走なようです。

ですから、聖霊降臨祭の日曜日には、ローストポークやボリュームのあるお祝いメニュー(つまるところほぼすべてお肉!)を食べる人が多いしょうね。

また、季節的に過ごしやすい時期なので、お庭でBBQをしたりピクニックに行ってお祝いする人もいます。

聖霊降臨祭を祝う「鳥の形をしたパン(Brotvögel)」

一部の伝統では、聖霊は鳩の形でやって来たと言われているため、聖霊降臨祭のペストリーもこの形になっています。(舌じゃなかったんか・・・)
上に見つけた動画をはっておきます。

そのため、バイエルンでは18世紀まで、聖霊降臨祭に鳥の形をしたお菓子が作られていたそうです。

現在でも、アルゴイ地域(Allgäu)の聖霊降臨祭での伝統的な食べ物として鳥の形をしたパンを焼く習慣が残っているそうです。

ドイツだけでなく、オーストリア、フランス、スイスの農村部では、聖霊降臨祭の時には、教会の窓や扉に、ハトの写真や木製のハトなどをぶら下げることがあるそうです。

>>あわせて読む

イースターエッグ、イースターバニー、イースターラム!イースターって一体なんだろう?!
こんにちは!はねうさぎです(@haneusagi_com)です。2017年4月16日(日曜日)は続きを読む
カーニバルが終了。灰の水曜日はどんな日なの?
こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。先日、ドイツ三大カーニバルの名所、ケ続きを読む

コメント

タイトルとURLをコピーしました