ドイツ語クラス、A1を終了しA2にステップアップ

こんにちは!はねうさぎです。

早いもので、ドイツへ引っ越してきてから5か月が経ちました。

クリスマスも迫っていますが、今年も残りわずか。

振り返ってみると、始めの2か月がキツかった・・・。自分では想像もしていなかったホームシックになったし。

でもそれは、はやり言葉が通じない(理解できない)ということが一番大きな要因だと思います。

先日ドイツ語の一番レベルの低い「A1」というレベルのコースを修了し、今週からA2レベルへステップアップしました。

今日は自分の振り返りの意味も含めて、語学学校のクラスのことを書こうと思います。

ドイツ政府が推奨しているドイツへの移住者に対する最低レベル「ドイツ語A1」が終了

ドイツ語の語学学校はモジュール制になっています。

A1を終了するには2モジュールが必要で、1モジュールはだいたい1か月です。

A1終了までに約2か月を要し、ドイツ語の学習に加えて、クラスメートとの会話も(まだまだですが!)徐々にドイツ語でできるようになってきました。

英語があまり得意じゃない子はやはりドイツ語の上達が早いように感じます。(自分ではわかっていますが、やはり英語を使ってしまっては上達しないという事ですかね・・・)

以前、ドイツ語学校が始まった時にクラスメートの出身地に関しても書きました。

>>あわせて読む

その後、さらに、キューバ、デンマーク、ロシア、台湾、フィリピンからの学生が加わり、A1の正式なテストを受ける必要があったアメリカ人とベトナム人の2人と、観光ビザで来ていたペルー人、バイトに力を入れたいハンガリー人の子はA1のみの受講で終了していきました。

私はデンマーク人の子と隣同士で座っているので、グリープワークなどは、彼女と一緒にやる事が多いのですが、デンマーク語とドイツ語は似ている言葉や発音(特にウムラウト)などがあり、彼女には特に難しくはないようでとても優秀。

彼女はドイツ国内では「オーペア(Au Pair)」と呼ばれる、海外(この場合はドイツ)にホームステイをし、そこに住んでいる子供のベビーシッター、又はナニーとして子供の面倒を見ながら、ホストファミリーから報酬をもらって生活し、現地の学校や語学学校などに通うことのできるプログラムを利用して、学校に通っています。

ホストファミリーは、パパがドイツ人でママがデンマーク人、3人の子供たちは皆ドイツ語とデンマーク語を喋れるのだそう。

若かったら、ドイツの場合、ワーキングホリデーのビザも取れるし色々チャレンジし甲斐がありますね。

ちょっとアラフォーとしては羨ましい。

クラスメートから自分の知らない話を聞くのはとても刺激になるし、興味深いです。

そして、彼女はいつも私がウムラウトの発音で苦労しているのを見てケラケラ笑ってます・・・(笑)

なので、休み時間にはウムラウトの特訓をしてくれて助かってます。

また、A1レベルを終了した最終日は、ちょうどペルー人の子の誕生日だったので、ケーキを買ってきて、皆で「ハッピーバースデーの歌」をドイツ語で歌いました!

彼がA2へ進まないのは残念でしたが、またいつかどこかで会いたいです。

ドイツ語、何が一番難しいか?

今のところ、まだ初心者レベルのクラスなので、すごーーーく難しい!ということはないのですが、英語にもない、日本語にもない感覚の言葉にはいつも悩まされます。

例えば、ドイツ語の助動詞(Modalverben)に、dürfenという言葉があります。

これは、「~しても良い」という「許可」を得る時に使う言葉なんですが、英語の「must」かと思えば、必ずしもそうでない・・・

実際は英語のmustに似た「müssen」という助動詞もあるのです。

そして、ドイツ語のすべての動詞、助動詞は、格数(1格、2格・・・など)によって変化するのが覚えられない!!

英語で言うと、be動詞が、I “am”、You “are”、He “is”….などのように変化するのと一緒の概念です。

ただ、英語は、am、is、areと3種類しか変化しませんが、ドイツ語のbe動詞にあたるseinという動詞はこんなに変化する!(以下参照)

ふう・・・。

sein (= be動詞)

ich bin (I am)

du bist (you are: single person informal)

Sie sind (you are: single person formal)

er ist (he is)

es ist (it is)

sie ist (she is)

wir sind (we are)

ihr seid (you are: plural informal)

Sie sind (you are : plural formal)

sie sind (they are)

また、クラスメートでも英語が喋れる人たちは、やはり英語が簡単で楽なので、なかなかドイツ語が口から出てこない。

私も、読み書きではなんとなく理解していても、その通りに正しく話せるかというと、口から音が出てこない!

というのが悩みの種です。

A2クラスになり、どのくらいドイツ語が上達したか?

昨日、日本人とドイツ人何人か集まって「忘年会」をしました。

パーティーの後にバスに乗ろうと頑張って走ったのですが、乗り過ごしてしまい、次のバスまで1時間もあったので、タクシーで帰ることにしました。(はねうさ夫からは、お金の無駄使いだ!と言われましたが、寒い中1時間も待ちたくないので)

はねうさ夫は、自転車で来ていたので、私一人でタクシー乗り場へ。

いつもなら、はねうさ夫がタクシー運転手に説明してくれて、その後私は家まで運ばれていく感じなのですが、昨日は「お金の無駄使い」と、はねうさ夫はイラついていたので、私が一人で運転手に行先を伝えないといけなくなってしまいました。

最悪なことに、いつもと違うバッグを持ってきていたので、家の住所をメモッた紙を置いてきてしまった・・・つまり、住所を見せて「ここへ行きたい」というのは無理ということが判明。

ここは、思い切ってたどたどしいドイツ語で行先を伝え、家の近くになったら詳細を伝える・・・という流れになりました。

2か月前なら、運転手が話しかけてきても、まったく言っていることがわからなかったのですが、なんだか・・・・少し理解できる!

おまけに、学校の授業で習った道を説明する時に使う言い回しや、そこを左・・とか右、とかも何とか説明して、運転手も私のドイツ語を理解してくれて感動してしまいました!

運転手さんはルーマニア人で、タクシー運転手になってからまだ2か月なんだそうです。

どこから来たの?とお国を聞かれたので、「日本から来ました」と言うと、「Oh~!Japan!(ヤ~パン!)」と驚いた様子で、話も弾みました(笑)

学校で習ったことが無駄じゃなかった!と実感できたので、嬉しかったです。

もちろん、自分だけでなく、クラスメートの成長も日に日に実感できています。

個人差は若干あるものの、5年間ドイツに住んでてまったくドイツ語が喋れなかったアメリカ人の男性も、英語もドイツ語もゼロだったアルバニア人の女の子も、すごく上達してる!

始めのころは、休憩時間に英語をしゃべっていたのですが、私も他のクラスメートもできるだけドイツ語で会話するように頑張って(力尽きたら英語にスイッチ!)います。

習ったばかりの言い回しや単語を使うと、記憶への定着が早い気がします。

やはり、とにかく話して話して話すことでしょうか・・・。頭ではわかっていても、現実は難しいのが現状です。

また、私たちのクラスでは、WhatsAppを使ってグループを作りました。

家庭の事情や体調不良などでクラスを欠席した場合に、宿題を質問したり、皆で励ましあったりしています。

もちろん、ドイツ語オンリーというルールなので、ドイツ語タイピングの練習にもなりますし、リーディングの練習にもなります。

今日はPersonalpronomenのNominativ、Akksativ、Dativの変化を勉強しました。

これは人称代名詞と言われていて、英語で言う「I /my /me /mine..」のように主格、2格、3格等人物が目的語などになる場合に変化する形式のことです。

実際に英語では、I とmeの2つしかなく、例えば目的語になるyouも、主格になるyouも同じだったりするので、ドイツ語の方が覚える言葉が多い!
personal-pronouns-1024x724.png
さらにややこしいのは、ドイツ語には人称にフォーマルとカジュアル(職場、知らない人に話しかける場合のYou)と、家族や友達の間で話しかけるYouが存在し、それらもすべて変化するということ・・・><

アラフォーの脳みそには、負担が大きすぎ、覚えられません・・・・泣

とにかく、語学学習に近道はないと思うので、少しずつでも頑張って進んでいこうと思います。

はねうさぎのブログを応援していただける方はこちらから!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次