ドイツ生活は硬水とカルキとの戦い!洗濯機はカルキ除去洗浄しよう

ドイツ生活
@haneusagi.com
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こんにちは!はねうさぎです(@haneusagi_com)です。

ドイツに来たばかりの頃に「謎が多いドイツ生活!私がドイツに住んでみて驚いた3つの事」という記事を書きました。

この中に、カルキの事に触れていたのですが、本当にこればかりは色々な生活シーンで困ってしまいます。

ちなみに、以下カルキのおさらいです。

カルキは消石灰(水酸化カルシウム)に塩素を吸収させてできる白い粉末状の物質で、次亜塩素酸カルシウム、さらし粉、塩化石灰などと呼ばれている。

ですから、日本へ一時帰国した時や、旅行で他の国(比較的軟水がある国)へ旅行した時には、シャワーや洗顔で「これこれ!この感じ!柔らかい~」と嬉しくなるというモノです。

実はドイツに来たばかりの頃、新しい洗濯機を買ってもらいました。

なんと、はねうさ夫が洗濯機を持っておらず、すべて洗濯物を週末義理実家へ持って行き、義理母にやってもらっていた「ホテル・ママ」生活にどっぷりつかっていたからなのです!(西洋人男性は家事手伝ってくれる、というイメージは、所詮イメージでしかありません!!泣)

さて、はねうさ夫が家事を何もしないことを今更言ってもしょうがないので、話を戻しますと、私の洗濯機の条件に、

・ドラム式

・デザイン性

・コンパクトでありながらベッドシーツなども洗える容量

・洗濯~乾燥までの機能がついている

という事がありました。

で、予算もあったので、ある韓国メーカーさんのものを選んだのですが、こちらは10年保証という事に加えて、英語の説明書も付属されていたので非常に助かっています。

一番初めにざっくりと説明書を読んだ時に、「洗濯ドラムの洗浄機能」というファンクションがある事を記憶していましたが、なんとなーく面倒くさくて、ドラムを1度も洗わずになんと3年もの月日が経ちました!怖

ヤバい!!!

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なぜ洗濯機を掃除する必要があるのか?

日本でも、洗濯機のドラムを洗浄する専用の洗剤が売っています。

カビ、ニオイ、洗剤カスの残留物うんねん・・・の為ですね!

ドイツでも、「洗剤や汚れが付着すると、洗濯機の洗浄効率が低下し、不快な臭いがすることがある」、「定期的に洗濯機を掃除することで、ニオイやカビ汚れを防ぎ、洗濯機の寿命を延ばし、機械の機能を向上させることができます。」などとして、洗濯機を定期的に洗浄する事が推奨されています。

もちろん、汚れやニオイ、と言うと納得する方もいる個々と思いますが、ドイツ特有のもう一つの理由・・・それはあの憎っくき「カルキ」です。

洗濯機にカルキがたまり、機械はもとより、チューブなどのつまりの原因にもなりますので、洗濯機を定期的にお手入れするようにしましょう。

・・・と、偉そうに言っていますが、私は、3年間洗濯機を一度も洗浄しませんでした・・・汗

「洗濯機を洗浄しなきゃ」と、思いながらも、お店に沢山ある洗剤からどれを選んだらいいのかわからないし、始めの1年はドイツ語力もほぼゼロ。

2年目くらいまでは、語学学校へ通ったりと日々の生活に追われ、また、「新しい洗濯機だからそんなにすぐに壊れないだろう・・・10年保証だしね!」なーんて見くびっていました。

もちろん、洗剤投入口、排水チューブや洗濯機のドア、ドラムの内側表面などは定期的にお掃除していたのですが、カルキ除去のドラム洗浄まではしていませんでした。

そんな時、「なんだか最近洗濯を終えると少しにおいが気になる」、「以前は乾燥機機能を使ったらすぐに乾いたのに、なんだか能力が低下している?」と感じ始めるようになりました。

「そうだ!ドラム洗浄用の洗剤買いにいこう!」(京都行こう!ではない・・・)

と思い立ち、今年の夏に友人の使っている洗剤を参考にしながら、ようやく重い腰をあげました。

洗濯機用カルキ除去剤の種類と選び方

洗濯機のカルキ除去剤には、大きく分けると以下の2種類があるようです。

1)タブレットタイプ

2)液体やジェルタイプ

※はっきりとわかりませんが、粉末タイプの物もあるようです?!

私は、初めて買うということもアリ、悩みに悩んだ末、ジェルタイプを選択しました。

理由としては、通常使用している洗剤もそうなのですが、まず、タブレットタイプは水に溶けずに残ってしまった場合に嫌なのと、少しお値段が上がるので、まずは、無難な?ジェルタイプにしました。

気に入らなかったら、トイレでも洗おうかなー!というくらいな気持ちで、惜しみなく使えるリーズナブルなものを選択。

それは、ドラッグストアー「dm」マーケットの独自ブランド「Denk mit」の2 in 1です(TOP写真の物)。

正直、パッケージがダサすぎて買おうかどうか悩んだのですが・・・色も真っ青な深くきらめくブルーです・・・。

ネットで同じものを探しましたが、無かったので、参考までに以下写真は3 in 1 で、お値段、1.65ユーロの物。

めちゃくちゃ経済的です。

参照:dm

また、この方がDenk mitを使った洗濯機のお手入れ方法を動画で説明しているのでわかりやすいです。

タブレットタイプの洗濯機用洗浄剤

ドイツ人の友人は、タブレットタイプを使用しているとのことで、「Calgon 3in1 パワータブ」だそうです。

カルゴンCalgon 3in1 パワータブの特徴は、

・カルキを除去する

・洗濯層の残留物を取り除く

・ニオイの原因となる残留物をとり除くことにより不快なニオイを防ぐ

というところらしいです。詳しくはホームページをどうぞ

タブレットは個別包装されていて、洗濯機の専用ディスペンサー、またはドラムに直接投入するだけなので使い勝手が良く、人気があります。

※洗濯機の機種や、除去剤のタイプによって、投入の仕方に違いがあります。

参照:dm

また、私が使用している「dm」ブランドの「Denk mit」にもタブレットタイプがあります。(上写真)

こちらはどちらかと言うと粉末をタブレットにしたような感じのカルキ除去タブレットで、カルゴンよりもリーズナブルです。

私のように、粉洗剤の溶け残りが気になる方は、液体やジェルタイプを選ぶと良いと思います。

液体タイプの洗濯機用洗浄剤

「アマゾン.de」で人気の洗濯機用の液体洗浄剤は以下の2つ。

コチラは「https://www.stern.de/」で紹介されていましたので、レビューに従ってざっくりと説明します。

まず1つ目はサグロタンの「Sagrotan Waschmaschinenreiniger 5-in-1-Hygienereiniger」

星評価は4.5と人気です。

「カルキ」「ニオイ」「残留物」に効果を発揮し、フレッシュライムの香りが特徴です。

バクテリアの99.9%を除去し、洗濯機のディスペンサーに液体を入れて使用します。

推奨使用頻度は、2か月おき。

2つめは、「Dr. Beckmann Waschmaschinenreiniger Pflegereiniger」です。

参照:Dr. Beckmann

ドクター・ベックマンのブランドは、義理母も「このブランドは良い!信頼できる」とのことで、私は、個人的に部分汚れ用の洗剤を全部このブランドにしています。

星評価は、こちらも4.5。

「カルキ」「ニオイ」「残留物」に効果を発揮し、機械の誤動作を防ぎ、洗濯機の使用寿命に貢献します。

洗濯機のディスペンサーに液体を入れて使用します。

推奨使用頻度は、4か月おき。

【注意事項】
洗濯機によって、主に洗剤を投入する引き出しのような場所であるディスペンサーの仕切り部分は、メーカーや機種によって違いがあるので、必ず取扱説明書をよく読んでから洗剤を使用しましょう!

私は、なんといっても3年間何もしていなかったので、週に分けて3回ほど洗濯機を洗浄しましたw

洗濯機の洗いすぎは、機械の損傷の原因にもあるので、ほどほどにしましょう!(とはいえ、洗浄しなさすぎも問題なので、自己責任でいい塩梅で!)

ドイツの洗濯機専用カルキ除去についてのまとめ

ドイツには、洗濯機のカルキ除去専用洗剤が販売されている事をお伝えしました。

ニオイやカビの原因などから、洗濯機を洗浄すること自体は誰もが納得していただけると思いますが、ドイツの場合は「カルキ除去」のお手入れも忘れずに行いましょう。

ご存知かと思いますが、カルキはこまめに取り除かないと固まって、石のようになってしまい、一度そうなるとなかなか除去することが難しいです。

私は、ドイツに来たばかりの頃に、はねうさ夫が買ってきた洗剤を使用していたのですが、洗濯ものの色落ちはするし、ケミカルっぽい香りがするので、色々試した結果、「【ドイツの食器洗い事情】手荒れしにくい洗剤を見つけるまで」でもご紹介した、カエルマークの「Frosch」を愛用しています。

このFroschの「Frosch Aloe Vera Sensitiv-Waschmittel(敏感肌用アロエベラ液体洗濯洗剤)」がお気に入り。

日本では当たり前の、「詰め替え用液体洗剤」という概念が何故かあまり見られない「エコ大国ドイツ」で、唯一罪悪感無く買えるパッケージで、ゴミを小さくして捨てることができるのも愛用している理由の一つです。

また、私は日本にいる時から柔軟剤も使用していません。

環境汚染だけでなく人体への悪影響が懸念されている成分の入っている物は、できるだけ使用したくないからです。

そのタオルのゴワゴワを解決するため?に、洗濯機には必ず乾燥機がついている物を使っています。

洗濯した後にすぐ乾燥機にかけるとふわふわになりますよ^^

さておき、日本に比べてかなり硬水なドイツでは地域差は多少あるものの、日本で生まれ育った自分にはなかなか慣れるものではありません。

硬水には必ずつきものの「カルキ」対策をこまめに行い、快適なドイツライフを送りましょう。

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