インド洋の真珠、セーシェル共和国の魅力【プララン島の見どころ】

セーシェルの美しいプララン島の海とビーチ

こんにちは!はねうさぎです。

セーシェルで旅行者は、メインの3島(マヘ島、プララン島、ラディーグ島)以外は、ひとつの島を丸ごとリゾートにした1島1リゾートに滞在することになるのですが、今回はマヘ島に次ぐ大きな島のプララン島の見どころをご紹介します。

せっかくセーシェルを訪れたのなら、マヘ島よりも見所満載なので、プララン島へも足を延ばすことをお勧めします。

世界で最も美しいビーチのひとつ、アンス・ラジオ(Anse Lazio)

プララン島(Praslin Island)はマヘ島から飛行機で15分、フェリーで約45分の距離にあるセーシェルで2番目に大きい島です。

私たちのプランは、

・ドイツからイスタンブール経由でマヘ島へ。マヘ島の中心部を半日ほど観光した後、すぐにプララン島行のフェリーに乗ってプララン島まで移動。

・プララン島には4泊し、その後ラディーグ島へ移動。ラディーグ島には1週間滞在。

・ラディーグ島の後はマヘ島へ移動し、「Hリゾートホテル」に2泊し、またイスタンブール経由でドイツへ帰国するという2週間ほどのスケジュール。

マヘ島でのホテルについては「多くの日本人が知らないインド洋に浮かぶ楽園「セーシェル共和国」の魅力!【マヘ島編】」をどうぞ!

プララン島には、世界のビーチランキングで上位にランクインするビーチがいくつもあります。

そして、世界で最も美しいと言われるビーチの一つに、アンス・ラジオ(またはアンスラツィオ:Anse Lazio)ビーチがあります。

奥まったところにあるため、秘密のビーチの意味合いもあり観光客のみならず、ローカルにも人気のビーチ。

レストランもあるので、一日中ビーチで過ごすことができます。

朝、昼、夕方と太陽の日差しの具合や雲の流れによって海の色が変化し、潮の満ち引きも感じることができるので、ビーチにずっといても飽きることがありません。

セーシェル独特の赤みがかった大きな岩の数々と青い海のコントラストが素晴らしく、どの角度から見ても美しいビーチ。

岩の近くにはカラフルな魚がいるので、シュノーケリングスポットとしてもオススメ!

泳げない私には深すぎず浅すぎずで、ちょうどいい深さなのに水の透明度は抜群!

ただし、日差しはどこへ行っても強いので、日焼け止めクリームをこまめに使用し、日陰で休むなど、お肌への負担には要注意です。

ちなみに、サメ被害も報告されているのが事実。あまり遠瀬に行かないようにするなど細心の注意を払いながらアンス・ラジオを楽しんでくださいね。

世界遺産ヴァレ・ド・メ国立公園(Vallee de Mai Nature Reserve)

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©haneusagi.com

プララン島には、世界遺産に登録されている区域があり、そこは国立公園と国の自然保護地域になっています。

私たちはプララン島で滞在したうちの1日を、レンタカーを借りて(大抵のホテルでレンタカーの申し込みができます)島を一周しました。

道路は大通りが1本あるだけなので(もちろん分岐はありますが、大まかな地図を持っていれば問題ありません)走りやすく、また、イギリス領時代の名残なのか日本と同じく左側走行。

アップダウンが激しくカーブがきつい場所もあるので景色に見とれたりしていると注意が必要ですが、プララン島では断然レンタカーがお勧めです!

そのレンタカーを借りた日に、この世界遺産であるヴァレ・ド・メ国立公園にも行ってみました。

この自然保護区が世界遺産に登録された理由のひとつに、30メートルの高さにも成長し、世界最大のヤシの実をつける、ココ・デ・メールと呼ばれるフタゴヤシが群生する原生林が残っており、世界でも珍しい動植物の生態系を見ることができます。

このフタゴヤシ、世界でもなかなか大量に自生している場所がないようで、その歴史やどこからきたのか等は神秘に包まれているそうです。

このヤシの木には雄と雌があり、興味深いことに、雄の木にはまるで人間の男性性器のような実?花?がなり、雌の木にはヤシの実がなるのですが、これが成長すると女性の下腹部のような形になるため、古来より様々な俗説を生み出してきました。

ヴァレ・ド・メ国立公園に入場する際には、公園内での注意事項が説明され(フタゴヤシは国外持ち出し厳禁など)、時間が合えば、英語のガイドさんと一緒にトレイルを歩くことのできるツアーも用意されています。

入場料は20ユーロと強気ですが、公園内は背の高いヤシの木や葉っぱで覆われたジャングルのようになっていて涼しいので、ビーチ色が強いリゾート休暇の気分転換に良いと思います。

お勧めのプララン島からの離島ツアー!キューリーズ島

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©haneusagi.com

泊まったホテルでは、「ビーチに客引きが沢山いるので、絶対に勧誘にサインしないこと」という注意書きがありました。

そう、プララン島からはいくつかの離島ツアーがあります。

もちろん、ホテルからもオプショナルツアーを手配できるので、安心と言えば安心ですが、べらぼうに高いので、この客引きが魅力的なのも納得。

但し、悪質な客引きもいて、料金を支払ったのにツアーボートが来なかった・・・なんていうトラブルも報告されているらしいです。

そして、私達もこの客引きをきっかけに離島ツアーに申し込んだのですが、オフィスも見せてくれたし、救命ジャケットの完備や、ちょうどその申し込みをするかどうか迷っていた時に、「今日のツアーのキャプテンが返ってきたからBBQなどの機材をこれから片付けるところなんだ」等、怪しいところが無かったので、離島ツアーを申し込むことにしました。

お兄ちゃんの名前は忘れちゃったけど、スイス人とセーシェル人のハーフという彼は、小麦色の肌にグリーンアイズというちょっとしたイケメンで英語も堪能。客引きにはやっぱりイケメンですかね!?

で、話がそれましたが、私たちはキュリーズ島(Culieuse island)という海洋保護区に指定されている離島への1日ツアーに参加することにしました。

朝の9時半に出発し、船でキュリーズ島まで行き、キューリーズ島でBBQランチ、16時にプララン島へ戻るというプラン。

キュリーズ島到着からランチまでの間~ランチから船の出発までは各自各々が自由に過ごすことができます。

このキュリーズ島の大きな見所は、セーシェルにしか生息していないアルダブラゾウガメが沢山いること。ゾウガメの保護区・国立海洋公園になっていて、島へ到着と同時に大きなカメたちがお出迎え!

子供連れのグループなんかは大はしゃぎでした。

BBQランチの場所は、船が到着する場所と島の反対に位置する場所だと説明があったので、そこまで移動することになりました。歩くスピードによりますが、30分~1時間ほどのトレイルになっており、マングローブの森で蟹を見つけたり、ゾウガメの親子を見たりしました。

ランチは、チキンとお魚のBBQでした。セーシェルで食べるものは割とどれもハズレが無くて、ドイツよりヘルシーなんじゃないかと思うほど(笑)

セーシェルの食事は島国と言うこともあり、シーフードはもちろんですが、地元のクレオール料理からインターナショナル(イタリアン、ミドルイースト等)な食事まで様々ありますし、お米を食べる文化もあります。

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©haneusagi.com

また、南国ということもあり、フルーツソースやシトラス系のドレッシングもおいしかったので、日本人の口に会うと思います。

本当は、BBQランチの後にシュノーケリングが楽しめる、という謳い文句だったのですが、その日も前日も割と風が強くてビーチには海藻が打ち上げられていたので、シュノーケリングは断念。

ほとんどの人たちがビーチでダラダラし、そのままプララン島へ戻りました。

シュノーケリングができなかったのは残念ですが、ほぼ放し飼い状態のたくさんのゾウガメ達は迫力満点だったし、トレイルもきれいでとても良かったです。

勧誘の時に料金交渉する人もいるようなので、キュリーズ島に興味のある方は、勧誘してくるお兄ちゃんたちと会話を楽しむのも良いと思います。

プララン島で私たちが泊まったホテルをご紹介

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©haneusagi.com

アンス・ラジオ(アンスラツィオ)までちょっと頑張れば歩ける距離のホテルで、私たちの行った10月にはこちら側のビーチの方がキレイとのアドバイスがあったので、Acajou beach resortに泊まることにしました。

●Acajou beach resort
http://www.acajouseychelles.com/index.php

こちらの4つ星ホテルは、プールもありますが、プライベートビーチもあり、私たちの部屋はオーシャンビューのヴィラタイプでした。

テラスもあったので、昼間マーケットでビールやワインを買って、夕食の後テラスで飲んでいました。節約にもなるし、キャンドルも常備されていてロマンチックです。特にカップルにオススメ!

お部屋は、思った以上に広めで、清潔でした。現地の人たちは水道水を飲んでいるとのことでしたが、旅行者には念のためミネラルウォーターを飲むように勧められました。

一応、調べてみたところ、セーシェルの水道水はWHOの基準は満たしているようで、ニオイもしなかったですし、仮にシャワーなどで少し口に入ってしまっても、さほど心配することは無いかなあと思います。

スタッフもフレンドリーで、日本で働いている従姉がいるというスタッフは少し日本語でも話しかけてくれて面白かったです。

そういえば、なぜかプララン島にはフィリピン出身の労働者が多く、聞いてみると、斡旋業者がいるのだとか。

フィリピンだと、すでにリゾート地などで働いた経験のある人も多いと思うのでステップアップでセーシェルに来る人も多そうだなあと思いました。おそらくセーシェルの平均賃金の方が高いのかもしれません。

フィリピン人は英語も堪能だし、働き者のイメージもあるので、需要と供給がマッチしているのでしょう。

さて、このAcajouホテルのレストランは、日替わりでアジアン、メディトレニアン、イタリアン等テーマが設けられており、アラカルトで注文もできるのですが、ディナービュッフェはマグロのカルパッチョなどもあったので、ディナービュッフェがお得だと思います。

曜日にもよると思いますが、夜はライブミュージックもあり、ホテル内で色々楽しめるように工夫されていました。

セーシェルの魅力がギュッと詰まったプララン島は、セーシェルに行ったならば絶対に見逃せないスポットです!

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