多くの日本人が知らないインド洋に浮かぶ楽園「セーシェル共和国」の魅力!【マヘ島編】

Africa
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こんにちは!はねうさぎです。

ようやく、ゆっくりとセーシェル共和国について書く時間が取れました。自分のハネムーンから早くも数か月たってしまいましたが・・・。

今回は、アフリカでもっとも小さい島国のセーシェル共和国の魅力をお伝えしたいと思います。

セーシェル共和国(Republic of Seychelles)について

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セーシェル共和国は、ほぼ種子島ほどの総面積460平方キロメートルのアフリカで一番小さな島国。

「アフリカ」とは言え、アフリカ大陸からは1300キロメートルほど離れており、首都のあるマヘ島から南西のマダガスカル島まで1100km離れている独特の動植物を多く持つ国で、115の島々から成る独立国家です。

人口は、2016年世界銀行発表によると、約94,677人。首都は、セーシェル最大の島マヘ島に位置するビクトリア。

1756年にフランス領となり、1814年にはイギリス領、1976年に独立した比較的新しい国家で、ヨーロッパ人とアフリカ人の混血であるクレオール人と言われる人々がマジョリティです。

その歴史的背景から、人々はフランス語、英語が堪能で、ほとんどの家庭ではクレオール語が話されています。

レストランやショップなどでは英語、フランス語が通じるので、旅行者には便利。

主要産業は観光業。セーシェルは「インド洋の真珠」と呼ばれており、最近ではあの英国のウィリアム王子とキャサリン妃がハネムーン先に選んだ行先としても有名になりました。

セーシェルの初代大統領が、ハリウッドスターや世界中のセレブにキャンペーンを行い、主に欧米諸国から美しい海に魅せられて、観光客が押し寄せたため、今でも観光業が盛んなのです。

さらに、島国の特色を生かしたマグロやカツオ等を主とする魚介・水産業、石鹸の材料となるコプラ、ココナッツの輸出等も重要な収入源となっています。

その結果、「アフリカ」というイメージを覆すほどの高水準の国民所得を誇り、世界銀行による2016年の一人当たりのGNIは15410米ドルで、アフリカの同年のデータがある国・地域ではアフリカで1位。

アフリカでもっとも裕福な国として知られています。

実際に、現地の学生・子供たちの様子や、街の雰囲気は、先進諸国と大きなギャップをあまり感じませんでした。そのせいもあるのか、治安に関しても比較的安全に旅行できる国だと思います。

参考記事:

絶景ばかり!恋人たちに人気のセーシェル共和国の魅力【ラディーグ島の見どころ】

セーシェル のオススメホテル

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旅行者は、メインの3島(マヘ島、プララン島、ラディーグ島)以外は、ひとつの島を丸ごとリゾートにした1島1リゾートに滞在することになります。

ウィリアム王子とキャサリン妃が滞在したという島は「ノースアイランド」。こちらのノーノースアイランドは、マヘ島からヘリコプターで約15分の1島1リゾート。

移動費は滞在費とは別で費用が掛かるらしいです。(当時で7万円以上という噂です)

かつてココナッツ農園だった210ヘクタールのノースアイランドにヴィラはわずか11棟とのこと。素敵ですね~。

興味のある方、新婚旅行をセレブ並みに満喫したい方はぜひチェックしてみてください。

●North Island Seychelles
https://www.north-island.com/

もちろん、私たちは凡人なので、ノースアイランドでの宿泊は無理!

現地で他のホテルに宿泊した新婚旅行者たちと情報交換をした結果、私たちの泊まったホテルの方が良さそうだったので、そのホテルをご紹介したいと思います。

●The H Resort Seychelles(Hリゾート・セーシェル)
https://www.hresortseychelles.com/

口コミでも高評価を得ている5つ星ホテル。

セーシェルは、島国と言う事や、セレブに人気のリゾート地と言うこともあってか、物価が高く、ホテルの価格も安くはありません。

ただ、セーシェルは、新婚旅行地としても人気があるため、こちらのホテルは、カップルの宿泊客が多く、ホテルの施設も新しく素敵でした。

一見、日本人らしき観光客は見受けませんでしたが、一年のうちに何回かは日本人も来ますよ、とのこと。

客層のほとんどが、ヨーロッパ人でした。

そのほか、インドや中東からの富裕層、アジア人は中国、韓国人がちらほら。

後日また他の島については書くつもりですが、マヘ島だけでなく、他の島のホテルやレストランスタッフと話して聞いた話で、最近はドイツ人と中国人の観光客がかなり増えているということでした。

なので、ドイツ語や中国語を勉強している人も多いのだとか。

話を戻すと、こちらのHリゾートホテルは、敷地も広く、トロピカルガーデンはもちろん手入れが行き届いているし、スパ施設、テニスコート、プール等を完備。

朝、部屋からガーデンを通ってレストランまで歩く途中に見える独特なランドスケープの山とホテル敷地のお庭の組み合わせが凄く美しくて、もっと長く泊まっていたい・・・と思ってしまいました。

また、ホテル宿泊者のみ利用できるプライベートビーチもあり、プールでは日替わりでエクササイズのレッスンや、無料でレンタルしてプライベートビーチでカヤックなども楽しめるので、飽きることはありません。

レストランは、ビュッフェ形式の朝食が取れるレストラン(夜もインターナショナルレストランとしてオープン)のほかに、ポリネシアンレストラン、鉄板焼き・日本食レストラン等があり、バーもあります。

ここのポリネシアレストランは評判も良く、スタッフもフレンドリーでオススメ!

ちょうど10月に行ったこともあって、オクトーバーフェスト的なイベントを開催しており、早い時間に行くとハッピーアワーでビールがリーズナブルにいただけました。

もちろんビールを「栄養ドリンク」と言い張るはねうさ夫は大喜び!(笑)

朝食が提供されるレストランでは、入り口のカウンターに多言語のその日のニュースがA4サイズ両面で提供されており、日本語ニュースのダイジェストも準備されていたので、ニュースを読みながら朝食をいただくこともできます。

朝食で気に入ったのは、セーシェルと言う土地柄なのかゲスト層が理由なのかわかりませんが、中東系の食事の朝食もセレクションにあること。

大抵のラグジュアリーホテルの朝食は、コンチネンタル、ローカル、アジアン、フルーツや乳製品はもちろんありますが、ミドルイースト系の朝食が提供されているホテルは見たことが無かったので(ただ単に私たちが凡人でなかなか5つ星クラスのホテルに泊まることが無いっていうのも理由かと思いますが)感激でした!

もちろん「朝シャン」ならぬ「モーニングプロセッコ」ありなので、ブランチとしてがっつり食べてダラダラ飲むのもヨシ!とことん楽園を満喫できます!(笑)

ホテル以外の場所で食事をしたいという場合は、ホテルからほど近い別の場所にもレストランがいくつかあるので、もう少しリーズナブルな食事をしたい方や、別のバリエーションの食事をしたい方は、ビーチから歩いて10分ほどの場所にいくつかオプションがあるのでお勧めです。

また、特別なディナーを考えている方には、予約すれば別途で、ビーチでのプライベートディナーを設定できるようです。もちろんルームサービスもあるので、テラスで食事をすることも可能。

ビーチは他の島に比べると「普通」という印象でしたが、スタッフもフレンドリーな上、他の国でのハイエンドリゾートホテル勤務経験者が多く(中東のハイスターホテルやタヒチ、ニューカレドニア等様々)バーのスタッフやガーデンですれ違うスタッフはいつも笑顔で心地よかったです。

私たちは偶然、ホテルのプールでチェスの元世界チャンピオンのインド人、ビスワナサン・アナンドさんと家族に遭遇しました。セーシェルで開催された若者向けのチェスイベントで招待されていたらしい。

はねうさ夫は、めちゃくちゃチェスに入れ込んでいるので、プールでインド人を見かけて「もしや・・もしや」と連呼していたので何かと思ったら、本当に世界チャンピオンの彼で大興奮!一緒に写真まで取ってもらうというフィーバーぶりに私は苦笑いでしたが・・・・。

そう、私はそこまでミーハーじゃないのですが、時と場合によってはお気に入りのセレブな人たちに遭遇することなんかもありそうですね。さすが、セーシェル!

マヘ島でのオススメアクティビティ

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●街歩き

首都のビクトリアには人口の8~9割が住んでいると言われており、言わずと知れた政治経済の中心地。

とはいえ、日本人にとってはこじんまりした街なので、半日もあれば一通り見て回ることができます。

日本以外ではなかなか見ることのできない魚市場をはじめ、野菜やスパイスが売られているマーケットは、食べ物大好きな私にとって興味津々。

他国のマーケットを見て回るのって、旅行の楽しみの一つかなーと思います!

私は、マーケットでカレーパウダーを購入しました。スパイスを買いたいと思っている方には、ジップロックをいくつか持っていくことを強くお勧めします。でないと、荷物がニオいますからね・・・!

街の中心部には、カラフルなヒンドゥー教の寺院(Tempio hindu)や小さなカフェ・レストランなどもあり、ちょっと休憩したり、ランチしたりできます。

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●Mission Lodge Lookout

Mission Lodge Lookouは、マヘ島から島全体を見渡せる絶景スポット。

実は私たちは行かなかったのですが、帰りの乗り合いバスで一緒になったカップルが、とても素晴らしかった!

と言っていたのと、トリップアドバイザーのマヘ島アクティビティランキングでもハイスコア―を獲得しているので紹介です。

ビーチだけでなく、緑の中トレイルできるというところも人気の秘密。

また、セーシェルの歴史を知ることのできる場所としても人気があります。

高級ホテルでのんびり~ビーチも良いですが、ハイキングが楽しめるというのもセーシェルの魅力でしょうか。

日本からセーシェル共和国までの行き方

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日本からセーシェルへの直行便は現在運航されていません。アブダビ経由のエティハド航空、ドバイ経由のエミレーツ航空、イスタンブール経由のトルコ航空の利用が一般的のようです。

アブダビまでのフライト時間は約12時間、アブダビからセイシェルまでは約5時間。

イスタンブールからは約8時間半。

私たちはドイツからトルコ航空を利用してイスタンブール経由でいきました。

夜出発し、朝ビクトリアに到着する便だったのですが、10月ということもあってか、フライトは割とガラガラで、2シート利用して眠ることができたので良かったです。

参考記事:

インド洋の真珠、セーシェル共和国の魅力【プララン島の見どころ】

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