ニューカレドニアの「チバウ文化センター」に行ってきた

Art/ Museum
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こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。

ニューカレドニアの首都ヌメアにある、文化博物館の「チバウ文化センター」(Jean-Marie Tjibaou Cultural Centre)。

チバウ文化センターは、芸術センター、博物館、劇場、図書館、そして庭園が揃う複合文化センターです。

カナック(ニューカレドニアのメラネシア系先住民族)の伝統的な文化に触れることができます。

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【ニューカレドニアのチバウ文化センター】サステナブルな建築様式とデザイン

イタリアの建築家レンゾ・ピアノの設計で、ニューカレドニアの伝統的な住居をモチーフにした木製の「カーズ」(case:フランス語、英語ではhatの意味)と呼ばれるタケノコのような白菜のような・・・何とも言えない形の外壁がいくつも連なった建築物が印象的です。

実は、チバウ文化センターは、半島に位置しており、風の影響を受けやすい立地です。

ですから、建築家レンゾ・ピアノは、木製の可動ルーバーを用いることにより、あらゆる外気の状態に対応できるようなシステムを考えたようです。

とってもエコでサスティナブルなデザインですよね。

展示室の中では、この施設の建築のアイディアやコンセプト、建設にいたるまでのスケッチや当時の写真を見ることができます。

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敷地内では、カナックの伝統家屋を再現した10棟の「カーズ」が並んでおり、ニューカレドニアのカナックの伝統文化や昔の生活に触れることができます。

写真のトンガリ屋根は、再現されたカナックの伝統的な住居カーズの博物館。

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建物や、再現されたカナックの伝統的な住居もとても興味深かったですが、庭園も素晴らしかったです。

丘のようになっている高台からの眺めは抜群!タケノコのようなオーガニックな形状の建築物も自然と調和しており、モダンでありながらエキゾチックな風景でした。

また、海にも面しているため、ビーチサイドを散策することでできます。

カナック道がマングローブの森のそばを縫うように伸びており、この文化センターが自然と融合した施設であることを物語っていました。

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【ニューカレドニア】チバウセンターの庭園も見逃せない

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日本ではなかなか見ることのできない植物やお花、野生の果物(グレープフルーツとぽんかんを足して割ったようなフルーツ:実は別の場所でも見かけ、食べてみましたが美味しかったです)も庭園で見ることができました。

私が行った時は無かったのですが、コンサートやフェスティバルなど年間を通してたくさんの催し物があるようです。

ヌメアからは路線バスで片道45分~(1時間?)程かかったような記憶がありますので、時間が無くてお金に余裕のある方はタクシーを使ってもよいと思います。

ニューカレドニアに行く際には、ビーチやダイビングなどのマリン系アトラクション以外でも楽しめるオプションとして行ってみてはいかがでしょうか。

チバウ文化センター(Jean-Marie Tjibaou Cultural Centre)
以下公式サイト。月曜休館
http://www.adck.nc/

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