ニューカレドニア旅行記(ヌメア編)!天国に一番近い国の魅力を余すところなく紹介

こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。

「天国に一番近い国」と言われるニューカレドニア。

私はあまりビーチリゾートへの憧れはないのですが、ニューカレドニアだけは、私の「bucket list」(死ぬまでにやりたい、行きたいことのリストの事)に入っていました。

その話を、当時付き合っていた、はねうさ夫にしたところ、ビーチが死ぬほど好きな彼は、「婚約記念に(高い婚約指輪の代わりに)連れて行ってあげる」と、ニューカレドニアへの旅行をプレゼントしてくれました。

彼は、指輪を買わないつもりだったんです!さすがにこれは後でもめ事になり、結局買ってもらいました。

今回は、ニューカレドニアの首都ヌメアの旅行記をお伝えします。

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目次

ニューカレドニアってどんなところ?どんな国?

美しいイル・デ・パン島 ©haneusagi.com

ニューカレドニアは、南太平洋に位置するフランス領の島国(フランス海外領土)であり、フランス本土から約1,200キロメートル離れています。

ニューカレドニアは、1946年に、フランス海外領土となりました。

※よって、EU市民のはねうさ夫は、入国スタンプを押して貰えず不満を漏らしていました(苦笑)

首都はヌメアで、メル・トゥフアク国際空港があります。

日本からは、成田と関西国際空港から直行便が出ており、およそ8時間のフライトで南の島へ到着です。

ニューカレドニアの経済は主にニッケル鉱業と観光業に依存しており、美しいビーチやサンゴ礁、山岳地帯など、多様な自然景観があります。

ニューカレドニアの通貨は太平洋フラン(CFPフラン)。

人口は約29万人で、カナック人が最大の民族グループを占め、その他にもヨーロッパ系、ポリネシア系、アジア系などの人々が暮らしています。

宗教はキリスト教が主流であり、カトリックが最も多いですが、カナック人の間では伝統的な宗教や文化が残っています。

面積は日本の四国と同じくらいで、本島と4つの離島から成り立っています。地理的には、オーストラリアやニュージーランドから近いので、そちらからの旅行者にもたくさん会いました。

ニッケル鉱業が盛んなニューカレドニアは、実は世界のニッケル資源の4分の1を埋蔵するともいわれる資源大国(1位はロシア)で、ヌメアの空港から市内に車で移動する時に工場が見えます。

また、島国ですので海洋業も行われています。

最近は日本でも「天使のエビ」ブランドで、ニューカレドニアのエビがレストランで使われているのを見かけるようになりました。

ローカル人は昼からココティエ広場でピクニックをしたり昼寝したりしていました。

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©haneusagi.com

私たちの乗った成田からのフライトは、首都ヌメアまでは、ほぼ満席だったのですが、日本人よりもフランス人がかなり多かったです。

ニューカレドニアは、自治権は独自にあるようですがフランス領ですので、現地でもフランス本土から来ているフランス人によく会いました。

フランスからの直行便はないので、フランスのみなさんにとっては、フランスから日本に一旦きてからニューカレドニアに向かうのが最短の行き方のようです。

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ヌメアで泊まったホテル近くのビーチ。ゆっくりとした時間が流れる。 ©haneusagi.com

私たちはヌメアに3泊し、その後イル・デ・パン(ile des pins) に3泊しました。

ニューカレドニアに行くなら、イル・デ・パンは絶対に外せません

イル・デ・パンについては別記事に書いていますのでぜひ読んでみてください❣これぞ天国!

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ニューカレドニアの首都ヌメアの楽しみ方:離島オプショナルツアーに参加する

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©haneusagi.com

ヌメアで私たちは日帰りの離島ツアーに参加しました。

ツアーはサンゴ礁の島を見に行き、そこでシュノーケリングをする、というものでしたが、残念ながら波が高く、近くまで行きましたが接近することができませんでした。

あいにく、朝方雨が降っていたので、その影響が残っていました。

ツアーは、やはり、朝に数名のキャンセルが出たらしく、お客は私達2人とフランス人の老夫婦の合計4名。

ヨットの持ち主もフランス本土から移住してきたおじさんで、1日中フランス語会話に耐えなければいけないという事態に。

お天気に恵まれれば、離島ツアーでシュノーケリングを楽しんだり、ビーチを散策したりできると思うので、その日の天気に合わせてツアーに参加してみると良いと思います。

少しだけ海に入ることができましたが、波が高く遠くに行きすぎるのは危険と言われ、彼だけボート周辺をウロウロ。

©haneusagi.com

写真は、ツアーで乗ったヨットの先に見えるヌメア近くの離島に立つリゾートホテルのヴィラ。

奇麗でした!

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©haneusagi.com

ニューカレドニア ラグーン水族館(Aquarium des Lagons):多彩な魚や海洋生物を観察できる

ニューカレドニア ラグーン水族館(Aquarium des Lagons)またはヌメア水族館は、ニューカレドニアの首都ヌメアにある水族館で、地元の水域の生態系を展示しています。

  1. 展示内容:ヌメア水族館では、ニューカレドニア周辺の珊瑚礁や海洋生物の多様性を紹介しています。さまざまな種類の魚、貝類、サンゴなどが展示されており、訪れる人々に海洋の美しさや多様性を体験させています。


  2. 水槽:水族館には、大小さまざまな水槽があり、それぞれ異なるテーマや生態系を展示しています。透明な水槽からは、色鮮やかな魚や珊瑚、海洋生物が観察できます。


  3. インタラクティブ展示:水族館では、訪問者が海洋生物に触れ合ったり、学びながら楽しむことができるインタラクティブ展示もあります。特に子供向けの展示では、海洋生物の生態や保護について学ぶことができます。

ニューカレドニア ラグーン水族館は、にこじんまりはしていますが、日本では見れないニューカレドニアの海洋生物を見る事ができる魅力的な水族館です。

水族館が好きな方、サンゴや海洋生物に興味のある方、あいにくのお天気の場合訪れた際には、地元の生態系や海洋の美しさを存分に堪能してくださいね。

セントジョセフ大聖堂(Cathédrale Saint-Joseph à Nouméa):ヌメアのシンボル的カトリック大聖堂

ヌメアのセントジョセフ大聖堂は、ニューカレドニアの首都ヌメアにあるカトリックの大聖堂です。

ヌメアの街を歩いていると目に留まる白い大きな教会なのですぐに見つけられます。

建築様式は新古典主義の影響を受けており、石造りの外観と装飾的な円柱やアーチが特徴です。

建設は19世紀末から20世紀初頭にかけて行われ、1905年に着工され、1914年に完成しました。

大聖堂の内部には壮麗なステンドグラスや彫刻があり、高い天井と装飾的な柱が優雅な雰囲気を演出しています。

セントジョセフ大聖堂はヌメアのランドマークの一つであり、観光客や信者の訪れる場所として知られています。

周辺には公園や広場もあり、散策にも最適です。

チバウ文化センター(Centre culturel Tjibaou):レンゾ・ピアノ設計のカナック族の伝統的な建造物を模した文化センター

チバウ文化センターは、ニューカレドニアのヌメアにある文化施設で、カナク文化を紹介することを目的としています。

センターでは、カナク人の生活や伝統、芸術、工芸品などについて展示やイベントが行われています。

また、カナク文化の歴史や言語、宗教などに関する情報も提供されていて興味深いです。

訪問者は、カナク文化の理解を深めるだけでなく、地域の多様性や歴史に触れることができます。

ユニークな建築様式のセンターと、周囲にある公園のようになっている屋外展示がとても素晴らしかったです。

バスかタクシーの利用で簡単に行くことができ、フランス領になる前のニューカレドニアの現地文化を知ることができ、庭園もとても奇麗でお散歩にも最適です。

ニューカレドニアというとビーチやウォーターアクティビティのイメージが強いですが、チバウ文化センターも一風変わっていてオススメです。

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ニューカレドニアで英語はどのくらい通じる?

ニューカレドニアはフランス領であることから、フランス語が公用語となっています。

旅行で行くとなると英語が通じるのか不安に感じる方もいる事でしょう。

事前にニューカレドニアを調べたときは、ヌメアでは英語が通じる、と書いてあったので安心していましたが、路線バス、スーパーはもとより、レストランも英語が通じない、通じにくい、という印象でした。

ホテルのフロントスタッフや、観光客がたくさんいるレストランでは英語ができるスタッフがいますが、「英語が通じる国」というイメージではかなったです。

フランスから来ている方々も引退してのんびり旅行しているような老夫婦だったり、オーストラリアからの旅行者はフランス語ができる人も多く、はねうさぎはピーーンチ!なんとか、はねうさ夫が少しフランス語ができるので、全部まるなげしてました。

フランス語に自信がある方は、ニューカレドニアを150%満喫できると思います

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この記事を書いた人

旅行、おいしいもの・ワインが大好きのドイツ在住40代。旅行、デザイン&アート、国際結婚ネタ、語学学習(英語・ドイツ語)のヒントをお届けします。20代後半にアメリカでインターン経験。現在はフリーランス翻訳家。ひょんなことから2017年7月11日より南ドイツ在住。干支と小動物風な行動により、幼少時に父親から「うさ」と呼ばれて育つ。その最愛の父は2021年に他界。気ままに書いてます~
プロフィール詳細は「はねうさぎ」をクリックしてね!
★TabiTabiさんに寄稿した「旅行記」
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