絶景とワインと美食の国ジョージア(グルジア)をお勧めする5の理由

Europe

こんにちは!はねうさぎです。

移民の為のドイツ語学校のカリキュラムが全て終了し、テストも終わったので、「ご褒美旅」としてジョージアへ行ってきました。

ジョージアというのはアメリカの州ではなく、以前はグルジアと呼ばれ、旧ソビエト連邦から1991年に独立した共和制国家です。

国家としては新しいですが、歴史は長く、国の位置関係や歴史により、ヨーロッパ、中東、アジア、そしてロシアの影響を受けているとってもユニークな国です。

今回は、ジョージアを次の旅行先として検討する価値がある、その理由についてお伝えします。
合わせせ読む:

Tabitabiさんに寄稿した記事「旅行記|大絶景を堪能ジョージア・カズベキ」

まずはジョージアという国についておさらい

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© haneusagi.com

ジョージアは、コーカサス地方に位置する共和制国家です。

1991年にソビエト連邦から独立しましたが、両政府間ではいまだに対立が強いのが事実のようです。

まだ記憶に新しい2008年のロシアとの戦争により、ジョージア国土内にある「アブハジア自治体州」と「南オセチア自治州」は、ロシアが実効支配しており、日本外務省が情報公開している危険渡航先地域のレベル4に指定されています。

この地域には絶対に行かないようにしましょう。

そして、ジョージアはどこにあるのか?!と思う方もいらっしゃると思います。

ジョージアは、コーカサス山脈の南麓、黒海の東岸に位置しています。東ヨーロッパという人もいれば、西アジアと言う人もいます。

ジョージアの北側にロシア、南側にトルコ、アルメニア、アゼルバイジャンと国境を隣接おり、古来より多くの民族が行き交う交通の要衝であり、歴史上、何度も他民族支配にさらされる地にありました。

また、ジョージアは、世界でも最も古いキリスト教国ともいわれており、他民族に支配されながらも、キリスト教信仰や独自の伝統文化を守り通してきた国でもあります。

実際に、ちょっと強面のタクシードライバーのおっちゃん達でも、運転席に十字架は欠かさずぶら下げているし、信仰対象となる教会の近くを通りすぎる時には顔の前で十字を切っていました。

また、ジョージアは「ワイン発祥の地」としても認定されており、約8000年も前から独特な方法でワインが作られている温暖な土地でもあります。

近年は、西洋方式のワイン製法や最先端のマシンや技術を取り入れ、ワインのクオリティーが上がっていること等から、世界中のワイン愛好家がジョージアを訪れています。

国の主要産業は、ワイン産業と観光業とのこと。

温暖な気候を利用して、ワイン作りの他、農業も盛んなので、ジョージアで食べる野菜や自家製ヨーグルトは、本当に新鮮で美味しかったです。

ジョージアがオススメの理由1:物価が安い

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ジョージアは全体的に物価が安いです。

例えば、私たちはジョージア第二の都市「クタイシ(Kutaisi)」へ飛び、クタイシから首都の「トビリシ(Tbilisi)までシェアタクシーで移動したのですが、なんと1人3ユーロ!クタイシ~トビリシ間は230 km離れており、この距離は東京~福島間と同じくらいの距離です。

ビールの価格は、大きなサイズでおよそ1ユーロ。ちょっとおしゃれなレストランだと約2ユーロほどです。

ユーロ、と書きましたが、ジョージアの通貨は「ラリ(Lari)」です。2018年7月9日時点で、1ラリ=45.11円です。

水ペットボトルが0.50~1ラリくらい。食事が節約モードで1人5~10ラリくらい。安宿10~25ラリくらい。

首都のトビリシは、高級ホテルのレストランから庶民的なローカルばかりのレストランまでバリエーションがあり、リーズナブルなレストランでは、2人で飲んで食べて10ユーロ(30ラリ)・・・なんていうところも!(2018年7月9日現在、1ユーロは約130円)

オススメの理由2:海に山にショッピング!バリエーションある見所!

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首都のトビリシは約130万人の大都市。日本のさいたま市とほぼ同じ人口数と言えばイメージがわくかもしれません。

街路樹が並ぶトビリシ市内の高級メインストリートは一瞬シンガポールにいるような感覚にさえなってしまうほど近代的でした。

近年、ますます観光客や投資家の数が増加中のようで、モダンで大きなビルが続々と建設中でした。

オシャレなカフェ、ワインバー、レストランはもちろん、Radisson Bluなどの国際的な高級ホテルなどでは、プールも楽しめるほか、日本人にはたまらない伝統的な温泉施設も市内に点在しています。

庶民派、節約必須のバックパッカーから、高級ラグジュアリー志向の観光客まで、あらゆるニーズにはまるお店や場所を探すことができると言えるでしょう。

また、ジョージアは黒海に面しており、ビーチを楽しむことも可能。

とは言え黒海なので、結構海の色は黒いらしい。(私たちは今回はビーチにはいきませんでしたが、旅途中で知り合った香港の方がそう言っていました)

ジョージアでは、この黒海沿岸部の開発がどんどん進んでいます。ロシアのリゾートタウンであるソチ(オリンピックも開かれましたね)からもすぐなので、リッチなロシア人が続々とバケーションに来ていますし、高級マンションがどんどん売り出されています。

ジョージアは、海や街、ワインだけではありません!

山もあります。

実際に、ジョージアへハイキングやトレッキング目的で旅行に来る人々が多いです。

ジョージアのガイドブックでよく見かける山の上に立つ教会の写真が撮影される「カズベキ村(Kazbeki)」では、素朴な農村生活を垣間見ることができますし、何と言っても標高5000メートルを超え、ロシアとの国境を接するカズベキ山の雄大な景色は、美しいとしか言いようがありません。

夏場は内陸部の首都トビリシよりも標高が高いので、過ごしやすいのも旅行者にとってはありがたいですし、冬場にはスキーリゾートとしても楽しめます。

オススメの理由3:とにかく食べ物がおいしい!

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旅行の醍醐味の一つに、現地での食事があると思います。

日本人は一般的に、食べ物に対する意欲と言うかエネルギーがすごくある国民性であると思いますので、現地での食事は、旅行するうえで気になるポイントですよね。

実際私もジョージアに行きたかった理由の一つとして、「ジョージアは、とにかく食事がおいしい!」と聞いて興味を持った、という経緯があります。(笑)

ジョージアは、食いしん坊にはたまらない国なのです!

オススメのジョージアン・ディッシュは、「トマトときゅうりのサラダ」、「ヒンカリ」、「カチャプリ」です。

「トマトとキュウリのサラダ」は、その名の通りトマト、キュウリに多少のオニオンとハーブがトッピングされているだけのシンプルなサラダ。

塩だけで味付けされていることが多いのですが、このとピングされているハーブとの相性がかなり良いです。

お店によって、イタリアンパセリだったり、ディルだったり、コリアンダーだったりいろいろなのですが、最後まで得体の知れなかった紫色のハーブとのコンビネーションが最高でした。香草が苦手な方には微妙かもしれませんが、お勧めです!!

また、ジョージアにはキュウリが2種類ある模様。(地元の市場で確認した結果)

実際、日本のキュウリと欧米に売っているキュウリにも違いがありますが、一つはヨーロッパで食べるキュウリに味や食感が似ていますが、もうひとつは今まで食べたことのない味と食感でした。

見た目はその「今まで食べたことのないキュウリ」の方は、皮の色の方が薄くて、あまりおいしそうには見えないのですが、キュウリとウリの中間のような感じで、クランチーな触感がありながらパサパサしていないという・・・トマトと最高に合うキュウリでした。

こんなにキュウリについて、ブログで熱く語っている自分がおかしいかなあと思う反面、ぜひ、ジョージアに行って食べてみてほしいです!!

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トマトときゅうりのジョージアンサラダは、とっても新鮮でどこで食べてもハズレ無し © haneusagi.com

「ヒンカリ」は、アジア人ならおそらく多くの人が好きであろう大きな小籠包みたいなイメージ。どのジョージアレストランにもあり、ほとんどのレストランが手作りしています。

大きさは肉まんくらいあるのですが、皮と言い、包み方と言い、見た目はデカイ小籠包なのですが、中は引き肉にコリアンダーと若干のスパイスを混ぜたものがジョージア風。

食べ方ですが、上のとんがった部分を指でつかんでゆっくり食べます。始めは皮を少し食べて、中の肉汁を吸ってから具を食べるのがオススメです。

でないと、肉汁が飛び散る大惨事になってしまいます!要注意!

また、上のとがった部分は食べません。もちろん食べることはできるので、はねうさ夫は完食してましたが、地元の人からはそこは食べないんだと言われました。

もちろん、お店によって、このコリアンダー系のグリーン無しや、マッシュルーム、チーズ等他の具材のヒンカリもあるので、食べてみる価値ありです!

問題は、お店によって、最低注文単位が10個だったり5個だったりするので確認してから注文しましょう。

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手作りのヒンカリ@おばあちゃん一人で切り盛りするカズベキの食堂 © haneusagi.com

「ハチャプリ(Khachapuri)」は、ジョージア風ピザで、ジョージア人の国民食と言われています。

パンの中にチーズを挟んでいるものや、パンの上に卵とバターやチーズを乗せているものなど、形は地域によって差があるようなのですが、私たちが食べたものは全部円形で中にチーズが入っているものでした。(上記タイトル大写真の奥に移っている丸いパンのようなものがハチャプリです)

焼き立てはもちろんおいしいですが、ハイカロリー・ハイボリュームなので、朝食に食べてトレッキングに行っていたという旅行者にも会いました。

旅中で知り合った2人のフランス人はこのハチャプリが大好きだと絶賛してましたね。(笑)

もちろん、他にもお肉のジョージアンスタイルBBQやナスの前菜などもとても美味しかったので、色々なジョージア料理を試してみて、お気に入りを見つけるのも楽しいです。

オススメの理由4:ジョージア人は優しい!

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旧ソ連に属していた国、と聞くと「サービス大丈夫かな」とか「人々に笑顔があるのかな」とか勝手な想像をしてしまいますが、ジョージアの人は皆親切でした。(中には不愛想なウエイトレスや空港スタッフもいましたが・・・)

特に驚いたことは、物価の安い国にありがちな「人を騙して高額とってやろう」という人に全く出くわさなかったことです。(ラッキーだっただけかもしれませんが)

ちょっと旅行者から多くの金額を取ってやろう・・という傾向は、タイやベトナム、エジプト、モロッコなどを旅行したことのある方なら経験したり耳にしりしたこともあるはず。

そして、ジョージア人の人懐っこさに関しては、私たちが、クタイシから首都のトビリシまでシェアタクシーを使った時に、友人の結婚式の帰りだという4人のジョージア人と一緒になったときのことで感じました。

私たちはいかにも見た目が外国人であるのと、「ドイツから来た」というところで、言い方は悪いですがウザイくらいに知っている英語を駆使して会話しようと頑張ってくれました。超フレンドリーでしたね。(はねうさ夫はタクシーの中で仮眠したかったらしいのですが、ずっと1人の男性に話しかけられていて眠れなかったw)

ちょうど、FIFAワールドカップ開催中ということもあって、ドイツへのアツイ興味が炸裂しておりました。(笑)

途中の休憩所で、コーヒーをご馳走してくれたり、この町にはこんな素敵な見どころがあるよ、などと教えてくれたりました。

また、タクシーは「相場」というものがもちろんあるのですが、乗車する前に価格交渉して、その金額を支払います。

他の国では交渉したにもかかわらず、後で別の価格を提示された・・・なんていう詐欺まがいの行動が普通にある国もある一方で、ジョージア人はまじめでシャイ、でも誠実・・・という印象を受けました。

あるタクシーの運転手からは「こっちの乗り場の方が価格が安いから・・・」と、別のバス乗り場で下ろしてもらったこともあったほどです。

その時に他のタクシーのおにーちゃんたちと一緒に記念撮影しました。(笑)みな、ギャングスタ―映画に出てきそうな雰囲気だったのに、やさしく対応してくれてびっくり!

私の勝手な予測ですが、これにはおそらく、キリスト教の強い信仰と関わっているのではないかと感じました。

オススメの理由5:ワインの種類が豊富!

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ワイン好きにはたまらない、ワインの為に旅行してるような方々には、天国と言っても良いでしょう。(お酒に興味がない方はすっ飛ばしてくださって結構です)

フランス、イタリア、スペイン、そしてドイツ人もワインをこよなく愛していますが、その発祥はヨーロッパではないのですね。

ジョージアがワイン発祥の地であることは先ほども書いた通りなのですが、ジョージアの伝統的製法は、ブドウを皮も種もすべて使用し、クヴェヴリ(Qvevri)と呼ばれる素焼きの大きな丸い壺にワインを入れ、地中に埋めることで安定した温度でブドウを発酵させます。

この独特な製法は、ユネスコの世界遺産・無形文化遺産にも登録されています。

歴史的に世界中の誰もが知っている美女のひとり・クレオパトラもジョージアのワインを愛して飲んでいたと言われており、メソポタミアを経由してエジプトの地にまで広まったジョージアワインは、一度は飲んでみる価値アリです!

首都トビリシには、犬も歩けばワインショップに当たる・・・と思えるくらいのワインのお店やテイスティングできる場所があります。

また、ジョージア人には「ワインのテイスティングをさせてその試飲によりお金を取る」という考え方が定着していないのか、あるワインショップで「テイスティングしたい」と言ったら、なんとフルボトルを持ってきて「お金いりません」、と言われたお店までありました。

もちろん申し訳なかったので、飲んだワインではなかったのですが、別のものを購入しました。

また、ワイナリーツアーも実施されているので、ツアーでワインの里を訪れてみるのも楽しいですね。

ワイナリーツアーではたくさんのロシア人の方々と出会いました。ロシア人にとっても最近はワインの愛好家が増えているらしいです。車でジョージアまで来て、大量にワインを箱買いしていくロシア人たちを沢山みかけました。また、最近は中国でもワインブームらしく、買い付けてから輸出ビジネスを行う方もいるそうです。

日本にいたときに、一度レストランから勧められてジョージアワインを飲んだときの印象も良く、最近は東京都内でもジョージアワインが飲める場所も増えているようなので、今度行ってみたいです。

もちろん、お店が無い~っていう方はインターネットでも購入できますね。

ジョージアへの行き方とオススメシーズン

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私たちは、ドイツのMemmingen空港から直行便でクタイシまで飛んだのですが、日本からの直行便は現時点ではありません。

ですから、日本からですと、ロシア経由、トルコ経由、UAE経由などで、黒海に臨むジョージアの港湾都市のバトゥミ(Batumi)や首都のトビリシまで行くことになります。また、近隣のアゼルバイジャン経由でジョージアに来る方もいるようです。日本国籍の方の場合、ジョージア入国にはビザは不要です。

ちなみに、もしドイツからジョージアへ行こうと考えている方には、Memmingen空港以外にもBerlin-Schönefeld空港から、ウィズエアー(Wizz Air)でクタイシまで直行便があり、価格もかなりリーズブルなので、お勧めです!

私たちがジョージア行のために支払った金額は、日本で東京大阪間の新幹線片道代より安かったです。

バックパッカーや個人旅行などで、ドイツから東ヨーロッパまで行きたい方は要チェックですね!

●Wizz Air公式ページ
https://wizzair.com/de-de#/

また、一般的にベストシーズンは4月~10月と言われていますが、その年の天候によって多少違ってくるかもしれません。但し、山間の地域(ステパンツミンダ、グダウリ、メスティア、ウシュグリなど)まで足を延す場合は、10月~4月は雪が降りますので、6月中旬~9月中旬ごろがお勧め。

山間部では夏でも朝晩冷え込みますので、温度調整できる服装が良いと思います。実際カズベキの朝晩、ホテルのテラスでは寒かったので、ブランケットを貸してもらったり、ジャケットを羽織ったりしました。

今回は、ジョージア旅行をお勧めする5の理由をお伝えしましたが、次回は地域ごとのディテールもご紹介したいと思います。

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