【ドイツ鉄道】バイエルンチケットとは?使い方・料金・Deutschlandticketとの違いを解説

ドイツ鉄道で楽しく旅行

こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。

ドイツ旅行で鉄道を利用するなら、知っておきたいのが「お得な鉄道チケット」です。

ドイツでは、地域を観光する旅行者向けに「州チケット(Länderticket)」と呼ばれる乗り放題チケットが販売されています。中でも有名なのが、バイエルン州で利用できる バイエルンチケット(Bayern Ticket) です。

このチケットを使うと、バイエルン州内のローカル列車や公共交通機関を1日乗り放題で利用できます。ミュンヘンからノイシュヴァンシュタイン城やザルツブルクへ行くときなど、日帰り旅行にもとても便利です。

一方で最近は、ドイツ全国で利用できる Deutschlandticket(ドイチュランドチケット) という月額制チケットも登場しました。

この記事では、ドイツ在住の視点から

  • バイエルンチケットの使い方
  • 料金や利用条件
  • 他の州チケットとの違い
  • Deutschlandticketとの違い

を分かりやすく解説します。

ドイツ旅行で鉄道を使う予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

バイエルンチケット(Bayern Ticket)とは?

バイエルンチケットは、ドイツ南部の バイエルン州で利用できる1日乗り放題の鉄道チケットです。

このチケットを使うと、次の交通機関を1日自由に利用できます。

  • ローカル列車(RE / RB / S-Bahn)
  • 地域のバス
  • トラム
  • 一部の地下鉄

ただし

  • ICE
  • IC / EC

などの長距離特急列車には乗ることができません。

そのため、主に 地域観光や日帰り旅行に向いているチケットです。

もっとすごいのは、チケットの利用範囲が、バイエルン州内とその近隣のチューリンゲン州やバーデン=ヴュルテンベルク州のとある駅までなのですが、他に近隣と言ってもお隣の国、オーストリアのザルツブルグまで行くことも可能なのです!

はねうさぎ

ただし、ザルツブルグ市内のバスなどには使えません。とはいえ、ミュンヘンを拠点に、いろいろな日帰り旅行が楽しめます。

バイエルンチケットの料金

ユーロ札


バイエルンチケットは、以下の方法で購入することができます。
●自動券売機で購入
●インターネットから購入
●スマホのアプリで購入
●窓口で購入

バイエルンチケットは 人数によって料金が変わる仕組みになっています。

1人で利用することもできますが、複数人で利用すると1人あたりの料金が安くなります。

例えば

  • 1人
  • 2人
  • 3人
  • 最大5人まで

同じチケットで利用することができます。

友人や家族とグループで旅行する場合は、かなりお得になることもあります。

バイエルンチケットの購入方法

バイエルンチケットは次の方法で購入できます。

  • ドイツ鉄道(DB)の公式サイト
  • DBアプリ
  • 駅の自動券売機

公式サイトはこちら
https://www.bahn.com/en/view/offers/regional/regional-day-tickets.shtml

オンライン購入の場合はEチケットを印刷する必要がありますが、DBアプリで購入すればスマートフォンでチケットを表示するだけなので便利です。

ただし、初めて利用する場合は 駅の自動券売機での購入が一番わかりやすいと思います。

バイエルンチケットは、ほとんどの駅に設置されている赤いDBの券売機で購入できます。都市部では地下鉄(U-Bahn)の券売機でも購入できることがあります。

券売機での購入手順

  1. 画面の「Bayern-Ticket」を選択
  2. 利用日を指定
  3. 利用人数を選択(最大5人まで)
  4. 支払い(現金またはクレジットカード)
  5. チケットに利用者の名前をローマ字で記入

これで利用できます。

なお、バイエルンチケットは 事前に日付を指定して購入することも可能です。
当日購入でも問題ありませんが、前日に購入しておくこともできます。

バイエルンチケットの利用時間

000000036.png
便利でお得なバイエルンチケットですが、チケットの利用に当たっては注意点もあります。
注意点1)

バイエルンチケットは 平日と週末で利用時間が少し違います。

平日
9:00〜翌3:00

土日祝
0:00〜翌3:00

そのため、平日に利用する場合は 朝9時以降の列車から利用可能になります。

バイエルンチケットで行けるおすすめ観光地

ドイツ鉄道のICE(インターシティ)電車
バイエルンチケットは、ICEには使えません

バイエルンチケットは、ミュンヘンを拠点にした日帰り旅行で特に便利です。

例えば次のような観光地に行くことができます。

  • ノイシュヴァンシュタイン城
  • ザルツブルク(オーストリア)
  • ガルミッシュ=パルテンキルヒェン
  • ニュルンベルク
  • レーゲンスブルク

ローカル列車を使う旅は、ドイツの田舎の風景を楽しめるのも魅力です。

バイエルン州には何がある?

ロマンチック街道沿いにある街の「ヴァイカーイスハイム城」の美しいオレンジの屋根と庭園
ロマンチック街道沿いにある街の「ヴァイカーイスハイム城」


まずは、ドイツ南部にあるバイエルン州の魅力を簡単に紹介します。

ドイツと聞くと、メルセデス・ベンツやBMWなどの自動車、ビールやソーセージ、サッカー、ノイシュヴァンシュタイン城などを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

実は、日本人がイメージする「ザ・ドイツ」の風景や街並みの多くは、このバイエルン州に集中しています。

バイエルン州はドイツ16州の中で最も面積が大きい州で、自然豊かな地域です。

州都はミュンヘンで、ドイツ第3の都市として知られています。サッカー好きなら「FCバイエルン・ミュンヘン」を思い浮かべる人も多いでしょう。

州の面積が広いため、バイエルン州内の移動には思った以上に時間がかかります。

はねうさぎ

例えば、北西部のヴュルツブルクからミュンヘンまでは、ローカル列車で約3時間半〜4時間ほどかかります。

また、ドイツを代表する観光ルート「ロマンチック街道」もバイエルン州にあり、その終点付近には有名なノイシュヴァンシュタイン城があります。

ロマンチック街道は全長約366kmで、東京〜仙台ほどの距離があります。

中世の街並みや木組みの家が残る美しい町も多く、日本人が思い描くドイツのイメージに最も近い地域と言えるかもしれません。

そんなバイエルン州をお得に旅行できるのが、バイエルンチケット(Bayern Ticket)なのです。

バイエルン州の主な見どころ

●ミュンヘン
買い物や美術館巡りを楽しめる。オシャレなカフェやレストラン、老舗のビアホールで舌鼓を打つもヨシ!BMW博物館も併設しているBMW本社もミュンヘンにある。

●ニュルンベルク
中世の城壁や木組みの家並みが残るバイエルン州の歴史都市。冬のクリスマスマーケットが特に有名ですが、季節を問わず旧市街の美しい街並みを楽しめる人気の観光地。

レーゲンスブルク
ドイツ・バイエルン州にある中世の街並みが残る美しい古都で、旧市街はユネスコ世界遺産に登録されている。ドナウ川沿いに広がる歴史都市で、大聖堂や石橋など見どころが多く、ミュンヘンからの日帰り旅行先としても人気があります。

バイロイト
ドイツ・バイエルン州北部にある文化都市で、作曲家リヒャルト・ワーグナーゆかりの街として知られている。毎年夏には世界的に有名なワーグナー音楽祭が開催され、音楽ファンが世界中から訪れる。

●ヴュルツブルク
ロマンチック街道始点の街でワインの産地。ドイツ最古と言われる石橋や世界遺産のレジデンツが見所。日本で蘭学を教えたシーボルトの出身地でもある。

●バンベルク
ビール好きにはたまらない、ビールの街。第二次大戦の戦火を逃れた旧市街地は世界遺産にも登録されている。

●ローテンブルク
オレンジ屋根が可愛く、メルヘンそのものの中世の街並みを肌で感じることのできる街。365日クリスマスの店として世界的に有名なKathe Wohlfahrt本店もこちらに在り。

●ディンケルスビュール
見所のネルドリンガー門をはじめ、いくつもの戦火をくぐりぬけた中世の街並みが残る歴史ある町。

●ネルトリンゲン
人気マンガ「進撃の巨人」のモデル地なのでは?とうわさされている城壁と隕石の街。

●リンダウ
スイス、オーストリア国境に面するドイツ最大の湖・ボーデン湖に浮かぶ島。鉄道も島まで橋沿いに乗り入れており、夏のバケーションに最適な美しい街。

●ノイシュヴァンシュタイン城、ハールベルク城など
とにかく圧巻!城の歴史を少しかじってから行くとより楽しめる。個人的にはノイシュヴァンシュタイン城の近くにあるホーエンシュヴァンガウ城もオススメ!

●世界遺産ヴィースの教会を含む宗教建築物
とにかく美しい!日本にはない歴史ある教会や大聖堂は、すばらしい建築様式だけでなくフレスコ画や彫刻なども必見。

他の州にも同じようなチケットがある

実は、このような「州チケット」はバイエルン州だけではありません。

ドイツでは多くの州で同じような乗り放題チケットが販売されています。

例えば

  • Baden-Württemberg Ticket
  • Niedersachsen Ticket
  • Sachsen Ticket
  • Rheinland-Pfalz Ticket

などがあります。

基本的な仕組みはバイエルンチケットと似ていて、その州のローカル列車や公共交通機関が1日乗り放題になります。

そのため、旅行する地域に合わせて利用すると便利です。

Deutschlandticket(ドイチュランドチケット)との違い

D-TicketとアプリのQRコード

最近ドイツで広く利用されているのが Deutschlandticket (ドイチュランドチケット)です。

これは月額制の公共交通チケットで、ドイツ全国のローカル交通機関を利用できます。

はねうさぎ

通称「Dチケット」と呼ばれています。

利用できる交通機関

  • 地域列車(RE / RB)
  • Sバーン
  • 地下鉄
  • バス
  • トラム

ただし、こちらも

  • ICE
  • IC

などの長距離列車は利用できません。

また、Deutschlandticketは 月額制のサブスクリプションチケットなので、短期旅行の場合はバイエルンチケットの方が便利な場合もあります。

ドイツ旅行では鉄道を上手に使おう

DBドイツ鉄道の先頭車両

ドイツでは鉄道網が発達しており、都市間の移動だけでなく、地方都市への旅行にも列車が便利です。

また、ドイツ鉄道(DB)は早めに予約すると割引料金でチケットを購入できることもあります。

最近はDB公式アプリを使えばスマートフォンから簡単にチケット予約ができ、英語にも対応しているため旅行者でも比較的使いやすくなっています。

旅行のスタイルによって

  • バイエルンチケット
  • 各州の州チケット
  • Deutschlandticket

などを使い分けると、ドイツ旅行をよりお得に楽しむことができます。

まとめ

バイエルンチケットは、バイエルン州で日帰り旅行をする際にとても便利な鉄道チケットです。

ローカル列車や公共交通機関を1日乗り放題で利用できるため、ミュンヘン周辺の観光地を巡る旅行にも向いています。

また、ドイツでは他の州にも同様の州チケットがあり、最近はDeutschlandticketという全国版のチケットも登場しました。

旅行の計画や滞在期間に合わせて、最適なチケットを選んでみてください。

バイエルンチケットとは、とにかく格安な電車1日券!

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この記事を書いた人

旅行、おいしいもの・ワインが大好きのドイツ在住40代。旅行、デザイン&アート、国際結婚ネタ、語学学習(英語・ドイツ語)のヒントをお届けします。20代後半にアメリカでインターン経験。現在はフリーランス翻訳家。ひょんなことから2017年7月11日より南ドイツ在住。干支と小動物風な行動により、幼少時に父親から「うさ」と呼ばれて育つ。その最愛の父は2021年に他界。気ままに書いてます~
プロフィール詳細は「はねうさぎ」をクリックしてね!
★TabiTabiさんに寄稿した「旅行記」
https://tabi-two.com/posts/9

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