ドイツ・ヴュルツブルクのレジデンツに行ってきた

Art/ Design

こんにちは!はねうさぎです。

ユネスコの世界遺産にも登録されている、ヴュルツブルクのレジデンス(Residenz)。

ロマンチック街道の北の起点にある街、ヴュルツブルクの元領主大司教の宮殿として18世紀に当時の天才建築家として知られるバルタザール・ノイマンの設計によって建設されました。

フランクフルトからICEに乗って約1時間。フランクフルト出張の合間の半日~1日観光で訪れることも可能ですので、お勧めです。

また、宮殿だけでなく、手入れが行き届いた美しい庭園も見どころ!

庭園のみの入場の場合には無料のため、散策だけでも癒されると思います。庭園もフレンチ調、イギリス調、などエリアがわかれており、季節によってお花が植え替えられていて可愛いですし、坂を上って庭園の高台の方まで行くと、レジデンツの建物と庭園、市内を一望することができるので、天気の良い日は庭園散策もお勧めです!

ヨーロッパでも有数の美しい宮殿、ヴュルツブルクのレジデンツ

ヴュルツブルクのレジデンツは、ヨーロッパでも屈指の宮殿で、バロック・ロココ時代のドイツを代表する建築家バルタザール・ノイマンにより、1720年から1744年にかけて造られました。

当時の領主大司教の権限がいかにスゴイのかということを肌で感じることのできる建造物です。

建物内部の見どころは、何と言っても世界最大級のフレスコ天井画。

「オリュンポス山と四大陸の寓意」と名付けられています。

この天井画のある空間は「階段の間」と呼ばれており、ベネチアのフレスコ画家であるティエポロ(Giovanni Battista Tiepolo)の作品で、当時考えられていた世界の「4大陸」(実際には5大陸なのですが、18世紀の当時では、オーストラリア大陸の存在を知る人は少なかったようです)が描かれています。

画家ティエポロは、実際に現地を見たことがなかったため、文献を調べたりして描いたため、よく見るとアフリカ象の耳の特徴を持つ像がアジア大陸にいたり、アフリカ大陸にいるダチョウは早くは知れて力強いというイメージで足が太くてムチムチに描かれていたりしています。

ちょっとした「ハテナ?」を探しながら天井画を見てみると面白いかと思います。

レジデンツ自体は、第二次世界大戦時の爆撃で、ほとんどの屋根が崩れ落ちてしまったそうですが、この天井画の部分だけは破壊を逃れ、当時のものが現存しているという貴重なもの。

また、「階段の間」から続く、彫刻家ボッシの繊細な漆喰がすばらしい「白の間」も見所。天井にはカーテンのような装飾が施されているのですが、「あのカーテンはどうやって洗濯するのですか?」という質問がガイドさんに投げかけられることもあるとかで、漆喰でできているにもかかわらず、リアル感が半端ない出来上がりとなっています。

また、この「白の間」には日本の焼き物(壺)が飾られており、18世紀当時に日本の調度品を飾ることは、領主大司教という地位の人間のステータスがかなり高かったことを物語っています。

ツアーに参加して「鏡の間」を堪能しよう

レジデンツの「白の間」を過ぎると、ティエポロの天井画によるゴージャスで優雅な「皇帝の間」に入ります。
そしてその後は、建物の南館と北館に分かれています。

実は南館側は、ガイドツアーでないと入れません。その理由としては、南館の部屋の装飾品はオリジナルだからです

第二次世界大戦も終盤を迎えたころ、レジデンツが爆撃によって破壊されるのを恐れた人々は、シャンデリアや家具、タペストリーなどを疎開させ、18世紀当時のまま保存し、終戦後にレジデンツの修復工事をした際に疎開させたものを戻したため、南館側はガイドさんと一緒でないと入れないことになっているのです。

ですから、南館側の入口には常にカギがかけられており、ガイドさんからもドアはもちろん、展示品やお部屋の壁などにも触ったりぶつかったりしないように注意が促されます。

この南館での必見は「鏡の間」。

よくこのヴュルツブルクのレジデンツをベルサイユ宮殿と比較する方がいるようなのですが、「鏡の間」は、ベルサイユ宮殿の上を行くと言われています。

同じ入場料を支払うのなら、ガイドツアーに参加するのがオススメです!!

レジデンツの開館時間、料金やガイドツアーについて

〇開館時間
4~10月:毎日 9:00~18:00 (最終入館時間:17:30)
11月~3月:毎日10:00~16:30 (最終入館時間:16:00)

〇休館日
1月1日(元旦)、Shrove Tuesday (2017年は2月28日、2018年は2月13日)12月24、25、31日

〇2017年の入館料
大人:7.50ユーロ

15人以上の団体は割引あり:6.50 ユーロ

※その他、学生など割引あり(詳しくは窓口で確認してください)
※庭園は入場料無料
※18歳以下の子供は入場無料

〇ガイドツアー(無料)
【ドイツ語】
4~10月:毎日 20 分おき随時
11月~3月:毎日30 分おき随時
(最終ガイドツアーは閉館1時間前)

【英語】
毎日11:00、13:30、15:00、
16:30(4月~10月のみ)

※日本語の個人ガイドツアーもあります(有料)

私は実は、ゲストが来た関係で3回レジデンツに行っていますが、1回目はガイドツアーに参加せず自分で北館側を回り、2回目は英語ツアーに参加、3回目は日本語の公式ガイドさんに個別にお願いしました。

日本語ツアーをご希望の方はガイドさんをご紹介しますので、ブログの「お問い合わせ」からご連絡ください。

紹介料などはいただきません。(または、以下メールアドレス)

haneusagi.com@gmail.com

〇ヴュルツブルクレジデンツ公式サイト(独・英)
http://www.residenz-wuerzburg.de/englisch/residenz/

gartensaal700.jpg

© the Würzburg Residence

写真は庭園を臨むことのできる「ガーデンホール」(出典:レジデンツ公式サイト)

ヴュルツブルクのレジデンツへの行き方

フランクフルト中央駅からヴュルツブルク中央駅までICEで約1時間。

ミュンヘン中央駅からヴュルツブルク中央駅までICEで約2時間。

ヴュルツブルク中央駅からレジデンツまでは徒歩約20分。

トラムやバスもありますが、徒歩での移動がオススメ。

※中央駅に日本語のガイドマップが設置されていますので参考にしてみてください。

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