世界一有名なニュルンベルクのクリスマスマーケット、何がそんなに特別なのか

ドイツの習慣・風習・イベント
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こんにちは!はねうさぎです。

クリスマスマーケット真っ只中のドイツ。

さすがに、まったくクリスマスマーケットに行かないのはどうかと思い、はねうさ夫を説得して、フランケン地域の3大都市、ニュルンベルク、ビュルツブルク、バンベルクのクリスマスマーケットに行ってきました。

個人的な感想も交えつつ、クリスマスマーケットの楽しみ方をご紹介したいと思います。

世界一有名なニュルンベルクのクリスマスマーケット

まずは、ドイツ3大クリスマスマーケット(ドレスデン、シュトットガルト、ニュルンベルク)の一つであるニュルンベルクのクリスマスマーケットへ行ってきました。

先にお伝えしておきますが、ニュルンベルクのクリスマスマーケットは、好みが分かれるようです。

長くドイツに住んでいる友人や、私の義理両親は、ニュルンベルクのクリスマスマーケットは、好みではないようで、あまり期待感を持たずに行ったのですが、私は気に入りました!

ニュルンベルクのクリスマスマーケットは、以下のような方にお勧めです。

〇とにかくミーハー!ドイツの3大クリスマスマーケットを体験したい!

〇大きなクリスマスマーケットに行ってみたい

〇人混みが平気、またはむしろ人混みが好き

〇ダラダラ歩くのが平気、お店に並ぶのも苦にならない

〇いろんな種類の屋台やお店を見て回りたい

〇ドイツのクリスマスショップ以外には何があるのか知りたい

人が多すぎて、観光客ばかりで、「ニュルンベルクのクリスマスマーケットは最悪!」と言っていた義理両親の言葉を聞いて、行くかどうか迷ったのですが・・・。

実際に行って体験してみないと何も言えないので、行ってみたのですが、楽しかったです。

マーケットが大きく、テンション上がりました!(笑)

ニュルンベルクのクリスマスマーケットの何が特別なのか

ニュルンベルクのクリスマスマーケットは毎年200万人が訪れるという、ドイツ国内でも一大イベントとなる大きな規模のマーケット。

ドイツ観光局が実施したアンケート「外国人観光客が選ぶドイツの観光名所トップ100」にもランクインするほどの人気です。

クリスマスマーケットはドイツ語でヴァイナハツマルクト(Weihnachtsmarkt)というのですが、色々な意味で方言があるフランケン地域に属するニュルンベルクでは「クリストキントレスマルク(Christkindlesmarkt)」と呼ばれ、クリストキント (キリストの使者/使いの子供を意味するらしい)の開幕宣言でクリスマスマーケットが始まります。

クリストキントに関しては別の記事でも書いています。

このクリストキントは2年に一度、16歳~19歳の女の子の中から選ばれることになっており、教会の前に設けられた特設ステージは大盛り上がりとなります。クリストキントは、クリスマスマーケットのシンボル的存在でみんなの人気者なのです。

また、レープクーヘン((Lebkuchen)と呼ばれるクリスマスまでのAdventにドイツ人がよく食べるスパイスや香料入りのクッキーは、ニュルンベルクが発祥と言われており、フランケン地方このへん一帯の方々は、よく家庭で手作りするのが一般的。

もちろん、お店でも販売されていますので、お店で買うこともできます。こちらは日持ちするので、お土産にもぴったりです。

ニュルンベルクの古い歴史と、ユニークなバイエルン州フランケン地方の伝統。

それに加えていろいろな人が集まる、新旧のミックスが、ニュルンベルクのクリスマスマーケットを特別なものにしている気がしました。

また、ハロウィーンなど無関係、はめをはずすこともほとんどないまじめなドイツ人ですが、まるでディズニーランドにでも来ているかのように、大人がサンタ帽子やトナカイヘアバンドなどの被り物をかぶって、マーケットを楽しむ姿は、観光客だけでなくドイツ人のローカルもニュルンベルクのクリスマスマーケットを楽しみにしていることがうかがえました。

有名なクリスマスマーケットということで、屋台の数も180以上と豊富。他の街では見たことのないお店があったりもするので、ゆっくりとお店をまわってクリスマスショッピングを楽しめます。

私がニュルンベルクのクリスマスマーケットで気に入った、または何が特別なのかを感じたのは以下の5つ。

1. ニュルンベルクのクリスマスマーケットの屋台のデザインが統一されている(もっとスタンドの個性がほしい!という方にはモノ足りないかも?)
2. マーケットだけでなく、旧市街地以外の場所のカフェバーやショップでもクリスマスショッピングを楽しむことができるし、デコレーションにもバリエーションがあって楽しい
3. マーケットが開催されているエリアに14世紀に建てられたフラウエン教会や「美し野泉」などの中世さながらの雰囲気を味わえる建物が隣接しており独特の雰囲気がある!

フラウエン教会の前には「クリッペ (Die krippe)」と呼ばれる、馬小屋でのキリスト誕生の物語を人形にした小屋のようなものが特設されています。

この「クリッペ」は、大なり小なりどのクリスマスマーケットにもあるのでチェックしてみてください!

4. 世界中のニュルンベルクと姉妹都市からのクリスマスの屋台出典があり、バリエーションがある(イタリア、ポーランド、ルーマニア、イスラエル、パレスチナ、中国、ウクライナ等など)
5. 子供用のマーケットと中心部(ハウプトマルクト)のマーケットが分断されていて、中心部には子供が少ない(よって、カップルやバーで飲みたい大人、独身の観光客などはマーケットに集中できる)

ニュルンベルクは、独特な文化を持つフランケン地域に位置しながらも、外からの人間を受け入れる(または外からの人間が楽しめるような工夫がこらされている)のが、世界一有名なクリスマスマーケットとして名高い理由の一つではないかと思いました。

マーケット以外にも、北欧インテリアショップのBang & Olufsen や、車のTeslaシュールームなどもあるので、インターナショナルな雰囲気があり、他のフランケンの街よりも若干洗練されている印象があります。

また、人々は観光客に慣れているので英語も通じます!

通常は無表情のドイツ人でも、フレンドリーに接してくれました。(しかし、なぜかドイツ語で注文したのに、英語で返されるという・・・悲しいかな、私のドイツ語はまだまだです・・・)

小規模、アットホーム好きには、バンベルクやビュルツブルクがオススメ

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© Congress-Tourismus-Wirtschaft Würzburg、出典:バイエルンの旅

「人混みも嫌だし、あまり観光客が行かないようなアットホームなクリスマスマーケットに行ってみたい!」という方にお勧めなのは、バンベルク(Bamberg)やビュルツブルク(Würzburg)のクリスマスマーケットです。

とはいえ、ビュルツブルクでも、町全体で約100のスタンド(屋台)が出店しているそうなので、小規模すぎず、人がぎゅうぎゅうな印象もないので、ゆっくりのんびりとマーケットを楽しむことができます。

クリスマスマーケットでの楽しみとして、以下2つが大きく上げられるのではないでしょうか。

1. 出店しているスタンドのショップを見てまわる

2. フードスタンドやグリューワイン(ホットワイン)を食べ比べ、飲み比べしてみる

屋台のスタンドは、似たようなものもあれば、オリジナリティのあるもの、すべてハンドメイドのもの、など様々です。

自分用に買うのも良し、プレゼントを探すのも良し、お土産にしても良し!です。

日本でも有名な、ローテンブルクに本店のある365日クリスマスのショップ「Käthe Wohlfahrt Weihnachtsdorf」は、ビュルツブルクのマーケットでは小さな小屋型の店舗になっていて、ドアを開け閉めして入店できるしくみになっていました。

毎年日本語ができるスタッフがいるようなので、日本人にとってはうれしいですね。(ニュルンベルクでは、スタンドではなく常設のショップ店舗あり)

また、ニュルンベルクやバンベルクは、スタンドが一列に並んでいて、広場に何列か通りのようになっているレイアウトなのですが、ビュルツブルクのマーケットは、スタンドが列になっておらず、ランダムに見て回れるのも面白いです。

アドベント期間中の週末は、ビュルツブルク市庁舎の中庭でクリスマス伝統工芸マーケットが行われ、約40のスタンドが出展しています。刺繍や陶芸品、鉄製の作品、おもちゃ、クリスマスの飾り、手描きのガラスボール、天使の飾り物など、職人による作品を購入することができるのも魅力的ですね。

マルクト広場以外の通りでもスタンドが出展されているので、街歩きをしながら雰囲気を楽しめるのも、ニュルンベルク同様楽しいと思います。

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ヴュルツブルクのクリスマスマーケットはアットホーム © haneusagi.com

ヴュルツブルクは、ニュルンベルクほど混雑していないのでゆっくり見て回れます。

個人的には、ドイツのクリスマスマーケットって、なんだか日本のお祭りに似ているなあと感じる今日この頃なのですが、お祭りにつきものと言えば、屋台で食べる(ご当地)B級グルメですよね。

ドイツでは、やはりソーセージのスタンドは欠かせません。

ヴュルツブルクなら、ながーーいソーセージが食べられますし、小さめのソーセージを油でゆっくり焼いたニュルンベルクソーセージも有名。

バンベルクのソーセージは、その中間・・・という印象でした。

ソーセージ以外にも伝統的な定番として、甘いアーモンドをローストした屋台や、ケーゼシュペッツレ(Käsespätzle:ドイツのパスタにチーズソースをかけたもの)のスタンド以外にも、オシャレなバーガーのスタンドやインターナショナルな香辛料を販売するスタンドなどもあります。

グリューワインも、屋台の個性が出ます。どこでも同じ味ではないんですね。

バンベルクでは、オーガニックのグリューワインやラズベリーグリューワイン、男性用グリューワイン(甘く無くお酒強め)、女性用(フルーティーでアルコール弱め)など、様々なグリューワインを堪能できました。

ドイツのほとんどのクリスマスマーケットでは、グリューワインのカップはデポジット制で、2~3ユーロに設定されているようです。

グリューワインを飲み終わり、カップを返却するとデポジット分が返金されるシステム。例えば、グリューワインを購入したときに6ユーロを支払い、デポジットが2ユーロだったら、カップを返却した時に2ユーロが返金されるという仕組み。

もちろん、カップが気に入ったらそのまま持ち帰ることもできるのです。

「Pfand」という表記が「デポジット」を意味していますので、価格を確認してみてくださいね。

マグカップは、街の名前や年号(今年なら2017)が書いてあったり、長靴の形をしていた梨、モダンでスタイリッシュなデザインの物などもあり、お店の個性が光ります。気に入れば、グリューワインをボトル購入できるお店もあるのでチェックしてみてください!

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私は赤い長靴の形のカップをお持ち帰りしました。飲み終わったカップをくるむ紙やビニール袋を持参すると良いかも!

グリューワインはいろんな種類を飲みたいのですが、1杯が結構な量入っています。

200mlくらいが平均だと思いますが、1人ですと、飲める量に限界があるので、数人で行って分けるのがオススメです。

はねうさ夫は、グリューワインが好きではないので、私は1人ですべて飲まなければいけず、あまりたくさんの種類を試せないのが残念でした。

ちなみに、スタンドによっては、ホットドリンクを紙コップで提供する店もあり、紙コップは味気ないと思いました。同じ飲み物でも違う味に感じますし、雰囲気が出ませんね・・・。

グリューワインを買う前に、すでに購入してスタンド付近で飲んでいる人のカップを確認してから注文すると良いと思います。

また、お酒が飲めない方には子供用の「Kinderpunsch(キンダーパンチ)」というホットドリンクもあるので、グリューワイン以外でもホットドリンクを楽しめますよ。

クリスマスマーケットに行くお勧めの時間帯

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私のお勧めは、「日没の少し前に行き、暗くなってから帰る」です。

スタンドでソーセージなど食べて、お腹いっぱいならば、そのまま帰宅しても良いですし、6時ごろに引き上げてその後レストランに行くのも良いと思います。

日没前に行って、暗くなってから帰ると、明るいときと暗いときの2つの時間を楽しめますし、実は暗くなってからの方が混雑してくるので、明るい時間に行ってスタンドを歩いてみて回るのがオススメです。

ドイツの日没は、今の時期大体、フランクフルトで16:00とされています。視覚的には16:00ではまだ明るいので、日没後に、イルミネーションが輝きだし、空がうっすらとまだ紺色の時間が一番美しいと思います。

写真もなんだかその時間帯の映りがとってもきれいだと思います。

ドイツの冬は、昼間でもなかなか青空が無い場合が多いので、昼間の空模様はグレーのことが多いのですが、暗くなってくると、クリスマスツリーの輝きやマーケットのスタンドの明かりでワクワク感が増します。

さらに、教会もライトアップされることが多いので、より一層幻想的なクリスマスマーケットを楽しむことができると思います。

なお、やはり寒い夜に飲むグリューワインは最高なので、日没前と暗くなってからの時間帯が良いと思います。

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ニュルンベルクのクリスマスマーケット © haneusagi.com

クリスマスマーケットで何をするか、つまり目的にもよりますが、小規模のマーケットなら1時間ほど、ニュルンベルクは2時間~(グループで楽しむなら)3時間ほどは見込んだほうが良いですね。

ニュルンベルクの場合は、マーケット以外の場所でもショップや美しい大聖堂など、見て回れるアトラクションが多いので、じっくり堪能したい方は長めの時間を見込むと良いと思います。

また、外気が冷たいせいか、カメラのバッテリーがすぐに切れてしまいます。充電は完全に!

また、スペアのバッテリーを持っていくと良いと思います。私は後半バッテリー切れで・・・><

日程としては、リスマスまで1週間ということもあり、ニュルンベルクへ行った時には、相当込み合っていると覚悟していたのですが、朝の山手線や中央線より全然マシでした!

中国人と日本人の観光客が押し寄せる・・・と、噂を聞いていたニュルンベルクのマーケットでしたが、この時期は休みがとりにくいのか、アジアからの観光客は「沢山いる」という印象ではなかったです。

意外と、11月後半や12月前半のほうが観光客が多いのかもしれません。

クリスマスまであと1週間となりましたが、皆さま素敵なホリデーをお過ごしください。

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