こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。
想像以上に日本とドイツって遠いですよね。
帰りたいけどなかなか現状は難しい・・・もう日本が恋しくてしょうがない・・・特に胃袋がホームシックすぎる!!!という方も多いのではないでしょうか。
先日X(@haneusagi_com)でもちらっと投稿しましたが、在独者なら必須!他のEU諸国や近隣国にお住まいなら強くお勧めする場所!があります。
それは、ドイツに唯一日本人街のあると言われている都市、デュッセルドルフ(Düsseldorf)!
ロンドン(近郊全て)、パリ市内に次ぐ、ヨーロッパでは3番目に邦人在住者が多い(2018年の外務省HPによる統計では、8451人の邦人在住登録があるという事)街なのです。
デュッセルドルフへは、日本に住んでいた頃旅行先として訪れたことはありますが、ドイツへ引っ越してからは地理的に遠いという事もあり、初訪問でした。
勿論目的は、
1. 日本食材を爆買い
2. 日本人による日本人のための?日本と同様の日本食を堪能する
この2つに限ります!!
今回は、他の方のブログや情報も交えつつ、デュッセルドルフの王道日本食スーパーとレストランをいくつかご紹介します。
ちなみに、デュッセルドルフの位置は以下の地図からご確認ください。
ドイツの中でもオランダやベルギーに近く、かなり西側に位置していますね。
日本の食品を買うなら日本スーパーへ!「大洋食品」
インマーマン通り(Immermannstraße)は、ドイツ人の間では、通称「日本人街のメイン通り」と言われており、こちらを歩いていると、アニメやコスプレが好きそうなドイツ人は勿論、日本人もたくさん見かけます。
日本語の看板、日本のクリーニング店、日本のツアー会社、日本のパン屋さん、マッサージ店・・・そして、もれなく、日本食品のスーパーも。
まずは、1984年オープンの老舗の大洋食品さんをご紹介します。
価格は比較的良心的というか普通で、日本食材を中心に韓国食材なども取りそろえがあります。
私の田舎では絶対に手に入らない、日本の野菜や日本のお豆腐も手に入り、小さなパックに分けられて販売されている紅ショウガなどもあり、もう・・・目が輝いてしまいます。
店の前に路駐スペースを利用するか、近くに有料パーキングがあるので、私たちのように車で行って買い出ししたい場合にもOK!
レジは少し狭い感じで、日本人ではない店員さんもいましたが、日本人の店員さんもいるので、利用しやすいですね。
日本語、英語、ドイツ語、韓国語に対応したオンラインショップもあるので、直接いけない場合にはインターネットでも注文可能です。
Immermannstraße 21, 40210 Düsseldorfhttps://www.dae-yang.de/onlineshop/
営業時間:月曜日~土曜日 09:00~19:00
定休日:日曜日・祝日
日本の食品を買うなら日本スーパーへ!「松竹」
昔は韓国人経営のアジアショップだったようですが、日本人経営になり、店員さんも主に日本人の日本食材スーパー「松竹」。
大洋食品さんと同じ並びのインマーマン通りにあります。
店内では、お弁当や握り寿司、おにぎり、簡単なお惣菜や鮮魚も販売していて、イートインもあります。
鮮魚コーナーでは日本人の板前さんがおり、魚をさばいてもらうこともできるので安心して購入できます。
日本人の板前さんだと、言葉の壁ももちろんですが、やはり魚(特に生魚)の扱いに慣れているので、安心できます。
こちらもオンランショップがあるのですが、とっても見にくいのと、いまリニューアル中?なのか、表示がおかしくなります。(が、一応URLをはっておきます)
Immermannstraße 15,40210 Düsseldorfhttp://www.shochiku-online.com/
営業時間:月曜日~土曜日 08:30~19:00(金土~20:00)
定休日:日曜日・祝日
韓国スーパーも覗いてみよう「HANARO MARKT」
インマーマン通りには日系ホテルだってあります。
ドイツ日系センターの中にある「ホテル日航デュッセルドルフ」の裏側に「ハナロー」があります。
地下鉄Uバーン「Oststraße駅」の「Charlottenstr.側」の出口に出ると目の前なので便利ですね。
実は私たちは日航ホテルに泊まったので、こちらドイツ日系センターの駐車場を利用しました。
日航ホテルだと、買い物して少し荷物が重い場合、すぐに部屋(または駐車場)に荷物を置いてそのまま観光できるのが便利でした。
ハナローの多くの商品は韓国食材ですが、新鮮なお魚とお肉のカウンターがあるのが自慢とのこと。
鮮魚・精肉カウンターの営業時間は、火曜日から土曜日の午前9時30分から午後8時までなのでご注意を。(月曜は魚肉カウンターは休業)
Immermannstraße 45c,40210 Düsseldorfhttps://www.kimsasia.de/english-1/
営業時間:
月~土 9:30~20:00
※生魚・精肉カウンターは月曜日はお休み
定休日:日曜日・祝日
ドイツで日本の焼き肉なら絶対ココ!「焼き肉レストラン阿吽」
デッュセルドルフに行って焼肉を食べたい場合、多くの人が知っている名店「阿吽(Ah-Un)」。
黒毛和牛の焼肉だって頂けちゃいます。
夜は結構お高いので、ランチで焼肉セットをいただくのがオススメです。
人気店なので、予約をしてから行った方が確実ですね。(オンライン予約も可能です)
●Japanese Yakiniku AH-UN(阿吽)
Hansaallee 246, 40547,Düsseldorf
営業時間:
ランチ
月曜日~日曜日
12:00 – 15:00
ディナー
日曜日~木曜日
18:00 – 21:30
金曜日、土曜日
18:00 – 22:00
電話:+49-211-5367-4474
デュッセルドルフで日本クオリティのお寿司が食べたい!「やばせ(Yabase)」と「日向(Hyuga)」
ドイツに来てからは、自宅で海苔巻き、裏巻きまで作ってしまうほどのお寿司大好き人間な私。
しかし、やはり握り寿司もそうだし、巻き寿司でもプロが作ったものを食べたい・・・と思ってしまいます。
デュッセルドルフに行ったら、「欧州の田舎町でベトナム人が作るなんちゃって寿司じゃなくて、絶対に日本クオリティのお寿司が食べたい!」と思っている方も多いはず。
その王道の有名店が「やばせ(Yabase)」と「日向(Hyuga)」です。
実は、「やばせ」でお寿司をいただこうと思って行ったのですが、そんなにお腹がすいていなかったのと、ランチに「なんちゃって」な寿司食べ放題を食べてしまい・・・また、高級な雰囲気に少しおののき(苦笑)、同じクロスター通りを歩きながら、そんなに有名店とは知らずに「日向」さんに行きました。
お店の雰囲気を窓から眺めて・・・「ここにしよう!」と!(笑)
自分で言うのもなんですが、50か国以上旅行しているからか、知らずに名店に行っちゃう辺りが、旅人の嗅覚を持ち合わせていますね!(自画自賛w)
日向さんでは、
- もずく酢
- お刺身盛り合わせ
- 和牛ハラミ焼き
- 焼きナス
- お寿司
をいただきました。
日向さんでは、鯖寿司が有名との事なのですが、はねうさ夫が「お寿司はランチで食べたからいらない」と言われ、私が個人的にいくつかにぎりを注文しました。
「日向」は、看板や店構えは、日本のちょっと田舎にある地域密着型の居酒屋のような雰囲気でしたが、店内に入ると、すでに日本へタイムトリップしたような気持ちになりました。
通常、こちらのお店は予約が必要だと思うのですが、週末だったにもかかわらず、運よくカウンター席2席が空いていて、そちらに通していただきました。
カウンターに座ると、日本のちょっとした料亭のカウンター席にでも座っているかのような気持ちになります。
正直にいうと、もずく酢に6ユーロを支払う日が来るとは思いませんでしたが、はねうさ夫は、和牛ハラミに目がトロけていました。
カウンター席だったので、板前さんの無駄のない動きがすべて見え、とても気持ち良かったです。
これは、ドイツ人の方が見たら目が釘付けになっちゃいますね(笑)
はねうさ夫も「見て!あの無駄のない動きと包丁さばき!」と大感動!
また、日本語のとても上手なドイツ人の店員さんもいらっしゃったので、ドイツ人を連れて行くのも良いですね!
ただし、日向さんも、クオリティーは日本ですが、価格はドイツです!(高)
ですので、ほぼ毎日アップされている、日向さんのFacebookページでランチメニューをチェックするのをお勧めいたします!
また、注意事項として、日向さんでは現金オンリーでしたので、ATMに立ち寄ってから行きましょう!!
http://yabase-ddf.com/Facebookで日替わりランチメニューを確認できます
Klosterstraße 70, 40211 Düsseldorf
営業時間
火~金曜日
ランチ:11:30 PM – 2:00 PM
ディナー:6:00 PM – 10:00 PM
土曜日
11:30 AM -10:00 PM
日曜日
6:00 PM – 10:00 PM
月曜日定休日
https://www.facebook.com/HyugaDuesseldorf/
Klosterstraße 78, 40211 Düsseldorf
営業時間
ランチ:12:00 PM – 2:00 PM
ディナー:6:30 PM – 11:00 PM
日曜日定休日
お寿司も焼き鳥も食べたい!「串亭」
こちらの「串亭」さんは、日航ホテル前のインマーマン通りを挟んではす向かいにある居酒屋風の和食がいただけるレストラン。
ミュンヘンにもあるようです。
このデュッセルドルフの串亭は、友人からお勧めされたのですが、1泊2日では、すべてのレストランを制覇?!することは不可能(お財布的にも・・・破産しちゃう!)なので、友人の感想と他の方のブログなどのリンクをご紹介します。
こちら「串亭」さんの目印は赤ちょうちん。
インマーマン通りにある人気の居酒屋さんで、友人のオススメは串焼き・焼き鳥です。
我が家はさほど焼き鳥には興味がないので、今回は行かなかったのですが、こちらも人気店とのことで、席数は100席あるとの事ですが、予約してから行った方が良いでしょう。
友人は、焼き鳥を含めいくつかのお料理を注文したそうです。
焼き鳥はとても美味しく、お寿司は若干シャリの量が大きいが、美味しかったとの事でした。
https://www.kushitei-of-tokyo.de/ja/Immermannstr. 38, 40210, Düsseldorf
電話:+49-21-136-0935
営業時間
月曜日~金曜日
ランチ:12:00 – 14:30
ディナー:18:00 – 21:30【金曜日は22:30】
土曜日
12:00 – 21:30
日曜日
17:00 – 21:30
ラーメンから手打ち蕎麦まで!デュッセルドルフならではの「なにわ」「匠」「そば庵」
世界的にも大ブームのラーメンは、ドイツ人にも人気で、はねうさ夫も大好き!
ラーメンのTシャツまで持っているほどのラーメン好きです。
とはいえ、新しくオープンしては消えていく「なんちゃってラーメン」を出す田舎町に住んでいる私としては、デュッセルドルフに行ったら食べたいもののひとつにラーメンがありました。
私達が実際に行ってみたのは、ラーメン店の「なにわ」。
「なにわ」さんは、お寿司と麺処の2店舗がありますので、間違えずに「ラーメン」の方へ行きましょう。
おそらく、なが~~~い列ができているので、すぐにわかると思います!
デュッセルドルフの日本地区の真ん中にある「なにわ」は、25年以上前から営業している本格派。
現在では、日本人ならずともドイツ人からも不動の人気を得ています。
日本ではラーメン屋さんへ行ったら、基本的にラーメンしか注文しませんが、ドイツ人は居酒屋やレストランのようにラーメン屋さんで食事をして、最後の〆にラーメンをいただくという事が多いようです。
私達は、早目のランチの時間に訪問しました。
私達が初めての訪問だと伝えると、日本人スタッフの方がテキパキと注文の仕方などを説明してくれ、どのラーメンにしようか悩んでいると、味の好みを聞いて、オススメもしてくれました。
私は、特選しょうゆラーメン、はねうさ夫は特選味噌ラーメンをいただきました。
味噌がオススメみたいですが、私はしょうゆベースが食べたかったので醤油ラーメンにしました。
美味しかったです。
野菜炒めやチャーハン、枝豆などもあるので、ラーメン以外のものも注文できます。
http://www.naniwa.de/n_uebernaniwa.php
Oststraße 55, 40211 Düsseldorf
電話:+49-21-116-1799
営業時間
火曜~日曜
11:30-22:00月曜・祝日定休日
ちなみに、ヨーロッパ在住歴25年以上の友人は、「デュッセルドルフのラーメン屋と言えば、匠だよね!」と言っています。
ラーメン匠は、インマーマン通りの串亭の横にあり、こちらも長い行列ができる人気店です。
彼女はドイツ在住ですが、彼女の友人は、わざわざパリからこちらまでラーメンを食べに行くのだとか。
こちらの方のブログは、デュッセルドルフのラーメン店9店舗をまとめたもの。参考になりますね!
ドイツ在住シェフもインスパイアされた高級日本食レストラン「NAGAYA」
こちらは実際に行ったわけでは無いのですが、番外編として。。。
レビューを見ると、食事の提供にかなり時間がかかる、とか、家庭料理レベル、等というキビシイご指摘もあるのですで、次回デュッセルドルフへ行く際にはチェックしてみたいお店です。
それには理由があります。
はねうさ夫が大好きな、「Ristorante Gambero Rosso da Domenico」。
以前はヴュルツブルクに店を構えていたのですが、数年前にこちらのヨットハーバーのあるロケーションへ移転しました。
まだ結婚前にドイツへ遊びに来た時に、はねうさ夫がどうしても連れて行きたいレストランがあるということでこちらを訪問。
シェフのドメニコさんに、私が日本人だという話をすると、このデュッセルドルフの「NAGAYA」というレストランでマグロのお料理をいただいた時に感銘を受け、自分のお店でも生のマグロを使ったメニューの開発をすることにした事を説明していただきました。
NAGAYAは、ミシュランのひとつ星も獲得している高級店で、日本人が求めている「日本で食べたい日本の日本食」ではないかもしれませんが、気になっているので、こちらにメモとして記載しておきます。
http://nagaya.de/willkommen/Klosterstr. 42 , 40211 Düsseldorf
電話:+49 211 863 96 36
営業時間
火曜~土曜日
ランチ:12:00–14:00
ディナー:19:00–22:00
日・月曜日、祝日定休日
※6名以上のグループ予約はコースメニューの予約のみ
デュッセルドルフで「日本を堪能」する際の注意点
デュッセルドルフで、日本食を堪能したいだけならいいのですが、日本のもの、特に食材を買いたい場合には、おそらく車で行く方が多い事でしょう。
当然ですが、購入したものを自宅まで安全に運ぶには、いろいろと工夫が必要です。
私達は結局1泊2日しかできなかったのですが、土曜日に行ったこともアリ、当然ですが日曜日が定休日の大洋食品や松竹のスーパーで買い物することができません。
鮮魚を買いたい方は、ギリシャ系の「ニコラウ」スーパーでリーズナブルに買いたい!と思っている方もいるかと思いますが、ニコラウもスーパーなので日曜日はお休みです。
この方のブログが参考になります。
- 買い物リストを作成しよう
- 必ずクーラーボックスを持って行こう
- 保存がきくものを到着初日に購入しよう
- 自宅へ戻る日の時間やスケジュールを事前に立てておこう
と言うことです。
近場の方は、保冷剤を忘れずに!
保冷剤が無い場合は、スーパーで通常の氷を買ってクーラーボックスに入れればOKです。
結局、私たちは、もともとキャンプの予定地へ向かう前にデュッセルドルフへ立ち寄ったので、ナマモノは諦め、鮮魚は、帰り道のフランクフルトのイタリアン食材店「VENOS」さんで購入して帰りました。
VENOSは、言えば氷をその場でくれるので、クーラーボックスだけ持って行けば大丈夫です!
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