【心と体のリセット】水風呂で見つける健康と活力の鍵!幸せホルモンとの関係は

こんにちは!はねうさぎです(@haneusagi_com)です。

皆さんは水風呂は好きですか?浸かったことがありますか?

実は、冷たい水に浸かることがもたらす驚くべきメリットがあるらしいのです。

水風呂は、体と心にエネルギーをもたらし、健康に寄与する秘密の鍵かもしれない?!

今回は、ドイツ人のはねうさ夫が提唱する(おいおい一般人w)、水風呂がどのようにして身体と精神に好影響を与えるのかという、『はねうさ夫的水風呂のススメ』について探求していきます。

なお、水風呂・寒冷浴に関する研究は多岐にわたり、特定のメリットや効果に関する複数の研究が存在します。効果には個人差があると考えられ、冷水浴が必ずしもすべての人にとって有益であるとは限りません。
水風呂は心臓や血管に負担をかけます。個々の健康状態や快適さを考慮して、水風呂を取り入れる際は慎重に行ってください。心疾患や循環器系の疾患に注意が必用な方は、必ず医師に相談の上、利用して下さい。また体調が優れない時や、飲酒後は控えましょう。
このブログでは、あくまでいちドイツ人の体験による意見と一般的な研究結果を提示しています。
目次

冷水に浸かると「ハッピーホルモンが出るんだ❣」by はねうさ夫

©haneusagi.com

毎週金曜日は、はねうさ夫は、彼の趣味であるチェスクラブへ出かけて行きます。

あるカフェレストランでチェスクラブの皆と集まって、試合の準備や練習をしています。

はねうさ夫は、チェスでは大好きなビールを飲むため、その日は彼の実家に泊まり、我が家には帰ってきません。

「うふふ」の金曜日の夕方に関しては以下の記事もご参照ください。

>>あわせて読む

https://www.haneusagi.com/haneusa-couple-couple-culture-in-germany

さて、ある日の土曜日の朝、私が起きるとすでにはねうさ夫が帰宅しており、ずーっと「ふふふ~ん♪」とニコニコしているので、「何かチェスで良いことあったの?」と質問したところ、「ハッピーホルモン(幸せホルモン)のおかげで、今日は気分が良いんだ!」と言うのです。

よくよく話を聞いていると、現在南米に旅行中の義理両親の家で、朝起きてお庭を見たら雨どいから流れる水を貯水しているかなり大きな水タンクに裸で入った、というのです(((;゚Д゚))

さらに彼は続けます。

「前日の夜、チェスから戻って一度あの水溜めに入ってみたんだ!それでめちゃくちゃリフレッシュできたから、朝起きてからまた水溜めにはいっちゃった♪」と・・・(ただのクレイジーな人)w

雨どいの水タンクは、水色のプラスチック製ですが、まさに五右衛門風呂くらいの大きさで、はねうさ夫が水に浸かってる様子を想像したら、馬鹿げすぎていて笑ってしまいました。

それも、義理両親が不在なのをいいことに、裸でお庭まで行って、わざわざ水溜めに入るとは・・・(クレイジーすぎる)。

ちなみに、義理両親の家のお風呂場にはバスタブは無く、シャワーブースのみですので、その後はちゃんと温かいシャワーを浴びたよ!との事でした(当然じゃ)。

その後、はねうさ夫が、水風呂に入ると「ハッピーホルモンが出て、幸福感が増すんだ」と力説し始めたので、簡単にリサーチしてみました。

水風呂の効能:自律神経やホルモンバランスが整えられる

水風呂の効能に関して、この記事「7 Ice Bath Benefits That Make It Worth the Cold(寒い!冷たい!思いをする価値がある水風呂の7つの効果)」の中には、水風呂は、うつ、不安、ストレスを軽減し、健康と精神状態の向上を促進すると書かれています。

記事によると、

2022年に行った研究で、深呼吸、冷水浴、マインドフルネス瞑想の10日間のプログラムを参加者に実施させた。この研究では、面接によって「ストレス、幸福感、抑うつの症状」が改善されたと結論づけ、働いている心理生理学的メカニズムについてさらなる研究が必要だと訴えている。

2020年に発表された別の研究では、慢性的な健康状態にある参加者が全身低温療法を10セッション実践したところ、抑うつ症状に「統計的に有意な差」が見られた。研究者らはまた、QOL、自己評価による気分、疾患受容性の有意な改善も報告している。

この研究の著者らは、全身凍結療法は薬物療法と並行して用いる有用な方法であり、”特にうつ病などの気分障害において精神的健康の悪化を軽減し、幸福感や生活の質に有益である “と結論づけた。

また、水風呂というとサウナの後に入るもの、というイメージもあると思います。

サウナの「ととのう」という事に関して本を出されている、がん研究のスペシャリストで慶應義塾大学医学部腫瘍センター特任助教の加藤容崇さんのインタビュー記事によると、

『サウナ室で「熱い!」、水風呂で「寒い!」、外気浴で「ほっとする」という環境の変化にさらされることで、アドレナリンが残っているけどリラックスもしているという稀有な状態になるんです。これが「ととのう」の一側面です』

とのことなので、はねうさ夫が、水風呂に入り、「寒い!」となり、その後、自ら出たら外気にさらされ一旦「ほっとする」、そして熱いシャワーを浴びて気分が良くなる・・・という一連の流れを考えると、アドレナリンが出た後にリラックスした状態になったと仮説を立てられると考えました。

これが、はねうさ夫の言う「ハッピーホルモン❤」という意味なのかもしれません。

水風呂の効能:免疫力アップ!

一部の研究によれば、水風呂は免疫システムを刺激するとされています。

身体が冷水に触れると人間の体は体温を上げるため、血管を膨張させ血行が良くなり、活発に内臓が働き、免疫力が高まります。

2016年のこちらの研究によると、冷水シャワーを浴びる人は浴びない人に比べて病欠する人が少なかったという結果がでています。

水風呂の効能:エネルギー、活力の向上!

冷水に浸かることで、交感神経が活性化され、体温を維持するためにエネルギーを生み出します。

そのメカニズムは、冷水に浸かるといったような「ハードなこと」をすると、体がちょっとしたストレス状態に追い込まれ、交感神経系が働いて闘争反応が活性化するというもの。

それを繰り返し、その反応を集中してコントロールすることで、身体はその反応をコントロールする練習をした状態になります。

身体が少量のストレスを経験することで、時間をかけて回復力を持つようになり、一時的にエネルギーが向上することが期待されると言いいます。

はねうさ夫が言う、やる気が起きて幸福感が増す・・・という事なのかもしれません。

水風呂の効能:血行を促進し、アンチエイジング効果も期待できる

サウナを経験したことがある方ならば、水風呂に一度くらいは使ったことがあると思うので、その後血行が良くなっているという実感は自分自身でも実感できていると思います。

水風呂に浸かると血行が良くなり、血行が良くなることで肌の新陳代謝が促進され、また毛穴が引き締められるため、アンチエイジング効果もあるとされています。

代謝がアップすれば、お肌のターンオーバーも整い、アンチエイジング効果も期待できると言うわけです。

水風呂の入り方と注意点

水風呂に入る際の入り方と注意点は、個々の体調や健康状態によって変わります。

以下は一般的なガイドラインですが、水風呂は寒冷な環境に身を置くため注意が必要です。

治療目的などで行う場合は、医師や専門家に相談してください。

水風呂に入る際の基本的なステップ:
  1. 体調の確認:
    • 入る前に体調を確認し、特に心臓病や循環器系の問題がある場合は事前に医師に相談してくださいね。はねうさ夫はワイルドすぎる。
  2. 水を少しづつかけて徐々に体を慣らしながら入る:
    • いきなり水に入らず、徐々に体を慣らして入ります。最初は頭を水に浸からないようにし、慣れてきたら頭も浸かるようにしていきます。私は個人的には首までしか入りません。
  3. 浸水時間は1~2分!で正しい呼吸を:
    • 冷たい水に入る際は深呼吸をして、リラックスしましょう。浅い呼吸は身体を緊張させます。また、冷水に浸かりすぎは禁物ですので1分ほどでOKです。
  4. 水風呂の後は体を冷やさずにすぐに温水に:
    • 加藤先生によりますと、水風呂から上がったあとは、2分以内に温水シャワー、お風呂、サウナなどに入ることが推奨されています。水風呂のあとは体を冷やさないようにしましょう。

水風呂と「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌の関係性

はねうさ夫が言う「ハッピーホルモン」、つまり日本でも近年注目されている「幸せホルモン」と呼ばれる神経伝達物質であるセロトニンが分泌されると、うつ病や不眠の緩和に役立つと言われているので、水風呂を浴びてから寒い朝のお庭を裸で歩き、そのまま熱いシャワーを浴びたらアドレナリンとセロトニンが出た(かも)、というはねうさ夫の主張はまんざら嘘ではなさそう。

医学博士の一石英一郎さんによると、サウナ→水風呂→休憩を3回ほど繰り返すとセロトニンが分泌されるとのこと。

水温が気になるところですが、

ホルモン変動など生理的な変化が認められた温度条件としては、水風呂の場合は15〜19度、サウナの場合は80〜100度という報告があります。

個人的には、水風呂→温水シャワーよりは、サウナに行って水風呂に入る方が好きなので、はねうさ夫のようなワイルドすぎることはしたくはありません。

とは言え、我が家は自宅にサウナもないし(ドイツだと自宅にサウナがあるご家庭も結構あります)、「ちょっと気軽にサウナ」ともできないので、ハッピーホルモン効果を実感するには、自宅で水風呂(または冷水シャワー)→温水シャワーを試してみるのが良いかもしれません。

>>あわせて読む

https://www.haneusagi.com/culture-first-time-sauna-germany

https://www.haneusagi.com/travel-europe-czech-republic-marienbad-highlights

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この記事を書いた人

旅行、おいしいもの・ワインが大好きのドイツ在住40代。旅行、デザイン&アート、国際結婚ネタ、語学学習(英語・ドイツ語)のヒントをお届けします。20代後半にアメリカでインターン経験。現在はフリーランス翻訳家。ひょんなことから2017年7月11日より南ドイツ在住。干支と小動物風な行動により、幼少時に父親から「うさ」と呼ばれて育つ。その最愛の父は2021年に他界。気ままに書いてます~
プロフィール詳細は「はねうさぎ」をクリックしてね!
★TabiTabiさんに寄稿した「旅行記」
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