ドイツ語でサッカー観戦!知っていると便利なサッカーに関する15のセンテンス

[独]ドイツ語 学習Hints
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こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。

日本は「緊急事態宣言」が全国で解除となり、徐々に「ステイホーム」から日常に戻りつつあるのではないでしょうか。

ドイツでも、徐々に規制が緩和され、学校はまだですが、今週からはレストランの屋内でも食事ができるようになり、営業時間も22:00までに延長されました。

そして、もう一つ大きな規制緩和のひとつに「ブンデスリーガ(Fußball-Bundesliga)」の再開があります。

ブンデスリーガは、ドイツのプロサッカーリーグで、日本人選手も何人か在籍していることから、日本でもその名が知られていると思います。

この記事を書いている2020年5月28日時点で、ヨーロッパのプロサッカーリーグで、唯一、一番初めに規制緩和に踏み切ったのが、ドイツのブンデスリーガなので、無観客試合とは言え、テレビの前でサッカー観戦を楽しみにしているのは、ドイツ人だけではないようです!(ブラジル人がテレビでブンデスリーガを楽しみに視聴している、というニュースを見かけましたww)

サッカーは、ドイツで最も人気のあるスポーツです。

新聞のスポーツ欄は「毎日そんなにネタあるんか~?!」と思うほど、毎日ほぼ、サッカーの話題ばかりですw

日本からわざわざブンデスリーガの試合を見に来る旅行計画を立てている人もいるくらい、外国人からも人気がありますので、今回は、サッカー観戦で使えるドイツ語をご紹介します。

ちなみに、ドイツ語でサッカーの事を「Fußball」(フースバル)と言います。最後の「ル」は「LL」なので、舌は上の歯の後ろにきっちり付けて発音しましょう)

直訳で、「Fuß=足、Ball=ボール」を意味しています。

少しドイツ語が分かれば、ドイツ人が叫んでいる?言葉もわかりますし、ドイツ語で一緒に観戦を楽しむこともできますね!

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ドイツ語でサッカー観戦1: Jetzt geht’s los!(行けーーーーー!)

「Jetzt geht’s los!<イェッツゲッツロース>」とは、英語で「Let’s go~~!」と言う意味です!

応援歌?でよく使われています。

いけー!とか頑張れー!みたいなイメージです。

♪Jetzt geht’s los~

♪Jetzt geht’s los~

Jaaaa! Deutschland hat den Ball! (よし!ドイツボール!)<発音イメージ:ヤァーー!ドイチランドハトデンバル(L)!>

ドイツ語でサッカー観戦2.:Tor!(ゴール!)

ドイツ語で、サッカーのゴールの事を「Tor<トーア>」と言いますが、

例えば、以下両方ともほぼ同じ意味ですが、

Zieh durch!(ゴール打て!決めろ!)<発音イメージ:ツィードイヒ>

Mach ihn rein!!(シュート打って!)<発音イメージ:マク(ト)イーンライン)>

と言う言い方もあります。

誰かがゴールを決めた場合、以下のような言い方もできます。

Er hat ihn reingemacht!!((彼が)ゴール決めた!!)

ゴールを決めた、という過去形となりますので、分離動詞の「reinmachen」は、「reingemacht」になります。

もともとreinmachenと言う動詞には「~をきれいにする」と言う意味もあり、サッカーで使われる場合は「(ボールを)ゴールの中に入れる」と言う意味から、「ゴールを決める」という意味になります。

※「Tor」に関しては、サッカー、アイスホッケー、バレーボールには使えるのですが、他のスポーツでは、別の単語を使って「ゴール」と言います

ドイツ語でサッカー観戦3: Gib ab!!(パスを出せ!)

英語の「give up」と発音が似ていますが、意味は全く違うので注意が必要です!

「Gib ap!」とは「パス出せ!」とか「パスしてー!」と言う意味です。

応援しながら「今パス出せ!パス!パス!」とか言ったりして力が入ることありますよねw

ちなみに、パスミスのことを「Fehlpass<フェーLパス>」と言います。

Fehlerは失敗と言う意味です。

ドイツ語でサッカー観戦4: Gegenangriff(カウンター攻撃/反撃)

味方がバールを持って攻めていたのに、相手にさくっとボールを取られてそのまま反撃されることってありますよね。

前回の2018年ワールドカップで、日本対ベルギー戦でショックを味わった人もいるのでは・・・。

この反撃、つまり「カウンター(攻撃)」の事を、ドイツ語で「Gegenangriff<ゲーゲンアングリフ>」と言います。※ギーゲンのように発音する人もいます

Gegen=「~対」「~に対して」「~に反して」と言う意味です。

der Angriff=「攻撃」「アタック」の事です。

手に汗握りますよね・・・。

味方がボールを取られたたときのドイツ人の反応は、例えば・・・

「Oh! Nein!! jetzt kommt der Gegenangriff!!」(あーダメダメ!これでカウンター来ちゃう!><)

ちなみに、この「gegen」という言葉は前置詞としても使われますし、「チームA gegen チームB」つまり、チームA「対」チームBのようにも使われます。

ドイツ語でサッカー観戦5: Deutschland vor(頑張れ!)

ワールドカップのように国別対抗となると、ドイツ人はこの「Deutschland vor<ドイチランドフォァ~>」(頑張れ!)と応援します。

この国名のところを変更して、「Japan vor~!<ヤーパンフォァ~」と言っても良いですし、応援しているチームの名前に変えて応援することとなります。

ちなみに、ドイツ人はワールドカップなどで、「Schland<シュランド」と言う言葉を使って、ゴールが決まった後に、♪シュラ~ンド、シュラ~ンド~シュラ~ンド♪と、喜びを表現することも。

この「Schland」とは「Deutschland」つまり、♪ドイツ~♪ドイツ~~と言っているのです。

(Deut)schland=Schland

ゴールを決めた後の「ニッポン!」(チャチャチャ)「ニッポン!」(チャチャチャ)「ニッポン!」のようなイメージかな。

ドイツ語でサッカー観戦6: Elfmeter(ペナルティーキック)

この、(ein)Elfmeterという言葉を初めて聞いた時は「?????」と思った私。

ゴール近くのペナルティーエリアでファール(反則)があった場合、ゴールキーパーとキッカーが1対1で対決するあのシーン。

そう、ドイツ語で、ペナルティーキックのことを「エルフメーター」と言うのです。

「Elf」は、数字の「11」ですので、直訳で、「11メートル」。

何故かと言うと、ペナルティーキックの距離が11メートルだから、そのように言われているとのことです。

きっちりとした数字がひとつの単語になるところが、なんだかドイツらしいですね(笑)

「Strafstoß」と言う言葉もペナルティーキックとして使われているようですが、サッカー解説ではほとんどこの「Elfmeter」が使われています。

ドイツ語でサッカー観戦7: Das war so knapp!(惜しい!)

スポーツ観戦で、惜しい!って時、よくありますよね。

サッカー観戦では、例えば、

Ah! Daneben! Das war so knapp!(あー!外した~!めっちゃ惜しい!)<アー・ダンネーベン!ダス・ヴァー・ソー・クナップ!)

という事ができます。

ドイツ語でサッカー観戦8: Punkte(得点)

ゴールが決まったら得点になるのがサッカーのルールです。

Punkte<プンクテ>は、サッカーだけに限らず、得点制のスポーツには全て使われる単語です。

1点=ein Punk<アインプンク>※単数形

2点= zwei Punkte<ツヴァイプンクテ>※複数形

3点= drai Punkte<ドRRイプンクテ>※複数形、Rの発音注意

ドイツ語でサッカー観戦9: Super(スゴイ!素晴らしい!ヤッター!)

ゴールが決まった瞬間に「イエーイ!」「ヤッター!」等の感情を表す表現として、「Super!(スーパー or ズーパー!)という表現があります。

他にもいろいろあります。

  • Toll(すごい!)
  • Gail(スゴイ!)
  • Sauber(よくやった!)
  • Wahnsinn(超すごい!)
  • Ein Supertor(スーパーゴール!)
  • Unglaublich(信じられない!)

とは言え、単純に「Jaaaaaaaaaaaaaaaaaa!」=「Yeeeeeeeey!!! YHEA!!!」や、「Tooooooooooor!<トーーーーーーア>(ゴーーール!)」みたいなオタケビだけのことも・・・(笑)

ドイツ語でサッカー観戦10: Abseits(オフサイド)

パス出しやゴールなど、「これは行ける!」と言う時によくある「オフサイド」。

オフサイドは、ドイツ語で「Abseits<アップザイツ>」と言います。

Abseits, klares Abseits!?(オフサイド!あれ、完全にオフサイドだろ!?)などとヤジを?飛ばすこともw

ドイツ語でサッカー観戦11: Eigentor(オウンゴール)

味方のコレは見たくないものですが、毎週行われるリーグ戦やヨーロッパチャンピオンシップゲームなどでは意外とあるものなんですよね・・・オウンゴールです。

オウンゴールは、ドイツ語で「Eigentor」<アイゲントアー>と言います。

「eigene=自分自身」の「Tor=ゴール」=「Eigentor」となります。

ちなみに、ドイツ語で、チャンピオンシップゲームのことを「Meisterschaftsspiel<マイスターシャフト・シュピール>」と言い、ヨーロッパチャンピオンシップゲームは、「Europameisterschaft(spiel)<オイロッパマイスターシャフト」と言います。

略して「EM<エー・エム>」。

ニュース記事もEMと書かれていたりします。ドイツ語やっぱり長いからね・・・。

ちなみにちなみに、ただ単に「チーム」を意味するドイツ語は、「Mannschaft<マンシャフト>」と言うので、音が似ていてめっちゃややこしいです・・・。

ドイツ語でサッカー観戦12: Schiedsrichter(審判)

審判の判断が試合の流れを変えてしまう事もありますよね。

ドイツ語で審判は「der Schiedsrichter」<シーズリヒター>。

ちなみに、ドイツ語あるあるですが、女性審判の場合には「Die Schiedsrichterin」<シーズリヒタリン>となります。

例えば、審判をやじる時にこんな感じで言ったりします。

「Der Schiedsrichter hat Tomaten auf den Augen?!」(あの審判の目は節穴か?!)

ちなみに「Tomaten auf den Augen」=直訳で、目の上にトマトとつけるというドイツ語表現ですが、「見えてない」「目が節穴」という意味になり、よく使われる表現です。

「あの審判、見えてないよ!」って言う感じの表現になります。

ドイツ語でサッカー観戦13: Das war ein gutes Spiel.(良い試合だったね)

「ein Spiel」<シュピール>は、試合やゲームの事を指します。

Das war ein gutes Spiel. <参考発音:ダス・ヴァー・アイン・グーテス・シュピール>

Das war ein klasse-Spiel!(すごく良い試合だった!)と言ってもいいですね。

ドイツ語でサッカー観戦14: Gewonnen/ Verloren/Unentschieden(勝った/負けた/引き分け)

Gewonnen(勝った)<ゲヴォネン>と、Verloren(負けた)<フェァローレン>では天と地の差ですが、スポーツの世界、試合では必ず勝ち負けがあります。

勝った時は、先ほどご紹介した「いい試合だったね」を使えますが、負けてしまったときは・・・?

「Ein Trauerspiel!(悲惨な試合だったよ!)<アイン・トラウアシュピール!>

酷いという意味の「Schlecht」を使っても良いですね。

ちなみに、「サッカー試合での引き分け」は、ドイツ語で「unentschieden」<ウンエンシーデン>と言います。

ドイツ語でサッカー観戦15: Ein Autogramm, bitte!(サインください!)

試合が終わって、選手に会う機会があれば使ってみたいですね!

それに、仮にせっかく遠く日本から観戦に来ている場合には、ぜひ本人にお会いしてサイン欲しいってもんですw

「Ein Autogramm, bitte!<アイン・アウトグラム・ビッテ!>」(サインください!)

Das war ein gutes Spiel.(いい試合でした)と組み合わせても使えますね^^

これで、バッチリ!

もちろんサッカーの試合が終わったら皆で「Prost!」(乾杯!)

「知っていると便利なサッカーに関する15のドイツ語表現」いかがでしたか?

短い言葉で表現するなら、多くは語らなくても意味合いが理解できると思います。

そして、スタジアムで味わう臨場感ある試合の雰囲気と、サッカー大国ドイツの熱狂的なドイツ人サポーターの感情表見には驚くこと間違いなしです。

そして、勝っても負けても、最後はバーやパブに行き、ビールで乾杯!

その言葉は「Prost!<プロスト!>」(乾杯!)です。

ちなみに、ドイツと言えばビール!と思う方も多いと思いますが、ドイツのブンデスリーガのチームのほとんどが、ビール会社をスポンサーにつけていますし、スタジアム内のラウンジで食事と一緒にいただくこともできます。

スポーツ観戦とビール。

これは、ある意味万国共通?!の定番と言っても過言ではないですよね、基本的に男性ファンが多いですからね。

まだ、海外旅行をするまでには難しい現状ではありますが、サッカーブンデスリーガを見ながらドイツ語にも注目してみてくださいね。

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