英語で自己紹介!知っていると便利な英語面接前の準備

[英語] Listening & Speaking
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こんにちは!はねうさぎです。

私がドイツ語を勉強し始めたころに書いた「ドイツ語で自己紹介!知っていると便利な10のセンテンス」という記事を、とても沢山の方から読んでいただいているので、今回は、英語で自己紹介、特に英語面接に向けた準備をしている方に向けた「英語で自己紹介」と「英語面接の準備」について書きます。

ドイツ語の自己紹介文のセンテンスは、ドイツ語初心者用で、短く言いやすい、なおかつドイツ語B1テストの口頭テストに使えるもの、という意味合いでお話していました。(というか自分のレベルがそんな感じなので・・・お話しできるレベルもそうなりますw)

知っていると便利な英語の自己紹介文に関しては、「転職など仕事の面接での受け答えが前提」の準備として、「英語面接を成功させたい!」と思っている方向けにご紹介します。

あなた何者?私の英語面接の経験に基づいてアドバイス

私は、日本生まれの日本育ちで、高校時の英語の成績は下の方、語学に特化した留学はしたことがありません。

私が必死に英語を習得した経緯に関しては、過去の記事で色々と書いていますので、興味がある方は読んでみてください。

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私は、教師でもメンターでもありませんが、私なりに経験してきた事にはそれなりに自信がありますので、英語面接を成功させたい!と思っている方の参考になればと思います。

私の前職(日本にいた時)は、ドイツの建築資材系メーカーの日本支社でマーケティング職をしており、上司は日本人でしたが、第一次面接の最後に「では、今までの経緯を日本語と全く同じでなくてもいいので、英語で自己紹介していただけますか」と、突然言われ、2時面接では、ドイツ人上司と英語の面接を受けた経験をしています。

その会社に入社する前にも3~5社ほどの外資系企業、および日系グローバル企業の面接を受けましたが、英語を使用する業務が必須のため、日本人同士、または外国籍同僚同席での英語面談を経験しています。

外資系の人材会社に登録すると、担当者が日本人でないことも多く、電話でのやり取りは英語(か日本語)ですし、ある人材会社のインド人担当者から、2度の英語面接の訓練も受けたことがあります。(これ、結構オススメ!外資系人材会社に登録して、担当者にお願いして英語面接の練習をさせてもらう)

また、ドイツへ移住してからも、オンラインで英語面接を受けたこともあります。

通訳業務の面談で、その後、契約したいという事で契約書もいただきました(ただ、今はあまりお仕事いただいてないんですよね・・・おーい!って感じですがw)。

英語面談で必ず聞かれる「Tell me about yourself」

面接当日。

会社のロビーなどで待たされ、部屋へ通される・・・担当者が部屋に来るまでに、緊張感はマックスに達します。

会社や面接官にもよりますが、ワンクッション置いてから「Tell me about yourself」(あなたの事を教えていただけますか?)または、すぐに、「職務経歴書は事前に送っていただいていますが、ご自身のことを教えていただけますか?」など、色々なパターンがありますが、必ず自己紹介をすることとなります。

当然ですが、この「Tell me about yourself」は、あなたの生い立ちや家族構成、趣味を聞いているわけではありません。

逆に「職務経歴書や履歴書に書いてあるのに、なぜ面接官はこの質問をするのだろう?」、「職務経歴書と同じことを話してしまってもいいのかな?」と考えたりしませんか?

面接官が、この質問をする意味は色々あるとは思いますが、応募しているポジション、職務、そしてあなたの過去の経験とそれらをどの程度関連付けて理解できているのか知りたいのです。

なので、当然ですが、職務経歴書に書いてあること(面接官が当然分かっている事実)をつらつらと話しても、微妙なだけです。

中には、面接官が部長職などの高いポジションの方で、履歴書にじっくりと目を通していない場合もあるので、もちろん、さらっと職歴は話した方が良いとは思います。

よって、この「Tell me about yourself」に対するあなたの答えの内容は、今までの自分の経験、あなたの仕事に対する能力、スキルや技術的にできるレベル、能力が応募している仕事にどのように有利に働くか、その会社が求めているものを即座に選別し、話していくのが良いでしょう。

また、面接官と言えども人間なので、その場の雰囲気や、温度感、お話している時に感じる雰囲気などを自分自身も感じながら面接を受けると良いです。

なぜなら、「この面接官、神経質そうだな~」とか「ちょっと意地悪な質問してくるな~」とか「この人こういう楽しそうな話した方が喜びそうだな・・・ということは、仕事でもそういう雰囲気なのかもしれない」等々、自分と言う人間と、相手という人間の相性を感じ取ることができるからです。

なので、お相手から「ぜひ一緒に働いてほしい」とお返事をいただいても、自分が気になった(気に入らなかった)場合お断りすることもできるのです。

また、面接官としては、自由形式な解答(この場合、Tell me about yourself、なので、あなたはどのような文章の組み立て方やアピールの仕方、話し方をしてもOK)にすることで、面接を受ける人が、どのように話を組み立てていくか、コミュニケーション能力があるのかを見極める意図もあると言えます。

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英語面接の自己紹介で何故その仕事に応募したのかを含めよう

個別の質問として、「なぜ弊社へ応募したのか理由をお聞かせいただけますか?」と言うように聞かれる場合もありますが、一番良い自己紹介は、

1. 自分の今までの経験や実績が、A、B、Cとあり

2. その経験に基づいて自分がこの会社に貢献できる(から)

と、伝えることです。

なぜ、面接している側の会社があなたを雇う必要があるのか?

それは、

あなたの経験や実績が、この仕事やポジションに最も適しており、

次のステップとして自分の将来のキャリア形成を考え、転職を考えている・・・だらか新しい会社で成長したい!

と言う回答が良いのではないでしょうか。

当然ですが、「なぜこの仕事に応募したのですか?(転職の理由)」という質問に対して、現職または退職している場合には前職の悪口やネガティブなことは決して言ってはいけません。

英語面接でよく聞かれる質問

英語面接に限らないはずですが、私が今まで受けた英語での面談でよく質問されたものをピックアップします。

Tell me about yourself. (あなたの事を教えてください)

これは先ほども注意深く書いた通りです。

あなたと言う人間を、仕事という側面から相手によくわかるように、実績を踏まえて自己紹介しましょう。

面接官によっては、少しプライベートの入った自己紹介を好む人も多いので、ポジションと関連付けられる場合には、趣味などもアピールしましょう。

例えば、「スポーツが大好きで毎日ジョギングをしています。スポーツシューズの販売には自分自身もいちユーザーとして興味があり、情熱を持って取り組むことができます。」等(あくまでも例です)

What are your strengths?(あなたの強みは何ですか?)

面接官がこの質問をする時は、あなたのポジティブな資質を知りたがっています。

「あなたの強み」というポジティブな側面の特徴は、企業や面接官が望むもの、または探している人材と一致しているのか?と言う部分が見られています。

ですから、面接の前に、必ず面接を受ける会社やそのポジションにどんな人が適しているのか、リサーチしてください。

企業のホームページを見るのは当然で、企業の歴史や、社会的な取り組み、売上げなど(公表して入れば)は必ずチェックしてください。

この質問では、自分自身を宣伝するチャンスですので、自分自身を売り込むつもりで回答しましょう!

What are your weaknesses? (あなたの弱みや弱点は何ですか?)

強みとは逆に、弱みも質問もあります。

強みと弱みをそれぞれ聞かれる場合もありますし、どちらか聞かれない場合もあります。

日本の面談でも良く聞かれます。

「あなたの弱みは何でしょうか?またそれをどのように克服していますか?」と言った具合です。

私の場合は、強みでもあり弱みにもなり得ることを話します。

例えば、「好きなことに集中した時の集中力や忍耐力がスゴイと思います。家族にも(こうこうこんな~と言う例を出して)言われたりします。しかし、逆に集中しすぎてしまい、時折他の事を忘れてしまう事があります」等です(あくまで例で、この回答が良いかどうかはわかりませんが)

または「プロジェクトを終了するのに、他の人よりも時間がかかると言われた事がありました。しかし、私はダブルチェックを行い、できるだけベストな状態で仕事を完了したいという強い思いがあります」等(あくまで一例です)

Where do you see yourself 5 years from now? (5年後のあなたはどうなっていると思いますか?)

この質問が、10年の時もあります。

10年って・・・結構長いですよね。私の場合は30代後半だったということもアリ、5年と言うのが割と多かったように思います。

当然ですが、結婚して子供を持ち、いい車を買って・・・とか、そういう話ではありません。

また、「会社の役員になりたい」とか「将来的には起業したい」等の、ガツガツやる気満々!な解答も嫌がられる場合が多いため、注意が必要です。(将来独立して一人前と思われるような業種は別です)

「起業ってことは、うちの会社は踏み台かあ~・・・そのうち辞めちゃうのか」とか思われますしね。

私は、若い頃はそんなことを回答してしまって失敗したことも何度もありますw

とは言え、私が以前の会社の面接で言ったことは「自分への期待値も含めて、5年後には、マーケティングマネージャーになっている、またはなれるように頑張りたい」、と言いましたww

良い回答例のいくつかとしては、

・業界で名前を知られるくらいの功績を残したい

・チームリーダーになりたい

・スキルや知識、経験を積んだ頼れる社員になりたい

などです。

What kind of salary do you expect?(どんな給与の希望がありますか?)

これは、日系企業の面接では聞かれることはほぼありませんが、外資系企業では面談の後半になってくると良く聞かれる質問です。

もちろん、ポジションの募集要項に、年収XXX~XXXと、金額のふり幅が書いてあるので、自分もそこを見て応募しているわけではありますが、必ず質問されます。

ひとつは、自分の現在の給与を例に出し、ステップアップのための転職なので、現在の給与よりももう少し多くもらえると嬉しい、と答えるパターン。

ただ、あなたの現在の給与が、低すぎる場合もあるかと思います。

給与が低すぎるから転職したい、という方も多いのが現実です(特に日本では女性の場合男性よりも給与に関してフェアじゃない場合もあるので)。

また、前職の給与は考慮しないという企業もありますので、その業界やポジション、あなたのスキルに対する給与の相場を事前に調べておきましょう。

その場合には、「業界の水準で大丈夫です」という答え方もあります。

採用側から考えると、仮に2人の候補者で迷った場合、支払い給与の低い人に採用する場合もありますし、この質問の回答の仕方によって、その人を見る面接官もいると聞きます。

企業側も、支払い可能な金額上限と言うのは、限られているわけですからあまり真剣に交渉するような姿勢は見せないほうが良いと思います。

私がむか~~~~し、一番最初に受けた外資系のデザイン事務所でこの質問をされ、あまりにも赤裸々に金額などの事を話してしまった失敗経験がありますので、ぜひ、オブラートに包みながら、かつ、自分の納得するお給料をうまい言葉で提示できるようにしましょう。

人材派遣・紹介会社経由で面談が行われる場合には、面談が終わって、入社がほぼ決定する時に人材会社の担当者が給与交渉してくれますので、その場合にはあまりガツガツする必要はありません(笑)

Do you have any questions for us?(私達へ何か質問はありますか?)

面接の一番最後に必ず聞かれるこの質問。

すでに説明を受けた内容や、後で調べればわかるような内容は絶対に質問してはいけません。

また、「とくにありません・・・」と答えるのも、応募した企業やポジションに興味がないと思われてしまう可能性が高いので、必ず質問の候補をいくつか用意しておきましょう。

いくつか例をあげます。

「このポジションの典型的な1日の例を教えていただけますか?(What is the typical day for this position?)」

「会社でオファーしているトレーニングや研修プログラムはありますか?(Does the company offer in-house training to employees? )

「次のステップを教えてください(仮にこの面接に合格だった場合の後のスケジュールを教えてください)」(What is the next step? )

最後の質問は、こちらから聞かなくても先方からスケジュールをお話してくれる場合が多いので、聞いても聞かなくても良いように思いますが、質問はひとつだけ、と決まっているわけでもないので、

例えば、「はい、2つ質問がございます。1つは~~~~」と、お話しても良いと思います。

ちなみに、私は昔働いていた日系大手グローバル電機メーカーで、私のMBA出願時にも推薦状をお願いした上司から言われたのが「はねうさぎさんの面接、今でも覚えてるよ~~。<この仕事をして長いとは思いますが、どういったところにやりがいを感じますか?>って聞かれたとき、ドキッとしたもんね!こっちが面接されてるみたいな気分だったよ!(笑)」と言う言葉。

いやね、ジョブインタビューって、仕事の面接ではあるけど、始めにも書いたように、その仕事をするのはあくまでも「人と人」なので、どのような考えや満足度を持った上司や同僚と一緒に働いていくか?って、自分にとって大事だと思いませんか?

私は、「仕事のお見合い」だと思って望んでいますw

だから、自分は面接される立場ではあるのですが、自分もその会社、上司となるかもしれない人、同僚となるかもしれない人、社長・・・をよ~く面接で見極めて、自分の経験やスキル、人間性が、より「活かされる」環境で仕事をしたほうが絶対ハッピーだと思います。

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これから英語面接を受ける方へアドバイス

これから英語で面接を受ける方は、

・自分を良く分析し

・過去の自分を受け入れて自信を持ち(営業マンは数字も用いて!)

・堂々と、アイコンタクトをしながら英語で受け答えできるように

練習(一緒に練習してくれる人がいればより良い)して、準備しましょう!

自分の面接を録音する、鏡の前で練習して顔がこわばらないようにするとか、チェックも大事です!

英語で面接を受けるくらいのレベルの方は、仮に英語の例文を事前に作って練習するとしても、いくつか自分でパターンを作れるはずです。

自分の英語が気になる方は、添削チェックしてもらっても良いと思いますが、口頭でコミュニケーションする場合には、文法が多少間違っていても大丈夫ですので、気にしすぎないようにしましょう。

また、業種やポジションにもよりますが、身だしなみはよーく見られています。

私の前の上司は「今日面接した女性、髪の毛がボサボサだった・・ちゃんと準備はしてきたと思うんだけど、今日が面接!っていう自分を売り込む日なんだから、もう少し身だしなみを気にかけて欲しかったな。本当に些細な事だけど、そういう些細なことができない人だと、仕事もだらしないんじゃないかと想像してしまうんだよね」と言っていたのを思いだします。

キビシイ一言!

面接前には、小さな鏡を持って髪の毛、歯や口元、化粧、髭、鼻毛などをダブルチェックしましょう!

音声で色々確認してみたい場合には、以下にオックスフォードオンラインイングリッシュのYoutubeを貼っておきますのでご参考にしてみてください。Good Luck!

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