本場ドイツのクリスマスマーケットに行きたい!服装や注意点など

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こんにちは!はねうさぎです。

「ドイツのクリスマスマーケットに行きたいのですが、初めてでよくわからないのでアドバイスがほしい」といった質問を多く受けるようになりました。

今日はそんなクリスマスムードも高まってきたドイツの、クリスマスマーケットに行く際の注意点をお伝えしたいと思います。

ちなみに、ドイツのクリスマス事情?は少し変わっていて、例えば、12月6日は、ドイツでは、「セント・ニコラウス・ターグ」と呼ばれ、サンタクロースがやってくる日です!

「え?サンタクロースはクリスマス・イヴに来るんじゃないの?」と、思う方もいらっしゃるかもしれません。

詳細は別の記事に書いていますので、以下をご参考にしてくださいね。

また、ドイツ語の面白いところなんですが、一般的な「クッキー(Die Kekse)」という言葉があるにも関わらず、クリスマス用に焼く「クリスマスクッキー」は、Weihnachtsplätzchenという全く別の言葉が存在します。

それくらい、ドイツ人にとってのクリスマスは特別なんですね~。

では、クリスマスマーケットでの服装や注意点をお伝えします。

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【ドイツのクリスマスマーケット】とにかくたくさんのクリスマスマーケットを回りたい!

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ドイツ国内や、隣国にお住まいの方なら納得すると思いますが、日本人観光客のひとつのパターンとして、「とくかく沢山、とにかく詰め込んで、一回の旅行でたくさんのクリスマスマーケットに行ってみたいんです!」という傾向があげられます。

フルタイムで働いている方だと有給休暇が取りにくく、また、休暇がとれたとしても1週間、ラッキーなら2週間。

それも年末の忙しい時に、休暇か?!という肩身の狭い思いをして有休をとる方もいることでしょう。

そんな日本の事情を考えれば、「とにかくたくさんのクリスマスマーケットを回りたい!」というのも理解できるんですが、多くの方の旅行計画が、本当に「それで本当に良いの?」っていう感じなんです。

例えば、「ベルリン~フランクフルト~ミュンヘン」のクリスマスマーケットを回る予定ですが、途中でオススメの街に立ち寄りたい。ドレスデン、ウルムへは可能ですか?」とか・・・。

もちろん、きちんと調べて計画を立てる方が多いと思いますが、こういった質問をする方は、地図を見ないで旅行計画を立てるみたいで、少しびっくりしてしまいます。

日本人の感覚で、「ドイツって小さい国」って思っている方もいるようなんですよね。

※興味深いことに、ドイツ人の多くは「日本は小さい国」と思っている人が多いです。

もちろん、ドイツは日本よりは国土面積は少ないですが、日本とほぼ変わらないのです。

例えば、「東京、京都、大阪、広島を1週間でまわりたい」と言っているようなもので、もちろん、新幹線を駆使すれば不可能ではないですが、計画が無謀なことは、この例でなんとなくわかるのではないかと思います。

沢山のクリスマスマーケットを回りたいのは理解できますが、もし沢山回りたいのであれば、1つまたは2つの主要都市にプラスして周辺の小~中規模なクリスマスマーケットと組み合わせるのがオススメです。

ドイツはアメリカと同じく連邦制ですので、16の「州」があり、主要都市も離れていることが多いのです。

また、各地域により伝統や風習が違うため、大きなクリスマスマーケットだけでなく、小さなマーケットでも、ユニークなハンドメイド小物を販売していたりするので、比較してみても面白いです。

つまり、「欲張りしすぎず、地図で調べて計画的にコンパクトに回るのが良い」ということです。

【ドイツのクリスマスマーケット注意点】クリスマスマーケットに行く時間帯に注意しよう

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ベルリンやミュンヘン、フランクフルトやドレスデンなどの都市でのクリスマスマーケット、また、ニュルンベルクやローテンブルクなどの「クリスマスマーケットとして有名な街」では、規模も大きく、イベントやお店・屋台も多いので、昼間に行っても十分楽しめますが、ほとんどのクリスマスマーケットはやはり夜が主流です。

客層も、昼間は観光客や親子連れなどが多いのに対して、夕方から夜にかけては地元の会社員や公務員が仕事の後にたちよったりします。

日没あたりからは教会やツリーなどもライトアップされるので、雰囲気も全く異なります。

逆に言うと、小さな町のクリスマスマーケットに昼間行ったら、「ちょっと物足りないかも・・・?」と思う可能性もありますが、逆にスタンドの店員さんにも余裕があるので、会話を楽しみたい、という方には良いかも。

ですので、「どのクリスマスマーケットにどの時間帯に行きたいか」をよく考える必要があります。

ドイツのこの時期の日没時間は16:00前後ですので(そして冬至に向かってさらに短くなります)、17:00にはもう薄暗くなっています。

大きなクリスマスマーケットなら、例えば15:30頃に出かけて、夕方~日没後の3度楽しめる感じを味わっても良いですね。

お店や屋台を見ながらダラダラ歩いていると、意外と足も疲れますので、滞在時間なども考慮しましょう。

ドイツでクリスマスマーケットに行くときの服装の注意点

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比較的穏やかな気温の日もあれば、極寒の日もあるドイツの冬ですが、夕方から夜にかけてはどこも寒いです。

また、北ドイツは西南ドイツよりも数度気温が低いですし、伝統的なクリスマスマーケットを開催している地域は標高が高かったりもするので、防寒対策はしっかりとしていきましょう!

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まず、手袋、帽子は必須です!

頭と耳が温かいと、大分体感気温が違いますよ!

耳あてや、ヘアバンドのようになっていて、額と耳だけ覆うことのできるものもあるので、帽子をかぶるとヘアスタイルが・・・っていう場合には、これらもオススメです。

当然ですが、日本人の国民服?!といっても過言ではない、ユニクロのヒートテックの部類は必須です。

私は、「極暖」というヒートテックの厚めの下着を重宝しています。

これ、かなりお勧めです。

そして、忘れてはいけないのは足元です。

足元が寒いと、体がすぐに冷えてしまいますので、温かい厚手のソックスにロングブーツがオススメです。

温かいタイツをはいて、その上からパンツでもいいですし、スカートで行きたい女性の方は、腹巻きつきのタイツなんかも良いと思います。

男性で、長いブーツを持っていないという方は、温かいハイソックスも◎。(ドイツには男性用のあったかハイソックスも販売されていますので現地で購入するのもお勧め)

もちろん、風を遮る素材の長めのダウンジャケットや厚めのコートは必須です。

タートルネックのセーターや、マフラーで首の部分を覆うと、より良いですね!

寒い中でいただくグリューワイン(ホットワイン)は最高においしいです。最近はイロイロなフレーバー、オーガニックのホットワインなどあり、どれを飲もうか迷ってしまうほどです。

ドイツ現地のクリスマスマーケットでの防犯対策

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日本でどれくらいニュースになっているかわかりませんが、最近ドイツでは事件が多く報道されています。

クリスマスマーケットへのお出かけは、ドイツ人も大好きなイベントですので、ほっこり温まる穏やかでハッピーな雰囲気がありますが、大都市や大きなクリスマスマーケットでは、全世界から観光客があつまりますし、若者が集まってパーティーがはじまっちゃってるバーも見かけますので、注意が必要です。

特に日本人や中国人観光客はお金をたくさん持っている・・・と思われていますし、小柄で狙われやすいです。

また、若い女性で、一人で旅行を計画している方は、レイプ被害(最悪殺害される)には十分気を付けましょう。

特に週末、大きなクリスマスマーケットに行くと、体の大きなドイツ人たちに紛れて、おしくらまんじゅう状態になる場合も。

ゆっくりとクリスマスマーケットを楽しむこともできない上にストレスフル、さらにスリへの警戒が必要です。

とは言え、クリスマスマーケットでは、高級店を除き、ショップや屋台ではクレジットカードは使えませんので、かならず現金を用意しておきましょう。

ドイツのクリスマスマーケットで飲みたい!ホットワインを購入する時の注意点

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寒い中、グリューワイン(ホットワイン)で温まるのは幸せな時です。

ドイツのクリスマスマーケットでグリューワインを購入する際は、デポジット制であることがほとんどです。

飲み終わったカップをお店に持っていくと、デポジットが返金されます。

これは、ホットワインに限らず、通常のワイン祭りなどでも、グラスはデポジット制ですので、覚えておくと良いかも。

大抵のカップは2~3ユーロに設定されています。

購入の際にデポジットを確認しましょう。大抵は、お店に張り紙がしてあります。

ホットワインのグラスやカップは、街やお店によってデザインが違います。

毎年集めている方もいますし、集めていなくてもカップを返却しなければ、そのまま持って帰ることが可能です。

カップを持ち帰ることを想定している場合には、ビニール袋と新聞紙(ティッシュでもOK)をお忘れなく!

近年は、このデポジット問題と衛生面での不安を取り除くためにサーモボトルなどの「マイカップ」を持参してクリスマスマーケットに行くドイツ人も見かけます。

行きたいクリスマスマーケットの事前情報を入手し、防寒対策万全で、メルヘンなドイツのクリスマスマーケットを思いっきり楽しんでくださいね。

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ドイツ最古!ドレスデンのクリスマスマーケットをレポート
ドイツ三大クリスマスマーケットを言われている、ドレスデンのクリスマスマーケット。「ドイツ最古」と言われているほかに、なぜドレスデンのクリスマスマーケットの評判が良いのかも、分析してみたので、これから行ってみたいと思っている方から、来年こそ・・・いつかきっと!と思っている方まで、ご参考になればいいなと思います。

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