安宿?それともラグジュアリー?ラオスで宿泊したホテルを全公開!

こんにちは!はねうさぎです。

東南アジアの旅行で気になるのが、宿泊する場所だと思います。

安全なエリアなのか?

清潔度は?

スタッフの対応や英語力は?

近くに安くておいしいレストランやバーはある?

駅やバス停からの距離は?

価格は?

等々、旅行者にとって気になるポイントがありますよね。

今回は、私たちがラオスで宿泊したホテルをすべて公開し、私個人的な感想をお伝えしたいと思います。

支払った金額や設備、サービスは、シーズンや宿泊人数、換金レートによって違うと思うので、そこはご理解ください。

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目次

【ヴィエンチャン】Hotel Khamvongsa(ホテル カンボンサ)

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参照:agoda.com

2019年12月時点でトリップアドバイザーの、ヴィエンチャンでのホテルランキング4位のHotel Khamvongsa(ホテル カンボンサ)。

フランス統治時代の建造物を改築してホテルにした、コロニアルスタイルの中小規模の宿です。

なので、建物のデザインや内装はそこそこオシャレ。

エアコン、ミニバー、無料Wifi、無料ミネラルウォーター2本、朝食付き、スタッフはフレンドリーで英語は問題なく通じましたが、観光名所の質問をしてもあまり観光をしたことが無いのか、あまり的確な解答を得られず、行きたい場所を間違って伝えてもらったために、タクシーを2回使う羽目になってしまったりしたので、そこはちょっとマイナス。

この「英語力」に関しては、今回の旅全体的に言えることなのですが、ホテルや飲食店などではもちろん英語が通じるのですが、サービス業に徹底した英語力だけなので、

例えば

「オススメは何?」

「メニューの中であなたが一番好きなのは?」

「この観光地に行こうと思うんだけど、どういう場所がオススメかな?」

「10年前に比べると観光客に変化はある?」

「あなたの国の経済成長状況をどう思ってる?」

などと言うちょっとしたチワ話を振ると、途端に「?????!」となるので、限られた人しか英語できちんとした会話はできないのが現状なんだな・・・と感じました。

また、サービスすることにあまり慣れていないのか、お客さんの人数よりスタッフが多いんじゃないか?と思うくらい人員配置がされているのに、所作がのんびり・・・というか遅いというか、きびきびした働き方ではなかったです。

東南アジアならではの特徴なのでしょうか。

シャワーとトイレの仕切りの部分が微妙で、すぐに床が汚くなってしまうのは、東南アジアの宿にありがちなので仕方ないのですが、一人旅でなくて2人で旅行しているので、2人がシャワーを使うと結構厳しなあと思いました。

気にならない方は問題ないと思います。

空港からはタクシーを利用しましたが、ヴィエンチャン市内の観光にも便利な立地で、ナイトマーケットへも歩いていける距離でした。

朝食は、アジアン、ウェスタン、南アメリカン、フレンチと4つのスタイルの朝食から選べ、私はウェスタンを、はねうさ夫は南アメリカンをチョイス。

ウェスタンとフレンチの違いが判りませんが、詳細はメニューに書いてありました(少し記憶が微妙ですみません)。

印象としては「おいしくもないがまずくも無い」といったところ。

ジュースが何種類かから選ぶことができたので、私はパイナップルジュースを選んだのですが、茶色の液体が出てきて「これはパイナップルジュースですか?!」と思わず聞いてしまいました。

お味もなんだか微妙だったし、おなかを壊したくなかったので、1~2口飲んで、あとは残しました。

なんとなくですが、こういう時は「アジアン」を選択するのが賢いような気がします・・・。

ホテル・お部屋の清潔度:★★★★☆
エアコン機能・取付位置:★★☆☆☆
朝食:★★☆☆☆
スタッフ:★★★☆☆
立地:★★★★☆
ヘアドライヤー:有り(受付で質問して貸してくれた)
私たちが支払った金額:約50ユーロ

●ホテル カンボンサ公式ホームページ
https://hotelkhamvongsa.com/

【ヴァンヴィエン】The Elephant Crossing Hotel

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参照:agoda.com

ヴィエンチャンからミニバスに揺られて18:00頃到着したヴァンヴィエン。

夕日がとってもきれいでした^^

スペイン、中国、フランス、イタリア、ドイツそして日本人の私を含む満員御礼15人を乗せて、山道をくねくねと走りながら、一時は舗装されていない山道に大型トラックが立ち往生していたため、私達も通過が厳しかった場所などがあり、乗っていたフランス人がドライバーに「運転が危険すぎる!」と文句を言うほどでしたが、何とか全員無事に生きて到着することができました(笑)

今だから笑えるけど・・・(死んじゃうかもしれなかった)

私たちは、ホテルを事前予約していなかったので、そのままバスの降ろされた場所からメイン通りまで歩き、この「The Elephant Crossing Hotel(ザ エレファント クロッシング ホテル)」を発見。

ロンリープラネット(Lonly Planet)の英語版ガイドブックで調べると、そこでもオススメされていたので、その日に空き部屋があるかホテルに聞いてみることにしました。

2つの部屋を見せてもらい、最上階の眺めのいいお部屋に1泊することにしました。

ザ エレファント クロッシング ホテルの良いところは、ナムソン川沿岸にたたずむホテルで、美しいナムソン川と、まるで水墨画のような山の景色を望むことができるお部屋とレストランがあること。

お庭も素敵で、お部屋にはバルコニーがあり、山に沈む夕日を眺めるととてもロマンチック。絶景ですよ!

スタッフはラオス訛りが強いものの、英語も堪能でフレンドリー。

ホテルの名前の通り、その昔は本当にこの川を野生の象たちが渡っていたんだとか。

今は少なくなってしまった象を保護する活動に積極的に取り組んでいるとのことでした。

こちらのホテルの難点は、シャワーのお湯が出るのにかなりの時間がかかる事。水圧もあまり強くなかったです。

紙の長い女性、そして私達髪の毛が太くて多いアジア人には、このシャワー環境はきついよなあ・・・というのが正直なことろ。

また、お庭があるからだと思うのですが、結構蚊がいるので虫よけ必須です!

ホテル・お部屋の清潔度:★★★★☆
エアコン機能・取付位置:★★★★☆
朝食:★★★☆☆
スタッフ:★★★★☆
立地:★★★★★
ヘアドライヤー:有り(ただし、かなり古い!)
私たちが支払った金額:約50ユーロ

●The Elephant Crossing Hotel公式Facebookページ
https://www.facebook.com/TheElephantCrossingHotel/

【ヴァンヴィエン】Inthira Vang Vieng(インティラ・ヴァンヴィエン)

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© haneusagi.com

ヴァンヴィエンに2泊することに決めた私たちは、エレファントクロッシングホテルを2泊予約するか迷ったのですが、空き状況を聞いてみたら1泊しかできなかったのと、お部屋から隣のホテルのプールが見えてとても良さそうだったので、エレファントクロッシングホテルの隣に位置している「Inthira Vang Vieng(インティラ ヴァンヴィエン)」に1泊することにしました。

エレファントクロッシングホテルにチェックインした後にすぐにこのインティラに向かい、お部屋の空き状況を確認したのですが、空いているいるお部屋がデラックスルーム1泊130ドルの客室と言われ、「Agodaで予約するのが一番安いですよ」と言われてしまいました。(Agodaだと100ユーロくらいになる)

エレファントクロッシングホテルのお部屋にパスポートや携帯電話を置いてきてしまっていたので、「わざわざホテルに戻って予約するのも面倒くさいし・・・どうする??」と2人で話していたところ、ジュニアマネージャーと言いう方が来て状況を把握し、特別にAgodaと同じ価格でOKと言ってくれました。

結果として、このジュニアマネージャーのいたるところに行き届いたおもてなしが、このホテルでの滞在をかなり心地よく記憶に残るものとしてくれたので、このホテルはすごくお勧めできます。

このジュニアマネージャーがすごく良い方で、気配りもスゴイし、ヴァンヴィエンの良さを残しつつ、発展させたい気持ちが伝わってきました。

英語でラオスの観光経済状況や、他の観光地、中国資本の介入などなど、経済的な話もきちんとすることができて興味深かったです。

ホテル自体は、2017年にできたばかりのホテルなので、設備は新しくモダンなデザイン。

シャワーもバスルームも問題なしで、川と山を臨めるお部屋からの眺めは最高!お部屋にバルコニーもついており、プール、レストラン、無料朝食、無料Wifiも完備で立地、設備、サービスは文句なしです。

ホテルのオーナー自らがデザインしたという建物と客室は、ひとつひとつのお部屋がコンクリートボックスのような設計になっていて、お部屋の壁が独立しているため、隣のお部屋の音が聞こえることはありません。

また、日中とても暑いラオスですが、植物で建物全体を覆い、日陰を作ることで涼しくする手法をとっているので、建物の通路は風通りもよく快適でした。

スタッフは良くトレーニングされているという印象で、全員ビジネスマナーはもちろんですが、英語も堪能、サービスも良かったです。

何より、ラオスの若者が楽しそうに働いているのを間近で見るのは、微笑ましくて好感が持てました。

このホテルは、また泊まってみたいと思うホテルのひとつとなりました。

せっかくなので連泊をお勧めします。

ホテル・お部屋の清潔度:★★★★★
エアコン機能・取付位置:★★★★★
朝食:★★★★☆
スタッフ:★★★★★
立地:★★★★★
ヘアドライヤー:有り
私たちが支払った金額:約100ユーロ

●Inthira Vang Vieng公式ホームページ
https://www.inthirahotels.com/vangvieng/

ちなみに、ヴァンヴィエンには、10ユーロ前後から宿泊できるゲストハウスから、上を見れば1泊300ユーロ以上のラグジュアリーホテルもありますので、旅行スタイルや希望、予算に合わせて宿泊場所を選ぶと良いと思います。

【ルアンパバーン】Phounsab Guesthouse(ポウンサブ ゲストハウス)

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参照:agoda.com

ルアンパバーンの旧市街地メイン通りのSisavangvong Road沿いにあるゲストハウスで、立地は最高です。

私たちは、ミニバスでヴァンヴィエンからルアンパバーンまで移動したので、バスを降りてから少し歩いて、ナイトマーケットを通り抜け、なんとなくこちらのゲストハウスが気になったのでお部屋を見せてもらって決めました。

ルアンパバーンは、たくさんのゲストハウスがあるので、予約なしで直接いったとしても、お部屋を見せてもらいながら価格交渉しても問題ないです。

エアコン、ホットシャワー、無料ミネラルウォーター2本、無料Wifi付きで、お部屋は少し古い感じでしたが清潔で、1泊2人で30ユーロ切っていたので、悪くないと思います。

2泊目には、同額で2階の少し良いお部屋に移してもらえました。

朝食はついていませんでしたが、お茶やコーヒーは24時間いつでも飲めると言われました。

スタッフはフレンドリーですが、人によってちょっと厳格な感じの人もいたので、まあ、可もなく不可も無くといったところ。

ちなみに、このゲストハウスの入り口にある看板に、日本語で「空き室あり」と書いてあるのですが、スタッフさんで日本語を話せる方はいませんし、その文字が日本語だと伝えたら驚いていました。謎です。

立地は最高で、ナイトマーケットまで歩いて過ぐ、托鉢のスポットもすぐ、プーシーの丘や宮殿もすぐで、周囲にはレストランやカフェが点在していたので、とても便利でした。

ただ、ラオスは東南アジアの中でも後進国であるにもかかわらず、ルアンパバーンは結構物価が高くて驚きました。

国立公園に行った時に知り合ったドイツ人の女の子は、なんと1泊2ドルの宿に泊まっている(朝食込み!)と言っていたので、ルアンパバーンは、安宿~ラグジュアリーホテルまでそろっている観光地と言ってよいでしょう。

ホテル・お部屋の清潔度:★★★★☆
エアコン機能・取付位置:★★★★☆(朝晩は涼しくあまり使用しませんでした)
朝食:ついていませんでした
スタッフ:★★★☆☆
立地:★★★★★
ヘアドライヤー:有り
私たちが支払った金額:約30ユーロ

●Phounsab Guesthouse(ポウン サブ ゲストハウス)公式ホームページ
http://phounsab-guesthouse.luangprabanghotels.net/en/

ラオス人は意外と観光客に慣れていてクールに対応してくれる

ラオスで宿泊したホテルは全部で4件。

私たちが宿泊したホテルをお伝えしました。

今回のラオス旅行では、私たちは、到着日のホテルを1泊だけ事前にオンラインで予約しておいて、その後は、旅程を考えながら直接ホテルに行って直接交渉する旅行スタイルをとりました。

初めて行く国で、街と町の移動手段や必要な日数、天候や体調など、不明確なことが多かったので、現地で決めよう、と話し合っていました。

最近は、後進国と言えども、ほとんどの人がスマートフォンを持っているので、インターネットやスマホのアプリを利用した便利でリーズナブルなサービスを受けられる特典もあるようで、多くのホテルやレストラン、カフェには無料Wifiが完備されていました。

旅行ガイドブックを持ち歩いていく私達夫婦はかなり古風ですね・・・(笑)

ちなみに、ラオスは宗教上なのか国民性なのかわかりませんが、タクシーなどでぼったくられたり、ツアーでだまされたりと言ったことは一切なかったので(人によるかもですが)、その辺も安心して旅行できると思います。

もちろん、事前に他の旅行者と情報交換したり、ホテルで働いているローカルのラオス人にタクシー料金の相場などを聞き込みしておくとより良いと思います。

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この記事を書いた人

旅行、おいしいもの・ワインが大好きのドイツ在住40代。旅行、デザイン&アート、国際結婚ネタ、語学学習(英語・ドイツ語)のヒントをお届けします。20代後半にアメリカでインターン経験。現在はフリーランス翻訳家。ひょんなことから2017年7月11日より南ドイツ在住。干支と小動物風な行動により、幼少時に父親から「うさ」と呼ばれて育つ。その最愛の父は2021年に他界。気ままに書いてます~
プロフィール詳細は「はねうさぎ」をクリックしてね!
★TabiTabiさんに寄稿した「旅行記」
https://tabi-two.com/posts/9

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